186 / 275
その後
騎士団長だって本気の恋をする16 オウマ視点
しおりを挟む
「見慣れた天井だ………」
目が覚めたら見慣れた天井が見えた。
あれ?
俺アムカさんにスイートルームで抱かれたよね?
ちゃんと心も体もアムカさん専用の女の子にして貰っちゃったよね?
でも今ベッドで寝転んで見えているのは見慣れた天井。
しかもこのベッド使い慣れた感がある。
ここ、ミヤハル様の家じゃない?
んでもって未だに置いていてくれている俺の部屋だわ。
え、え何がどうなってんの?
俺、夢見てた?
うわぁぁぁぁあぁっ恥ずかしい!
恥ずかしさで死ねる!!
でも気持ちよかったなぁ。
夢での快楽って現実の10倍あるって噂本当だったんだ。
いや、なんせ本当に気持ちよかったんだもん。
でも夢ならファンタジーじゃん。
破瓜の痛みまで再現しなくても良くない?
思考がぐるぐる回る。
何か体もだるいし、水でも飲もう。
喉も痛い気がする。
風邪でも引いてあんな夢見ちゃったのかな?
あんな恥ずかしい夢は2度と見ないよう、これから娼館に通う回数を増やそう。
あの夢は、恥ずかしすぎる!
あ~今日からアムカさんの顔見れないよぉ………。
喉の痛さを意識すると余計に水が飲みたくなった。
ベッドから起き上がろうとして、
「いったぁぁぁぁぁぁっぁあぁい!!」
悲鳴が出た。
何この痛み?
腰痛い!
太腿の裏の筋肉痛い!
更に人には言えないところが痛い!!
「3日間気絶しとったで、随分抱き潰されたみたいやなぁ」
あ、この耳に良く通る聞き覚えのある声は。
「ミヤハル様!おれどーなったんの!?」
「アムカに抱き潰されて意識失のうてたんや。さすがにアムカも何日も自宅でオウマを面倒みられへんから、ウチの所に連れて来たんよ」
成程。
俺3日間気絶してたんね。
そりゃ誰かに預けないといけないよね。
アムカさんにだって仕事あるし。
まぁ俺はサボリ癖があるから何日か仕事してなくても誰も気にしないんだけどね。
「で、どうやったぁ処女喪失は?」
あ、ミヤハル様愉快犯モードだわ。
アムカさん、ミヤハル様に全部話しちゃったのかな?
どこまで話しても大丈夫なんだろ?
「まぁ致している時以外は覗いとったから大体分かっとるけど、随分可愛い女の子をしていたやないか」
「み、見てたの!?」
「ユラ姉ちゃんと一緒に見とったで。斜め後ろの席にウチら居ったん気付かんかったんやなぁ。随分楽しんだようやね。養い子の幸せを育ての親にとっても幸せなもんや。2人が一気に幸せになれて良かったわ」
あ、そうか。
ミヤハル様からしたらアムカさんでさえ養い子なんだったわ。
忘れてたけどこの人長生きなんだよなぁ。
見た目もやる事も子供っぽいから忘れがちなんだけど。
オトナモードの時は凄く頼りになるんだけどね。
「ん~と、取り合えず無茶苦茶痛かったです。その後無茶苦茶気持ち善かった………」
顔が赤くなるよ。
事後報告って親にするもんなのかな?
まぁミヤハル様に常識は通用しないから良いか。
「ほぅほぅ、アムカはS気があるからな。マグロでも喜んで抱いてくれたやろ?」
「確かに俺マグロだったですわ。ソレはソレで良いんだアムカさん」
「その内奉仕させるため調教されるだろうから、今のうちにノーマルプレイを楽しんでおくと良いで」
「その情報は聞きたくなかったのね………」
俺、調教されちゃうんだ。
もっともっと女の子にされちゃうんだ。
そう考えたら下腹がキュン、て疼いた。
「発情はアムカの前でせーや。今自分トロトロの雌顔やで?」
「嘘、マジ!?」
「あいつはしつこいから嫉妬の対象になるなんて御免やで。これから気ぃつけるんやな、で、喉に優しい果実水でも持ってきたるわ。キンキンに冷えたヤツな」
「有難うございます」
そう言えば俺の声凄い枯れてる。
どんだけ鳴かされたかコレで分かっちゃうよね。
「今年の新刊は愉しみやなぁ」
部屋から出ていく直前に、ミヤハル様はニッと笑ってそんな事を言った。
つまり俺がモデルってことなんね?
ユラ姐の原稿手伝わせる訳ね?
自分がモデルのBL漫画の手伝いとか何ソレ辛い!!
取り合えずユラ姐が来るまでには自宅に帰ろうと俺は決心した訳です。
目が覚めたら見慣れた天井が見えた。
あれ?
俺アムカさんにスイートルームで抱かれたよね?
ちゃんと心も体もアムカさん専用の女の子にして貰っちゃったよね?
でも今ベッドで寝転んで見えているのは見慣れた天井。
しかもこのベッド使い慣れた感がある。
ここ、ミヤハル様の家じゃない?
んでもって未だに置いていてくれている俺の部屋だわ。
え、え何がどうなってんの?
俺、夢見てた?
うわぁぁぁぁあぁっ恥ずかしい!
恥ずかしさで死ねる!!
でも気持ちよかったなぁ。
夢での快楽って現実の10倍あるって噂本当だったんだ。
いや、なんせ本当に気持ちよかったんだもん。
でも夢ならファンタジーじゃん。
破瓜の痛みまで再現しなくても良くない?
思考がぐるぐる回る。
何か体もだるいし、水でも飲もう。
喉も痛い気がする。
風邪でも引いてあんな夢見ちゃったのかな?
あんな恥ずかしい夢は2度と見ないよう、これから娼館に通う回数を増やそう。
あの夢は、恥ずかしすぎる!
あ~今日からアムカさんの顔見れないよぉ………。
喉の痛さを意識すると余計に水が飲みたくなった。
ベッドから起き上がろうとして、
「いったぁぁぁぁぁぁっぁあぁい!!」
悲鳴が出た。
何この痛み?
腰痛い!
太腿の裏の筋肉痛い!
更に人には言えないところが痛い!!
「3日間気絶しとったで、随分抱き潰されたみたいやなぁ」
あ、この耳に良く通る聞き覚えのある声は。
「ミヤハル様!おれどーなったんの!?」
「アムカに抱き潰されて意識失のうてたんや。さすがにアムカも何日も自宅でオウマを面倒みられへんから、ウチの所に連れて来たんよ」
成程。
俺3日間気絶してたんね。
そりゃ誰かに預けないといけないよね。
アムカさんにだって仕事あるし。
まぁ俺はサボリ癖があるから何日か仕事してなくても誰も気にしないんだけどね。
「で、どうやったぁ処女喪失は?」
あ、ミヤハル様愉快犯モードだわ。
アムカさん、ミヤハル様に全部話しちゃったのかな?
どこまで話しても大丈夫なんだろ?
「まぁ致している時以外は覗いとったから大体分かっとるけど、随分可愛い女の子をしていたやないか」
「み、見てたの!?」
「ユラ姉ちゃんと一緒に見とったで。斜め後ろの席にウチら居ったん気付かんかったんやなぁ。随分楽しんだようやね。養い子の幸せを育ての親にとっても幸せなもんや。2人が一気に幸せになれて良かったわ」
あ、そうか。
ミヤハル様からしたらアムカさんでさえ養い子なんだったわ。
忘れてたけどこの人長生きなんだよなぁ。
見た目もやる事も子供っぽいから忘れがちなんだけど。
オトナモードの時は凄く頼りになるんだけどね。
「ん~と、取り合えず無茶苦茶痛かったです。その後無茶苦茶気持ち善かった………」
顔が赤くなるよ。
事後報告って親にするもんなのかな?
まぁミヤハル様に常識は通用しないから良いか。
「ほぅほぅ、アムカはS気があるからな。マグロでも喜んで抱いてくれたやろ?」
「確かに俺マグロだったですわ。ソレはソレで良いんだアムカさん」
「その内奉仕させるため調教されるだろうから、今のうちにノーマルプレイを楽しんでおくと良いで」
「その情報は聞きたくなかったのね………」
俺、調教されちゃうんだ。
もっともっと女の子にされちゃうんだ。
そう考えたら下腹がキュン、て疼いた。
「発情はアムカの前でせーや。今自分トロトロの雌顔やで?」
「嘘、マジ!?」
「あいつはしつこいから嫉妬の対象になるなんて御免やで。これから気ぃつけるんやな、で、喉に優しい果実水でも持ってきたるわ。キンキンに冷えたヤツな」
「有難うございます」
そう言えば俺の声凄い枯れてる。
どんだけ鳴かされたかコレで分かっちゃうよね。
「今年の新刊は愉しみやなぁ」
部屋から出ていく直前に、ミヤハル様はニッと笑ってそんな事を言った。
つまり俺がモデルってことなんね?
ユラ姐の原稿手伝わせる訳ね?
自分がモデルのBL漫画の手伝いとか何ソレ辛い!!
取り合えずユラ姐が来るまでには自宅に帰ろうと俺は決心した訳です。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3,986
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる