皇太子から婚約破棄を言い渡されたので国の果ての塔で隠居生活を楽しもうと思っていたのですが…どうして私は魔王に口説かれているのでしょうか?

高井繭来

文字の大きさ
上 下
184 / 279
その後

騎士団長だって本気の恋をする14 オウマ視点 ※R-18

しおりを挟む
 ズッ!
 ブチッ!

「い~~~~~、いったっぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁあっ!!!!!」

 アムカさんのが入って来てた。
 つーか、

 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!

「痛いっ!抜いてぇっ!裂ける、裂けちゃうよぉぉぉぉぉぉっ!!」

「落ち着けオウマ、息をしろ!」

 あまりの痛さに過呼吸気味になってる俺?
 でも、落ち着けとか落ち着ける訳ねーでしょっ!!
 こんな痛みを浴びた事ないから言えるんだよ!
 
 つーか女の子って皆初めてはこんなに痛いものなの?

 俺が特殊?
 
 アムカさんが動かずいてくれてるから今んとこ生きてる………。
 無理。
 これで動かれるとか無理。
 体が内側から裂ける!!

「オウマ、大丈夫だじきに良くなる」

「嘘だぁ!入ってるだけでこんなに痛いのにそんなん嘘なんよぉっ!」

「誰でも最初は痛い」

「そうね!世間のお姉さま方女の子方尊敬するわ!良くこの痛み我慢できるんね!!」

 う~生理的なもんだけど、涙がボロボロ零れて来た。
 寝転んでるせいで耳に生温かい水が入って来て気持ち悪い。
 でもそれより痛いのが上!
 こんなん気持ちよくなるまでにどんたけかかんの!?

 俺、男として女の子と関係持ってたけど皆気持ちよさそうだったけどアレ演技!?

 俺、あんあん声出る気がしないよ。

 さっきまであんなに気持ち良かったんに今は地獄。
 普通に怪我するのとは違う痛み。
 内側から裂かれるような痛みって馬鹿に出来んね。
 女の人はさらにこの孔から赤ちゃんまでうんじゃうんだよね?
 赤ちゃん…アムカさんのコレより数倍大きいよ?
 俺アムカさんのでもいっぱいいっぱいよ?
 世間のお母様方は凄い根性の持ち主だわ。

 なんつーか、女の人が強い理由を分かった気がする。
 男が女に勝てない訳だ。
 こんな痛い事繰り返してるんだもんね。

 慣れてくると痛くなくなるって言うけど、正直慣れるほどこの痛いのをしたくない。
 俺は金なくても体だけは売らんとこ。
 アムカさんだからこの痛み耐えられるけど、汚らしいおっさんなら耐えれんわ。
 つーかおっさん相手とか、おえ”え”え”え”………。
 想像だけで吐ける自信ある。
 今は吐いたらアムカさんに失礼だから気力で我慢するけど。

 あ、でもコレでもう俺処女じゃ無いんよね?
 だったら当初の目的果たせたし、もう処女じゃないから女としてのセックスはしなくていいや。
 俺は男として女の子抱く方が良い。
 こんな痛いのもうしたくない。

 確かに女の子として扱われてる時の感度は男の10倍はありそうだけど、痛いのでプラスマイナス0だわ。

 マジ、痛いの。
 激しい手〇ンとかした女の子ごめんね。
 コレからは女の子の孔は繊細に扱うね。
 うん、処女じゃなくなったとこで勉強も出来た。
 コレで全部がプラスマイナス0だわ。
 もう止めても良いよね?

「アムカさん、もう、抜いて?処女じゃなくなったから、もう無理して抱かんでいいよ?」

「本気で言ってるのかオウマ?」

「え、と…本気………」

 え、アムカさんなんか怖くない?
 何時もより迫力あるんですけど?
 息も荒いし、顔つきも怖い。
 やっぱ俺なんかの処女膜破るのは生理的嫌悪あったとか?
 それは少ししょげるけど、まぁ仕方ないよね。
 俺、女の子の孔があるからと言って体のほとんどは男なんし。

「無理だ。こんなに具合のいい孔に挿れて、我慢できるわけないだろう?凄いなオウマ、キュウキュウ俺のを締め付けて来るぞ?中の襞も多くて、ミミズ千匹と言うやつだな。奥の方はざらついてカズノコ天井だし、こんな名器に挿れたのは10万年以上生きて来て初めてだ。
悪いなオウマ、手加減できそうにない」

 嘘でしょぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉおぉぉっぉおっ!?!?!?
しおりを挟む
感想 749

あなたにおすすめの小説

リストラされた聖女 ~婚約破棄されたので結界維持を解除します

青の雀
恋愛
キャロラインは、王宮でのパーティで婚約者のジークフリク王太子殿下から婚約破棄されてしまい、王宮から追放されてしまう。 キャロラインは、国境を1歩でも出れば、自身が張っていた結界が消えてしまうのだ。 結界が消えた王国はいかに?

そろそろ前世は忘れませんか。旦那様?

氷雨そら
恋愛
 結婚式で私のベールをめくった瞬間、旦那様は固まった。たぶん、旦那様は記憶を取り戻してしまったのだ。前世の私の名前を呼んでしまったのがその証拠。  そしておそらく旦那様は理解した。  私が前世にこっぴどく裏切った旦那様の幼馴染だってこと。  ――――でも、それだって理由はある。  前世、旦那様は15歳のあの日、魔力の才能を開花した。そして私が開花したのは、相手の魔力を奪う魔眼だった。  しかも、その魔眼を今世まで持ち越しで受け継いでしまっている。 「どれだけ俺を弄んだら気が済むの」とか「悪い女」という癖に、旦那様は私を離してくれない。  そして二人で眠った次の朝から、なぜかかつての幼馴染のように、冷酷だった旦那様は豹変した。私を溺愛する人間へと。  お願い旦那様。もう前世のことは忘れてください!  かつての幼馴染は、今度こそ絶対幸せになる。そんな幼馴染推しによる幼馴染推しのための物語。  小説家になろうにも掲載しています。

【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?

アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。 泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。 16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。 マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。 あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に… もう…我慢しなくても良いですよね? この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。 前作の登場人物達も多数登場する予定です。 マーテルリアのイラストを変更致しました。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

聖女のわたしを隣国に売っておいて、いまさら「母国が滅んでもよいのか」と言われましても。

ふまさ
恋愛
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」  出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。  だがアーリンは考える間もなく、 「──お断りします」  と、きっぱりと告げたのだった。

聖女に負けた侯爵令嬢 (よくある婚約解消もののおはなし)

蒼あかり
恋愛
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。 聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほどだ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。 愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。 いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。 ラストは賛否両論あると思います。納得できない方もいらっしゃると思います。 それでも最後まで読んでいただけるとありがたいです。 心より感謝いたします。愛を込めて、ありがとうございました。

将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです

きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」 5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。 その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?

処理中です...