皇太子から婚約破棄を言い渡されたので国の果ての塔で隠居生活を楽しもうと思っていたのですが…どうして私は魔王に口説かれているのでしょうか?

高井繭来

文字の大きさ
上 下
183 / 279
その後

騎士団長だって本気の恋をする13 オウマ視点 ※R-18

しおりを挟む
 アムカさんが俺の左足を自分の肩にかける。
 これじゃぁ全部丸見えだよね?
 うぅ~恥ずかしいよぉ……。

「可愛いな。もうトロトロに蕩けている。そんなに早く欲しいのかオウマ?」

「言わないでぇ……」

 アムカさんて言葉責め好きだよね?
 さっきから何度恥ずかしい事言われたか。
 その度反応する俺が調子に乗せてしまうんかな?
 でも恥ずかしくて誤魔化したくなるじゃん!

「これだけ愛液が出ていれば十分だろう。オウマ、生理の時タンポンは使ったことはあるか?」

「~~~~~細いやつ、使ってる…何でそんな恥ずかしい事、聞くん?」

「どれくらいココ、使ったことあるか知っておきたくてな。優しくして欲しいだろう?」

「それは、そうだけどぉ……」

「指で弄ったことは?」

「~~~~~~あるわけないでしょ!アムカさんのエッチィッ!!」

「怒るな、お前に痛い思いをさせたくなかっただけだ。だが涙目で怒るオウマも可愛いよ」

「~~~~~~」

 誑しだぁ!
 此処に誑しが居ますよ皆さん!!
 誑しはミヤハル様だけで充分です!!!

「今俺以外の事考えただろう?お仕置きして欲しいのか?」

「考えてない!考えてない!」

 恐怖で首を千切れんばかりに振って否定した。
 嘘です、少しミヤハル様の事思い出しました。
 つーかアムカさん、お仕置きってなにするつもりなん?
 むっちゃ怖いんだけど。

「じゃぁ、俺だけ見ておけ。息を吐いて」

「うん」

 ツプリ

 うわ、細いタンポンしか入れた事なかったけど、アムカさんの指それより太いん?
 指がゆっくり侵入するけど、圧迫感が凄い。

「息吐いて」

「はっはっ」

 何時の間にか息止めてたみたい。
 口を開けて大きく酸素を取り込む。
 思い切り息を吸い込んだ時、

「んぅっ!」

 アムカさんの口が俺の口を覆う。
 舌が口の中蹂躙する。
 でもさっきので受け身のキスの仕方少しは覚えたから、鼻から息を吐きながらアムカさんの舌に自分の舌を絡めた。
 アムカさんの舌、長くて分厚くてエッチィ。
 こんなエッチィなキス、俺2000年生きて来て初めてなんよ?
 それを分かってるのか分かってないのかアムカさんはキスを手加減してくれない。

 あ~背筋ゾクゾクするよぉ……。

「2本目、入ったな」

 唇が離れるとアムカさんが言った。
 
 え、嘘!?
 俺のアソコ、指2本咥えこんでるの?
 そういえば圧迫感が増してるわ何時の間にか。

「じゃぁそろそろココで気持ちよくなろうな、オウマ」

「え、あ、やぁぁぁぁぁぁぁ~~~~♡♡」

 目の目がチカチカする。
 壁、擦られて気持ちイイ。
 女の子ってこんなに気持ち良いの?
 男として女の子抱いてる時より10倍は気持ち良いんだけど!
 アムカさんが上手すぎるだけ!?

「んあっ!」

「ここか」

 なんか凄い快感が全身に走った。
 何ソコ?

「オウマのGスポットは前の方にあるんだな。これなら処女膜破らなくても存分に弄ってやれる」

 え、処女膜まだ破れてなかったの?

「第2関節までしか入ってないよ。処女膜は俺ので破りたいからね」

 俺の顔を見て察したらしいアムカさんがそう言った。
 えええええじゃぁ本番はもっと気持ち良いの?
 俺頭おかしくならない!?

「さぁ、一回行こうか」

「ひゃぁぁあぁっぁぁぁん!!!」

 ぐちゅぐちゅと俺の女の子の孔弄られて、俺はあっけなく達した。
 膝ががくがくして太腿の裏がつりそうだ。
 何、この気持ち良いの?

「ん、よしよし大分体の力が抜けたな。じゃぁ本番行こうか。ちゃんと俺ので女の子にしてあげるよオウマ」

 耳元で囁かれてゾクゾクする。
 絶対アムカさん俺が耳弱いの知ってて(俺も今日知ったよ)やってるよね?
 アムカさんSっぽい、いやSだわ。

 指が引き抜かれて、なんか凄く硬いものが俺の女の子の孔の入り口に当てられた。

「痛かったら俺の肩を噛んでも良いからな」

 そして、指とは比べ物にならないほどの太くて長くて硬いものが俺の体の中に侵入してきた。
しおりを挟む
感想 749

あなたにおすすめの小説

リストラされた聖女 ~婚約破棄されたので結界維持を解除します

青の雀
恋愛
キャロラインは、王宮でのパーティで婚約者のジークフリク王太子殿下から婚約破棄されてしまい、王宮から追放されてしまう。 キャロラインは、国境を1歩でも出れば、自身が張っていた結界が消えてしまうのだ。 結界が消えた王国はいかに?

そろそろ前世は忘れませんか。旦那様?

氷雨そら
恋愛
 結婚式で私のベールをめくった瞬間、旦那様は固まった。たぶん、旦那様は記憶を取り戻してしまったのだ。前世の私の名前を呼んでしまったのがその証拠。  そしておそらく旦那様は理解した。  私が前世にこっぴどく裏切った旦那様の幼馴染だってこと。  ――――でも、それだって理由はある。  前世、旦那様は15歳のあの日、魔力の才能を開花した。そして私が開花したのは、相手の魔力を奪う魔眼だった。  しかも、その魔眼を今世まで持ち越しで受け継いでしまっている。 「どれだけ俺を弄んだら気が済むの」とか「悪い女」という癖に、旦那様は私を離してくれない。  そして二人で眠った次の朝から、なぜかかつての幼馴染のように、冷酷だった旦那様は豹変した。私を溺愛する人間へと。  お願い旦那様。もう前世のことは忘れてください!  かつての幼馴染は、今度こそ絶対幸せになる。そんな幼馴染推しによる幼馴染推しのための物語。  小説家になろうにも掲載しています。

【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?

アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。 泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。 16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。 マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。 あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に… もう…我慢しなくても良いですよね? この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。 前作の登場人物達も多数登場する予定です。 マーテルリアのイラストを変更致しました。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

聖女のわたしを隣国に売っておいて、いまさら「母国が滅んでもよいのか」と言われましても。

ふまさ
恋愛
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」  出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。  だがアーリンは考える間もなく、 「──お断りします」  と、きっぱりと告げたのだった。

聖女に負けた侯爵令嬢 (よくある婚約解消もののおはなし)

蒼あかり
恋愛
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。 聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほどだ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。 愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。 いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。 ラストは賛否両論あると思います。納得できない方もいらっしゃると思います。 それでも最後まで読んでいただけるとありがたいです。 心より感謝いたします。愛を込めて、ありがとうございました。

将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです

きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」 5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。 その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?

処理中です...