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その後
近未来からの来訪者3
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「色々当たってみたけどこの付近の古代種の仕業じゃなさそうよ?」
きっかり夕食タイムに間に合わせて来たユラさんは流石です。
美味しいもの逃さない精神、見習いたいと思います。
それにしても付近の古代種を当たったと言ってましたが、古代種って何人くらいいるんでしょう?
そして皆が愉快犯なんでしょうか?
古代種を狙って話を聞きに行く限り、古代種の方は愉快犯が多く思えます。
「ん~でも絶対これくらい出来るのは古代種じゃないと無理やんなぁ」
モグモグと頬張っていた煮込みハンバーグを飲み込んでミヤハルさんが言いました。
古代種、色々怖いです。
あ、そうそう因みに今日の夕食のメインは煮込みハンバーグです。
鳥ミンチで作るのがみそらしいです。
エノキやマッシュルームときのこが入っていて触感も優しすぎず硬すぎず、とても美味しい逸品です。
今日の夕食
☆煮込みハンバーグ
☆マカロニサラダ
☆ゴロゴロお野菜具沢山のポトフ
☆帆立のアヒージョ
☆オリーブのピクルス
☆パン3種
・フォカッチャ
・チーズブレッド
・クルミパン
☆飲み物2種
・ルイボスティー
・白ワイン
私は飲み物はルイボスティーです。
未だにお酒は慣れません。
逆にユラさんはお酒が大好きです。
そのせいで”くろれきし”と言うやつも多いらしいです。
たまにミヤハルさんが口を滑らしてユラさんが泣いています。
これと言って仕返しの方法を思いつかないあたり、ユラさんは平和主義だなぁと何時も思います。
平和、大事ですね。
「ユラねーちゃん、ご飯の前に手洗いうがいやで」
「うっ、分かってるわよミヤハルちゃん」
多分すぐに白ワインに飛びつくつもりだったんでしょう。
言葉に詰まりました。
分かります。
人を誤魔化すのって難しいですよね。←本人とユラが特別下手な自覚が無い
そしてユラさんも定位置に座り、ご飯を食べだしました。
食べだした?
いえ、飲みだした…ですか?
「あ~、空きっ腹にアルコール最高♬」
「ソレで酔わへんのが凄いやぁユラ姉ちゃん」
「私にとってアルコールは燃料ですから」
キリッ、とした顔で言いますが恰好付く内容じゃない気がします。
そんな古代種2人の様子を眺めている私の隣で、魔王がチビチャンにご飯を食べさせていました。
苦戦しています。
あ、隣に座っていたオウマさんがひょい、とチビチャンを取り上げました。
そして見事にご飯を食べさせています。
子育て経験が生きているんでしょうね。
私も赤ちゃん魔王育てたかったです。
まぁ魔王そっくりのチビチャンを育てる日がいつか来る日が決定しているみたいですが。
思わずニヨニヨしてしまします。
後でオウマさんに子供のご飯食べさせるコツを聞きましょう。
て、言うかオウマさんいきなりどこから生えたんでしょう?
流石にミヤハルさんに育てられたかいがあって面白いものの気配を逃がさないですね。
「明日当たり【全知全能】に聞きに行きましょうか」
「ウチ嫌われとるからなぁ…素直に話してくれるやろか………?」
「大丈夫よ!アイツああ見えて結構女に甘いもの」
それはユラさんだけじゃないでしょうか?
あ、そうですよね。
そう言う顔をミヤハルさんがしています。
何で気付かないんでしょうか?
ユラさん、ニブニブといわれる私よりニブニブさんですか?
ちょっと優越感です。
そんな訳で明日も私はミヤハルさんたちと行動を一緒にします。
魔王は仕事があるので別行動です。
チビチャンはしばらくミヤハルさんが預かってくれるそうなので私も暫く一緒に居させて貰います。
魔王が表情筋を動かさないまま不機嫌な気配を出しています。
器用ですね。
でも私だって魔王のミニチュア版のチビチャン愛でたいんですよ!
恨みがましい魔王の視線をスルーして、煮込みハンバーグの残ったソースにパスタを追加してもらいました。
トマト味のパスタ旨々。
ハンバーグの肉の旨味もスープに溶けていて非常に美味しいです。
最後にゆずのシャーベットを食べて夕食が過ぎたのでした。
きっかり夕食タイムに間に合わせて来たユラさんは流石です。
美味しいもの逃さない精神、見習いたいと思います。
それにしても付近の古代種を当たったと言ってましたが、古代種って何人くらいいるんでしょう?
そして皆が愉快犯なんでしょうか?
古代種を狙って話を聞きに行く限り、古代種の方は愉快犯が多く思えます。
「ん~でも絶対これくらい出来るのは古代種じゃないと無理やんなぁ」
モグモグと頬張っていた煮込みハンバーグを飲み込んでミヤハルさんが言いました。
古代種、色々怖いです。
あ、そうそう因みに今日の夕食のメインは煮込みハンバーグです。
鳥ミンチで作るのがみそらしいです。
エノキやマッシュルームときのこが入っていて触感も優しすぎず硬すぎず、とても美味しい逸品です。
今日の夕食
☆煮込みハンバーグ
☆マカロニサラダ
☆ゴロゴロお野菜具沢山のポトフ
☆帆立のアヒージョ
☆オリーブのピクルス
☆パン3種
・フォカッチャ
・チーズブレッド
・クルミパン
☆飲み物2種
・ルイボスティー
・白ワイン
私は飲み物はルイボスティーです。
未だにお酒は慣れません。
逆にユラさんはお酒が大好きです。
そのせいで”くろれきし”と言うやつも多いらしいです。
たまにミヤハルさんが口を滑らしてユラさんが泣いています。
これと言って仕返しの方法を思いつかないあたり、ユラさんは平和主義だなぁと何時も思います。
平和、大事ですね。
「ユラねーちゃん、ご飯の前に手洗いうがいやで」
「うっ、分かってるわよミヤハルちゃん」
多分すぐに白ワインに飛びつくつもりだったんでしょう。
言葉に詰まりました。
分かります。
人を誤魔化すのって難しいですよね。←本人とユラが特別下手な自覚が無い
そしてユラさんも定位置に座り、ご飯を食べだしました。
食べだした?
いえ、飲みだした…ですか?
「あ~、空きっ腹にアルコール最高♬」
「ソレで酔わへんのが凄いやぁユラ姉ちゃん」
「私にとってアルコールは燃料ですから」
キリッ、とした顔で言いますが恰好付く内容じゃない気がします。
そんな古代種2人の様子を眺めている私の隣で、魔王がチビチャンにご飯を食べさせていました。
苦戦しています。
あ、隣に座っていたオウマさんがひょい、とチビチャンを取り上げました。
そして見事にご飯を食べさせています。
子育て経験が生きているんでしょうね。
私も赤ちゃん魔王育てたかったです。
まぁ魔王そっくりのチビチャンを育てる日がいつか来る日が決定しているみたいですが。
思わずニヨニヨしてしまします。
後でオウマさんに子供のご飯食べさせるコツを聞きましょう。
て、言うかオウマさんいきなりどこから生えたんでしょう?
流石にミヤハルさんに育てられたかいがあって面白いものの気配を逃がさないですね。
「明日当たり【全知全能】に聞きに行きましょうか」
「ウチ嫌われとるからなぁ…素直に話してくれるやろか………?」
「大丈夫よ!アイツああ見えて結構女に甘いもの」
それはユラさんだけじゃないでしょうか?
あ、そうですよね。
そう言う顔をミヤハルさんがしています。
何で気付かないんでしょうか?
ユラさん、ニブニブといわれる私よりニブニブさんですか?
ちょっと優越感です。
そんな訳で明日も私はミヤハルさんたちと行動を一緒にします。
魔王は仕事があるので別行動です。
チビチャンはしばらくミヤハルさんが預かってくれるそうなので私も暫く一緒に居させて貰います。
魔王が表情筋を動かさないまま不機嫌な気配を出しています。
器用ですね。
でも私だって魔王のミニチュア版のチビチャン愛でたいんですよ!
恨みがましい魔王の視線をスルーして、煮込みハンバーグの残ったソースにパスタを追加してもらいました。
トマト味のパスタ旨々。
ハンバーグの肉の旨味もスープに溶けていて非常に美味しいです。
最後にゆずのシャーベットを食べて夕食が過ぎたのでした。
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