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その後
【本当にあったメタ的ちょっと怖い話】
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※無茶苦茶個人ごとなので読まなくても小説に差し支えはありません。
怖い話だけどちょっぴり切なくもありました。
それは書き手が布団で眠っている時だった。
玄関から書き手を呼ぶ声がする。
不思議に思って行ってみると、そこには黒いドロドロの塊が居た。
2メートルくらいの高さだ。
その黒いドロドロに人が四方八方に5~6人詰まっていた。
そして黒いドロドロの真ん中のあたりから細い手が出ている。
細い手だった。
直感で老人の手だと分かった。
その老人が言葉を発した。
『書き手ちゃん…来て………』
その言葉でこの黒いドロドロに祖母が飲み込まれているのだと直感的に思った。
引き出さないと!
その手を掴もうとした瞬間…
書き手は目を覚ました。
バクバクと心臓が激しく動いていた。
背筋もゾクゾクする。
急いで家じゅうの電気をつけて、母親を起こした。
そして母親に夢の話をする。
だけど上手く言葉が出ない。
するとパンッ、と書き手の内側から空気がはじけた。
途端に空気が清浄になった。
そして今度こそ本当に書き手は目を覚ました。
今度は現実だと確認しながら電気をつけて母親を起こす。
そして説明。
「おばあちゃんに何かあったんじゃない?」
「そうかな?」
怖かったのでやっぱり電気をつけて寝た。
そして次の日、父親から連絡が来た。
「お祖母ちゃん転んで頭打って脳内出血で入院してるわ。見舞い付いて来て」
背筋にゾゾゾと怖気が走った。
そして祖母の入院している病院へ行く。
祖母は意識がなく半身麻痺になっていた。
唯一動くのは、書き手に夢の中で差し出した右手だけだった。
手を握って「来たよ」と声をかけた。
意識がないので面会は10分ほどで終わった。
お見舞いの後書き手は体調を崩した。
その三日後、祖母が亡くなった。
書き手が何とかお葬式に行けるだけの体力が戻った矢先だった。
お葬式に出れるよう、3日間待っていてくれたのだろうか?
お葬式が終わったら書き手はまた寝込んだ。
書き手は意外と体が弱い。
扁桃腺が晴れて熱が引かなくなったのだ。
おかげで小説の更新は一切出来なかった。
でもお葬式に出れて良かった。
棺桶の中の祖母は安らかな顔だった。
綺麗に化粧もして貰っていた。
悔いのない寝顔に見えた。
そして今、ようやく微熱まで体調が戻った。
ので、現在これを書いている訳である。
たいした怖い話でもないし、身内の不幸を文章にするなんて!と思う人もいるかも知れない。
でも書き手はなくなる前に祖母が自分に会いたがって呼んでくれたことを色んな人に伝えたいと思った。
怖い夢だったけど、祖母が愛情を持ってくれていたから夢に出てくれたのだろうと思ったからだ。
明日からは体調も随分戻ったし、毎日話を上げていきたいと思っているところである。
どうせメタ発言するなら次は楽しい話題であれば良いな、と書き手は思っているのであった。
怖い話だけどちょっぴり切なくもありました。
それは書き手が布団で眠っている時だった。
玄関から書き手を呼ぶ声がする。
不思議に思って行ってみると、そこには黒いドロドロの塊が居た。
2メートルくらいの高さだ。
その黒いドロドロに人が四方八方に5~6人詰まっていた。
そして黒いドロドロの真ん中のあたりから細い手が出ている。
細い手だった。
直感で老人の手だと分かった。
その老人が言葉を発した。
『書き手ちゃん…来て………』
その言葉でこの黒いドロドロに祖母が飲み込まれているのだと直感的に思った。
引き出さないと!
その手を掴もうとした瞬間…
書き手は目を覚ました。
バクバクと心臓が激しく動いていた。
背筋もゾクゾクする。
急いで家じゅうの電気をつけて、母親を起こした。
そして母親に夢の話をする。
だけど上手く言葉が出ない。
するとパンッ、と書き手の内側から空気がはじけた。
途端に空気が清浄になった。
そして今度こそ本当に書き手は目を覚ました。
今度は現実だと確認しながら電気をつけて母親を起こす。
そして説明。
「おばあちゃんに何かあったんじゃない?」
「そうかな?」
怖かったのでやっぱり電気をつけて寝た。
そして次の日、父親から連絡が来た。
「お祖母ちゃん転んで頭打って脳内出血で入院してるわ。見舞い付いて来て」
背筋にゾゾゾと怖気が走った。
そして祖母の入院している病院へ行く。
祖母は意識がなく半身麻痺になっていた。
唯一動くのは、書き手に夢の中で差し出した右手だけだった。
手を握って「来たよ」と声をかけた。
意識がないので面会は10分ほどで終わった。
お見舞いの後書き手は体調を崩した。
その三日後、祖母が亡くなった。
書き手が何とかお葬式に行けるだけの体力が戻った矢先だった。
お葬式に出れるよう、3日間待っていてくれたのだろうか?
お葬式が終わったら書き手はまた寝込んだ。
書き手は意外と体が弱い。
扁桃腺が晴れて熱が引かなくなったのだ。
おかげで小説の更新は一切出来なかった。
でもお葬式に出れて良かった。
棺桶の中の祖母は安らかな顔だった。
綺麗に化粧もして貰っていた。
悔いのない寝顔に見えた。
そして今、ようやく微熱まで体調が戻った。
ので、現在これを書いている訳である。
たいした怖い話でもないし、身内の不幸を文章にするなんて!と思う人もいるかも知れない。
でも書き手はなくなる前に祖母が自分に会いたがって呼んでくれたことを色んな人に伝えたいと思った。
怖い夢だったけど、祖母が愛情を持ってくれていたから夢に出てくれたのだろうと思ったからだ。
明日からは体調も随分戻ったし、毎日話を上げていきたいと思っているところである。
どうせメタ発言するなら次は楽しい話題であれば良いな、と書き手は思っているのであった。
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