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その後
TSってどう思う?3
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皆の衣服はエントビースドによって魔術で調整された。
魔力を宿す”魔布”によってそれぞれのサイズに合わせたユニセックスのデザインの服を一瞬で作る。
これなら元に戻った時も安心だ。
【適応】の魔術が付与されているので、途中で性別が戻っても問題がない。
これで服の問題は無くなった。
そして見てはいけない気にされた男体化にワンピースだったユラも、ちゃんとした美青年に変わっている。
服は大切なものなのだと皆が心から思った。
「エント、似合っとるで」
「ハルも凛々しくて素敵だ」
見つめ合う最凶夫婦。
2人だけ新たな世界を楽しんでいる。
元凶の1人は強かった。
本日は眠れない夜を過ごすかも知れない。
互いのTS化した姿も好みであったらしい。
最凶だがある意味平和な夫婦である。
周りは大風に巻き込まれている時でも、この2人は何時も台風の目に居る様だ。
被害を被害と思わないし、何なら楽しんで見せる。
愛は偉大なり。
反対に元凶その2は半泣きである。
ユラは美青年になっていた。
童顔で優しい顔立ち。
男にしては小柄の体。
ユラの姿はそういう性癖の男にとっては非常に魅力的な外見になっていたのだ。
そう言う性癖の男とは?
勿論美青年・美少年を愛する男たちである。
そしてユラはこの王宮で、誰がその気があるか知っていた。
モデルにしていたのだ。
知らない筈がない。
そんな男たちの視線をビシバシ感じる。
恐怖である。
乙女の純潔すらまだ誰にも捧げていないのに、このままでは男としてバックヴァージンを奪われかねない。
男同士のあんなこんな話を描いているが、自分がその対象になるのは御免だった。
必死にオウマの陰に隠れる。
今はユラの方が大きいので隠れ切れていないが。
その初心な反応が余計に男たちの心を擽る。
頑張れユラ。
バックヴァージンを守り切れ!
ちなみに誰もユラを護ってやろう思っている者は居なかった。
未だに魔王は落ち込んでいるし、その伴侶のリコリスもまだオロオロしている。
魔王に「私は胸を気にしないですよ!」と励ましている。
うん、何か違う。
だが2人して落ち込まれるよりは良い。
面倒臭いのはユラと魔王だけで充分だ。
オウマは完全に楽しんでいる。
オウマだってミヤハルの養い子だ。
その性質が受け継がれていても疑問はない。
つまりはオウマは愉快犯である。
これからどの男を誘惑してやろうかとワクワクしている。
この男、もしかしたら今の性別で楽しめる事は楽し尽くす気かもしれない。
男の矜持?
そんなもの楽しさの前では糞くらえだ。
「誰なら捧げても良いかな~」なんて声が聞こえる。
愉快犯の許容応力半端ない。
愉快犯って怖い。
「オウマ君、お願い!私の純潔護ってね!!」
「何やユラ姉ちゃん、折角オモロイ事になったんやから楽しまんと!前立腺は男にしかないんやで!!」
「興味ある、興味あるけど!初めてが後ろ何て嫌―――――ッ!!!」
どうやらミヤハルは相当色々楽しみ抜くようである。
もう1度言う。
愉快犯怖い……。
「さて、王宮のトップがこれやし…今からどうしよかぁ?」
ソレに応えられる者はこの場には居なかった。
魔力を宿す”魔布”によってそれぞれのサイズに合わせたユニセックスのデザインの服を一瞬で作る。
これなら元に戻った時も安心だ。
【適応】の魔術が付与されているので、途中で性別が戻っても問題がない。
これで服の問題は無くなった。
そして見てはいけない気にされた男体化にワンピースだったユラも、ちゃんとした美青年に変わっている。
服は大切なものなのだと皆が心から思った。
「エント、似合っとるで」
「ハルも凛々しくて素敵だ」
見つめ合う最凶夫婦。
2人だけ新たな世界を楽しんでいる。
元凶の1人は強かった。
本日は眠れない夜を過ごすかも知れない。
互いのTS化した姿も好みであったらしい。
最凶だがある意味平和な夫婦である。
周りは大風に巻き込まれている時でも、この2人は何時も台風の目に居る様だ。
被害を被害と思わないし、何なら楽しんで見せる。
愛は偉大なり。
反対に元凶その2は半泣きである。
ユラは美青年になっていた。
童顔で優しい顔立ち。
男にしては小柄の体。
ユラの姿はそういう性癖の男にとっては非常に魅力的な外見になっていたのだ。
そう言う性癖の男とは?
勿論美青年・美少年を愛する男たちである。
そしてユラはこの王宮で、誰がその気があるか知っていた。
モデルにしていたのだ。
知らない筈がない。
そんな男たちの視線をビシバシ感じる。
恐怖である。
乙女の純潔すらまだ誰にも捧げていないのに、このままでは男としてバックヴァージンを奪われかねない。
男同士のあんなこんな話を描いているが、自分がその対象になるのは御免だった。
必死にオウマの陰に隠れる。
今はユラの方が大きいので隠れ切れていないが。
その初心な反応が余計に男たちの心を擽る。
頑張れユラ。
バックヴァージンを守り切れ!
ちなみに誰もユラを護ってやろう思っている者は居なかった。
未だに魔王は落ち込んでいるし、その伴侶のリコリスもまだオロオロしている。
魔王に「私は胸を気にしないですよ!」と励ましている。
うん、何か違う。
だが2人して落ち込まれるよりは良い。
面倒臭いのはユラと魔王だけで充分だ。
オウマは完全に楽しんでいる。
オウマだってミヤハルの養い子だ。
その性質が受け継がれていても疑問はない。
つまりはオウマは愉快犯である。
これからどの男を誘惑してやろうかとワクワクしている。
この男、もしかしたら今の性別で楽しめる事は楽し尽くす気かもしれない。
男の矜持?
そんなもの楽しさの前では糞くらえだ。
「誰なら捧げても良いかな~」なんて声が聞こえる。
愉快犯の許容応力半端ない。
愉快犯って怖い。
「オウマ君、お願い!私の純潔護ってね!!」
「何やユラ姉ちゃん、折角オモロイ事になったんやから楽しまんと!前立腺は男にしかないんやで!!」
「興味ある、興味あるけど!初めてが後ろ何て嫌―――――ッ!!!」
どうやらミヤハルは相当色々楽しみ抜くようである。
もう1度言う。
愉快犯怖い……。
「さて、王宮のトップがこれやし…今からどうしよかぁ?」
ソレに応えられる者はこの場には居なかった。
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