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その後
チビリコリスと一緒5
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朝食を食べ終えたリコリスは、現在図書室でミヤハル達に絵本を読んで貰っている。
何故かオウマとユラも居る。
何故だ……?
そんなの楽しいからに決まっている。
現在魔王は執務中だ。
リコリスの相手は出来ない。
いや、リコリスは聡明な子供なので騒いだり邪魔したりしないだろう。
だが魔王の集中力が下がる。
ついでに魔王はリコリスの事になるとIQも下がる。
別のモノが子守したほうが効率が良い。
そして心から信頼して頼めるのは…兄のエントビースドだけだったのだが………。
エントビースドがミヤハルの頼みを断わるはずがなかった。
そしてミヤハルが動かない訳がなかった。
ちゃっかりエントビースドからチビリコリスを受け取りユラと共に図書室へ行ってしまった。
何故しれっときているのだ、もう1人の古代種!?
そして何故お前もそこに居るオウマ!?
答えは簡単だ、面白そうだからである。
と、言うか今回もチビ化させさせたのは、ユラの持ってきたマジックアイテムなのだ。
前回魔王をチビ化させたのと同じものである。
知り合いの古代種から入手したこのアイテム。
楽しい事この上ない。
このアイテムを作った古代種、ミヤハルとユラの知り合いで【全知全能】と呼ばれている。
3人は割と仲が良い。
ミヤハルは【全知全能】の天敵であるが、ユラが間に入ると割と楽しくやれるのだ。
数億年生きてきた仲。
ちょっとしたお願いなら【全知全能】も聞いてくれる。
ちなみに【全知全能】がお願いを聞いてくれるのはユラにだけであることを、古代種の中でユラだけは知らない。
喪女で腐女子で若干コミュ障なユラは、自分の恋愛事情にとことん鈍かった。
哀れ【全知全能】
ちなみに彼が報われることはこの先無い。
それにしても腐女子と図書室と幼児。
恐ろしい組み合わせである。
もしかしたら禁書庫の扉を開いてしまうかもしれない。
それ面白くない?
そう思って参戦したオウマである。
是非化学反応を起こして欲しいと仕事を速攻で片付けてきたのだ。
しかしオウマは知らない。
自分がモデルになった薄い本がある事に。
今、一緒にいる古代種がその本を制作したことに。
知ったら泣くだろう。
泣いてすんだらマシなほうだ。
知ったら最後、今度から堂々とモデルをさせられるに決まっている。
「あ、ソコで足開いて」
「あ、もう少しお尻突き出して」
容赦ない要求が飛んでくることだろう。
決して禁書庫を覗くべからず。
知ったら最後戻れない。
そして目の前にある道はひたすら腐女子に弄られ、利用されるという残酷な現実だけだ。
ちなみに図書室の司書であるアムカは腐男子だったりする。
流石にミヤハルと10万年以上付き合いがあるだけある。
洗脳て怖いね。
「えほん、たのしいです」
チビリコリスがニコニコしている。
大変可愛らしい。
今の所、特急呪物”薄い本”は出されていない。
ちょっぴり見せたい気分もある古代種2人である。
どうせ後で記憶なくなるんだし試しに読ませてみない?
何て腐った事を考えている。
腐海の住民にもこまったものである。
そしてリコリスが図書室に居る時はアムカが良く点心を作ってくれるのだが、今回は魔王からストップをかけられている。
リコリスの甘味初体験は自分で無いと許せないのだ。
何と心の狭い王であろうか。
リコリス限定なので勘弁いただきたい。
ちなみに勿論魔王がモデルの薄い本もあったりする。
ちゃんと魔国開催、”コミュニケーションマーケット”通称”コミケ”で普通に販売されてる。
そしてとても売れる。
1番人気は魔王×オウマである。
意外?
いやチャラ男は受けだろう!
不憫も受け属性だろう!?
そうだろう!?
この辺り色んな方の意見を聞いてみたいものだ。
ユラは魔王受けも美味しく頂けるが、ミヤハルは魔王総攻め派だ。
何なら兄弟で美味しく頂いている。
つまり魔王×エントビースドである。
己の伴侶を男(実弟)に攻めさせる。
やはり古代種の脳は腐りきっている。
数億年も生きたら発酵具合が半端じゃない。
まぁ何だかんだ言って、ちゃんと常識だってちょっとはある古代種2人がリコリスに薄い本を読ませることは無かった。
魔王が手作りお菓子を持ってくるまで絵本の朗読会は続けられるのだった。
PS
朗読は古代種とオウマが声優さん張りに頑張って読みました。
何故かオウマとユラも居る。
何故だ……?
そんなの楽しいからに決まっている。
現在魔王は執務中だ。
リコリスの相手は出来ない。
いや、リコリスは聡明な子供なので騒いだり邪魔したりしないだろう。
だが魔王の集中力が下がる。
ついでに魔王はリコリスの事になるとIQも下がる。
別のモノが子守したほうが効率が良い。
そして心から信頼して頼めるのは…兄のエントビースドだけだったのだが………。
エントビースドがミヤハルの頼みを断わるはずがなかった。
そしてミヤハルが動かない訳がなかった。
ちゃっかりエントビースドからチビリコリスを受け取りユラと共に図書室へ行ってしまった。
何故しれっときているのだ、もう1人の古代種!?
そして何故お前もそこに居るオウマ!?
答えは簡単だ、面白そうだからである。
と、言うか今回もチビ化させさせたのは、ユラの持ってきたマジックアイテムなのだ。
前回魔王をチビ化させたのと同じものである。
知り合いの古代種から入手したこのアイテム。
楽しい事この上ない。
このアイテムを作った古代種、ミヤハルとユラの知り合いで【全知全能】と呼ばれている。
3人は割と仲が良い。
ミヤハルは【全知全能】の天敵であるが、ユラが間に入ると割と楽しくやれるのだ。
数億年生きてきた仲。
ちょっとしたお願いなら【全知全能】も聞いてくれる。
ちなみに【全知全能】がお願いを聞いてくれるのはユラにだけであることを、古代種の中でユラだけは知らない。
喪女で腐女子で若干コミュ障なユラは、自分の恋愛事情にとことん鈍かった。
哀れ【全知全能】
ちなみに彼が報われることはこの先無い。
それにしても腐女子と図書室と幼児。
恐ろしい組み合わせである。
もしかしたら禁書庫の扉を開いてしまうかもしれない。
それ面白くない?
そう思って参戦したオウマである。
是非化学反応を起こして欲しいと仕事を速攻で片付けてきたのだ。
しかしオウマは知らない。
自分がモデルになった薄い本がある事に。
今、一緒にいる古代種がその本を制作したことに。
知ったら泣くだろう。
泣いてすんだらマシなほうだ。
知ったら最後、今度から堂々とモデルをさせられるに決まっている。
「あ、ソコで足開いて」
「あ、もう少しお尻突き出して」
容赦ない要求が飛んでくることだろう。
決して禁書庫を覗くべからず。
知ったら最後戻れない。
そして目の前にある道はひたすら腐女子に弄られ、利用されるという残酷な現実だけだ。
ちなみに図書室の司書であるアムカは腐男子だったりする。
流石にミヤハルと10万年以上付き合いがあるだけある。
洗脳て怖いね。
「えほん、たのしいです」
チビリコリスがニコニコしている。
大変可愛らしい。
今の所、特急呪物”薄い本”は出されていない。
ちょっぴり見せたい気分もある古代種2人である。
どうせ後で記憶なくなるんだし試しに読ませてみない?
何て腐った事を考えている。
腐海の住民にもこまったものである。
そしてリコリスが図書室に居る時はアムカが良く点心を作ってくれるのだが、今回は魔王からストップをかけられている。
リコリスの甘味初体験は自分で無いと許せないのだ。
何と心の狭い王であろうか。
リコリス限定なので勘弁いただきたい。
ちなみに勿論魔王がモデルの薄い本もあったりする。
ちゃんと魔国開催、”コミュニケーションマーケット”通称”コミケ”で普通に販売されてる。
そしてとても売れる。
1番人気は魔王×オウマである。
意外?
いやチャラ男は受けだろう!
不憫も受け属性だろう!?
そうだろう!?
この辺り色んな方の意見を聞いてみたいものだ。
ユラは魔王受けも美味しく頂けるが、ミヤハルは魔王総攻め派だ。
何なら兄弟で美味しく頂いている。
つまり魔王×エントビースドである。
己の伴侶を男(実弟)に攻めさせる。
やはり古代種の脳は腐りきっている。
数億年も生きたら発酵具合が半端じゃない。
まぁ何だかんだ言って、ちゃんと常識だってちょっとはある古代種2人がリコリスに薄い本を読ませることは無かった。
魔王が手作りお菓子を持ってくるまで絵本の朗読会は続けられるのだった。
PS
朗読は古代種とオウマが声優さん張りに頑張って読みました。
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