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第2章
【番外】とある魔国の令嬢side2
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※下品です。
食事中に読むのは推奨できません(;^ω^)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「リコリス様!今日もお茶会来ていただいて嬉しいですわ!珍しい茶葉が手に入りましたの、是非お飲みになって下さい」
今日こそこの人間に泡を吹かせてやりますわ!
まさかただの人間に毒が効かなかったのは驚きましたけど。
きっと魔国の毒は人間には効かないのですね。
でも今日は大丈夫!
人族の国から強力な下剤を入手しましたのよ!
惨めに垂れ流すと良いですわ!
魔道具でその姿を記録して、陛下の前で上映しましょう!
きっとそんな下品な女興味が失せるでしょうね!
大聖堂の壁にも映像を映し出して、魔国の笑いものになれば良いのです!
オホホホホホホホ
高笑いが止まりませんこと。
想像するだけで興奮しますわね!
「では頂きます」
赤女が紅茶を飲みます。
グビグビともっとはしたなく飲んでくださっても良いのですのよ?
今このタイミングから記録しているのですもの。
「美味しいお茶ですね、おかわりしても良いでしょうか?」
「ええ!是非たんまり飲んでくださいませ!!」
今日のお茶菓子には何も入っていないので、特に気を張らずに私もお菓子に手を伸ばします。
それにしても良く飲みますわね。
のわりに効果が見られないのは何故でしょうか?
即効性の下剤ですのに。
「本当、美味しいお茶ですね。私だけ特別な茶葉を淹れて頂いて申し訳ないです。皆様も飲んでみては如何でしょうか?」
もしかして下剤が効いていないんでしょうか?
バッタものを掴まされましたのね。
ここで断るのは不自然ですわよね…。
どうせ人族の薬など魔族の私には効かないでしょう。
1杯位お付き合いしてあげましょう。
「ええ、では私もいただきますわね」
赤女用のティーポットから私のカップにお茶が注がれます。
うん、良い匂いですわね。
いただきましょう。
コクン
1口口に含んで喉を通っているお茶は確かに美味しくて、気づけば1杯かなりの速さで飲み干してしまいました。
ギュルルルルルルッ!
うっ、何ですのコレ!?
お腹が痛い!
腸が物凄い勢いで動いていますわ。
「あ、あ、あ、あ、あ」
駄目です!
括約筋が緩むのが分かります!
このままでは私が無様な姿を晒すことに!!
「わ、私…ちょっと、お花を摘みに……」
グギュルルルルルルルルルルッ!!!
「ウゥッ!!」
駄目です!
今椅子から立ったら漏れてしまします!
駄目よ、駄目!
私は公爵令嬢なのよ!
そんな無様な姿人前で晒すわけには、いかないのよ!!
括約筋に力を入れる。
決して緩めずソロリ、と椅子から立ち上がり、壁に体を半分預けながらヨタヨタと歩いて御不浄に向かいます。
「公爵令嬢様大丈夫ですか!?」
ちょ、寄らないで!
赤女のメイドが私に駆け寄りました。
「私は【治癒】魔術が使えます。どうぞ手をおとり下さい!」
そう言ってメイドは私の手をとり、グイ、と私の体を引っ張りました。
「あっ!」
ブリュリュリュリュリュリュルッ!!
ドレスの中で、肛門から生暖かい水っぽい固形物が溢れて来たのが分かりました…。
ドレスはペチコートで膨らんでいるので、その下で何があったかは見られてはいないはず。
でも。
でも、音と臭いを消すにはドレスでは役不足でした。
「いあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「お嬢様!」
「誰か人を呼べ!」
「パーテーションの用意を!」
「湯とタオルと着替えのドレスを持ってこい!」
使用人たちが私の矜持を護るため慌ただしく動いている。
こんな姿、大勢のものに見られるなんて!
無理よ!
人を呼ばないで!!
「リコリス様、公爵令嬢様は調子が悪いようです。私たちはお暇致しませんか?」
「ビーズの言う通りですね。ではお世話になりました。”美味しいお茶”をご馳走様でした。”薬味”効いて大変美味しかったですよ」
まるでお手本のような礼をして赤女がメイドを連れて去っていきました。
”美味しいお茶”
”良く効いた薬味”
全て分かっていたあの赤女はやったのね!
「許さない許さない許さない許さない!!絶対にあの女を跪かせてやるっ!魔族より劣る人族の分際で、私に恥をかかせた事、絶対に後悔させてやりますわ!!」
ボロボロ泣きながらも憎しみに顔を歪める。
その後、彼女が邸内で”脱糞令嬢”と呼ばれることになるのは、まだ彼女の知らない未来の話である。
食事中に読むのは推奨できません(;^ω^)
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「リコリス様!今日もお茶会来ていただいて嬉しいですわ!珍しい茶葉が手に入りましたの、是非お飲みになって下さい」
今日こそこの人間に泡を吹かせてやりますわ!
まさかただの人間に毒が効かなかったのは驚きましたけど。
きっと魔国の毒は人間には効かないのですね。
でも今日は大丈夫!
人族の国から強力な下剤を入手しましたのよ!
惨めに垂れ流すと良いですわ!
魔道具でその姿を記録して、陛下の前で上映しましょう!
きっとそんな下品な女興味が失せるでしょうね!
大聖堂の壁にも映像を映し出して、魔国の笑いものになれば良いのです!
オホホホホホホホ
高笑いが止まりませんこと。
想像するだけで興奮しますわね!
「では頂きます」
赤女が紅茶を飲みます。
グビグビともっとはしたなく飲んでくださっても良いのですのよ?
今このタイミングから記録しているのですもの。
「美味しいお茶ですね、おかわりしても良いでしょうか?」
「ええ!是非たんまり飲んでくださいませ!!」
今日のお茶菓子には何も入っていないので、特に気を張らずに私もお菓子に手を伸ばします。
それにしても良く飲みますわね。
のわりに効果が見られないのは何故でしょうか?
即効性の下剤ですのに。
「本当、美味しいお茶ですね。私だけ特別な茶葉を淹れて頂いて申し訳ないです。皆様も飲んでみては如何でしょうか?」
もしかして下剤が効いていないんでしょうか?
バッタものを掴まされましたのね。
ここで断るのは不自然ですわよね…。
どうせ人族の薬など魔族の私には効かないでしょう。
1杯位お付き合いしてあげましょう。
「ええ、では私もいただきますわね」
赤女用のティーポットから私のカップにお茶が注がれます。
うん、良い匂いですわね。
いただきましょう。
コクン
1口口に含んで喉を通っているお茶は確かに美味しくて、気づけば1杯かなりの速さで飲み干してしまいました。
ギュルルルルルルッ!
うっ、何ですのコレ!?
お腹が痛い!
腸が物凄い勢いで動いていますわ。
「あ、あ、あ、あ、あ」
駄目です!
括約筋が緩むのが分かります!
このままでは私が無様な姿を晒すことに!!
「わ、私…ちょっと、お花を摘みに……」
グギュルルルルルルルルルルッ!!!
「ウゥッ!!」
駄目です!
今椅子から立ったら漏れてしまします!
駄目よ、駄目!
私は公爵令嬢なのよ!
そんな無様な姿人前で晒すわけには、いかないのよ!!
括約筋に力を入れる。
決して緩めずソロリ、と椅子から立ち上がり、壁に体を半分預けながらヨタヨタと歩いて御不浄に向かいます。
「公爵令嬢様大丈夫ですか!?」
ちょ、寄らないで!
赤女のメイドが私に駆け寄りました。
「私は【治癒】魔術が使えます。どうぞ手をおとり下さい!」
そう言ってメイドは私の手をとり、グイ、と私の体を引っ張りました。
「あっ!」
ブリュリュリュリュリュリュルッ!!
ドレスの中で、肛門から生暖かい水っぽい固形物が溢れて来たのが分かりました…。
ドレスはペチコートで膨らんでいるので、その下で何があったかは見られてはいないはず。
でも。
でも、音と臭いを消すにはドレスでは役不足でした。
「いあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「お嬢様!」
「誰か人を呼べ!」
「パーテーションの用意を!」
「湯とタオルと着替えのドレスを持ってこい!」
使用人たちが私の矜持を護るため慌ただしく動いている。
こんな姿、大勢のものに見られるなんて!
無理よ!
人を呼ばないで!!
「リコリス様、公爵令嬢様は調子が悪いようです。私たちはお暇致しませんか?」
「ビーズの言う通りですね。ではお世話になりました。”美味しいお茶”をご馳走様でした。”薬味”効いて大変美味しかったですよ」
まるでお手本のような礼をして赤女がメイドを連れて去っていきました。
”美味しいお茶”
”良く効いた薬味”
全て分かっていたあの赤女はやったのね!
「許さない許さない許さない許さない!!絶対にあの女を跪かせてやるっ!魔族より劣る人族の分際で、私に恥をかかせた事、絶対に後悔させてやりますわ!!」
ボロボロ泣きながらも憎しみに顔を歪める。
その後、彼女が邸内で”脱糞令嬢”と呼ばれることになるのは、まだ彼女の知らない未来の話である。
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