AIが最強すぎて異世界生活が楽勝です。

ジュウ ヤマト

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6章

決行

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 作戦決行の朝、ハヤトは、また朝早くに目が覚めた。

 だが、今日は外をうろつかずにセラに聞きそびれていた事を問いかけていた。

「ところでセラ、攻撃系の能力は分かったけど、防御系の能力ってどんな事が出来るんだ? それに、攻撃や防御以外の能力もあんの?」

「昨日、体内エネルギーで生成された炎を解析したところ、着火方法は体内エネルギーの振動摩擦と加圧による発火現象であることが判明しました。また、体内エネルギーで作られた炎はそのエネルギーを可燃物として、大気中の酸素と混合し、発火するという燃焼の3要素に沿った物ですので、ただの炎である事が判明しています。これにより、私が作り出す電磁シールドで防ぐ事が出来ると分かりました。そして、大気中には体内エネルギーに酷似したエネルギーが含有している事が判明しており、この世界ではこれを魔素と呼んでいるようです」

「魔素?……電磁シールド?」

「はい、魔素とは魔法を使用する際に必要となるエネルギーのことで、大気魔素と体内魔素量で魔法の威力に差が出るとの事です。そして、電磁シールドにつきまして、物理攻撃や投擲武器などの攻撃を防ぐことができますが、解析の結果種類にもよりますが、この世界の魔法で生成された物も防ぐ事が出来そうです」

「なるほど……シールドの能力が凄いのは分かったけど、不意打ちや目で見えない位の速度の、攻撃にはどう対処しようか……」

「心配には及びません。私の機能の一部で、感知センサーがあります。この機能を使用していただければ、隼人様の周囲に微弱な電波を放出し、近くの物を感知する事が出来ます。その為、隼人様に死角はありませんし、どんな速度の攻撃にも、身体能力向上によって防御、及び回避が可能となっております」

「なるほど……それから、今更なんだけど、この世界って地球じゃないよな?」

「はい。大気中の成分は地球とほぼ同じですが、夜空の星の配置と科学文明の発展に大きな差があります。文明レベルは、ハッキリとした事は不明ですが、地球の文明と照らし合わせると、紀元前から中世前期に魔法がプラスされている程度であると推測出来ます」

「この世界の言葉はセラが翻訳してくれているんだよな?」

「はい」

「さすが最先端AI」

「ありがとうございます。ですが、私の機能はまだ、αCoreが70%・βCoreが15%・γCoreが10%程度しか戻っておらず、その他のCoreは現在も修復中です。隼人様にはご不便をお掛けする事になりますが、機能が完全修復されるまで、もう暫くお待ちください。」

「今のままでも十分な気もするけど、まだまだ、分からない事もあるだろうから、セラの機能が回復するのは助かるか……うん……?? ちょっと待てよ……Coreは複数あるのか?どんな機能なんだ?」

「はい。通常時に使用するCoreですが、主にαは身体強化機能、βはソナー機能、γは自己成長機能になります」

「なるほどね。」

 そう言いながらハヤトは、実際に電磁シールドを展開してみた。
ブーンと言う振動音と共に目の前に、ガラスの様なシールドが現れた。

「これ、薄そうだけど大丈夫なのか?」

「この出力でも低位の魔法位なら問題はありませんが中位以上の魔法や、物理攻撃には効果が期待出来ません。ですが、隼人様に害が及びそうな場合は、全て私が解析し適切な出力でシールドを展開するので、ご安心下さい。
そして隼人様の安全を確保する為、全力でサポート致します」

「…………セラってこんなに人間っぽかったかな?」

 セラのあまりに丁寧で流暢な言葉に違和感を覚えたが、それも制御機能を失った為だろうと密かに納得し、時間まで色々と出来ることの確認をした。




 そして、日が傾きかけた頃。

 ギルドに着いたハヤトは、建物の中に入り、周りを見渡す。

「ハヤトさん!」

 ブルームーンのリーダー、ハリルが声を掛けてきた。そこには、ギルド調査員のランジもいた。

「こんにちは皆さん。今日はよろしくお願いします」

 ハヤトが丁寧に挨拶する。

「こちらこそ、よろしくお願いします」
「よろしくお願い致します」
「よろしくお願いしまーす」
「よろしく!」

「よろしくお願します」

 メンバーみんなとランジが口々に挨拶を返してくれる。

「他のチームは? まだ来てないのですか?」

 周りを見渡すが見当たらない。

「まだみたいですね……」

 ランジが入り口の方を見ながら答える。

 そんな事を話していると、ゴールドクロウのメンバーと、ドラゴンファングのメンバーが、固まって入って来た。

「遅くなってすいません」
「待たせちまったか?」

 そう言いながら、ゴールドクロウのリーダー、フェイトとドラゴンファングのリーダー、パラドがこちらに向かって歩いて来た。

「いえ、私達も今さっき来たばかりですよ」

「そうか、ならよかった」
パラドがニヤリと笑う。

 ランジが集まったメンバーを見渡しながら静かに告げる。

「では、皆さんお願いします。くれぐれも油断などされませんよう、お気を付けください」


ーーーー


 エルマの町の東門に 集まった討伐隊はここで、作戦通りの隊列を組み出発する。

「では、私たちが先行します」

ゴールドクロウのリーダーフェイトが皆に告げ、馬に乗って東門を出て行く。

「じゃあ、作戦通り俺たちドラゴンファングもこの馬車を護衛しながら王都方面に向けて出発する。行くぞ、おめーら!」

 パラドの号令と共にドラゴンファングのメンバーと馬車はゆっくりと街道を東へ向かう。

  そして、残りのメンバーもギルドが用意した馬に乗って、囮の馬車からの合図で直ぐに駆けつけれる距離を保って移動を開始する。

 夕方と言うこともあり、街道にはエルマ方面に向かう人々はいるが、さすがに今頃から王都方面に向かう人はいない。

 そして、日が沈みかけ人通りも無くなった街道を進んでしばらく経った頃、日本人の隼人としては初めての戦闘を経験することになる。


ーーーー


 町を出て馬車で走る事約1時間、辺りも大分暗くなって来た。人通りも無くなり、街道を通っているのは自分達だけになっていた。

 馬車のスピードを落とし、御者約のニールが、ランタンに火を灯す。とその時……

「来たわ……」

ハーフエルフのナミールが耳を小さく動かしながら、他のメンバーに小声で伝える。

 馬車の進行方向左側のラグラの森から繋がる草原の長さ1m程の草が所々不自然に揺れている。

「ニール! モンスターを引き付けたらを合図を」

 パラドがニールに指示を出す。

「了解だ」

「よし! 作戦かいしだ、気合を入れろよ!」

「「「了解!」」」

 全員が、静かに返事をする。

 そして、さらにモンスターが近づいて、ガサガサと草の音までして来た時、ニールが馬車を止め合図を送る。

「ギギャー」

「ギャギャギャッ!」

 ゴルリンの声が近づいたのを確認し、パラドが号令を出す。

「行くぞー!!」

 パラド、ナミール、フォーリス、ニールが、それぞれの武器を構える。

 パラドを先頭にニール、ナミール、最後尾にフォーリスと陣形を組む。
パラドが先頭のゴブリンに切りかかり、仲間達に叫ぶ。

「ニール! 何匹だ! ナミール右の奴らを任せる! フォーリス援護を!」

「「「了解!」」」

「リーダー、ゴブリン8とコボルドが4だ!」

「わかった! ナミール!光を」

「了解。光の精霊ウィルオーウィスプよ我が召喚に応じよ」

 ナミールが呪文を唱え、掌を上に向けると眩ゆいばかりの光の球が宙に浮かび、辺りを照らす。そして、すぐさま
ニールが相手の武器を確認する。

「リーダー!どうやら、敵の獲物(武器)は槍と短剣みたいだ。」

「よし!わかった。毒には気を付けろ。」

 ニールは、敵の武器の中に弓がない事も確認した。

 いくら、ゴブリンでも遠距離から毒弓で狙われれば、危険である。確かにゴブリンの腕では命中精度は大したことはない。だがその辺りの確認を怠るようなパーティーは、早々にこの世から消える。
ある程度の経験を積んだ冒険者パーティーなら敵に遠距離武器を持っている者が居ないかの確認は常識である。

 パラドはニールの報告を聞きながらでも、すでにゴブリンを4匹、ナミールはゴブリンとコボルドを1匹づつ倒している。そして、ニールもコボルドを1匹倒した。

 すると、ゴブリン達はパラド達と距離を取り出し逃げ出した。

「予定通りだな。よし! 次が本番だ気を引き締めて行けよ!」

 パラドがみんなに叫んだ瞬間、北側の草原の草が大量に揺れる。

「本命のお出ましだ! いいか、作戦通り敵を引きつけつつ撤退だ!」

 パラド達は馬に、ニールは馬車に飛び乗りエルマの町方面へ走らせる。

 すると、大量のゴブリンとコボルドが姿を現し、奇妙な叫び声を上げて追いかけてくる。その数はおよそ、100匹……

「よし、ナミール合図を」

「了解!」

 そう言うとナミールは、火魔法を打ち上げる。



「合図の魔法が上がった、行くぞ、みんな!」

 ゴールドクロウのリーダーフェイトが号令を出し、メンバーが馬車を追っているモンスター達の背後を突くべく馬を走らせる。



「ハヤトさん、合図が上がりましたね! 俺達も行きましょう!」

「分かりました」

「みんな、行くぞ!」

 ハリルが号令を掛け、合流地点まで全員で馬を走らせる。

 合流地点は、ラグラの森から街道を挟んだ北側のエリアで、小さいながらも池があり、背後を取られる心配が無く、周りの草も比較的短い広い草原である。

 そこで、ハリル達ブルームーンのメンバーと、ハヤトは馬を止め、馬車で逃げて来るパラド達と、それを追ってくるモンスター達を待ち受ける。

「来た!」

 レンジャーのパシールが声を上げ、ランタンを振って合図を送る。

 すると、向こうからもランタンが振られる。

「よし! 戦闘準備だ!」

 馬車が予定の場所に止まったのを確認すると、ハヤトとハリル達が突撃する。 

 それと同時にパラド達も馬を反転し攻撃に参加する。

「ナミール! 灯を!」

 パラドに指示を受けるなり、すぐに先程と同じ呪文を唱え始める。

 光の球が、宙に浮かび辺りを照らす。

 周りには、おびただしい数のゴブリンとコボルドの群れ、その数はゆうに100を越している。

「これは……200はいるぞ……」

「そうね……少し予定とは違うけど、ここまで来ればやるしかないわ。」

 ブルームーンのパシールの意見にドラゴンファングのナミールが同意する。

「全員気を抜くなよ! かかれー!」

 年長者のパラドの号令で、戦闘が始まった。

「ハヤトさんは、俺達と一緒に前衛で! エリーヌはいつも通り援護と回復を、エリーナは牽制と攻撃を!」

「「了解!」」
「「分かりました!」」

 それぞれが返事をする。

ハヤト、パラド、ハリル・ニールが前衛に陣取り、パシールとナミールが2列目から弓で遠距離攻撃し、エリーナが魔法攻撃をする。

 最後尾には、フォーリスとエリーヌが回復と防御魔法でメンバーを援護していた。



 少し離れた所で、ゴールドクロウのレンジャー、マークラットが戦場を観察し、モンスター達の注意が完全にパラド達に向いたのを確認しフェイトに進言する。

「リーダー、今だ」

「よし! 俺達も行くぞー」

 

 モンスター達は、完全にパラド達に気を取られている。当然仲間達の叫び声が聞こえているので、自分達の背後に新たな敵が来ている事など全く気付かず、接近を許してしまった。

 ザシュッ! ドスッ!

 後ろにいたゴブリン達は、妙な音を聞いて振り向くと、そこには首の無い仲間と、胸から剣の切っ先が生えた仲間いた。

 血を吹きながら倒れる仲間を、何が起きたのか理解出来ないと言う表情で呆然と眺めていたが、すぐに敵がいる事を察知し、臨戦態勢を取る。

 しかし、ゴブリンやコボルド達にとってゴールドランクの冒険者は強すぎた。仲間達が次々と倒されて行き恐怖の為、前に逃げるが前は前で後ろと同様に仲間が次々と倒されていた。

「とりゃーっ!」
「オラー!」
「ファイア!」
「てーい!」

 ハヤトは、他のパーティーのメンバーが次々とモンスターを狩って行くのを横目に、自分も必死に目の前のゴブリンに斬りかかる。

「ハアーッ!」

 最初は緊張していたハヤトも、少しずつ慣れ、ブロンズランクの冒険者に相応しい闘い方になっていく。

 そして、順調に作戦が遂行され、モンスター達の数も半数以下まで減った時、予想外の事が起きる。

「ちっ、随分とコマが減ってしまった」

 上空からの声に全員が止まる。

 ガタガタと震えだすモンスター達、そして、声の主の異常な雰囲気にビリビリと危険を感じる討伐隊。

「あの服は……まさか……」

 ドラゴンファングのフォーリスが声を震わせながら上空に浮いている人物を凝視する。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

投稿者からのご報告

申し訳ございません…公開する前に何度も間違いや、矛盾がないか読み返してはいるのですが、やはり少なからず
有ります。都度修正しているため、お見苦しくはあるかと思いますが、「ド素人だから仕方がないか」位の気持ちで読んでいただければ幸いです。これからも色々とあるかとは思いますが、よろしくお願い致します。

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