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万年筆の陰陽師
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天魔波旬の力を持ちながらイザナミから存在を許された万年筆が世界に三本だけある。それらはとてつもなく妖艶で人の心を虜にする。いつ頃製造されたものなのか、否、そもそも人が作り出した奇物なのかすら定かではない。一説によれば三千大千世界を漂う塵が集結して形になったそうだ。
とある高僧がその万年筆で絵を書くと、それらは生き物のように動き出したという。また、ある寺の小坊主が屏風に虎を描いて横柄に偉ぶる将軍の腰を抜かした逸話もある。涅槃の妻と再開する日まで文通を交わし続けた老人の手紙や絶世の美女であった娘との思い出を綴った竹取翁の日記など、本来なら個人的な記録で終わるはずの私信が広く世間に知られるのは、この万年筆による力が影響しているとされる。
噂だけが俗世を風となって流れている。誰も見たことのない。だが確実に存在する。そんな万年筆たちだ。
そしてそのうちの一本は、今、ぼくの手にある。
序
すでに秋も酣だというのに、ねっとりした夜気がぼくの全身にまとわりついて離れない。
何度目かの汗を拭う仕草にしびれを切らしたのは、ひと頃より背後霊のようにまとわりついて離れない金髪……ではなく、今宵除霊の対象となる闇の住人のほうだった。その証拠に一陣の疾風が枯れ葉を伴って躰を貫いていく。
「みょん、やはりこいつはモノノケだ」
ぼくの首に手をまわしたまま背中にぶら下がる妙乙女に語る。体重は感じない。体温も感じない。感じていれば、この鬱陶しい季節のなか文句の一つも吐いている。着物の下の詰め襟は汗でびしょびしょなのだ。だが彼女は間違いなくそこにいた。無邪気に嘲る我物顔で後ろから頬を寄せてくる。
詰め襟の首元を緩めた。ぼくが書生服装を好むのは何も拘りがあっての事じゃない。学者の道ならとうに捨てて、今は文具堂の店主だ。昨今、流行の西洋服は肌に合わないから高等小学校時代から着崩す袴を穿いているだけだが、こうも通気性が悪いと辟易する。
「恋之助、ちゃっちゃと片づけて続きやろうよお」
切れ長の涼しげな瞳が悪戯っ子のように輝いた。
透き通るほどの美肌を隠す真っ黒い単衣は、その役割りを忘れてしまったのか──否、分かっているからこそ動くたびに肩を露わに晒しているのだろう。白い首筋に優しく触る後れ髪は間違い無くぼくを挑発していた。緩く羽織っているだけの着物が、ふわりと風に舞って、短い裾から剥き玉子のように艶めかしい両脚が無邪気に覗く。
柔らかそうな太ももを健康な男子に見せつけるなんて、年若い女子としての貞操観念はどうなっているのだと煩悩でいっぱいになりかけた頭を抱えてから、ふっと思い出した。
──そうだ、みょんは女子ではなかった。
西洋人でもないのに金髪が風にそよいでいるのを初めて見たときは驚いたものだが、いつの間にか見慣れた。慣れとは恐ろしいものであり、また頼もしいものだ。
幽霊だの、妖怪だのと、そんなものは子供欺しのペテンだと相手にしてこなかったぶん、現実を突きつけられた『筆降ろし』の晩から十月十日恐怖に悶え苦しんだ。そのツケを『慣れ』によって払い終わった頃、ぼくは夜叉鬼神が戦慄するほどの陰陽師に生まれ変わっていた。むろん天満波旬の力だろうと手懐けることなど造作もない。魔の力も使い方によって──味方にしてしまえば善となる。三千大千世界も全てはひとつだ。うつせみの世だけを人は見がちだが三生にわたり世の中は続く。
涅槃もしかり。この世があればあの世もある。当たり前の事だ。それが理解出来たから、今ここにいる。
それにしても、妙乙女は最近益々調子に乗っているな。
「な、なんの続きだ」
ぼくともあろう者が少し動揺した。
「あらあ、照れなくてもいいじゃない。男と女がすることと言ったらひとつでしょ」
躰を猫のようにくねらせ、背中に胸を押し当てる。柔らかい感触に下半身の本能が顔を覗かせそうになった。
それを何とか誤魔化そうと、つい否定の声は大きくなる。
「おまえは万年筆の付喪神じゃないか。そんなもの女とは言わん」
「あ、酷い。恋之助だけの万年筆だよ」
抗議する仕草はやはり猫だ。
雨雲は全天を覆い星一つ輝くことなく、なのに天空は真っ赤な月に照らされていた。
大きな月だ。ウサギの餅つきがハッキリと観察出来た。
子供の頃から見慣れた町並みも朱に染まって血糊のように照り返している。
「みょん、いくぞ!」
「あいよ、恋之助!」
封建社会の名残である旧家の屋敷を占有するのは、人に徒なす、この世ならざる存在。成仏させて輪廻天昇させてやる。
それがこのぼく、戸鞠恋之助の仕事だ。
「今夜の依頼はたんまり貰える。思いっきりいくぞ」
みょんは雌猫転じて月光に遊ぶ雌狐となる。中空で一回転すると曼荼羅結界を貼った。
簡素な図形と文字によって刻まれた略式結界は、ぼくの躰を中心に前後左右四点に浮遊して盾となる。これを破れる魑魅魍魎はいない。
「おい化け物、先祖伝来至高のペンにて現世より解き放ってやる」
叫びに呼応するように、原稿用紙がバラバラと豪雨のように降り注いだ。
屋敷で暴れていたモノノケは紙で出来たあまだれを切り裂きながら突進してくるが、みょんの作り上げた曼荼羅は完璧だ。
「クウはクウなり」
長い金髪は逆立ち、天を貫き、一本のペン先として収束していた。あふれ出る漆黒のインクが言葉を文字に変え、マス目を埋めていく。
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舍利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是 舍利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至無意識界 無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故 菩提薩垂 依般若波羅蜜多故 心無圭礙 無圭礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰 羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
般若心経
……この世はすべて空なり。
「世界はすべて空なりッ!」
それまであやふやだったモノノケのイメージが写実化した。真っ黒で口だけ赤い。正視するのも憚れるほどの、ぶよぶよした醜い姿だ。
「ウデアゲアァ、ウダガイガァ……」
わけのわからぬ言葉でまくし立てているが、あいにく日本語しかわからんッ!
「苦しければそれを捨てよ、悲しければそれも捨てよ。俗界に執着するな。一切のカルマを捨て楽になれば、やがては銀河の一滴として悠久の刻を謳歌出来ようぞ。それこそが輪廻転生の真実なり!」
原稿用紙の束は凄まじい紙吹雪となってモノノケを包み込む。もはや醜い姿は視界から消えた。そこにあるのは原稿用紙によって形作られた巨大な手鞠だ。
「戸鞠恋之助」
最後に名を記すと原稿の束が光を放った。その光は凄まじい炎へと昇華していき、爆発を伴う煙となって空の闇に溶けた。
赤い月は本来あるべき青白くも美しい姿へと戻っていく。世界が見慣れた風景へと浄化されていく。優しくて儚い、何処か寂しさを含んだ人間が人間としてあるべき場所へ帰る。
騒がしかった光景に帳が降りて木の葉のせせらぎしか聞こえなくなったことを確認すると、ゆっくり深呼吸をした。いつもの東京市の香りがした。
玄関先で震えながら観戦していた屋敷の主人を見つける。とびっきりの笑顔を作ると、ぼくは揉み手口調にこう切り出した。
「原稿料、頂戴致します」
とある高僧がその万年筆で絵を書くと、それらは生き物のように動き出したという。また、ある寺の小坊主が屏風に虎を描いて横柄に偉ぶる将軍の腰を抜かした逸話もある。涅槃の妻と再開する日まで文通を交わし続けた老人の手紙や絶世の美女であった娘との思い出を綴った竹取翁の日記など、本来なら個人的な記録で終わるはずの私信が広く世間に知られるのは、この万年筆による力が影響しているとされる。
噂だけが俗世を風となって流れている。誰も見たことのない。だが確実に存在する。そんな万年筆たちだ。
そしてそのうちの一本は、今、ぼくの手にある。
序
すでに秋も酣だというのに、ねっとりした夜気がぼくの全身にまとわりついて離れない。
何度目かの汗を拭う仕草にしびれを切らしたのは、ひと頃より背後霊のようにまとわりついて離れない金髪……ではなく、今宵除霊の対象となる闇の住人のほうだった。その証拠に一陣の疾風が枯れ葉を伴って躰を貫いていく。
「みょん、やはりこいつはモノノケだ」
ぼくの首に手をまわしたまま背中にぶら下がる妙乙女に語る。体重は感じない。体温も感じない。感じていれば、この鬱陶しい季節のなか文句の一つも吐いている。着物の下の詰め襟は汗でびしょびしょなのだ。だが彼女は間違いなくそこにいた。無邪気に嘲る我物顔で後ろから頬を寄せてくる。
詰め襟の首元を緩めた。ぼくが書生服装を好むのは何も拘りがあっての事じゃない。学者の道ならとうに捨てて、今は文具堂の店主だ。昨今、流行の西洋服は肌に合わないから高等小学校時代から着崩す袴を穿いているだけだが、こうも通気性が悪いと辟易する。
「恋之助、ちゃっちゃと片づけて続きやろうよお」
切れ長の涼しげな瞳が悪戯っ子のように輝いた。
透き通るほどの美肌を隠す真っ黒い単衣は、その役割りを忘れてしまったのか──否、分かっているからこそ動くたびに肩を露わに晒しているのだろう。白い首筋に優しく触る後れ髪は間違い無くぼくを挑発していた。緩く羽織っているだけの着物が、ふわりと風に舞って、短い裾から剥き玉子のように艶めかしい両脚が無邪気に覗く。
柔らかそうな太ももを健康な男子に見せつけるなんて、年若い女子としての貞操観念はどうなっているのだと煩悩でいっぱいになりかけた頭を抱えてから、ふっと思い出した。
──そうだ、みょんは女子ではなかった。
西洋人でもないのに金髪が風にそよいでいるのを初めて見たときは驚いたものだが、いつの間にか見慣れた。慣れとは恐ろしいものであり、また頼もしいものだ。
幽霊だの、妖怪だのと、そんなものは子供欺しのペテンだと相手にしてこなかったぶん、現実を突きつけられた『筆降ろし』の晩から十月十日恐怖に悶え苦しんだ。そのツケを『慣れ』によって払い終わった頃、ぼくは夜叉鬼神が戦慄するほどの陰陽師に生まれ変わっていた。むろん天満波旬の力だろうと手懐けることなど造作もない。魔の力も使い方によって──味方にしてしまえば善となる。三千大千世界も全てはひとつだ。うつせみの世だけを人は見がちだが三生にわたり世の中は続く。
涅槃もしかり。この世があればあの世もある。当たり前の事だ。それが理解出来たから、今ここにいる。
それにしても、妙乙女は最近益々調子に乗っているな。
「な、なんの続きだ」
ぼくともあろう者が少し動揺した。
「あらあ、照れなくてもいいじゃない。男と女がすることと言ったらひとつでしょ」
躰を猫のようにくねらせ、背中に胸を押し当てる。柔らかい感触に下半身の本能が顔を覗かせそうになった。
それを何とか誤魔化そうと、つい否定の声は大きくなる。
「おまえは万年筆の付喪神じゃないか。そんなもの女とは言わん」
「あ、酷い。恋之助だけの万年筆だよ」
抗議する仕草はやはり猫だ。
雨雲は全天を覆い星一つ輝くことなく、なのに天空は真っ赤な月に照らされていた。
大きな月だ。ウサギの餅つきがハッキリと観察出来た。
子供の頃から見慣れた町並みも朱に染まって血糊のように照り返している。
「みょん、いくぞ!」
「あいよ、恋之助!」
封建社会の名残である旧家の屋敷を占有するのは、人に徒なす、この世ならざる存在。成仏させて輪廻天昇させてやる。
それがこのぼく、戸鞠恋之助の仕事だ。
「今夜の依頼はたんまり貰える。思いっきりいくぞ」
みょんは雌猫転じて月光に遊ぶ雌狐となる。中空で一回転すると曼荼羅結界を貼った。
簡素な図形と文字によって刻まれた略式結界は、ぼくの躰を中心に前後左右四点に浮遊して盾となる。これを破れる魑魅魍魎はいない。
「おい化け物、先祖伝来至高のペンにて現世より解き放ってやる」
叫びに呼応するように、原稿用紙がバラバラと豪雨のように降り注いだ。
屋敷で暴れていたモノノケは紙で出来たあまだれを切り裂きながら突進してくるが、みょんの作り上げた曼荼羅は完璧だ。
「クウはクウなり」
長い金髪は逆立ち、天を貫き、一本のペン先として収束していた。あふれ出る漆黒のインクが言葉を文字に変え、マス目を埋めていく。
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舍利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識亦復如是 舍利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界 乃至無意識界 無無明 亦無無明尽 乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故 菩提薩垂 依般若波羅蜜多故 心無圭礙 無圭礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰 羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
般若心経
……この世はすべて空なり。
「世界はすべて空なりッ!」
それまであやふやだったモノノケのイメージが写実化した。真っ黒で口だけ赤い。正視するのも憚れるほどの、ぶよぶよした醜い姿だ。
「ウデアゲアァ、ウダガイガァ……」
わけのわからぬ言葉でまくし立てているが、あいにく日本語しかわからんッ!
「苦しければそれを捨てよ、悲しければそれも捨てよ。俗界に執着するな。一切のカルマを捨て楽になれば、やがては銀河の一滴として悠久の刻を謳歌出来ようぞ。それこそが輪廻転生の真実なり!」
原稿用紙の束は凄まじい紙吹雪となってモノノケを包み込む。もはや醜い姿は視界から消えた。そこにあるのは原稿用紙によって形作られた巨大な手鞠だ。
「戸鞠恋之助」
最後に名を記すと原稿の束が光を放った。その光は凄まじい炎へと昇華していき、爆発を伴う煙となって空の闇に溶けた。
赤い月は本来あるべき青白くも美しい姿へと戻っていく。世界が見慣れた風景へと浄化されていく。優しくて儚い、何処か寂しさを含んだ人間が人間としてあるべき場所へ帰る。
騒がしかった光景に帳が降りて木の葉のせせらぎしか聞こえなくなったことを確認すると、ゆっくり深呼吸をした。いつもの東京市の香りがした。
玄関先で震えながら観戦していた屋敷の主人を見つける。とびっきりの笑顔を作ると、ぼくは揉み手口調にこう切り出した。
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