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2章 恋ってこんなに難しい。
※三男の発情期4~タナーク・エリオント~
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あぁ、可愛い
これから起こることに期待をしているのか、身体がふるふると震えている。
さっきは怖いとか言ってたのに…そんなのが嘘みたいだ。
「触るよ…」
僕はロンのものを優しく、傷つけないように撫でた。
「ん……」
ビクッと肩を震わせ、ぎゅっと目を瞑っているロンを愛しく思いながら、撫でていた手でそれを柔く握った。
「一回だそうか…後ろも解さないといけないしね」
少し擦ると、愛液が出てくる。
もうきついのかな…?
「や、だ…っ!も、だめ…っ!」
「いっちゃいそう?」
僕が尋ねると、ロンはこくこくと頭を縦に振った。
その反応を確認して、僕はさらに激しく擦る。
「あ…っ!も、いっちゃ……」
「いいよ。いって?見ててあげるから」
「あっ、んっ……ああぁぁー…っ!」
僕の手によっていったロンは、枕に顔を埋めた。
「顔、見せてよ」
僕が言うと、ふるふると首を横に振った。
「なんで?」
「……恥ずか、しい…から…」
ゴニョゴニョと可愛いことを言うロンに愛しさしか感じない。
「そっか、恥ずかしいんだ」
「…うん…」
「でも、これからもーっと恥ずかしいことするんだよ?」
「うっ…!」
「それなのに、こんなんで恥ずかしがってちゃ、出来ないかなー?」
するとロンはガバっと顔を枕から離し、僕を見た。
その顔は真っ赤に火照っていた。
「……いや…です……した、い…」
僕の服の袖をぎゅっと掴み、ボソッと呟くように発した言葉に、嬉しくてたまらなくなる。
我ながら単純だとは思うが、嬉しいのだからしょうがない。
「うん、分かった。意地悪言ってごめんね。やめないから、ね?」
「…ん……絶対、ですよ…?」
「うん、絶対」
僕はロンを引き寄せて抱きしめた。
しばらくそうしていたけど…
我慢、できません。
「ロン」
「なん、です…?」
「ここ、触っていい?」
僕はロンのお尻に指を這わせ、やがて行き着いた窪みにそっと触れる。
ロンの身体がビクッとはねた。
「…痛く、しない…?」
「しない。気持ちいいことだけしか考えられないほど、感じさせてあげる」
「それ、なら…いい…」
ロンの許しが出た。
先ほどロンがだした精液で、窪みのあたりを濡らし、指を入れる。
緊張からか、ロンの身体には力が入っていた。
「ロン、深呼吸して…力抜いて…」
言われた通りに深呼吸をして、力が抜けたのを確認して、なかに膜を貼った。
「な、なに…?」
「ごめんね…でも、痛くなかったでしょ?」
「…うん…」
「それなら良かった。…指、動かすよ」
そう言って中を探るように動く。
確か、このあたりに、男性が気持ちよくなれるとこがあるはず…
前に読んだ本を思い出しながら探っていると、コリッとした部分に指があたった。
「ひあぁっ!」
「あ、ここか、前立腺…だっけ?気持ちいいところ」
さらにそこに触れると、ロンは身体をビクビクさせながら感じている。
これなら、指増やせるかな?
「もう一本入れるね…」
慎重に入れ、前立腺を中心にいじると、ロンのものから愛液がひっきりなしに溢れてくる。
もう一本入れ、三本入ったロンの中は、前立腺を擦るたびに締め付けてくる。
「もういいかな…」
僕はそう呟くと、指を抜いた。
そしてズボンを脱ぎ、既に立ち上がった僕のものを、柔らかくなった窪みにあてがった。
「息、吐いてて…」
そう言いながら、僕はロンの中に自分のものを入れた。
「うっ、あぁ…ああっ!」
ロンの身体に力が入る。
「ちょ、ロン…!そんな力入れたら、入んないよ…!」
「む、り…!勝手、に…」
「ほら、深呼吸…吸って…はいて…」
必死に呼吸を整えようとするも、上手くいかないらしく、荒い呼吸を続けている。
「はっ、も…息、もたな…」
「ここで止まるから、ほら、息して」
止まるという言葉に安心したのか、呼吸を整えていく。すると、入っていた力も緩んでいった。
「ほら、できた」
「は、い……」
「じゃあ、もっと奥までいくね」
僕はそう言って、ゆっくりと中を進んでいった。
全部入りきると、ロンの呼吸がまた荒くなったので、呼吸が整うまで待った。
呼吸が整ったのを見計らって言った。
「もう動いていいよね?」
僕の言葉にロンが小さく頷くのを確認してから、僕はゆっくりと動いた。
「ひあっ!ちょ、まっ…!」
「ごめん…ね…無理、かも…っ!」
気持ちよくて、止まらない。
やめてというロンの願いも聞けない。
前立腺を重点的にせめると、ロンの腰がビクビクッと跳ね上がった。
「ほら、前立腺…気持ちいい?」
「いい…いい、から…っ!も、でそ…だから…っ!」
「いいよ、だして?僕も、もうだめかも…」
先程よりも激しく動くと、ロンの身体が快楽に震える。
「あっ…!も、だめ…っ!いっちゃ…!」
「僕も…っ!一緒に、いこうね…っ!」
快楽が全身を駆け巡り、腰のあたりに温かいものが込み上げてくる。
「いくよ、ロン…っ!」
「はっ、んぁ…っ!…ああぁぁー…っ!」
ロンの身体が一際大きく跳ね上がり、先端から白濁液が溢れる。
僕のものも同様に、ロンの中で達した。
「も、眠い…」
「あ、ロン!だめだって!ほら、タオル濡らしてきたから、体拭いて!」
「でもー…」
「僕だって眠いの!でも拭いたの!ロンも拭いて!」
すぐに寝そうになるロンを必死に起こし、身体を拭かせる。
そして一通り処理し終わった後、二人でベッドに潜り込み、どちらからともなく眠りについた。
これから起こることに期待をしているのか、身体がふるふると震えている。
さっきは怖いとか言ってたのに…そんなのが嘘みたいだ。
「触るよ…」
僕はロンのものを優しく、傷つけないように撫でた。
「ん……」
ビクッと肩を震わせ、ぎゅっと目を瞑っているロンを愛しく思いながら、撫でていた手でそれを柔く握った。
「一回だそうか…後ろも解さないといけないしね」
少し擦ると、愛液が出てくる。
もうきついのかな…?
「や、だ…っ!も、だめ…っ!」
「いっちゃいそう?」
僕が尋ねると、ロンはこくこくと頭を縦に振った。
その反応を確認して、僕はさらに激しく擦る。
「あ…っ!も、いっちゃ……」
「いいよ。いって?見ててあげるから」
「あっ、んっ……ああぁぁー…っ!」
僕の手によっていったロンは、枕に顔を埋めた。
「顔、見せてよ」
僕が言うと、ふるふると首を横に振った。
「なんで?」
「……恥ずか、しい…から…」
ゴニョゴニョと可愛いことを言うロンに愛しさしか感じない。
「そっか、恥ずかしいんだ」
「…うん…」
「でも、これからもーっと恥ずかしいことするんだよ?」
「うっ…!」
「それなのに、こんなんで恥ずかしがってちゃ、出来ないかなー?」
するとロンはガバっと顔を枕から離し、僕を見た。
その顔は真っ赤に火照っていた。
「……いや…です……した、い…」
僕の服の袖をぎゅっと掴み、ボソッと呟くように発した言葉に、嬉しくてたまらなくなる。
我ながら単純だとは思うが、嬉しいのだからしょうがない。
「うん、分かった。意地悪言ってごめんね。やめないから、ね?」
「…ん……絶対、ですよ…?」
「うん、絶対」
僕はロンを引き寄せて抱きしめた。
しばらくそうしていたけど…
我慢、できません。
「ロン」
「なん、です…?」
「ここ、触っていい?」
僕はロンのお尻に指を這わせ、やがて行き着いた窪みにそっと触れる。
ロンの身体がビクッとはねた。
「…痛く、しない…?」
「しない。気持ちいいことだけしか考えられないほど、感じさせてあげる」
「それ、なら…いい…」
ロンの許しが出た。
先ほどロンがだした精液で、窪みのあたりを濡らし、指を入れる。
緊張からか、ロンの身体には力が入っていた。
「ロン、深呼吸して…力抜いて…」
言われた通りに深呼吸をして、力が抜けたのを確認して、なかに膜を貼った。
「な、なに…?」
「ごめんね…でも、痛くなかったでしょ?」
「…うん…」
「それなら良かった。…指、動かすよ」
そう言って中を探るように動く。
確か、このあたりに、男性が気持ちよくなれるとこがあるはず…
前に読んだ本を思い出しながら探っていると、コリッとした部分に指があたった。
「ひあぁっ!」
「あ、ここか、前立腺…だっけ?気持ちいいところ」
さらにそこに触れると、ロンは身体をビクビクさせながら感じている。
これなら、指増やせるかな?
「もう一本入れるね…」
慎重に入れ、前立腺を中心にいじると、ロンのものから愛液がひっきりなしに溢れてくる。
もう一本入れ、三本入ったロンの中は、前立腺を擦るたびに締め付けてくる。
「もういいかな…」
僕はそう呟くと、指を抜いた。
そしてズボンを脱ぎ、既に立ち上がった僕のものを、柔らかくなった窪みにあてがった。
「息、吐いてて…」
そう言いながら、僕はロンの中に自分のものを入れた。
「うっ、あぁ…ああっ!」
ロンの身体に力が入る。
「ちょ、ロン…!そんな力入れたら、入んないよ…!」
「む、り…!勝手、に…」
「ほら、深呼吸…吸って…はいて…」
必死に呼吸を整えようとするも、上手くいかないらしく、荒い呼吸を続けている。
「はっ、も…息、もたな…」
「ここで止まるから、ほら、息して」
止まるという言葉に安心したのか、呼吸を整えていく。すると、入っていた力も緩んでいった。
「ほら、できた」
「は、い……」
「じゃあ、もっと奥までいくね」
僕はそう言って、ゆっくりと中を進んでいった。
全部入りきると、ロンの呼吸がまた荒くなったので、呼吸が整うまで待った。
呼吸が整ったのを見計らって言った。
「もう動いていいよね?」
僕の言葉にロンが小さく頷くのを確認してから、僕はゆっくりと動いた。
「ひあっ!ちょ、まっ…!」
「ごめん…ね…無理、かも…っ!」
気持ちよくて、止まらない。
やめてというロンの願いも聞けない。
前立腺を重点的にせめると、ロンの腰がビクビクッと跳ね上がった。
「ほら、前立腺…気持ちいい?」
「いい…いい、から…っ!も、でそ…だから…っ!」
「いいよ、だして?僕も、もうだめかも…」
先程よりも激しく動くと、ロンの身体が快楽に震える。
「あっ…!も、だめ…っ!いっちゃ…!」
「僕も…っ!一緒に、いこうね…っ!」
快楽が全身を駆け巡り、腰のあたりに温かいものが込み上げてくる。
「いくよ、ロン…っ!」
「はっ、んぁ…っ!…ああぁぁー…っ!」
ロンの身体が一際大きく跳ね上がり、先端から白濁液が溢れる。
僕のものも同様に、ロンの中で達した。
「も、眠い…」
「あ、ロン!だめだって!ほら、タオル濡らしてきたから、体拭いて!」
「でもー…」
「僕だって眠いの!でも拭いたの!ロンも拭いて!」
すぐに寝そうになるロンを必死に起こし、身体を拭かせる。
そして一通り処理し終わった後、二人でベッドに潜り込み、どちらからともなく眠りについた。
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