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2幕 王都にて
は?(へ?)
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現在地:パスタルト公国:王都 名無しのサルベス
「あぁ....驚くなよ?かなり衝撃的だ...」
ゴクリ...唾を飲む音がした レネだな!
「内容が...魔神復活だ...」
「「「は?(へ?)」」」
「もう1度言うぞ...魔神復活だ...」
「「「は?(へ?)」」」
「だからもう1d「いやもういいから!」
俺が止めなかったらいつまで続いたんだろうな 肝心なヴィルも唖然としてるよ珍しい
「...なるほど...な...どうりで急なボトム形成なんて始まったのか...」
「ん?ヴィルだったか何か知ってるのか?」
あぁ~なるほどな魔神復活ってなったらそうなるだろうな
「最近急に魔物の活発化が始まりましたよね? 今回の根底にあるのは本来の活発化の原因ではなく魔神 自らを創り出した存在が姿を現した事による士気の上昇 統率者の現界とその計らいよって魔物全体が戦術的もしくは計画的になったという事でしょう」
「なるほど...確かに魔物といえど生き物だ 絶対的な王が現れた以上指示された物を全力で取り組む事ができるからな そうなると活発化したのも納得だ 計画的と言ったが物量戦法か?」
「いやそれはないと思うぞ? あの程度幾ら集まってもそんじゃそこらの冒険者にすら適わないし集団戦法ならこちらの方が断然上 なら必然的に蠱毒を行いその上で再度ボトム形成を行うはずだそっちのほうが準備に時間が掛かるが確実性が増す 早くて1年最悪な状況を想定すると3年って所じゃね?なぁヴィル」
「だろうな トップはラッシュの前兆 発見率が跳ね上がるがボトムなら集落程度発見率は低い 今まで以上にボトムの数が増えるだろうな だが..今回の魔神復活かなり最悪な状況だぞ...」
「あの...最悪な状況ってどういう事ですか...?」
「レネの嬢ちゃんには分かりにくいな 今は勇者召喚が行われていない その状況で魔神復活となりゃ おつむの弱い上の連中は急いで勇者召喚するだろう だが勇者ってのは地球っていう星から来るみたいでな いいステータスを持ってるんだが戦闘は雑魚同然だ」
「つまり 戦力増強を図ろうとしても意味が無いって事ですか?」
いやなぁ...それだけじゃないんだよなぁ...
「多少の戦力増強は望めるだろうが結果を見れば愚策だ 召喚には膨大な魔力が必要だそれこそ宮廷魔導師何十人分のな 勇者召喚を行った直後に攻められたとしたら国の防衛の要の魔法士の魔力が枯渇した状態で使い物にならん そのせいで物量に負けだろう 前衛が強いといっても支援なしじゃ長期戦闘は不可能だからな」
流石元騎士団長言うことが違う
でもなぁ...それもあるけど魔物側の情勢的に危ないんだよなぁ...教えちゃう?教えちゃおっか!
「それもあるけど1番はそこじゃないんだよなぁ 」
「そうなのか?ヴィルの言うことのが危ないと思うが」
「っチッチッチ 今復活した魔神はとても焦っているはずだ いや絶対焦ってる なんせ魔物側にとっての盾であり矛である魔界序列の1位と2位は現在不在だからな 空合わせのために悪魔野郎とガルガンチュアが現在の1位2位だろうな」
「「は?(へ?)」」
あ..これさっきと同じパターンや
そうはさせねっぞ!
「だ~か~ら~ 今の魔界序列は崩れてるって事だ 暗黒龍と白域龍は不在オーケー? 魔物のトップの実力を持つ2匹がいないって事でかなり焦ってるはずだ 戦力差を埋めるために物量で人間を片っ端から襲わせて人間側の戦力を削ぐ強攻策に出るだろう そう人的被害が跳ね上がるんだ おそらく村も対象に入るだろう主にゴブリンとかの人型の被害にな」
っふっふっふ 日常的には約立たず漬物石の俺だが戦闘に関しちゃ頭の回転は速くなるんだぜ?
「つまりだ...確実に勇者召喚を行うであろうこの時期に 魔物共は焦っている進行を速めようとしてるって事だな?黒坊主」
そんなぁ...黒坊主はひでぇ...
「そういうこった んでな?面白いのはこっからだ この事を進言しても信じてもらえるはずがない つまり勇者召喚を遅らせるにはまずこの神魔大戦の火蓋を切るであろう戦争を速めに起こす必要がある つまり俺達が勇者召喚を遅らせるのは不可能 魔物と召喚どっちが速いかが後の戦況を決める 魔物に頼らないといけないんだぜ?前代未聞だろ?面白いだろ?」
「...終わりか...だがな俺は屈指ねぇからな負けなんて認めねぇ...いや許さねぇ...」
おや?おやおやおや?これは元騎士団長殿もしや出陣でござるか?
「ガァッハッハッハァ!面白ぇ!最っ高に面白ぇ!やってやろうじゃねぇか!上の連中が泡食って怯えてんならやってやるさ!」
「うっしゃぁ!やるか!やっちまうか元騎士団長!やるってんならこの戦い絶対ついていくぜ!神魔大戦の火蓋を切るこの歴史的最大の戦い見逃せるはずがねぇ 参加しなけりゃ男の恥よ!」
「ガァッハッハッハァ!言ったな黒坊主!その通りだ!今は飲食店オーナーだが元騎士団長の俺が言うんだから間違いねぇ!」
豪快な笑い 豪快な態度 豪快な言葉 騎士団長時代からまったく劣ってないない
「ならマスター バルディスの1級鍛治職人作の装備を激安で提供しましょうか?」
「それには及ばないぜレネ なんたってここは俺作のバレたらそく軍事転用まっしぐらシリーズのトップを提供するからな強き戦士に最高の装備をだ ワームホール展開 さぁ受け取ってくれ未来の英雄!」
ゴス!っと並の装備では出ないような音がした
「まさかそいつを出すだなんてな...」
「そんな装備見たことがありません...」
「これを俺が...!!!」
そりゃ見たことなんてあるはずがないだろう 魔力も質も形も素材も俺制なんだぜ?」
「紹介しよう 最高最強の防具《バルスディザスター》とこっちのクソデカいのが背負う形の大型ガントレット《グラインドブレード》だ! 元騎士団長殿はガントレットが好きなみたいだからな!」
赤黒い死を体現したような重鎧と鉄塊のようにみえる圧倒的大質量のチェーンソーはこの場に鎮座するだけでもとてつもない威圧感を放つ装備に元騎士団長殿は震えるどころか盛り上がるのだった
「あぁ....驚くなよ?かなり衝撃的だ...」
ゴクリ...唾を飲む音がした レネだな!
「内容が...魔神復活だ...」
「「「は?(へ?)」」」
「もう1度言うぞ...魔神復活だ...」
「「「は?(へ?)」」」
「だからもう1d「いやもういいから!」
俺が止めなかったらいつまで続いたんだろうな 肝心なヴィルも唖然としてるよ珍しい
「...なるほど...な...どうりで急なボトム形成なんて始まったのか...」
「ん?ヴィルだったか何か知ってるのか?」
あぁ~なるほどな魔神復活ってなったらそうなるだろうな
「最近急に魔物の活発化が始まりましたよね? 今回の根底にあるのは本来の活発化の原因ではなく魔神 自らを創り出した存在が姿を現した事による士気の上昇 統率者の現界とその計らいよって魔物全体が戦術的もしくは計画的になったという事でしょう」
「なるほど...確かに魔物といえど生き物だ 絶対的な王が現れた以上指示された物を全力で取り組む事ができるからな そうなると活発化したのも納得だ 計画的と言ったが物量戦法か?」
「いやそれはないと思うぞ? あの程度幾ら集まってもそんじゃそこらの冒険者にすら適わないし集団戦法ならこちらの方が断然上 なら必然的に蠱毒を行いその上で再度ボトム形成を行うはずだそっちのほうが準備に時間が掛かるが確実性が増す 早くて1年最悪な状況を想定すると3年って所じゃね?なぁヴィル」
「だろうな トップはラッシュの前兆 発見率が跳ね上がるがボトムなら集落程度発見率は低い 今まで以上にボトムの数が増えるだろうな だが..今回の魔神復活かなり最悪な状況だぞ...」
「あの...最悪な状況ってどういう事ですか...?」
「レネの嬢ちゃんには分かりにくいな 今は勇者召喚が行われていない その状況で魔神復活となりゃ おつむの弱い上の連中は急いで勇者召喚するだろう だが勇者ってのは地球っていう星から来るみたいでな いいステータスを持ってるんだが戦闘は雑魚同然だ」
「つまり 戦力増強を図ろうとしても意味が無いって事ですか?」
いやなぁ...それだけじゃないんだよなぁ...
「多少の戦力増強は望めるだろうが結果を見れば愚策だ 召喚には膨大な魔力が必要だそれこそ宮廷魔導師何十人分のな 勇者召喚を行った直後に攻められたとしたら国の防衛の要の魔法士の魔力が枯渇した状態で使い物にならん そのせいで物量に負けだろう 前衛が強いといっても支援なしじゃ長期戦闘は不可能だからな」
流石元騎士団長言うことが違う
でもなぁ...それもあるけど魔物側の情勢的に危ないんだよなぁ...教えちゃう?教えちゃおっか!
「それもあるけど1番はそこじゃないんだよなぁ 」
「そうなのか?ヴィルの言うことのが危ないと思うが」
「っチッチッチ 今復活した魔神はとても焦っているはずだ いや絶対焦ってる なんせ魔物側にとっての盾であり矛である魔界序列の1位と2位は現在不在だからな 空合わせのために悪魔野郎とガルガンチュアが現在の1位2位だろうな」
「「は?(へ?)」」
あ..これさっきと同じパターンや
そうはさせねっぞ!
「だ~か~ら~ 今の魔界序列は崩れてるって事だ 暗黒龍と白域龍は不在オーケー? 魔物のトップの実力を持つ2匹がいないって事でかなり焦ってるはずだ 戦力差を埋めるために物量で人間を片っ端から襲わせて人間側の戦力を削ぐ強攻策に出るだろう そう人的被害が跳ね上がるんだ おそらく村も対象に入るだろう主にゴブリンとかの人型の被害にな」
っふっふっふ 日常的には約立たず漬物石の俺だが戦闘に関しちゃ頭の回転は速くなるんだぜ?
「つまりだ...確実に勇者召喚を行うであろうこの時期に 魔物共は焦っている進行を速めようとしてるって事だな?黒坊主」
そんなぁ...黒坊主はひでぇ...
「そういうこった んでな?面白いのはこっからだ この事を進言しても信じてもらえるはずがない つまり勇者召喚を遅らせるにはまずこの神魔大戦の火蓋を切るであろう戦争を速めに起こす必要がある つまり俺達が勇者召喚を遅らせるのは不可能 魔物と召喚どっちが速いかが後の戦況を決める 魔物に頼らないといけないんだぜ?前代未聞だろ?面白いだろ?」
「...終わりか...だがな俺は屈指ねぇからな負けなんて認めねぇ...いや許さねぇ...」
おや?おやおやおや?これは元騎士団長殿もしや出陣でござるか?
「ガァッハッハッハァ!面白ぇ!最っ高に面白ぇ!やってやろうじゃねぇか!上の連中が泡食って怯えてんならやってやるさ!」
「うっしゃぁ!やるか!やっちまうか元騎士団長!やるってんならこの戦い絶対ついていくぜ!神魔大戦の火蓋を切るこの歴史的最大の戦い見逃せるはずがねぇ 参加しなけりゃ男の恥よ!」
「ガァッハッハッハァ!言ったな黒坊主!その通りだ!今は飲食店オーナーだが元騎士団長の俺が言うんだから間違いねぇ!」
豪快な笑い 豪快な態度 豪快な言葉 騎士団長時代からまったく劣ってないない
「ならマスター バルディスの1級鍛治職人作の装備を激安で提供しましょうか?」
「それには及ばないぜレネ なんたってここは俺作のバレたらそく軍事転用まっしぐらシリーズのトップを提供するからな強き戦士に最高の装備をだ ワームホール展開 さぁ受け取ってくれ未来の英雄!」
ゴス!っと並の装備では出ないような音がした
「まさかそいつを出すだなんてな...」
「そんな装備見たことがありません...」
「これを俺が...!!!」
そりゃ見たことなんてあるはずがないだろう 魔力も質も形も素材も俺制なんだぜ?」
「紹介しよう 最高最強の防具《バルスディザスター》とこっちのクソデカいのが背負う形の大型ガントレット《グラインドブレード》だ! 元騎士団長殿はガントレットが好きなみたいだからな!」
赤黒い死を体現したような重鎧と鉄塊のようにみえる圧倒的大質量のチェーンソーはこの場に鎮座するだけでもとてつもない威圧感を放つ装備に元騎士団長殿は震えるどころか盛り上がるのだった
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