2 / 3
本番※
しおりを挟む
「んぁっ!あ、やぁ…はげしぃ……ンン、激しいの、こわれちゃうぅ……」
「奥突かれんの、好きだろ?」
「すきぃ、すき、だけど、ひぃぁっ……!んぁ…」
「ハッ、奥突くと締まる…っ」
「あぁ!やぁ……もぅ、でる……っ!ん、はぁイクっ!イっちゃうぅ……んあぁぁあ!」
「ぐっ……!」
もう何度目だろうか。淫魔である僕が持久性に優れているとはいえ、お腹は既にイッパイで体力に余裕はあまりない。
それにお腹の奥をごちゅごちゅ突かれ続けられてきゅんっと先輩のモノを食い締めるのを止められない。
快楽が過ぎて頭おかしくなる…っ。
一方でノンストップで腰を動かし続けている先輩は余裕の笑みを湛えている。
先輩は普段から優しいところがあると思っていたが、こちらに関してはサドだったと身体を揺さぶられ快楽に染まる中、どこか冷静な頭の片隅で考える。
だが決して、僕が嫌がる事はしない。
強引な中に垣間見える気遣いのギャップに心を鷲掴みされてしまう。
僕はそんな不良な先輩が大好きだ。
先輩に抱えられて部屋に入った途端、喰らうような激しいキスに翻弄され、気がつけば全裸で先輩の膝の上に乗せられていた。
期待とキスで欲情している僕の後ろは、ほぐさずとも既に濡れそぼって、今か今かと待ち構えていた。
淫魔はその名の通り淫乱な魔族であり、生涯にただ一人の相手を愛し、より子孫を残すために受け入れやすいように身体が作られている。
僕も例に漏れず先輩をただ一人の相手と認めた瞬間、欲情によって自然と準備が整う。
「せんぱい………んっ、はやく、っ先輩の、ちょーだ……っ、んぁ!」
「おらァ!ご所望のモンくれてやるよっ」
堪らず強請るとベッドに仰向けに押し倒され、先輩が目をギラつかせながら覆い被さってきた。
火傷する程に熱くて太く硬い楔がぴとっと入り口に宛てがわれると同時に先が中に食い込む。
ズポッと嵌まった勢いのまま、力強い挿入が行われる。緩く腰を振られながら着実に奥へ奥へと入ってくる。
「ああっ!せん、ぱいの…おっ、きぃ。はぁっ、ん、……んぁ!あ、やぁ………だ、ダメ!…ふぁ、そこ、こすっちゃぁ……」
みちみちと中を押し広げられる苦しさはあるが、それ以上に感じる部分を硬く張り出したモノが挿入の度に感じる部分を擦り上げて堪らない。
苦しみさえも快楽に塗り替えられてしまう。
「ココ、だろ?イイ所を俺に擦られて善がってんなもんな。ダメじゃないよなァ」
「ち、ちがっ……んはっ、あ、あぁん」
「ん~?ちげーのか?ン、ならコッチを可愛がってやるよ」
そう言って先輩は容赦なく腰を激しく振り、最奥を穿つ。引き抜く手前まで腰を引いたと思えば、どちゅんっ!と重い一撃をかます。
強い快感を逃がそうと腰を捩るが大きな角張った手でガシリと掴まれて逃れられない。
背中が弓なりにしなる。腰から太腿にかけて小刻みに震え、足先が丸まる。
「あぁっ!あっ、おくぅ、っ!……おく、っだめぇ……んぁっ!」
「はッ、イイ、の間違いだろ?ほら、言えよ」
先輩はわざとイイ所を避けて緩く腰を動かす。強烈な快感を覚え込んだ僕の身体は後ろをきゅぅっと締め上げ、物足りなさを訴える。
わざとなのか、込み上げた射精感を止められた。
先輩との間で震える僕のモノからは淫らな液がとめどなく溢れ、てらてらと光る姿が何とも卑猥だ。
前を弄ろうにも指を絡ませてシーツに手を縫い付けられているおかげで一切動かせない。
いや、僕が手を解きたくないからギュッと指に力を入れて握り込んで、先輩が動けないようにしている。
「んぅっ…イイ……せんぱぃ、あっ、んんっ、きもちぃ、から……奥に激しいの、あぅ、ほしいよぉ」
「ククッ、よくできました。ほら、口開いて舌を出せ。褒美だ」
喉を震わせ、ニヤリと口角を上げて意地悪く笑う先輩は雄の色気に溢れていて、その色気にくらりとやられた。
「ん…ふぅ……ん………ん、!?んぁ…っ!んんっ!……」
舌が絡み合い鳴る卑猥な水音に突然乾いた音と結合部分から一際大きい水音が重なった。
太い腕に抱き抱えられ、全身余すとこなく密着する。
密着する事でより分かる先輩の体温と湿り気を帯びた肌、逞しい身体、先輩の匂い。その全てがとても愛おしく、僕だけが感じられるのだと優越感が込み上げる。
唇を奪われたまま腰だけを激しく動かされ、最奥に楔を叩き込まれる。
まるで僕の中に先輩を刻み込むかのように。
奥の入り口をこじ開けようと、腰を回して先っぽで円を描くようにグリグリ擦られる。
そうされると突かれる快感とは違った気持ち良さがお腹から腰に駆け抜け、甘く痺れた。
ノックされ続けた入り口は次第に綻び、その先を強請るように先輩のモノにちゅうちゅう吸い付いている。
「っは、奥突く度にキスしてんなァ。俺が欲しいって強請られてるみてーだ。なぁ、流星」
____奥に種付けしてやろうか?
先輩が耳元で甘く低い声で囁いた瞬間、僕の胸は痛いほど高鳴り、中がうねって先輩のモノを搾り取ろうと扇動した。それと同時に奥の入り口がくぱぁ、と開き亀頭を呑み込む。
身体が先輩の精子を欲して絡め取るように、僕も一滴も逃すまいと、全てを注ぎ込んでもらえるように両足を先輩の腰に巻きつけ肌と肌を密着させ、足首をクロスさせて外れないように固定した。
ただでさえ主導権を握られて、射精したくとも刺激を巧みに調整されて出来ないのだ。
だからこそ、先輩に愛されながら一緒にイきたいと強く願う。
「んっ、ほしいっ!せんぱいのせーし、でぇ、っ……んぁ!ぼくの、ここ……はぁ…イッパイにしてくだ、さい」
片手の拘束を解き、その手で下腹を撫でる。
その動きに煽られたのか、先輩が獲物を喰らう瞳で僕を見つめ、雄の顔させながら舌舐めずりをした。
「ハッ、上等だ。嫌だつっても止めてやんねえ。煽ったのはてめーだ。責任持って全て受け入れろよ」
あぁ、喰らい尽くされる
そう本能で感じ取った。でもそれが全く嫌じゃなくて、むしろ嬉しいとまで思ってしまう僕は、先輩に完全に堕ちている。
「奥突かれんの、好きだろ?」
「すきぃ、すき、だけど、ひぃぁっ……!んぁ…」
「ハッ、奥突くと締まる…っ」
「あぁ!やぁ……もぅ、でる……っ!ん、はぁイクっ!イっちゃうぅ……んあぁぁあ!」
「ぐっ……!」
もう何度目だろうか。淫魔である僕が持久性に優れているとはいえ、お腹は既にイッパイで体力に余裕はあまりない。
それにお腹の奥をごちゅごちゅ突かれ続けられてきゅんっと先輩のモノを食い締めるのを止められない。
快楽が過ぎて頭おかしくなる…っ。
一方でノンストップで腰を動かし続けている先輩は余裕の笑みを湛えている。
先輩は普段から優しいところがあると思っていたが、こちらに関してはサドだったと身体を揺さぶられ快楽に染まる中、どこか冷静な頭の片隅で考える。
だが決して、僕が嫌がる事はしない。
強引な中に垣間見える気遣いのギャップに心を鷲掴みされてしまう。
僕はそんな不良な先輩が大好きだ。
先輩に抱えられて部屋に入った途端、喰らうような激しいキスに翻弄され、気がつけば全裸で先輩の膝の上に乗せられていた。
期待とキスで欲情している僕の後ろは、ほぐさずとも既に濡れそぼって、今か今かと待ち構えていた。
淫魔はその名の通り淫乱な魔族であり、生涯にただ一人の相手を愛し、より子孫を残すために受け入れやすいように身体が作られている。
僕も例に漏れず先輩をただ一人の相手と認めた瞬間、欲情によって自然と準備が整う。
「せんぱい………んっ、はやく、っ先輩の、ちょーだ……っ、んぁ!」
「おらァ!ご所望のモンくれてやるよっ」
堪らず強請るとベッドに仰向けに押し倒され、先輩が目をギラつかせながら覆い被さってきた。
火傷する程に熱くて太く硬い楔がぴとっと入り口に宛てがわれると同時に先が中に食い込む。
ズポッと嵌まった勢いのまま、力強い挿入が行われる。緩く腰を振られながら着実に奥へ奥へと入ってくる。
「ああっ!せん、ぱいの…おっ、きぃ。はぁっ、ん、……んぁ!あ、やぁ………だ、ダメ!…ふぁ、そこ、こすっちゃぁ……」
みちみちと中を押し広げられる苦しさはあるが、それ以上に感じる部分を硬く張り出したモノが挿入の度に感じる部分を擦り上げて堪らない。
苦しみさえも快楽に塗り替えられてしまう。
「ココ、だろ?イイ所を俺に擦られて善がってんなもんな。ダメじゃないよなァ」
「ち、ちがっ……んはっ、あ、あぁん」
「ん~?ちげーのか?ン、ならコッチを可愛がってやるよ」
そう言って先輩は容赦なく腰を激しく振り、最奥を穿つ。引き抜く手前まで腰を引いたと思えば、どちゅんっ!と重い一撃をかます。
強い快感を逃がそうと腰を捩るが大きな角張った手でガシリと掴まれて逃れられない。
背中が弓なりにしなる。腰から太腿にかけて小刻みに震え、足先が丸まる。
「あぁっ!あっ、おくぅ、っ!……おく、っだめぇ……んぁっ!」
「はッ、イイ、の間違いだろ?ほら、言えよ」
先輩はわざとイイ所を避けて緩く腰を動かす。強烈な快感を覚え込んだ僕の身体は後ろをきゅぅっと締め上げ、物足りなさを訴える。
わざとなのか、込み上げた射精感を止められた。
先輩との間で震える僕のモノからは淫らな液がとめどなく溢れ、てらてらと光る姿が何とも卑猥だ。
前を弄ろうにも指を絡ませてシーツに手を縫い付けられているおかげで一切動かせない。
いや、僕が手を解きたくないからギュッと指に力を入れて握り込んで、先輩が動けないようにしている。
「んぅっ…イイ……せんぱぃ、あっ、んんっ、きもちぃ、から……奥に激しいの、あぅ、ほしいよぉ」
「ククッ、よくできました。ほら、口開いて舌を出せ。褒美だ」
喉を震わせ、ニヤリと口角を上げて意地悪く笑う先輩は雄の色気に溢れていて、その色気にくらりとやられた。
「ん…ふぅ……ん………ん、!?んぁ…っ!んんっ!……」
舌が絡み合い鳴る卑猥な水音に突然乾いた音と結合部分から一際大きい水音が重なった。
太い腕に抱き抱えられ、全身余すとこなく密着する。
密着する事でより分かる先輩の体温と湿り気を帯びた肌、逞しい身体、先輩の匂い。その全てがとても愛おしく、僕だけが感じられるのだと優越感が込み上げる。
唇を奪われたまま腰だけを激しく動かされ、最奥に楔を叩き込まれる。
まるで僕の中に先輩を刻み込むかのように。
奥の入り口をこじ開けようと、腰を回して先っぽで円を描くようにグリグリ擦られる。
そうされると突かれる快感とは違った気持ち良さがお腹から腰に駆け抜け、甘く痺れた。
ノックされ続けた入り口は次第に綻び、その先を強請るように先輩のモノにちゅうちゅう吸い付いている。
「っは、奥突く度にキスしてんなァ。俺が欲しいって強請られてるみてーだ。なぁ、流星」
____奥に種付けしてやろうか?
先輩が耳元で甘く低い声で囁いた瞬間、僕の胸は痛いほど高鳴り、中がうねって先輩のモノを搾り取ろうと扇動した。それと同時に奥の入り口がくぱぁ、と開き亀頭を呑み込む。
身体が先輩の精子を欲して絡め取るように、僕も一滴も逃すまいと、全てを注ぎ込んでもらえるように両足を先輩の腰に巻きつけ肌と肌を密着させ、足首をクロスさせて外れないように固定した。
ただでさえ主導権を握られて、射精したくとも刺激を巧みに調整されて出来ないのだ。
だからこそ、先輩に愛されながら一緒にイきたいと強く願う。
「んっ、ほしいっ!せんぱいのせーし、でぇ、っ……んぁ!ぼくの、ここ……はぁ…イッパイにしてくだ、さい」
片手の拘束を解き、その手で下腹を撫でる。
その動きに煽られたのか、先輩が獲物を喰らう瞳で僕を見つめ、雄の顔させながら舌舐めずりをした。
「ハッ、上等だ。嫌だつっても止めてやんねえ。煽ったのはてめーだ。責任持って全て受け入れろよ」
あぁ、喰らい尽くされる
そう本能で感じ取った。でもそれが全く嫌じゃなくて、むしろ嬉しいとまで思ってしまう僕は、先輩に完全に堕ちている。
20
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説

青少年病棟
暖
BL
性に関する診察・治療を行う病院。
小学生から高校生まで、性に関する悩みを抱えた様々な青少年に対して、外来での診察・治療及び、入院での治療を行なっています。
※性的描写あり。
※患者・医師ともに全員男性です。
※主人公の患者は中学一年生設定。
※結末未定。できるだけリクエスト等には対応してい期待と考えているため、ぜひコメントお願いします。


頭の上に現れた数字が平凡な俺で抜いた数って冗談ですよね?
いぶぷろふぇ
BL
ある日突然頭の上に謎の数字が見えるようになったごくごく普通の高校生、佐藤栄司。何やら規則性があるらしい数字だが、その意味は分からないまま。
ところが、数字が頭上にある事にも慣れたある日、クラス替えによって隣の席になった学年一のイケメン白田慶は数字に何やら心当たりがあるようで……?
頭上の数字を発端に、普通のはずの高校生がヤンデレ達の愛に巻き込まれていく!?
「白田君!? っていうか、和真も!? 慎吾まで!? ちょ、やめて! そんな目で見つめてこないで!」
美形ヤンデレ攻め×平凡受け
※この作品は以前ぷらいべったーに載せた作品を改題・改稿したものです
※物語は高校生から始まりますが、主人公が成人する後半まで性描写はありません


セントアール魔法学院~大好きな義兄との学院生活かと思いきや何故だかイケメンがちょっかいかけてきます~
カニ蒲鉾
BL
『ラウ…かわいい僕のラウル…この身体の事は絶対に知られてはいけない僕とラウル二人だけの秘密』
『は、い…誰にも――』
この国には魔力を持つ男が通うことを義務付けられた全寮制魔法学校が存在する。そこに新入生として入学したラウルは離れ離れになっていた大好きで尊敬する義兄リカルドと再び一緒の空間で生活できることだけを楽しみにドキドキワクワク胸を膨らませていた。そんなラウルに待つ、新たな出会いと自分の身体そして出生の秘密とは――
圧倒的光の元気っ子ラウルに、性格真反対のイケメン二人が溺愛執着する青春魔法学園ファンタジー物語
(受)ラウル・ラポワント《1年生》
リカ様大好き元気っ子、圧倒的光
(攻)リカルド・ラポワント《3年生》
優しいお義兄様、溺愛隠れ執着系、策略家
(攻)アルフレッド・プルースト《3年生》
ツンデレ俺様、素行不良な学年1位
(友)レオンハルト・プルースト《1年生》
爽やかイケメン、ラウルの初友達、アルの従兄弟

どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話
ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。

俺の体に無数の噛み跡。何度も言うが俺はαだからな?!いくら噛んでも、番にはなれないんだぜ?!
汀
BL
背も小さくて、オメガのようにフェロモンを振りまいてしまうアルファの睟。そんな特異体質のせいで、馬鹿なアルファに体を噛まれまくるある日、クラス委員の落合が………!!

おまけのカスミ草
ニノ
BL
僕には双子の弟がいる…。僕とは違い、明るく魅力的な弟…。
僕はそんな弟のオマケとして見られるのが嫌で弟を避けるように過ごしていた。
なのに弟の我が儘で一緒に全寮制の男子校に入学することになり…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる