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獣王国編
闘技祭②
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「お、お前、その格好は何だよ⁈お前人族だよな?なのに何だよその耳と尻尾はよぉ!」
「わー!ご主人様俺と同じだー!んー、でも狼じゃないね!」
「HAHAHA!見たか!僕のスキルの凄さを!これならロモといても問題ないよね!」
そう、僕は完全偽装スキルによって種族をも変えてしまったのさ!
でも本当に出来るとは思わなかったよ。
だって初めてするしさ!
「でもお前、本当にそれでいいのか?だってその耳は…」
「え?何?もっと大きな声で言ってよ!」
「お前のその耳はどう見ても兎だろうが!」
「え??兎だと何か問題でもあるの?」
「兎族っつーのは獣人の中でも最弱って言われるぐらいには弱いんだよ!」
「へぇー、そうなんだ。だから何?僕には関係ないよね?」
「いや、確かに無いかもしれないが、もしそれで兎族の奴等がお前の所に集まったらどうするつもりだよ?」
「どうするって…ねぇ?兎族が弱いのがダメって言うのなら強くしてあげようか?その兎族をさ。そしたら兎族は弱くなくなるし僕に集まる理由も無くなるはずだよ。」
「……お前がそれでいいのなら俺様は止めねぇよ。」
「あ、いいんだ。取り敢えず僕は出場するからね!」
「俺も出るぞ!」
「……………問題が起きなきゃいいが…。」
「わー!ご主人様俺と同じだー!んー、でも狼じゃないね!」
「HAHAHA!見たか!僕のスキルの凄さを!これならロモといても問題ないよね!」
そう、僕は完全偽装スキルによって種族をも変えてしまったのさ!
でも本当に出来るとは思わなかったよ。
だって初めてするしさ!
「でもお前、本当にそれでいいのか?だってその耳は…」
「え?何?もっと大きな声で言ってよ!」
「お前のその耳はどう見ても兎だろうが!」
「え??兎だと何か問題でもあるの?」
「兎族っつーのは獣人の中でも最弱って言われるぐらいには弱いんだよ!」
「へぇー、そうなんだ。だから何?僕には関係ないよね?」
「いや、確かに無いかもしれないが、もしそれで兎族の奴等がお前の所に集まったらどうするつもりだよ?」
「どうするって…ねぇ?兎族が弱いのがダメって言うのなら強くしてあげようか?その兎族をさ。そしたら兎族は弱くなくなるし僕に集まる理由も無くなるはずだよ。」
「……お前がそれでいいのなら俺様は止めねぇよ。」
「あ、いいんだ。取り敢えず僕は出場するからね!」
「俺も出るぞ!」
「……………問題が起きなきゃいいが…。」
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