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彼の部屋でえっちい展開
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橘君の住んでいるマンションは、駅から五分ほど歩いた場所にあった。
無言でエレベータに乗り、五階で降りる。
橘君が部屋の鍵を開ける。
部屋に入るなり、壁に押しつけられ強引にキスされた。電気もつけていないので真っ暗でほとんど何も見えない。
「……っ、成海さんっ」
絞り出すような橘君の甘い声に思わず胸がドキリとする。近くで見てもやっぱりめちゃくちゃかっこいい。橘君からは柔軟剤のいい香りがした。
唇が離れたらと思ったらまた触れ、離れては触れ、次に暖かな舌が差し入れられた。
「ん……ううっ」
息をする隙さえ与えてもらえない激しいキス。思わず声が漏れる。
橘君の唇が離れた感覚があったので目を開けると、頬を蒸気させて私を見つめている橘君が目の前にいた。心臓がぎゅっとなる。
そのまま抱きかかえられてベッドに運ばれた。橘君って想像してたより力がある。腕も胸も想像していたよりもずっと男らしくて力強い。
ベッドの上にそっと降ろされる。ベッドからは橘君と同じ柔軟剤の匂いがした。
「寒くない?」
そう尋ねられて私は黙って頷いた。
覆いかぶさるように橘君から再びキスされる。そのまま唇が下の方へと降りて行き、鎖骨をなぞった。私はびくりと体を震わせた。
「成海さん、いい匂い」
胸元から橘君がそうつぶやく声が聞こえる。
橘君は性急な手つきで胸元を開くと胸の先を舌でつついた。
「……っ」
私の反応にふふっと橘君が笑う。なんだかすごく恥ずかしい。
今度は荒々しく胸を揉まれる。
「っ、あああっ」
橘君が触れる部分が熱い。
「成海さん、結構胸あるね」
「やっ」
あの橘君の口から卑猥な言葉を
ちろちろと舌で乳首を転がされ、大きな声をあげてしまう。
「あっ、ああっ」
「可愛い」
言いながら橘君はさらに私の敏感な場所を責め立てる。
「ふ、ああっ」
体の奥が熱くなる。すごく恥ずかしいけれど気持ちいい。
橘君が私の足を持ち上げる。
「や、ああっ」
「嫌じゃないでしょ?」
言いながら唇を塞がれて舌を舌で弄ばれた。橘君の指が下着の間から侵入してきたのがわかった。ぬるりと指が入る。
「っううっ」
「すっごい濡れてる。キス、気持ちよかった?」
そう聞かれたけど、恥ずかしくて返事ができない。
「答えないと、もっといじめるよ?」
言いながら橘君が濡れたそこにぐちゃぐちゃと指を出し入れした。
「ああっ、やあっ。駄目っ」
「ここ、気持ちいい?」
橘君が指を曲げてぐりぐりと敏感な場所を刺激する。激しい快感に襲われる。
「そこっ、駄目っ!」
「……すごい締め付けてるけど、もうイキそう?」
橘君に聞かれ、恥ずかしさで顔が熱くなる。自分でもびっくりするほど感じてしまっている。
「も、入れるね?」
橘君は手早く準備を終えるとゆっくりと入ってきた。
「っ……あああんっ」
「成海さん、きつい……っ」
橘君が快感に耐えるみたいに顔を歪ませる。
そのまま顔を近づけてきて耳を舐められた。
「あ……結衣、さん、好き、だよ……っ」
「は、あああっ、たち、ばなくんっ」
言いながらぐりぐりと奥を突かれる。あまりの快感に息をするのもつらい。
「かわい……すぎるっ」
「っ、ああっやっはげし……っ」
「だって成海さんが可愛いすぎるから」
苦しそうに呼吸する橘君が愛おしくて胸が苦しい。お互いの体が熱くて、溶け合ってしまいそうだ。
「あ、そろそろ、で、るっ」
「ん……いいよっ……」
橘君の動きが早くなる。頭の中が真っ白になりそうだ。
「……っ、あ、だめっ、私ももう……!」
「んっ一緒にいこ……っ」
「あっあああーあっ!」
そのまま激しく腰を打ち付けられ、絶頂を迎えてしまった。
・
・
・
「俺と付き合ってくれる?」
ベッドの中で私を抱き締めたまま、橘君が言った。
「橘君ったら今さら?」
「……だって、色々いっぱいいっぱいで言いそびれてたから」
そう照れたように言う橘君が可愛すぎて、私は黙ったままキスで返事をした。
お持ち帰りから付き合うことになってしまったけど、体の相性が最高なことがわかったからこれはこれで良かったのかな?
無言でエレベータに乗り、五階で降りる。
橘君が部屋の鍵を開ける。
部屋に入るなり、壁に押しつけられ強引にキスされた。電気もつけていないので真っ暗でほとんど何も見えない。
「……っ、成海さんっ」
絞り出すような橘君の甘い声に思わず胸がドキリとする。近くで見てもやっぱりめちゃくちゃかっこいい。橘君からは柔軟剤のいい香りがした。
唇が離れたらと思ったらまた触れ、離れては触れ、次に暖かな舌が差し入れられた。
「ん……ううっ」
息をする隙さえ与えてもらえない激しいキス。思わず声が漏れる。
橘君の唇が離れた感覚があったので目を開けると、頬を蒸気させて私を見つめている橘君が目の前にいた。心臓がぎゅっとなる。
そのまま抱きかかえられてベッドに運ばれた。橘君って想像してたより力がある。腕も胸も想像していたよりもずっと男らしくて力強い。
ベッドの上にそっと降ろされる。ベッドからは橘君と同じ柔軟剤の匂いがした。
「寒くない?」
そう尋ねられて私は黙って頷いた。
覆いかぶさるように橘君から再びキスされる。そのまま唇が下の方へと降りて行き、鎖骨をなぞった。私はびくりと体を震わせた。
「成海さん、いい匂い」
胸元から橘君がそうつぶやく声が聞こえる。
橘君は性急な手つきで胸元を開くと胸の先を舌でつついた。
「……っ」
私の反応にふふっと橘君が笑う。なんだかすごく恥ずかしい。
今度は荒々しく胸を揉まれる。
「っ、あああっ」
橘君が触れる部分が熱い。
「成海さん、結構胸あるね」
「やっ」
あの橘君の口から卑猥な言葉を
ちろちろと舌で乳首を転がされ、大きな声をあげてしまう。
「あっ、ああっ」
「可愛い」
言いながら橘君はさらに私の敏感な場所を責め立てる。
「ふ、ああっ」
体の奥が熱くなる。すごく恥ずかしいけれど気持ちいい。
橘君が私の足を持ち上げる。
「や、ああっ」
「嫌じゃないでしょ?」
言いながら唇を塞がれて舌を舌で弄ばれた。橘君の指が下着の間から侵入してきたのがわかった。ぬるりと指が入る。
「っううっ」
「すっごい濡れてる。キス、気持ちよかった?」
そう聞かれたけど、恥ずかしくて返事ができない。
「答えないと、もっといじめるよ?」
言いながら橘君が濡れたそこにぐちゃぐちゃと指を出し入れした。
「ああっ、やあっ。駄目っ」
「ここ、気持ちいい?」
橘君が指を曲げてぐりぐりと敏感な場所を刺激する。激しい快感に襲われる。
「そこっ、駄目っ!」
「……すごい締め付けてるけど、もうイキそう?」
橘君に聞かれ、恥ずかしさで顔が熱くなる。自分でもびっくりするほど感じてしまっている。
「も、入れるね?」
橘君は手早く準備を終えるとゆっくりと入ってきた。
「っ……あああんっ」
「成海さん、きつい……っ」
橘君が快感に耐えるみたいに顔を歪ませる。
そのまま顔を近づけてきて耳を舐められた。
「あ……結衣、さん、好き、だよ……っ」
「は、あああっ、たち、ばなくんっ」
言いながらぐりぐりと奥を突かれる。あまりの快感に息をするのもつらい。
「かわい……すぎるっ」
「っ、ああっやっはげし……っ」
「だって成海さんが可愛いすぎるから」
苦しそうに呼吸する橘君が愛おしくて胸が苦しい。お互いの体が熱くて、溶け合ってしまいそうだ。
「あ、そろそろ、で、るっ」
「ん……いいよっ……」
橘君の動きが早くなる。頭の中が真っ白になりそうだ。
「……っ、あ、だめっ、私ももう……!」
「んっ一緒にいこ……っ」
「あっあああーあっ!」
そのまま激しく腰を打ち付けられ、絶頂を迎えてしまった。
・
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「俺と付き合ってくれる?」
ベッドの中で私を抱き締めたまま、橘君が言った。
「橘君ったら今さら?」
「……だって、色々いっぱいいっぱいで言いそびれてたから」
そう照れたように言う橘君が可愛すぎて、私は黙ったままキスで返事をした。
お持ち帰りから付き合うことになってしまったけど、体の相性が最高なことがわかったからこれはこれで良かったのかな?
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