約束の虹は8色に輝いて

 モンド大陸の東に位置する大国、スパイス帝国。
 宮殿の剣士団に所属する少年ターメリックは、友情を司る女神クリスタンを崇拝するクリスタン教信者だったが、クリスタン教については知らないことばかりだった。
 そんな中、スパイス帝国内で皇帝が暗殺され、暗殺者が世界戦争を宣言したことにより、世界に災厄をもたらすと云われる「竜の王イゾリータ」の封印に綻びが生じ始めた。
 実は、それらはすべてクリスタン神話の「予言の書」に書かれていることであった。
 クリスタン神話が史実そのものを記録し、未来を予言しているものと知ったターメリックは、かつて竜の王イゾリータを封印したという、自らの意志を持つ「伝説の剣」に持ち主として選ばれる。
 伝説の剣は、ターメリックの持つ「真実の剣」を含めて全部で7振り。
 ターメリックは、友情の女神クリスタンに導かれ、残りの剣に選ばれし仲間を探す旅に出る。
 仲間とともに、再び竜の王イゾリータを封印するために……

※この作品は「小説家になろう」にて発表当時版(2016年版とも言う)を連載していました(こちらは完結済みです)。
 とんでもなく駆け足で話が進んでいくので、あまりオススメはできませんが「早くサクサク読みたい!」という方がいらっしゃいましたら「小説家になろう」で探してみてください。
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