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無色病 青
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「無色病 青」
ある日僕は色を失った。
最初に無くなったのは黒
僕が強い怒りを見せた時
頭痛がしたと思ったら突然
僕の世界から黒が無くなった。
訳が分からなかった
人間の瞳、髪、鉛筆で書いた文字、ありとあらゆる黒が
僕の世界から消えてしまった。
怖かった。
すごく不安になった。
そんな感情を顕にすると
またズキンと頭に痛みが走り
今度は僕から青が消えていった。
まただ…また色が消えた
嫌だ…
このまま僕は色を無くしてしまうのだろうか…
いてもたってもいられなった僕は見える色を辿りなんとか病院を巡った。
だがどこの病院も聞いたことがない症状に頭を抱え、中には僕を不信に思う医師もいた。
それでも僕は病院を巡り
ある医師が親身になってくれて
検査入院することになった。
検査入院することになってまずその医師は色鉛筆を僕に渡してきた。
今見えている色を分かりやすくするためだと言う。
今日はもう遅いから休もうと言われた。
今でも不安は残るが起きていてもしょうがないから眠ることにしよう。
明日になればなにか進展があるかもしれない
心優しい医師がなにか思いついてくれるかも知れない
大きな不安と小さな希望を胸に
僕は眠った。
ある日僕は色を失った。
最初に無くなったのは黒
僕が強い怒りを見せた時
頭痛がしたと思ったら突然
僕の世界から黒が無くなった。
訳が分からなかった
人間の瞳、髪、鉛筆で書いた文字、ありとあらゆる黒が
僕の世界から消えてしまった。
怖かった。
すごく不安になった。
そんな感情を顕にすると
またズキンと頭に痛みが走り
今度は僕から青が消えていった。
まただ…また色が消えた
嫌だ…
このまま僕は色を無くしてしまうのだろうか…
いてもたってもいられなった僕は見える色を辿りなんとか病院を巡った。
だがどこの病院も聞いたことがない症状に頭を抱え、中には僕を不信に思う医師もいた。
それでも僕は病院を巡り
ある医師が親身になってくれて
検査入院することになった。
検査入院することになってまずその医師は色鉛筆を僕に渡してきた。
今見えている色を分かりやすくするためだと言う。
今日はもう遅いから休もうと言われた。
今でも不安は残るが起きていてもしょうがないから眠ることにしよう。
明日になればなにか進展があるかもしれない
心優しい医師がなにか思いついてくれるかも知れない
大きな不安と小さな希望を胸に
僕は眠った。
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