ゲーム配信は楽しくないと! 〜毎日配信で有名配信者になります〜

九月生

文字の大きさ
上 下
24 / 89

生配信10 ファイナルファンタジーの世界へ

しおりを挟む
「はい、どうも。今日もゲーム配信! 配信者はお馴染みTakiチャンネルの滝です」

 今日も昼のゲーム配信を始める。

『こんにちは』
『こんにちは!』
『待ってた』
『初見です』

「こんにちは! 初見さんもこんにちは!」

 現在、俺の配信を見ている視聴者は3000人。めちゃくちゃ多くて、ちょっと驚き。

 配信前にTwitterで、昼配信と夜配信のやるゲームを呟いたのだが、初見さんもいるし、改めて今日やる配信について紹介して行く。

「今日はね、Twitterで呟いた通り、この配信では『FF14』をやって行こうと思います。で、夜配信は『エーペックス』を予定しています」

『FF14』---『ファイナルファンタジー14』はオンラインゲームで、種類としてはMMORPGに分類される。

 自分の好きなようにキャラを製作し、そのキャラを操作する。種族や職業なんかも選べ、やり込みが要素満載のゲームだ。

 ファイナルファンタジーを愛する人ならば、1度でいいからプレイしてみて欲しい。

 なんて思っていると、コメント欄に書き込みが。

『知ってた』
『今知った』
『Twitterフォローしとこ』
『どこサーバーですか?』

「フォローありがとう! 動画の概要欄に貼ってあります。サーバーはね、アレクサンダー」

 配信画面にゲーム画面を表示する。

 俺はこの『FF14』をリリース直後からプレイしている。キャラのジョブレベルは、黒・赤・青魔道士それぞれカンスト。

 魔道士しか育ててないので、それ以外のジョブは0のまま。

 本垢はそんな感じなのだが、今回配信に使うキャラはサブ垢の方だ。サブ垢のキャラはまだ作ってないので、これから作る。

「はい、というわけで、画面を見たら分かる通り、キャラクリエイトから始めていきたいと思います。拍手! パチパチパチ」
 
 つまり配信専用のキャラを作っていく。

『8888888』
『パチパチパチパチ!』
『88888888』
『88』

「まずは種族と性別からかな」

 種族を最初に決める。

「ええっと確か、ヒューランは人族でエレゼンがエルフ」

 種族を1通り見ていく。

 種族は全部で8種族。

 先程言った2種族、ヒューランとエレゼンは人族とエルフみたいな種族。

 他の5種族は、小人族みたいなララフェル。猫人族みたいなミコッテ。魚人族と巨人族の掛け合わせみたいなルガディンに龍人族みたいなアウラ。熊人族とライオン人族の掛け合わせみたいなロスガル、兎人族のヴィエラだ。

「ちなみに、アウラとロスガル、ヴィエラが選べるということは、1通りプレイはしています。このアカウントは配信用垢で本垢の方はプライベートでしか使いません。何が言いたいのかというと、ネタバレは有りです」

 アウラとロスガル、ヴィエラは追加コンテンツをダウンロードしないと選べない種族となっている。選べるということは、俺はダウンロード済みということだ。

『ネタバレは有り。了解です』
『本垢はある。了解です』
『配信用アカウント。了解です』

「リスナーさん達が理解したということで、種族を決めたいと思います。本垢の方はエレゼンで魔道士系統を全て極めました。なのでエレゼン以外の種族並びに魔道士以外のジョブにして行こうと思ってます」

 違うアカウントでやるのなら、違う道を辿りたい。俺はそう思う派なのだ。

「リスナーさん達は何が好き? 種族的に」

 配信用なのでリスナーさん達の意見を聞く。

『アウラ、めっちゃ好み』
『アウラ好き』
『アウラの男はカッコいい。女は可愛い』

「確かにアウラいいよね。この種族が出た当時、めっちゃカッコ可愛いと思った!」

 なんと言っても、龍人族の鱗やツノがいいね。あれはカッコいい! めちゃくちゃカッコいい!

『ミコッテ!』
『猫耳!』
『猫の尻尾が可愛いから好き!』

「猫耳ね。最初のキャラ作りのとき迷った。正直猫耳可愛すぎて迷った」

 最初の頃はアウラとかいなくて、5種族のみだったんだけど、猫耳がね、猫の尻尾がね、可愛すぎた。エレゼンを選んだ後分かったんだけど、猫を思わせるエモートがあるらしく、少し後悔した。

『いや、ララフェルの可愛さが1番でしょ』
『歩き方が好き、ララフェル!』
『小さいは正義!』

「ああ、ね。歩き方は多分、8種族の中で1番可愛い。テケテケ、ポテポテって歩くんよね。友達がね、ララフェルで知ってる」

 ララフェルは100センチ以下の身長らしく、マジで小さい。止まっている姿はまるでぬいぐるみ!

『ヴィエラ!』
『うさ耳いいよね』
『褐色で長身でうさ耳、、、控えめに言って神です』

「褐色で長身。初期装備はちょっとエロくて、でもオシャレ。ヴィエラいいな。なんかヴィエラにしたくなってきた」

 ヴィエラいいな。うさ耳可愛いし、顔は綺麗系のお姉さんで、衣装はちょいエロ。うん、いいな。

「ヴィエラは女性のみなんだよね。男のうさ耳はやっぱり需要ないのかな?」

『ない』『ない』
『ない』『ない』
『ない』『ない』

 コメント欄全てが『ない』の文字。ないのか、まあないよな。俺もないって思うし。

 ところで、

「ルガディン派は?」

 ちょっと待ってみる。コメント欄を見ても未だにルガディン派が何も呟かない。

 3分ぐらい待ってみるも、未だ呟かない。

 いないのか? 

 いないならもう、

「ルガディンにします。ルガディン派がいない様なのでこの配信用アカウントはルガディンにします」

『アウラ!』
『ミコッテが』
『ララフェル!』
『ヴィエラは?』

「ヴィエラにしようかと思ってはいたのですが、ルガディン派がいないので、ルガディンにします」

 俺のリスナーさん達の中ではルガディンは人気がない。人気のない物ほど使いたくなるのが、配信者のさが

 種族はルガディンに決定で、性別はどうするか。

「性別は………男でいいよね?」

 女性でもいいのだが、ルガディン自体筋肉質の種族なので男の方がちょっといいとは思う。

『男でいいんじゃない?』
『滝は本垢はどっちなの?』
『男でいいんじゃね』

 コメント欄に『女性』という文字が見えないので、男に決定。本垢の性別の方は、

「本垢のエレゼンは女性ですね。女性で魔道士です」

 さて、種族と性別が決まったところで、次は容姿。

「容姿はどうするか。身長はMAXにして、体格は強靭をMAX。肌の色は………褐色系の色にしようかな?」

 濃い目の茶色にしてみると、案外良い。長身の筋肉質な活発な男。

「良いじゃん、良いじゃん! 次は髪かな」

 ここは重要だ。少しでも変な髪型にするとイケメン男を作ることはできない。

「さて何にしよう」

『ハゲ一択』
『つるっ禿げ一択でしょ』
『天辺ハゲがいいと思う』

 やっぱりそうなるよね。ハゲが良いっていうと思ったよ。

「ハゲでいいの? 一生変えないよ、俺は」

 一応、ゲーム内で髪型など変えられるのだが、俺はそうしない。1度決めた容姿はそのままにする。

『修行僧ぽくすれば?』
『破戒僧ぽくすれば?』
『髭を生やせば、ハゲもいいと思うぞ』

 破戒僧ぽくね。髭は早そうと思っていたけど、まあやってみるか。

「オーケイ! じゃあつるっ禿げにするわ」

 つるっ禿げの長身の筋肉質な褐色男。なんか、現実世界にそんな人がいたら怖いような。

 次は神の色なのだが、

「髪がないので次行きます。次は顔! これは厳つくするか!」

『それがいい』
『厳つくしよう!』
『89みたいになりそう』
『強面いいね』

 リスナーさん達も賛成のようなので、強面にしていく。

 大人びた顔立ちに厳つい目元。目の大きさや輪郭は鋭く少し横長に。

 眉は細く、色は黒。鼻と唇は顔に合わせるように。

 髭は、

「髭はどうする。顎髭でいいよね?」

『顎髭でいいと思う』
『顎だけがいいと思うよ』
『顎だけ』

「顎に髭を生やすとして、ちょび髭無しで顎全体に髭がある感じ」

『ちょび髭は似合わんw』
『ちょび髭は無しだなw』
『面白そうではあるけど、無しの方向で!』

 リスナーさん達も無しの方向がいいと思うようなので、ちょび髭は無し。髭は顎全体に生えているようにする。

「傷もつけられるけど、どうする? 俺は頬に付けたいんだけど。切り傷みたいなの」

『うん。つけるべき』
『付けなくてもいいとは思うよ』
『強面にするなら付けるべき』
『付けた方が怖いと思う』

 付けなくても派がいるようだが、付けた方が良い派が沢山いるので付ける。

 頬に横一文字の切り傷。

「いいんじゃね。これだけでいいよね。沢山傷を付けすぎるのも何か違う感じがするし」

 傷は頬の横一文字だけ。

「刺青は目の周りだけか………いらないね。フェイスペイントも無し。声のタイプはオラオラ系の声で」

 よし!

「完成!」

『おめ!』
『黒スーツ来させたいね』
『うん、もうそれは』

 みなまで言うな。

「よし。守護神はどうでもいいので、適当に選びます。で、今度は」

 ジョブを選ぶ。 

 ………守護神はいいのかって? いいのいいの! ストーリーに全く関係ないし、このFF14内で活躍するってわけじゃないし。

 さて、ジョブを決めるのだが、

「ジョブは2択です。剣術士か斧術士。さあ、どっち!」

『格闘士』
『槍術士がいいんじゃない?』
『弓術士でしょ!』

「人の話を聞いてますか?」

 コメント欄には他のジョブ名しか流れなかったので、もう1度言う。

「剣術士か斧術士! どっちがいいですかね⁉︎」

 聞こえていないリスナー達のために少し大きな声で聞く。

『うるさ』
『耳キーンなった』
『鼓膜潰れたかも』
『死にそうなんだけど』

「そんなんじゃあ鼓膜は潰れん。音量はそちらで調節してください! あと死なんから、こんなんじゃあ」

 少し大きな声出しただけでこれだ。耳弱なんか?

 最終的話し合った結果、剣術士になった。

 キャラ作成からジョブ選びまでかかった時間は45分。結構かかったが、納得のいくキャラに仕上がった。

『剣術士、タンクか』
『タンク難しくない?』
『タンクやったことあるの?』

「タンクはやったことない。だからタンクで剣術士の経験者は教えて」

 タンクとは、簡単に言ってしまえば囮役。敵の攻撃を自身に集め、味方への被害を最小限にする。最前線で戦う役割を持っているのだ。

 また被ダメージが1番多く、死んではいけないジョブでもある。タンクが死んだ場合、パーティーはほぼ100%で壊滅。

 そんなタンク職初めてな俺は、まあ本垢で仲間がタンクやってるの見てたしできるでしょ、と思っていた。

「じゃあ、FF14ストーリー始めますか!」

 タンク職はやってみて気付くのだ。近距離戦闘の難しさを。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「きたー、ウリダハ!」

 FF14には都市国家があり、その1つがこのウリダハ。砂の都と呼ばれており、呼ばれているわけは、周りが砂漠だからだ。
 
 剣術士と格闘士、もう1つ紹介していないが呪術士と呼ばれるジョブを選ぶと、冒険開始地点がこのウルダハになる。

 剣術士を選んだ俺は、もちろんウルダハが冒険開始地点となる。

「いいよね、ウルダハ。他の都市国家よりもウリダハが1番好き」

 他の都市国家として、海の都リムサ・ロミンサ、森の都グリダニアがある。追加コンテンツをダウンロードすると、都市国家が増えるのだが、その紹介はまた後日進んでから。

『ウルダハ好き』
『俺はリムサかな』
『グリダニアだろ!』

 派閥論争がコメント欄で起きているようだが、俺は無視をし、冒険に出る。

「さて、ストーリーを進めるかな」

 派閥争いはしてもらっていても構わない。

 リスナー同士が争ってもいいのかって? いいじゃん、別に。見てるこっちはオモロいもん。

 コメント欄を横目に、ストーリーを進める。

『砂漠地帯だぞ! 森の方は綺麗だろ!』
『いいや、海の方は綺麗です!』
『磯の匂いはちょっと嫌い。ウリダハの良いところは街並みだと思う。他は何か地味』

 やったれ! 争え! と思ってはいるけど、

「暴言はなしで争ってね。暴言吐いた奴はブロック対象ですからね」

 俺は論争は好きだが、誹謗中傷は嫌い。なので、暴言はNGだ。

『了解。暴言なしで争う』
『黙れ、はありですか?』
『罵倒はしません』

「よし、良いリスナーさん達だ。黙れぐらいだったら許す」

 ストーリーを放ったらかしに、少しリスナーさん達のコメントを見ていく。

『磯臭いだと! 確かにウルダハの街並みは古風だけど、言い換えれば古臭い建物ばかりじゃないか!』
『リムサなんか建物らしい建物がないくせに。塔っぽい物しかない所に古臭いなんて言われたくありません!』
『砂しかない海しかない都なんて災害があった時怖い。グリダニアはその点安全。そんで空気が美味しいに決まってる。グリダニア最高!』

 確かに津波と砂嵐は怖いな。でも、グリダニアも火事とか怖くないか?

『田舎は空気が美味しそうで良かったですね。田舎確定!』
『虫無理。虫多そう』
『はっ! 砂遊びでもしてろ。水遊びでもしてろ。お子ちゃまめ!』

 暴言なしで争ってんの見んの、何か楽しいな。論争に参加してない人たちもそう思いながらこれ見てんだろうな。

 見てて飽きないんだけど、配信の尺的にそろそろ配信を進めていきますか。

「はい。論争はそこまで! ストーリーを進めていきます。まずはね、冒険者ギルドに行きますか!」

『いつ論争開始しますか?』
『次の論争予定を教えてください』
『グリダニアの良さを教えたいので、論争予定を教えて!』

「論争予定は未定です。じゃあ、進めていきます」

 冒険者ギルドに入り、ストーリーを進めていく。

 そして事件は起こった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ストーリーを順々に進めていき、配信から2時間後。レベルは8になった。

「いやー雑魚的はね、もう飽きたよね。そろそろ上のレベルのモンスターを倒したいよね」

 ウルダハの街から出た所にいる低レベルなモンスターを倒しまっくていい気になっている俺。

 仕方ないじゃないか、だって倒せちゃうんだから!

「ほらよ!」

 視界に入るモンスターを倒しては次を見つけ、倒しては次を見つけと繰り返す。

「ははは、レベル5のモンスター如きに遅れを取る俺ではないわ!」

 実際レベル8の俺を倒せるモンスターは此処にはいない。ちょっと奥の方に行けば同レベルのモンスターはいるが、俺は行かない。

 だって死にたくないもん。

 雑魚モンスター狩りをしていると、リスナーさん達から文句のコメントが。

『もっと奥行けば死ねるよ』
『格下相手に粋がるな』
『誰でもいいから、こいつを殺せw』
『こんなところで死んだら笑い者』

 ちょっと辛辣すぎません?

 街中で買ったポーションを飲み、雑魚モンスターを狩にいく。

「ここで10レベにしたら奥行くわ! あと少しだから待ってて!」

『もうそこじゃあレベル上がんくない?』
『経験値ショボいぞ』
『奥行って死んできて』
『大丈夫、行ってこい』

「奥行っても死なないと思うけど………いやです! 行きません! 誰が行くか! 誰が死ぬか!」

 リスナーさん達を煽って遊んでいると、目の前に先ほど倒したモンスターがリスポーンしてくる。

「リスポーン狩りじゃ!」

 そう言って俺は目の前の敵に攻撃を仕掛ける。

「食らえ、『ファーストブレイド』!」

 この技は初めから覚えている技で、敵単体の攻撃技。

 モンスターの体力の4分の1を削ってくれる。

「よっしゃトドメの『ライオットソード』!」

 この技は剣術士のレベルが4になったら覚えられる技で、『ファーストブレイド』の後に使うと威力が上がる単体攻撃。

 なのだが、なぜか見たことのないエフェクトの技が出てくる。

「あれ、ボタン押し間違えた。さっきの技は『トータルエクリプス』か。………んんんと、範囲攻撃なのかな」

 範囲攻撃なだけあって、攻撃威力はまあまあ。先程の『ファーストブレイド』と同じくらいだろうか。

「まあ。もう相手の体力は半分ぐらいだし、俺の体力はまだまだ余裕が」

 ざしゅ!

 ん、ダメージが入った?

 目の前のモンスターは今、攻撃モーションに入っている。つまり、俺は目の前のモンスター以外から攻撃を受けていることになる。

「何処のどいつじゃ! 横槍入れてくるのは!」

 三人称してんのカメラを引いて、自分の周りをよく見えるようにすると、後ろに3体のモンスターが俺に攻撃を仕掛けようとしていた。

「え? 嘘! 何で!」

 訳が分からない!

 いつに間にか背後を取られ、目に前と後ろにモンスターがいるという状況。

「どういうこと!」

 目に前のモンスターを先に倒すべく、『ファーストブレイド』を発動させる。

「何で俺囲まれてんの! どうし『そりゃあ、複数、敵が近くにいる状態で範囲攻撃すればそうなる』」

 戦闘中だが、リスナーさんのコメントが目に入る。

 あの範囲攻撃ミスかぁああああ!

 やばいやばい。体力が!

 遠距離経験しかない俺が近距離戦闘になれる訳なく、

「こういう時は範囲攻撃⁉︎  それとも各個撃破⁉︎  どっち!」

 訳が分からなくなり、軽くパニックを起こし、そして、

『死んじゃった』
『笑い者じゃんw』
『恥さらし目』
『雑魚に負けるということは?』

 俺が1番雑魚ってことか?

「やかましいわ! 1対1なら負けないし!」

『1対1なら絶対勝てるようになってる』
『勝って当たり前』
『恥さらしが!』

「今日はここまで! ご視聴ありがとうございました!」

『逃げるな』
『バイバイ』
『お疲れ様』
『マジでやめるの』

 俺は有言実行がもっとう。

「もう、疲れちまった。ということで、明日の13時から続きをやっていきます。ご視聴どうもありがとうございました。夜はね、エーペックスをやるので見てください。バイバイ!」

 こうして、FF 14の配信を終わらす。

「はあ、近距離戦闘の練習しないと。そんなに難しくないはずなんだけどな。………誰かの動画見て練習しよう」

 タバコを1本取り出し、火をつける。

 誰の動画を参考にしようかな。
 
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

野球小説「二人の高校球児の友情のスポーツ小説です」

浅野浩二
青春
二人の高校球児の友情のスポーツ小説です。

ほつれ家族

陸沢宝史
青春
高校二年生の椎橋松貴はアルバイトをしていたその理由は姉の借金返済を手伝うためだった。ある日、松貴は同じ高校に通っている先輩の永松栗之と知り合い仲を深めていく。だが二人は家族関係で問題を抱えており、やがて問題は複雑化していく中自分の家族と向き合っていく。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

イルカノスミカ

よん
青春
2014年、神奈川県立小田原東高二年の瀬戸入果は競泳バタフライの選手。 弱小水泳部ながらインターハイ出場を決めるも関東大会で傷めた水泳肩により現在はリハビリ中。 敬老の日の晩に、両親からダブル不倫の末に離婚という衝撃の宣告を受けた入果は行き場を失ってしまう。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

Cutie Skip ★

月琴そう🌱*
青春
少年期の友情が破綻してしまった小学生も最後の年。瑞月と恵風はそれぞれに原因を察しながら、自分たちの元を離れた結日を呼び戻すことをしなかった。それまでの男、男、女の三人から男女一対一となり、思春期の繊細な障害を乗り越えて、ふたりは腹心の友という間柄になる。それは一方的に離れて行った結日を、再び振り向かせるほどだった。 自分が置き去りにした後悔を掘り起こし、結日は瑞月とよりを戻そうと企むが、想いが強いあまりそれは少し怪しげな方向へ。 高校生になり、瑞月は恵風に友情とは別の想いを打ち明けるが、それに対して慎重な恵風。学校生活での様々な出会いや出来事が、煮え切らない恵風の気付きとなり瑞月の想いが実る。 学校では瑞月と恵風の微笑ましい関係に嫉妬を膨らます、瑞月のクラスメイトの虹生と旺汰。虹生と旺汰は結日の想いを知り、”自分たちのやり方”で協力を図る。 どんな荒波が自分にぶち当たろうとも、瑞月はへこたれやしない。恵風のそばを離れない。離れてはいけないのだ。なぜなら恵風は人間以外をも恋に落とす強力なフェロモンの持ち主であると、自身が身を持って気付いてしまったからである。恵風の幸せ、そして自分のためにもその引力には誰も巻き込んではいけない。 一方、恵風の片割れである結日にも、得体の知れないものが備わっているようだ。瑞月との友情を二度と手放そうとしないその執念は、周りが翻弄するほどだ。一度は手放したがそれは幼い頃から育てもの。自分たちの友情を将来の義兄弟関係と位置付け遠慮を知らない。 こどもの頃の風景を練り込んだ、幼なじみの男女、同性の友情と恋愛の風景。 表紙:むにさん

処理中です...