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「重ねるだけ」
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しおりを挟む「ほらっもっと腰あげなよッ」
「ふっんんん…」
「好きにしていいんでしょ?ほら、声こさえなくていいから。」
グイッと雄斗は俺の腰を力強く掴み、暴力的ともいえるその肉棒で痛いくらい俺の中を突く。
(久々の、感覚…)
やはり隼人とは全然違う。
形も、大きさも、テクニックも。
「久々とは思えないほど下の絡みがいいね。ほんとに才能だよ。」
「ん、……」
「あれー?褒めてるのに全然喜んでないじゃん。仕方ないなあ。」
いい子
「”【Good boy】”」
「!!!!ッはぁあ…ふぇ?ごしゅじんさまぁっ…」
「よしよし嬉しいね。ほら、もっと身体をくっつけて。」
「はい……」
「そうそう。ぎゅーっ。」
ぎゅっと抱きしめながらも下の動きは止まることなく、その棒は激しく俺のナカを掻き乱す。
「あぁぁあ…””ごしゅっ“きもちいですっ”もっと…もっと“”“」
「あっはは!最高にエロいよ。」
雄斗はそう言い、俺が雄斗の上に乗っかるような体勢に変わった。
「ほら目開けて。」
「っ……!!!」
目を開けた先には大きい鏡。
いつ頃からあったのか。
「この鏡はね、麻耶がよく衣装合わせに使ってた鏡だよ。まさか麻耶もこの鏡も”そういう行為“に使われるなんて夢にも思わなかっただろうね。」
微笑みながら雄斗そう言う。
「っぁ…このっバチ当たりがッ!」
「バチ?俺、なにかされちゃうの?神様が俺に罰を下したりしちゃうの?」
見ろ
「”【Look】”」
「あ……」
嫌だ、
嫌でも見てしまう。
俺と雄斗が繋がっている恥部が、
「丸見えだね。」
雄斗がそう後ろから囁く。
到底入りそうにない大きい肉棒は小さい穴に全て入っており、所々に見える赤黒いモノがミチミチとまだ入れと言わんばかりに俺のナカに入っていく。
「まっ””!まだッうごかないでっ!!」
「無理。」
「あっあああ”””!その体勢だとっ””おぐッおぐはいって”やっ””やだッ」
「この体勢が1番好きなくせに。」
好きじゃない。
嫌い。嫌い。嫌い。
入っちゃいけないところまで来てるし…
「さっきさ、バチ当たりとか話だよね?」
「あひっ””あんっ””うんっ””いってあああ!!”」
「ほら、ちゃんと聞いてよ。」
「んんっ””いってた…”ぁっ」
「俺がこの先何か悪いことをしても”神様なんていない”んだからバチなんて当たらないんだよ。」
(は…?なんでそんなことを言うんだ?)
「ふーくんの中では神様が1番上なの?神様が1番なの?」
「いち、ばん?」
「俺が、ふーくんの1番になりたいのにな。」
彼はそう言ってまた激しく腰を動かす。
好きにしていい、と言ったものの少し後悔してるような。
でも、何も考えなくていいから少し楽なような。
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