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これからと苦悩
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しおりを挟むマッチ…?
「ご主人様…、?なんですか?それ…」
「………」
ご主人様はニコリと歪な表情を俺に向け、言い放った。
「「ふう。私を殺して。」」
?、!!
脳が痺れる。
頭が痛い。
身体中の汗がぶわっと滝のように流れる。
そして、まるでカメラのフラッシュのように女の子がピカっピカっとでてくる。
「だれ…お前は、だれだ…。」
隼人はそんな俺を無視して、マッチに火をつけた。
「あ………」
さらに俺は絶句した。
その火が怖い、怖くて仕方がない。
こんなマッチ1つの棒から、何か思い出してはいけない記憶が蘇る。
「あ、あぁああああああああああああ」
『ふう。』 『大好きだよ。』 『なんで?』
『あんたのせいで』
『もう死にたい。』 『私のこと好きだよね?』
『『『『一緒に死の?』』』』
あ、この女の子は
さっき夢に出てきた子だ。
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