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薬を塗って
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体を清潔にした後、レインは自分のベッドに腰かけた。
「じゃあ、お願いしようかな。」
部屋の椅子に腰かけて待っていたロックの方をちらっと見て、パジャマの前ボタンを外しに掛かった。
ロックはギクシャクした足取りでレインに近づく。薬を手に持って。レインがパジャマの前を開け、両肩も出す。
「い・・・(色っぽい)。」
ロックは思わず心の中でそう言った。レインの胸にはミミズ腫れがいくつも出来ていた。幸い傷は浅いが、手当をしておかないと悪化しかねない。ロックはその事に集中して、つまり傷の具合の事で頭をいっぱいにして、薬を指に取り、キズに塗っていった。
キズは突起の上も縦断しており、避けては通れない。ロックが塗り薬を塗りながら指で突起を撫でる。
「はあっ。」
レインが思わず吐息を漏らす。
「あ、痛いですか?」
愚直にもロックがそう言って手を引っ込める。レインは何も言わずに、ロックに抱きついた。
「えっ?レインさん?」
「ロッキー、好きだよ。」
レインがロックの耳元でそうささやいた。
「え!?レインさん?嘘でしょ?」
ロックの口から出たのは、そんな無粋な言葉。
「嘘なわけないだろ。ロッキーは?僕の事、どう思ってるの?」
ロックの首に両腕を掛け、レインがロックの目を覗き込む。
「レインさん・・・す、好き、です。」
言って顔がカーッと赤くなるロック。それを見てレインはニッコリと微笑んだ。
「良かった。じゃあ、もっと塗って。」
そう言うと、レインはパジャマの上を脱ぎ捨てた。
「はい。」
ロックはまだ赤い顔をしたまま、薬を指に取り、薬の缶は机の上に置き、左手でレインの背中を押さえながら、右手の指で薬を塗った。
「あっ・・・。」
また、レインが吐息を漏らす。薬を塗り終わったロックは、両手でレインの背中を支えた。レインはもう一度両腕をロックの首に絡める。そして、二人は唇を寄せ合った。
「じゃあ、お願いしようかな。」
部屋の椅子に腰かけて待っていたロックの方をちらっと見て、パジャマの前ボタンを外しに掛かった。
ロックはギクシャクした足取りでレインに近づく。薬を手に持って。レインがパジャマの前を開け、両肩も出す。
「い・・・(色っぽい)。」
ロックは思わず心の中でそう言った。レインの胸にはミミズ腫れがいくつも出来ていた。幸い傷は浅いが、手当をしておかないと悪化しかねない。ロックはその事に集中して、つまり傷の具合の事で頭をいっぱいにして、薬を指に取り、キズに塗っていった。
キズは突起の上も縦断しており、避けては通れない。ロックが塗り薬を塗りながら指で突起を撫でる。
「はあっ。」
レインが思わず吐息を漏らす。
「あ、痛いですか?」
愚直にもロックがそう言って手を引っ込める。レインは何も言わずに、ロックに抱きついた。
「えっ?レインさん?」
「ロッキー、好きだよ。」
レインがロックの耳元でそうささやいた。
「え!?レインさん?嘘でしょ?」
ロックの口から出たのは、そんな無粋な言葉。
「嘘なわけないだろ。ロッキーは?僕の事、どう思ってるの?」
ロックの首に両腕を掛け、レインがロックの目を覗き込む。
「レインさん・・・す、好き、です。」
言って顔がカーッと赤くなるロック。それを見てレインはニッコリと微笑んだ。
「良かった。じゃあ、もっと塗って。」
そう言うと、レインはパジャマの上を脱ぎ捨てた。
「はい。」
ロックはまだ赤い顔をしたまま、薬を指に取り、薬の缶は机の上に置き、左手でレインの背中を押さえながら、右手の指で薬を塗った。
「あっ・・・。」
また、レインが吐息を漏らす。薬を塗り終わったロックは、両手でレインの背中を支えた。レインはもう一度両腕をロックの首に絡める。そして、二人は唇を寄せ合った。
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