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お土産のお味は
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というわけで、やっと旅行記が終わる。家に帰るまでが遠足だと言うが、今回は、ゴールデンカムイの映画を観るまでが旅行だったような気がする。
1つ、買い忘れた物があった。物というか……白い恋人、1箱足りなかった。旅行の1週間後に会う人たちがいて、その時に1人に1つずつ渡そうと思っていたのに、足りない。こりゃ困った。渡さなくてもいいのだが、でもいつも色々いただいているし、渡したいと思った。そして、まだ食べてしまっていないお土産がある事に気づいた。ほがじゃだ。ほがじゃは私が1つ食べただけで、まだ残っていた。数はギリギリだったが、それを持って行った。しかし、どうして白い恋人の数を間違えたのだろうか。買う時にちゃんと確認しないといけないな。たくさん買ったからと、満足してしまってはダメだ。
さてお待ちかね。買って来たお土産が美味しかったのかどうか。まず食べたのが、帰りに空港で買ったシマエナガの見た目をしたチーズケーキ。1つが親指と人差し指で作った丸くらい小さかった。それでも、目と鼻と羽が描いてあって可愛かったのだが、包まれていたビニールの包装を剥がしたら、何にもないただの白い饅頭。ちょっとがっかり。そして、食べてみたらチーズクリームが少ない……。これも残念。だが、皮の蒸しケーキ部分が美味しかった。まあ、これはこれでビジュアル重視だから良いだろう。
次に食べた物。熱を出してしまったので、枕元に置いて少しずつ食べたシマエナガがプリントされたボーロ。次男が食べてみて、普通のボーロの味だからお母さんが残り全部食べていいよと言うので、臥せっている枕元に置いて少しずつ食べた。病気になる事を予想していたわけではないのに、早速役立った。ボーロは好きなので、普通のボーロの味で充分。素朴な美味しさで満足した。けっこう量が入っていて、熱が下がった後も食べられた。
白い恋人を食べた次男は、過去一美味しいお菓子だ!と言っていた。19歳の次男は一度も食べた事がなかったようだ。ホワイトチョコが好きな人なので、その意味でも格別の美味しさだったのだろう。私も久しぶりに食べたが、こんなに美味しかったか!?と驚くほどに美味しかった。絶対に、昔よりも美味しくなっていると思う。それに、昔はチョコが外側にはみ出してはいなかったはずだ。
それから、白いバウムを食べた。工場で何か塗っていたようだが、チョコやクリームが挟まっているようには感じない。これも素朴な美味しさだった。卵とバターの美味しさとでも言おうか。普通のバウムクーヘンはもう少し香ばしさがあると思うが、これはよくある「半熟~」とか「半生~」みたいな感じ。半熟カステラとか。
お次は帰りの空港で買ったチョコレートドリンク。これは予想外な味だった。まあ、常温でも固まらないようにしてあるのだから、ある意味必然なのかもしれないが、チョコレートにしてはミルクが多過ぎだった。ココアのミルク多めな感じだ。最初、冷たいのがいけないのかと思い、カップに入れてレンジで温めてみたが、もっと温めた牛乳の雰囲気になってしまい、私の苦手な味になってしまった。レストランで飲んでも同じだったのか、それとも缶に入れる為にミルクが増やされたかは分からないが……もしこのままの味だったら、あの白い恋人パークのレストランで、これだけを注文しなくてよかった。誕生日かその前後に行くとそのチョコレートドリンクが無料になるらしく、私の誕生日は4日前だったから惜しいと思っていたのだが、行くのが3日前でなくてよかったのかもしれない。
そして、海産物だ。エイヒレ、ホタテ、たこカマ。たこカマは、たこを使ってはいないと書いてあった。かまぼこだから、白身魚だよね。これは、意外と硬い食感だったが、美味しかった。長男も美味しいと言っていた。エイヒレは、トースターで少し焦げ目が付くくらい焼くと美味しい。しかし、なかなか噛み切れない。それと、魚介風の匂いがすさまじい。長男がトースターにホイルを敷かずに焼いたら、その後パンを焼いてもパンに魚臭さが付いてしまって最悪だった。ホタテは、これもけっこう硬い。美味しいけれど、少ししょっぱい。あまりたくさん食べられないが、それでいいのだろう。いずれにしても、子供たちがそれぞれ、喜びそうだと思ったものに喜んでくれたので良かった。
じゃがポックルのもろこし味は、よくあるコーンポタージュ味のスナックのような味で、甘かった。うーん、じゃがポックルは普通に塩味の方が美味しかったかも。じゃがいもなのに、わざわざコーンの味にするのもおかしな話だし。
ほがじゃは、しっかりした厚みのあるせんべいで、辛かった。辛くて美味しい。昆布味という事だったが、他の味と比べていないのでどの辺が昆布なのかはよく分からなかった。
ほがじゃと一緒にアイヌ民族博物館で買ったのが、のど飴。箱に付いた帯に「この商品は、キハダの実による刺激を舌に感じる場合があります」と書いてあって、以前キハダアロエ入りのお茶を飲んだらすっごく苦かったので、恐る恐る舐めたのだが、全然苦くも辛くもなく、甘酸っぱくて美味しかった。でも、食べた事のないような味だった。どの果物とも違う味は、ハスカップのものだろうか。
さて、食べ物のお土産はこんなものだろうか。あー、あとは日本酒か。日本酒の味は……忘れてしまった。美味しくなければ覚えているので、美味しかったに違いない。夫が鮭とばも買ってきていて、それとエイヒレと、ホタテに合わせてみたと思う。それらの魚介類は当然日本酒に合うものだった。
1つ、買い忘れた物があった。物というか……白い恋人、1箱足りなかった。旅行の1週間後に会う人たちがいて、その時に1人に1つずつ渡そうと思っていたのに、足りない。こりゃ困った。渡さなくてもいいのだが、でもいつも色々いただいているし、渡したいと思った。そして、まだ食べてしまっていないお土産がある事に気づいた。ほがじゃだ。ほがじゃは私が1つ食べただけで、まだ残っていた。数はギリギリだったが、それを持って行った。しかし、どうして白い恋人の数を間違えたのだろうか。買う時にちゃんと確認しないといけないな。たくさん買ったからと、満足してしまってはダメだ。
さてお待ちかね。買って来たお土産が美味しかったのかどうか。まず食べたのが、帰りに空港で買ったシマエナガの見た目をしたチーズケーキ。1つが親指と人差し指で作った丸くらい小さかった。それでも、目と鼻と羽が描いてあって可愛かったのだが、包まれていたビニールの包装を剥がしたら、何にもないただの白い饅頭。ちょっとがっかり。そして、食べてみたらチーズクリームが少ない……。これも残念。だが、皮の蒸しケーキ部分が美味しかった。まあ、これはこれでビジュアル重視だから良いだろう。
次に食べた物。熱を出してしまったので、枕元に置いて少しずつ食べたシマエナガがプリントされたボーロ。次男が食べてみて、普通のボーロの味だからお母さんが残り全部食べていいよと言うので、臥せっている枕元に置いて少しずつ食べた。病気になる事を予想していたわけではないのに、早速役立った。ボーロは好きなので、普通のボーロの味で充分。素朴な美味しさで満足した。けっこう量が入っていて、熱が下がった後も食べられた。
白い恋人を食べた次男は、過去一美味しいお菓子だ!と言っていた。19歳の次男は一度も食べた事がなかったようだ。ホワイトチョコが好きな人なので、その意味でも格別の美味しさだったのだろう。私も久しぶりに食べたが、こんなに美味しかったか!?と驚くほどに美味しかった。絶対に、昔よりも美味しくなっていると思う。それに、昔はチョコが外側にはみ出してはいなかったはずだ。
それから、白いバウムを食べた。工場で何か塗っていたようだが、チョコやクリームが挟まっているようには感じない。これも素朴な美味しさだった。卵とバターの美味しさとでも言おうか。普通のバウムクーヘンはもう少し香ばしさがあると思うが、これはよくある「半熟~」とか「半生~」みたいな感じ。半熟カステラとか。
お次は帰りの空港で買ったチョコレートドリンク。これは予想外な味だった。まあ、常温でも固まらないようにしてあるのだから、ある意味必然なのかもしれないが、チョコレートにしてはミルクが多過ぎだった。ココアのミルク多めな感じだ。最初、冷たいのがいけないのかと思い、カップに入れてレンジで温めてみたが、もっと温めた牛乳の雰囲気になってしまい、私の苦手な味になってしまった。レストランで飲んでも同じだったのか、それとも缶に入れる為にミルクが増やされたかは分からないが……もしこのままの味だったら、あの白い恋人パークのレストランで、これだけを注文しなくてよかった。誕生日かその前後に行くとそのチョコレートドリンクが無料になるらしく、私の誕生日は4日前だったから惜しいと思っていたのだが、行くのが3日前でなくてよかったのかもしれない。
そして、海産物だ。エイヒレ、ホタテ、たこカマ。たこカマは、たこを使ってはいないと書いてあった。かまぼこだから、白身魚だよね。これは、意外と硬い食感だったが、美味しかった。長男も美味しいと言っていた。エイヒレは、トースターで少し焦げ目が付くくらい焼くと美味しい。しかし、なかなか噛み切れない。それと、魚介風の匂いがすさまじい。長男がトースターにホイルを敷かずに焼いたら、その後パンを焼いてもパンに魚臭さが付いてしまって最悪だった。ホタテは、これもけっこう硬い。美味しいけれど、少ししょっぱい。あまりたくさん食べられないが、それでいいのだろう。いずれにしても、子供たちがそれぞれ、喜びそうだと思ったものに喜んでくれたので良かった。
じゃがポックルのもろこし味は、よくあるコーンポタージュ味のスナックのような味で、甘かった。うーん、じゃがポックルは普通に塩味の方が美味しかったかも。じゃがいもなのに、わざわざコーンの味にするのもおかしな話だし。
ほがじゃは、しっかりした厚みのあるせんべいで、辛かった。辛くて美味しい。昆布味という事だったが、他の味と比べていないのでどの辺が昆布なのかはよく分からなかった。
ほがじゃと一緒にアイヌ民族博物館で買ったのが、のど飴。箱に付いた帯に「この商品は、キハダの実による刺激を舌に感じる場合があります」と書いてあって、以前キハダアロエ入りのお茶を飲んだらすっごく苦かったので、恐る恐る舐めたのだが、全然苦くも辛くもなく、甘酸っぱくて美味しかった。でも、食べた事のないような味だった。どの果物とも違う味は、ハスカップのものだろうか。
さて、食べ物のお土産はこんなものだろうか。あー、あとは日本酒か。日本酒の味は……忘れてしまった。美味しくなければ覚えているので、美味しかったに違いない。夫が鮭とばも買ってきていて、それとエイヒレと、ホタテに合わせてみたと思う。それらの魚介類は当然日本酒に合うものだった。
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