22 / 41
お土産三昧
しおりを挟む
先程見た、しじみの真空パックが気になった。実家や家に買って帰ろう。ビールが売っている店の向かい側の店の、店先にしじみが売っていた。2種類あったが、大粒の方がいいと思った。それを3袋手に持ち、店の中に入った。店の中には、そばか何かを食べている人たちがけっこうたくさんいた。みな静かに食べている。店員の姿を探すも、見当たらない。レジにもいないし、店内のどこにもいない。厨房から音が聞こえているので、厨房にいるのだろう。少し待ってみたものの、なかなか人が出てこないので、なんか辞めた。ここ以外のお店で買おう。
隣の店にもしじみのパックが売っていた。そこは漬物屋で、どでかいアスパラの浅漬けが売っていて気になった。アスパラが、2本入りで500円もするのだが、1本の長さが30cmくらいある。家族で1本ずつ食べたらどうだろう。良いんじゃないか?ということで、アスパラとしじみを買おうとした。しじみを手に取ろうとしたら、こちらは大粒ではなかった。1種類しかない。それで、やっぱり大粒の方がいいかと、さっきの店先まで戻った。すると、よく見たら大粒ではない方は宍道湖産だが、大粒は違うところの物だった。宍道湖に来たのだから、宍道湖産の方がいいかな、と思った。それで、漬物屋に戻ると、そこで売っていた物は宍道湖産だったので、ここでしじみ3パックとアスパラ2パックを買った。エコバッグを出して入れてもらった。何かサービスで入れておくと言われた。保冷剤だと思った。
さて、ご縁横丁を出て、向かい側にある「めのう」というお店に入った。めのうで出来たアクセサリーや勾玉などが売っていた。うわお、アクセサリーが高い。いやいや、本物のめのうを使って作られたなら、それくらいの値段はするのだろう。「見てるだけー」のつもりで見て歩いていると、すごく惹かれるものを発見した。カシューナッツなのだが、抹茶の粉がまぶしてあり、それがウサギ模様のパッケージに入っている。そう、カシューナッツの形は勾玉そっくり。抹茶で緑色にしてあるのが面白い。勾玉は緑色が一番きれいだったからな。で、とにかくこれは買いだと思った。それから手ぬぐいなども人へのお土産に買った。この店の相場は何千円もするものばかりなのに、買ったものは数百円で申し訳ないが。
参道(神門通り)を渡って向かい側へ行き、また渡ってこちら側へ来たりと、店をはしごしていった。ハート形のクッキーとか、地酒のお店では昨日気に入った「月山」も買った。出雲そばも買った。乾物屋のおじさんが、
「どこから来たんですか?東京?そうですか。」
と親しげに話しかけてくれて、商品の説明をしてくれた。長男が好きそうな「焼きのどぐろ」を買ったのだが、この辺で私は大汗が噴き出ていた。やはりビールのせいで余計に暑くなっている。
さーて、お酒やそばが重たくて、もうこれ以上持てない気がする。そろそろいいだろう。いつの間にか12時半を過ぎている。そろそろそば屋へ行こう。お腹も空いてきたぞ。
隣の店にもしじみのパックが売っていた。そこは漬物屋で、どでかいアスパラの浅漬けが売っていて気になった。アスパラが、2本入りで500円もするのだが、1本の長さが30cmくらいある。家族で1本ずつ食べたらどうだろう。良いんじゃないか?ということで、アスパラとしじみを買おうとした。しじみを手に取ろうとしたら、こちらは大粒ではなかった。1種類しかない。それで、やっぱり大粒の方がいいかと、さっきの店先まで戻った。すると、よく見たら大粒ではない方は宍道湖産だが、大粒は違うところの物だった。宍道湖に来たのだから、宍道湖産の方がいいかな、と思った。それで、漬物屋に戻ると、そこで売っていた物は宍道湖産だったので、ここでしじみ3パックとアスパラ2パックを買った。エコバッグを出して入れてもらった。何かサービスで入れておくと言われた。保冷剤だと思った。
さて、ご縁横丁を出て、向かい側にある「めのう」というお店に入った。めのうで出来たアクセサリーや勾玉などが売っていた。うわお、アクセサリーが高い。いやいや、本物のめのうを使って作られたなら、それくらいの値段はするのだろう。「見てるだけー」のつもりで見て歩いていると、すごく惹かれるものを発見した。カシューナッツなのだが、抹茶の粉がまぶしてあり、それがウサギ模様のパッケージに入っている。そう、カシューナッツの形は勾玉そっくり。抹茶で緑色にしてあるのが面白い。勾玉は緑色が一番きれいだったからな。で、とにかくこれは買いだと思った。それから手ぬぐいなども人へのお土産に買った。この店の相場は何千円もするものばかりなのに、買ったものは数百円で申し訳ないが。
参道(神門通り)を渡って向かい側へ行き、また渡ってこちら側へ来たりと、店をはしごしていった。ハート形のクッキーとか、地酒のお店では昨日気に入った「月山」も買った。出雲そばも買った。乾物屋のおじさんが、
「どこから来たんですか?東京?そうですか。」
と親しげに話しかけてくれて、商品の説明をしてくれた。長男が好きそうな「焼きのどぐろ」を買ったのだが、この辺で私は大汗が噴き出ていた。やはりビールのせいで余計に暑くなっている。
さーて、お酒やそばが重たくて、もうこれ以上持てない気がする。そろそろいいだろう。いつの間にか12時半を過ぎている。そろそろそば屋へ行こう。お腹も空いてきたぞ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
初めての一人旅in金沢~富山
夏目碧央
エッセイ・ノンフィクション
小説はイメージが大事だ。だから作家はミステリアスな方がいい……と、ペンネームを夏目碧央にしてからは、年齢、性別、本職などを明かさずに来た。だが、作風に行き詰まりを感じ、エッセイでも書いてみうようかと思った。幸い一人旅をするチャンスが訪れ、なかなかにドラマチック、いや、珍道中になったので、旅行記を書いてみた。どうも碧央はエッセイが得意分野のようで、ぜひ多くの人に読んでもらいたい出来栄えになった。もうこれは、本性をさらけ出してでも、エッセイを公開するしかない。これを読めば作家のすべてが分かってしまうのだが。
2022年8月、碧央は初めての一人旅に出かけた。新幹線で金沢へ。普段の生活から離れ、自由を謳歌するも、碧央は方向音痴だった……。さて、この旅はどうなるのか。どうか最後まで見届けて欲しい。
カルバート
角田智史
エッセイ・ノンフィクション
連想させるのは地下を走る水。
あまり得るものはないかもしれません。
こんな人間がいる、こんな経験がある、それを知る事でまたあなた自身を振り返る、これからのあなたを考える、そのお手伝いが少しでもできればいいかなと思っています。
また時折出てくる対人間関係のアドラー、フロム、ニーチェに感化された僕の考え方が今後の皆様の生活の参考になる事があれば、幸いです。
もし最後まで、僕にお付き合いされる方がいらっしゃれば、心より感謝致します。
ブラック・ベリィ2人組みの日常
ブラックベリィ
エッセイ・ノンフィクション
その名の通り、ほぼノンフェクションの日常を徒然(つれづれ)なるままに、書いていきたいと思います。
過去の思い出の日常編で、夏コミや冬コミに参加していた頃、同人サークルとして活動してい時のお話し。
また、ボルゾイ9頭を飼っていて、振り回された日々。現在進行形のミニヤギに振り回される日常のお話し。
また、現在飼育中の鶏のお話しなどなど。なお、現在書いている作品についてのコトも書くと思います。今日はどんな話だ?的に、現在過去取り混ぜて、思いつくままに書いて行こうと思っています。
アルファポリスで投稿やってみて、心に移りゆくよしなしことを
未谷呉時
エッセイ・ノンフィクション
日々、書いて投稿してると、いろいろ雑念が浮かんできます……。
心に「移りゆくよしなしこと」が訪れている状態ですね。
それはあの日の兼好法師も、あなたも私も同じこと。
「ここの投稿関連で何かあったら、記事化してみちゃおう。」そういうエッセイです。
初回でも紹介していますが、アルファポリス運営様から
「単発エッセイじゃないのを推奨」
とお言葉いただいたので、実験的に連載スタイルにしてみる、の意味合いが大きいかもです。
(内容)
「1月10日の公式お知らせを受けて」/「章名を直したいとき」/「フリースペースに作品リンクを貼る」/『異世界おじさん』面白すぎ」/「ブラウザ版とアプリ版の違い」など。
(扉絵イラスト:イラストACより(わらじ様))
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
最終死発電車
真霜ナオ
ホラー
バイト帰りの大学生・清瀬蒼真は、いつものように終電へと乗り込む。
直後、車体に大きな衝撃が走り、車内の様子は一変していた。
外に出ようとした乗客の一人は身体が溶け出し、おぞましい化け物まで現れる。
生き残るためには、先頭車両を目指すしかないと知る。
「第6回ホラー・ミステリー小説大賞」奨励賞をいただきました!
雲母虫漫筆 ~江戸のあれこれ~
糺ノ杜 胡瓜堂
エッセイ・ノンフィクション
「耳嚢」や「兎園小説」「新著聞集」「甲子夜話」など、江戸時代の書物から、面白いと思ったものをピックアップしてゆく短いエッセイ。
怪談や奇談、感動話、しょ~もない話までその時の気分次第。
「雲母虫」とは紙につく虫「シミ」の異名、小さくて可愛らしい(?)虫です。
本の虫になったつもりで色々な江戸時代に書かれた話をご紹介してゆきたいと思っています。
ネット上で気軽に様々な情報が拾える昨今、自分自身で「オリジナル」を読むという行為はなかなか手間がかかりますが、その分色々と新しい発見があります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる