6 / 76
六話
しおりを挟む
【紫電纏う至高の二槍】
称号 アヴェンジャー
LV:??
二本角が大きくなった。というだけの変化であったのならこれほど警戒しなかっただろう。
まず名前が今までのスライムだのイッカクウサギだのと違う。気合入りすぎでしょうかなんだそのキラキラネーム。
泥の塊は先程までと同じウサギの姿を模したみたいだけど、二本角よりもなお大きく、大型の獣というよりは車などと比較するほど巨大になった。その背中は血を被ったように不自然不規則に赤く染められている。
何よりも離れて立っているはずなのにここにまでくるピリピリとした静電気。二本の角は紫色の電気を増幅させるようにバチバチと
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
目の前と一緒で思考が空白になるほどの眩い電撃。脳をほとんど介さない電気信号はとにかく回避を選択した。初期ポイントを全て振ったAGIの全力をもってしてもギリギリのところで避ける。
電撃の槍は僕が先ほどまで立っていた地面を焦がす……いや土が少し融解するほど高温になっていた。
これ初期VITとかいう問題じゃなくない?
ウサギ型モンスターが遠距離攻撃とか僕ちょっとそういうのどうかと思います。
【 Action Skill : 《紫電一閃》 】
突進の強化版、というような簡単な変化だったらどれほど楽だっただろうか。まさしく雷。溜め動作すらなく唐突に光ったかと思うとすでに突進していた。
まぁ光った瞬間にとりあえずステップ使ったらギリギリ避けれたみたいだけど。
でもそうだな。ただ来るだろうなと予感だけで避けたので起点からやられていたら普通に当たっていた、なんとなくそんな雰囲気がある。
当たり前だけど、ボスモンスターということは倒せない敵ではないのだろう。攻略を前提に作られた攻撃だ
「今やれることはひたすら行動パターンの解析……突進前は光る。雷の槍の前は角がバチバチする」
あまりの速度にウサギすら対応できていないのか一瞬だけ僕を見失ったみたいだったので、今のうちに二本角戦で得たステータスを割り振る。VIT上げても意味なさそうだしINTもHPもMPも意味なさそう。触れれば消し炭だし。
AGIでいいか。
【コマイヌ】
称号 【駆け出しの冒険者】
BLV:5
CLV:5
H P《Hit Point》 : 500
M P《Magic Point》 : 100
STR《Strength》 : 10 +2
VIT《Vitality》 : 10
DEX《Dexterity》: 10
AGI《Agility》 : 10 +56
INT《Intelligence》: 10
ここから一番困るのは二本角がやってきたみたいなスキル連携だけど……さてどうくる。
電気ウサギは蹴散らすべき羽虫に二回も避けられたのが意外なのか、様子見をするように二本の角に雷を貯めている。遠距離攻撃なんて悠長な攻撃しているならこちらから行かせてもらおうかな。
身を伏せながら前方へ、ウサギの姿勢を低くした状態で前に飛び出す。相手は少し予定外だったのか逡巡するも、どうせ攻撃するなら同じだと言わんばかりに雷撃を飛ばす。
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
【 Action Skill : 《ステップ》 】
【 Action Skill-chain : 《ラッシュ》 】
電撃を飛ばす瞬間にスキルを発動。すぐさまスキルを連携させる。電撃を扱う際に角が光るのは確定みたいなので、読めていた動きなら見てからでも回避が間に合う。
二本角の時同様に足や背中、頭を刺していく……が一切ダメージを通せた気がしない。どれも剣が突き刺さった感触がなかったのだ。全部弾かれてる気がする。
今だけはリアル志向とかいいからHPを見させてほしい。もしくはHPを見るスキルでもいい。
電気ウサギの中で僕は羽虫からちょこまか動く羽虫程度には進化できたようで、その巨体を活かしたタックルで押しつぶしにきた。
平面で捉えようと言う作戦だろうけど、スキルも電気も乗せていない攻撃なら簡単に躱せる。確かに横にも後ろにも回避しづらいけど上……背中側ががら空きだった。
今までの小さいウサギとは違い、車と比較するほど大きな背中の上にしがみつく。
首、関節、目玉、とにかく生物なら通りそうな部位に攻撃を繰り返すが頭は電気を纏った角が防御し、他は首や足の関節、臀部にいたるまで効いた気配がない。
振り落とすのを諦めたのか電気ウサギは立ち止まった。何をする気だろうと警戒し攻撃の手を止めると角がバチバチと輝き出す。
嫌な予感を感じ背中から飛び退く。超小規模な暗雲が空に立ち込めたかと思うとスキル発動のログが流れる。
【 Action Skill : 《雷牙咬差》 】
ウサギなのに牙ってなんだ。前歯かなあれ、ずいぶん大きな前歯だな。
雷は雲とウサギの角から放たれ交差し、辺りへ電気を撒き散らした。死角に行くと雷の範囲攻撃、距離を取ると遠距離攻撃、足を活かそうとするとそれを超えた速度で突っ込まれる。AGI振りが相性良かっただけで他に振ってたら10秒で蒸発しそう。
うーん、詰みか。でも全部避けれてるし。とりあえずレベル不足というか単純な数値不足を感じる。多分こんな序盤で戦う敵じゃないんだろうな。
しかしそれはそれでなんだか悔しいので抵抗だけはしてやる。鼠窮して猫……じゃなくて犬窮して兎噛むんだ。
それただの猟犬だ。
一番避けやすい遠距離攻撃はこちらが遠距離攻撃がないので無し、突進は一つでもミスしたら即死なので無し。
背中だな、ずいぶん行動パターンが多いAIみたいだけどいずれまた平面タックルをしてくるはずだから。それまでは回避に徹してレッツ討伐。まぁまだスキルありそうな気がするけど!
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
集中していたので回避。このときばっかりはAGI振りで良かったと思う。
【 Action Skill―chain : 《足刈―瞬―》 】
【 Action Skill : 《ステップ》 】
未見だったスキルに対してこの段階でステップを切らされた。二本角の時とは段違いの速度で繰り出されるスキル。ステップのクールダウンまであとは自力で避け続けるしか…!
【 Action Skill―chain : 《紫雷槍》 】
嘘でしょクールダウンとかないのウサギさん。まさか二本の角の一本ずつでリキャストが違うとかそんな理不尽なことある!?
横に転がるように避けることで背中を焦がすまでに留めれた。相手もさすがに硬直があるようで追撃はなかったけど今のでまたHPが半損だ。ポーションポーション。
相手スキルにもクールダウン時間はあるようでタックルが来る。
うおおおおその角折ってやるうううううううう!
◇
案外折れた。スキルを何十回と打ち込んでやっと一本折れた。でも折ったら常時雷を全身に纏うようになった。攻撃すると感電します、電気ウサギが走った場所は電気の道となりその上に立つとスリップダメージを喰らいます。電気の道の上を雷の槍が通ると大きくなります。上から雷を降らす攻撃は電気の道全体へ通電します。
「第二形態まであるとは……」
しかも第二形態がキツすぎる。AGI振りじゃないと避けれないしVITに振らないとスリップダメージすら耐えれない。救いがあるとすると第二形態は攻撃が通りやすくなっているようだ。剣は刺さった
しかしもうポーションもなくなりスリップダメージすら回復できない。剣も角に当て続けたのでボロボロだ。
「次は二本目の角まで折ってやる……」
リベンジを誓い剣を構える。電気ウサギはトドメに雷を纏い突進する、僕は剣を合わせ振り抜く。
『復讐は為された。獣は盟約に従い命を捧げる』
『ボスモンスターが消滅しました』
まっすぐ僕を貫いた電気ウサギは血に伏せると消滅していく。
あ、戦っただけで経験値入るんだ。
称号 アヴェンジャー
LV:??
二本角が大きくなった。というだけの変化であったのならこれほど警戒しなかっただろう。
まず名前が今までのスライムだのイッカクウサギだのと違う。気合入りすぎでしょうかなんだそのキラキラネーム。
泥の塊は先程までと同じウサギの姿を模したみたいだけど、二本角よりもなお大きく、大型の獣というよりは車などと比較するほど巨大になった。その背中は血を被ったように不自然不規則に赤く染められている。
何よりも離れて立っているはずなのにここにまでくるピリピリとした静電気。二本の角は紫色の電気を増幅させるようにバチバチと
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
目の前と一緒で思考が空白になるほどの眩い電撃。脳をほとんど介さない電気信号はとにかく回避を選択した。初期ポイントを全て振ったAGIの全力をもってしてもギリギリのところで避ける。
電撃の槍は僕が先ほどまで立っていた地面を焦がす……いや土が少し融解するほど高温になっていた。
これ初期VITとかいう問題じゃなくない?
ウサギ型モンスターが遠距離攻撃とか僕ちょっとそういうのどうかと思います。
【 Action Skill : 《紫電一閃》 】
突進の強化版、というような簡単な変化だったらどれほど楽だっただろうか。まさしく雷。溜め動作すらなく唐突に光ったかと思うとすでに突進していた。
まぁ光った瞬間にとりあえずステップ使ったらギリギリ避けれたみたいだけど。
でもそうだな。ただ来るだろうなと予感だけで避けたので起点からやられていたら普通に当たっていた、なんとなくそんな雰囲気がある。
当たり前だけど、ボスモンスターということは倒せない敵ではないのだろう。攻略を前提に作られた攻撃だ
「今やれることはひたすら行動パターンの解析……突進前は光る。雷の槍の前は角がバチバチする」
あまりの速度にウサギすら対応できていないのか一瞬だけ僕を見失ったみたいだったので、今のうちに二本角戦で得たステータスを割り振る。VIT上げても意味なさそうだしINTもHPもMPも意味なさそう。触れれば消し炭だし。
AGIでいいか。
【コマイヌ】
称号 【駆け出しの冒険者】
BLV:5
CLV:5
H P《Hit Point》 : 500
M P《Magic Point》 : 100
STR《Strength》 : 10 +2
VIT《Vitality》 : 10
DEX《Dexterity》: 10
AGI《Agility》 : 10 +56
INT《Intelligence》: 10
ここから一番困るのは二本角がやってきたみたいなスキル連携だけど……さてどうくる。
電気ウサギは蹴散らすべき羽虫に二回も避けられたのが意外なのか、様子見をするように二本の角に雷を貯めている。遠距離攻撃なんて悠長な攻撃しているならこちらから行かせてもらおうかな。
身を伏せながら前方へ、ウサギの姿勢を低くした状態で前に飛び出す。相手は少し予定外だったのか逡巡するも、どうせ攻撃するなら同じだと言わんばかりに雷撃を飛ばす。
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
【 Action Skill : 《ステップ》 】
【 Action Skill-chain : 《ラッシュ》 】
電撃を飛ばす瞬間にスキルを発動。すぐさまスキルを連携させる。電撃を扱う際に角が光るのは確定みたいなので、読めていた動きなら見てからでも回避が間に合う。
二本角の時同様に足や背中、頭を刺していく……が一切ダメージを通せた気がしない。どれも剣が突き刺さった感触がなかったのだ。全部弾かれてる気がする。
今だけはリアル志向とかいいからHPを見させてほしい。もしくはHPを見るスキルでもいい。
電気ウサギの中で僕は羽虫からちょこまか動く羽虫程度には進化できたようで、その巨体を活かしたタックルで押しつぶしにきた。
平面で捉えようと言う作戦だろうけど、スキルも電気も乗せていない攻撃なら簡単に躱せる。確かに横にも後ろにも回避しづらいけど上……背中側ががら空きだった。
今までの小さいウサギとは違い、車と比較するほど大きな背中の上にしがみつく。
首、関節、目玉、とにかく生物なら通りそうな部位に攻撃を繰り返すが頭は電気を纏った角が防御し、他は首や足の関節、臀部にいたるまで効いた気配がない。
振り落とすのを諦めたのか電気ウサギは立ち止まった。何をする気だろうと警戒し攻撃の手を止めると角がバチバチと輝き出す。
嫌な予感を感じ背中から飛び退く。超小規模な暗雲が空に立ち込めたかと思うとスキル発動のログが流れる。
【 Action Skill : 《雷牙咬差》 】
ウサギなのに牙ってなんだ。前歯かなあれ、ずいぶん大きな前歯だな。
雷は雲とウサギの角から放たれ交差し、辺りへ電気を撒き散らした。死角に行くと雷の範囲攻撃、距離を取ると遠距離攻撃、足を活かそうとするとそれを超えた速度で突っ込まれる。AGI振りが相性良かっただけで他に振ってたら10秒で蒸発しそう。
うーん、詰みか。でも全部避けれてるし。とりあえずレベル不足というか単純な数値不足を感じる。多分こんな序盤で戦う敵じゃないんだろうな。
しかしそれはそれでなんだか悔しいので抵抗だけはしてやる。鼠窮して猫……じゃなくて犬窮して兎噛むんだ。
それただの猟犬だ。
一番避けやすい遠距離攻撃はこちらが遠距離攻撃がないので無し、突進は一つでもミスしたら即死なので無し。
背中だな、ずいぶん行動パターンが多いAIみたいだけどいずれまた平面タックルをしてくるはずだから。それまでは回避に徹してレッツ討伐。まぁまだスキルありそうな気がするけど!
【 Action Skill : 《紫雷槍》 】
集中していたので回避。このときばっかりはAGI振りで良かったと思う。
【 Action Skill―chain : 《足刈―瞬―》 】
【 Action Skill : 《ステップ》 】
未見だったスキルに対してこの段階でステップを切らされた。二本角の時とは段違いの速度で繰り出されるスキル。ステップのクールダウンまであとは自力で避け続けるしか…!
【 Action Skill―chain : 《紫雷槍》 】
嘘でしょクールダウンとかないのウサギさん。まさか二本の角の一本ずつでリキャストが違うとかそんな理不尽なことある!?
横に転がるように避けることで背中を焦がすまでに留めれた。相手もさすがに硬直があるようで追撃はなかったけど今のでまたHPが半損だ。ポーションポーション。
相手スキルにもクールダウン時間はあるようでタックルが来る。
うおおおおその角折ってやるうううううううう!
◇
案外折れた。スキルを何十回と打ち込んでやっと一本折れた。でも折ったら常時雷を全身に纏うようになった。攻撃すると感電します、電気ウサギが走った場所は電気の道となりその上に立つとスリップダメージを喰らいます。電気の道の上を雷の槍が通ると大きくなります。上から雷を降らす攻撃は電気の道全体へ通電します。
「第二形態まであるとは……」
しかも第二形態がキツすぎる。AGI振りじゃないと避けれないしVITに振らないとスリップダメージすら耐えれない。救いがあるとすると第二形態は攻撃が通りやすくなっているようだ。剣は刺さった
しかしもうポーションもなくなりスリップダメージすら回復できない。剣も角に当て続けたのでボロボロだ。
「次は二本目の角まで折ってやる……」
リベンジを誓い剣を構える。電気ウサギはトドメに雷を纏い突進する、僕は剣を合わせ振り抜く。
『復讐は為された。獣は盟約に従い命を捧げる』
『ボスモンスターが消滅しました』
まっすぐ僕を貫いた電気ウサギは血に伏せると消滅していく。
あ、戦っただけで経験値入るんだ。
0
お気に入りに追加
431
あなたにおすすめの小説
チート級スキルを得たゲーマーのやりたいことだけするVRMMO!
しりうす。
ファンタジー
VRゲーム【Another world・Online】βテストをソロでクリアした主人公──────雲母八雲。
βテスト最後のボスを倒すと、謎のアイテム【スキルの素】を入手する。不思議に思いつつも、もうこのゲームの中に居る必要はないためアイテムの事を深く考えずにログアウトする。
そして、本サービス開始時刻と同時に【Another world・Online】にダイブし、そこで謎アイテム【スキルの素】が出てきてチート級スキルを10個作ることに。
そこで作ったチート級スキルを手に、【Another world・Online】の世界をやりたいことだけ謳歌する!
※ゆるーくやっていくので、戦闘シーンなどの描写には期待しないでください。
※処女作ですので、誤字脱字、設定の矛盾などがあると思います。あったら是非教えてください!
※感想は出来るだけ返信します。わからない点、意味不明な点があったら教えてください。(アンチコメはスルーします)
現実逃避のために逃げ込んだVRMMOの世界で、私はかわいいテイムモンスターたちに囲まれてゲームの世界を堪能する
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
この作品は 旧題:金運に恵まれたが人運に恵まれなかった俺は、現実逃避するためにフルダイブVRゲームの世界に逃げ込んだ
の内容を一部変更し修正加筆したものになります。
宝くじにより大金を手に入れた主人公だったが、それを皮切りに周囲の人間関係が悪化し、色々あった結果、現実の生活に見切りを付け、溜まっていた鬱憤をVRゲームの世界で好き勝手やって晴らすことを決めた。
そして、課金したりかわいいテイムモンスターといちゃいちゃしたり、なんて事をしている内にダンジョンを手に入れたりする主人公の物語。
※ 異世界転移や転生、ログアウト不可物の話ではありません ※
※修正前から主人公の性別が変わっているので注意。
※男主人公バージョンはカクヨムにあります
モノ作りに没頭していたら、いつの間にかトッププレイヤーになっていた件
こばやん2号
ファンタジー
高校一年生の夏休み、既に宿題を終えた山田彰(やまだあきら)は、美人で巨乳な幼馴染の森杉保奈美(もりすぎほなみ)にとあるゲームを一緒にやらないかと誘われる。
だが、あるトラウマから彼女と一緒にゲームをすることを断った彰だったが、そのゲームが自分の好きなクラフト系のゲームであることに気付いた。
好きなジャンルのゲームという誘惑に勝てず、保奈美には内緒でゲームを始めてみると、あれよあれよという間にトッププレイヤーとして認知されてしまっていた。
これは、ずっと一人でプレイしてきたクラフト系ゲーマーが、多人数参加型のオンラインゲームに参加した結果どうなるのかと描いた無自覚系やらかしVRMMO物語である。
※更新頻度は不定期ですが、よければどうぞ
VRMMOで神様の使徒、始めました。
一 八重
SF
真崎宵が高校に進学して3ヶ月が経過した頃、彼は自分がクラスメイトから避けられている事に気がついた。その原因に全く心当たりのなかった彼は幼馴染である夏間藍香に恥を忍んで相談する。
「週末に発売される"Continued in Legend"を買うのはどうかしら」
これは幼馴染からクラスメイトとの共通の話題を作るために新作ゲームを勧められたことで、再びゲームの世界へと戻ることになった元動画配信者の青年のお話。
「人間にはクリア不可能になってるって話じゃなかった?」
「彼、クリアしちゃったんですよね……」
あるいは彼に振り回される運営やプレイヤーのお話。
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
VRMMO~鍛治師で最強になってみた!?
ナイム
ファンタジー
ある日、友人から進められ最新フルダイブゲーム『アンリミテッド・ワールド』を始めた進藤 渚
そんな彼が友人たちや、ゲーム内で知り合った人たちと協力しながら自由気ままに過ごしていると…気がつくと最強と呼ばれるうちの一人になっていた!?
VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる