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33 お風呂4★

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「このお湯は獣人にのみ伝わる薬湯で、飲んでも浸かっても効果があるんですよ。毎日たっぷり浴びればすぐに治ります」
「そ、う、なの。ねぇ、もう逃げないから糸解いてよ、あ!?」

 もうどうしたって好きにされるならせめてこんなアブノーマルな状態じゃなく普通に抱き合いたいと思って提案したのに、あらぬところに指の感触を感じて、身体がビクりと跳ねる。

「あ、やぁっんんっ」

 秘められた場所にある粒がお湯のぬめりを帯びながら優しく撫でられて、じっとしていられず身悶える。
 胸の頂きを口に含みながら、徐々に力を篭めてて撫でられているうちに快感がお腹の奥に溜まっていく。
 それは胎の奥がうねるような波となって、粒が押しつぶされてグリグリされた時、弾けた。

「あぁっくっうう!!」

 久々に感じた肉の快楽に荒い息を吐いて余韻に浸っていると、私がイったのを見守っていた晴人さんの進撃が再開された。
 彼の指が襞に沿って前後に行き来する快感にまた身悶える事になったのだ。

「や、もういいでしょっ。晴人さんももうツライんじゃない? 手伝ってあげ……あぁ!?」

 この場でこれ以上されるのなら手淫の手伝いをする方がましだと提案したが、全てを言い切る前に彼の指が中に侵入してきてしまった。

「やっやめ、やめてっお湯がっ入ってきちゃう!」

 晴人さんの指はグリグリとナカを広げるような動きなので、温かいお湯まで一緒に侵入してくる。
 私の抗議を無視して指が二本に増やされると更にお湯が入り込んで来て、ぬめりを帯びた温かいお湯がどんどん入ってくる。

「入れてるんですよ。この薬湯は粘膜で吸収するのが一番効果があるんですよ。一番効果があるのは浣腸なんですが、今は道具が無いので」
「かっ浣腸なんて嫌よぉっあっやぁぁ!!」

 恐ろしい事を言い出す晴人さんに真っ青になって首を振るが、彼の方は指を三本まで増やしてお湯をナカへ奥へと送り込みながら私の快感を探り当てては擦り上げて私を翻弄し続ける。
 私は文字通り蜘蛛の巣に捕らわれた蝶のようにもがく事しか出来ない。

 これで痛みを訴えるような事があればやめてくれるかも知れないが、あくまでも彼の手つきは優しくて、不本意ながら糸がクッションのような役割をしているので全く痛くない。
 ただ、気持ち良くて恥ずかしくてそしてお腹を満たすお湯で少し苦しい。

「瑠璃さん可愛いですよ。俺の手をきゅうきゅう締め付けて……。少しだけ入れますね、大丈夫、激しく突き上げたりはしませんから」
「あ、駄目っお腹、一杯になってるのにぃっ」

 熱に浮かされたような晴人さんの声に反応する前に、ゆっくりと質量のあるものが私のナカへ入ってくる。
 僅かな隙間からお湯が外に漏れ出つつ、ゆっくりと満たしていく。
 全て収まった後は苦しくて、でも幸福な感覚だった。
 抱き締められて隙間なくくっつくともっと。
 でも私は糸で拘束されたままなので、一方的に抱き締められている状態なのが落ち着かない。

「ねぇ、糸、解いて。私も抱き締め返したいの」
「嬉しいですが、もう少し我慢して下さい」
「え、あ、ああぁ」

 番になったのだから私も抱き締めたいと思うのに晴人さんは聞き入れず、ゆっくりと私のナカから出ていった。
 どうしたのかと思っていると、先程より広がってしまった気がするそこにまた指でお湯を送り込み始めた。

「あ、やぁ!! また!?」
「沢山飲んで下さいね」
「あそこで飲むなんで出来る訳ないでしょ馬鹿ぁ!」

 お腹一杯になるまでお湯を送り込んだ後でまた晴人さんは入れてきた。
 苦しさと快感で頭から溶けてしまいそうだ。
 胎内を満たすお湯が晴人さんの圧倒的質量によって更に奥まで送り込まれる。

 同じ事を三回程繰り返しされた頃には私は息も絶え絶えになっていた。

「もう、無理ぃ」
「そろそろ上がりましょうか」
「え、やっ今は駄目ぇ!」

 ようやく終わったかと思ったらそのまま脇に両手を差し込まれてザバンと音がする程急速に湯船から引き上げられた。
 大股開きのまま糸で出来たハンモックに背を預けるような体勢でお風呂の淵に腰掛けさせられてしまう。

「やぁ、お願い糸解いてぇ」

 晴人さんに全てを見られている状態で、止める間も無くナカのお湯が溢れ出てしまった。
 まるでおしっこを見られているようで物凄く恥ずかしくて、とうとう涙が溢れた。

「やだって言ってるのにぃ」
「可愛いですよ。もっともっと乱れる所が見たいです」
「うぅ」

 晴人さんはとても嬉しそうに私を抱きしめてもう一度ナカに全て納めた。

 

  
 
 

 
 



 
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