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みお 高二の妹 3
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ボクは、一浪して目標にしていた大学に合格し、学生用アパートの内見も終えて契約が終了した。その後、家族からも祝ってもらって焼き肉屋に行ったり、高校時代の友人や予備校で一緒だった連中と居酒屋やカラオケに行ったりして過ごしていたときに、二歳年下の妹みおから、びっくりするような頼みごとをされた。二日酔いのせいで朝食抜きにし、ダイニングでブラックコーヒーを飲んでいたときのことだった。
みおはダイニングに入って来るなり「お兄ちゃん、週明けにはもうあっちに行っちゃうんだね」とテーブルの向かいに腰を下ろした。
ボクはちょっと身構えながら「ああ。みおとはしばらくお別れだな」と応じた。
みおとボクが身体の関係を持ってしまったのは、去年の夏のことだった。みおはそのとき既に男性経験があって、ボクは童貞だったせいで、みおから誘惑される感じで、あらがえないまま禁断の秘め事に至ったのだった。
その後は受験勉強に専念したいからとみおに告げ、実際みおの身体が何度も頭にちらついたが誘惑を断ちきった結果、ボクは大学合格を果たすことができた。
それからは何度となく、両親にバレないよう細心の注意を図りながら、兄妹セックスをしてしまっている。何か月も我慢していたということだけでなく、もうすぐ遠隔地での生活が始まるので当分会えなくなるので、ボクもみおも、〆切りに追い立てられるかのように暇さえあれば身体を重ねてしまったのだった。
だから、このときもボクは、みおからセックスのおねだりをされるのだろうと思っていた。何しろ、明後日にはボクは旅立つ予定だったから。
しかしみおは、「お兄ちゃん中川のあちゃんってコ、覚えてる?」と言ったので、ボクは「へ?」と聞き返した。
「中川のあちゃん。お兄ちゃんが小六のとき、バレンタインデーにチョコをくれたコ」
「ああ……みおが連れて来て、何も言わないでチョコを差し出して、そのまま走っていなくなっちゃったコだっけ? 色白なコだったことは何となく覚えてるけど」
「そうそう。あの頃はのあちゃん、かなりシャイだったから。でも、サッカーやってるお兄ちゃんがカッコいいからチョコを渡したいって言うから、私が仲介してあげたの。色白なのは、生まれつき色素が少ない体質だからなんだって」
「みおはそのコとずっと友だちなんだ」
「小中学校ではそうでもなかったんだけど、高校で二年連続同じクラスになって、のあちゃんからは私が苦手な英語をよく教えてくれたりするんで、今ではマブダチだね。お互いに他人に言えないような相談事もし合ってるし」
「みお、もしかして……」
「いやいや、お兄ちゃんとのことは教えてないって」
まあ、それはそうだろう。ボクは「だったらいいけど。で、のあちゃんってコがどうしたの?」と聞いた。
「あのコ、見た目はおとなしそうなんだけど、性欲が強くて。まだ処女なんだけど、中一のときからオナニー始めて、本当のセックスをしたくてたまらないんだって」
「小学校のときにちらって見ただけだけど、割とかわいいコだったよね。彼氏なんかすぐにできるんじゃないの?」
「それが、ダメなの」みおはテーブルの上で手の指を組んで、少し身を乗り出した。「あのコの従妹が、最初は優しかった彼氏からひどい暴力を受けたそうで、のあちゃん、彼氏を作るのが怖いんだって」
「男がみんなそんなのばかりじゃないのに」
「私もそう思うんだけど、のあちゃんはダメで。最近も、別れ話を切り出された男が元カノを刺し殺したっていう事件あったでしょ。あれでのあちゃん、ひいいーってなって」
「それは気の毒だね」
「だから私、のあちゃんに教えてあげたのよ。私の兄ちゃん、彼女いないし、絶対に女の子に暴力振るったり冷たいこと言ったりしないよって。大学に進学していなくなっちゃうから、つき合うのは無理だと思うけど、セックスだけでも私から頼んでみようかって」
ボクは飲みかけていたコーヒーを噴き出した。
「な、何? どういうことよ」
「お願いっ」とみおはパチンと手を合わせた。「のあちゃん、本当にもんもんとしてて、かわいそうなの。私の親友のために、相手をしてあげて」
「……のあちゃん自身はどう言ってるの?」
「みおちゃんのお兄ちゃんだったら、あこがれてた人だから、是非って」
「でも、のあちゃんって、処女なんだろ。最初は痛くて、のあちゃんの願いを叶えてあげるのは無理だと思うんだけど」
「そこは心配ないよ。のあちゃん、半年前にメルカリでバイブ買って、毎日のように挿入してるから、お兄ちゃんのが入っても痛がるどころか、もの足りないかもよ」みおはそう言ってから、「あ、ごめん、今のは取り消すね。お兄ちゃんのでもの足りないわけがないよね」と笑って訂正した。
結局ボクは引き受けることとなり、翌日の午後にのあちゃんが家に来ることになった。平日だけれど、僕らの両親は共働きなので不在で、みおたちは春休みである。
のあちゃんは色白で、ちよっと欧米人の血が入ってるんじゃないかと思うぐらいに瞳の色も淡くて、後ろにまとめていた髪も色が薄かった。体型は、みおがどちらかというと華奢なのに対して、のあちゃんは結構なぽっちゃりタイプで、だぶだぶの白いパーカーを着ていても、おっぱいの大きさが判った。性欲が強いと聞いている割には、ボクと目が合うとすぐに恥ずかしそうに視線を外し、耳が赤くなっていた。みおから「どう、お兄ちゃん、のあちゃん、かわいいでしょ」と言われ、ボクも「本当だね。アイドルグループにいてもおかしくないよ」と同意すると、みおは笑顔が消えて「アイドルだったら、もうちょっとスリムにならないとね」と少し不満そうに言った。女子の扱いって難しい。
ボクが念押しで「のあちゃん、本当にいいの?」と尋ねてみると、のあちゃんは小さな声で「はい」とうなずいた。
みおが「じゃあ、私は自分の部屋で待機してるから。のあちゃん、頑張ってね」とのあちゃんと片手のグータッチをし、「お兄ちゃんも頑張って」と呑気に手を振った。
ボクとのあちゃん二人きりになり、ボクが「脱がせていい?」と尋ねると、のあちゃんはまた「はい」と小さな声と共にうなずいた。
パーカーとその下のヒートテックシャツを脱がせると、白いブラからこぼれそうなのあちゃんのおっぱいが出てきた。白いおっぱいには、青い血管が薄く映っていた。
パンツとその下のストッキングも脱がせると、のあちゃんは恥ずかしそうに両手でおなかの辺りを隠すようにして身をかがめた。ウエストがくびれているとはいえないことを自覚していて、見られるのが恥ずかしいようだったけれど、みおにはない魅力がそこにはあった。まさにそそられる身体つきだった。
ボクのものは既にカチンカチンだった。今からこのコとエッチができるのか……。
ボクも服を脱いでボクサーパンツ一丁になり、のあちゃんを引き寄せて、立ったまま一度軽くキスをした。のあちゃんは嫌がってはいないようだったけれど、身を固くして、目をギュッと閉じ、口も強ばっている感じだった。
「キスも初めて?」と尋ねると、「キスはあります」とのことだった。
何度かチュッチュッとキスを重ねるうち、のあちゃんも落ち着いてきてようで、ボクの背中に両手を回してぎゅっと抱きしめて、キスの合間に「ああ……」と吐息を漏らすようになってきた。しっかり歯磨きをしてきたようで、ミントの香りがした。
硬く膨張しているボクのものが、のあちゃんのや柔らかいおなかに当たっていた。
のあちゃんもスイッチが入ったのか、「私、先輩のこと、憧れてたんです。中学のときも。気が小さくて、告白できなかったけど」と言い、ボクが「本当に?」と問い返すと、「はい」とうなずいてから、ぶちゆっと強く唇を合わせ、舌を入れてきた。
舌と舌をからませ合い、互いの唾液を交換し、さらに舌先をなめ合った。
ボクはのあちゃんの背中に手を回して、ブラのホックを外した。
のあちゃんのたわわなおっぱいは、ブラのラインの跡が周囲に残っていて、ベージュ色の乳首は少し乳輪が大きめで、幼いのか大人びているのかよく判らない魅力があった。
ボクはのあちゃんはベッドに横たえ、まずはおっぱいを愛撫した。
「のあちゃん、バイブを使ってるんだって?」
するとのあちゃんは「いやっ、聞かないで」と両手で顔を隠した。かわいい。
おっぱいの方を刺激されたことはなかったのか、ボクが乳首を吸ったりなめたりすると、のあちゃんはそのたびに「ああん」「やん」と顔をしかめて身もだえした。両手で乳首をこりこりしたときには、「ああっ、気持ちいいっ」と身体をびくんびくんと震わせた。
「こっちも下ろすね」とパンティに手をかけ、嫌がる様子がないことを確認してずり下げた。アンダーヘアは髪と同様、色が薄めで、短くきれいに処理されていた。
ボクが手を添えて両腿を広げさせると、のあちゃんは再び両手で顔を覆った。
舌先でひだひだやクリトリスをなめると、のあちゃんは「ああーっ、いやっ」と両手で顔を覆ったまま身をよじった。さらに指先で愛撫をすると、のあちゃんはさらなるよがり声を出してたちまち濡れてきたが、しばらくすると「先輩、入れて……」と言われた。
そうか。バイブを使ってきただけあって、挿入がないともの足りないってことか。恥ずかしそうにしながらの結構大胆な要求に、ボクは妙な興奮を覚えた。
のあちゃんを妊娠させるわけにはいかないので、ボクは素早くコンドームの封を破いて、自分で装着した。みおとのエッチでも使っているので、慣れたものである。
ボクは「じゃあ、入れるね」と伝え、のあちゃんをM字開脚姿勢にして、正常位で挿入した。本当に処女なんだろうかと思うぐらいに、するっと入った。
のあちゃんが「ああっ、入っちゃった……温かくて弾力があって……」と言った。
ボクがゆっくりと腰を動かし始めながら「バイブとは感じが違う?」と尋ねると、のあちゃんは「はい。違います。上手く言えないけど、違います」と答えた。
腰を前後左右に、強弱をつけて動かすうち、のあちゃんは「ああっ、先輩っ」とボクの上体を引き寄せてベロチューを求めてきた。本当のセックスが初めてののあちゃんは「ああっ、先輩っ、私、今、こんなにいやらしいことをしてる……」とボクを見つめた。
「のあちゃん、痛くない?」と聞いてみたが、のあちゃんは「痛くありません。最初にバイブを使ったときに出血してちょっと痛かっただけで」と答えた。
「処女なのにいきなりこんなに気持ちよさそうにして、いけないコだ」
「いやん、先輩。そんなこと言わないで」
最初のうちは恥ずかしがって、目も合わせようとせず、声も小さかったのに、のあちゃんは別人みたいに激しく求めるようになっていた。
ボクがのあちゃんに挿入したまま抱き起こすと、互いの上半身がVの字になった姿勢になり、のあちゃん自ら腰を動かし始めた。のあちゃんが「ああっ」と頭を振るたびに、後ろにまとめた髪が揺れ、おっぱいも揺れた。
続いて騎乗位に移行した後も、のあちゃんの方が腰を動かした。ボクは下からのあちゃんのおっぱいを愛撫しながら「のあちゃん」と声をかけると、のあちゃんは「ああっ、先輩、私、もう……」と言うなり、がくんがくんとなりながら「あーっ、いくぅ……」と叫び、それからボクの上に倒れてきた。
のあちゃんの後頭部をなでながら「いっちゃったの?」と尋ねると、のあちゃんは、はあはあと息をしながら「はい……」と答えた。
そのとき、ドアが開いて「すんごい叫び声が聞こえたよ。ご近所に聞こえるじゃないの」というみおの声が降ってきた。
ボクが上体を起こして「みお、まだ入って来るなよ」と言うと、のあちゃんは「みおちゃん、見ちゃいやっ」と両手で顔を隠した。
みおは、ボクが「ほら、部屋に戻れよ」と言っても聞かなかった。
「みおちゃんはいったけど、お兄ちゃんはまだなんでしょ」と腕組みをしながら意地悪そうな顔をした。「お兄ちゃん、コンドームつけてたら最近いかないもんね」
ボクは「こらっ、みおっ」と睨んだけれど、みおはひるむ様子がなかった。
みおの考えていることが見えてきた。友だちのためだと思ってボクに引き合わせたものの、自分が蚊帳の外に置かれていることが途中から面白くなくなったのだ。
みおはその場で服を脱いで全裸になり、「お兄ちゃん、後は私に任せて」と、ボクをのあちゃんから引き剥がし、コンドームをつまんで外した。
ボクが「ダメだよ、それは危ないって」と頭を横に振ると。みおは「じゃあ、口でいかせてあげると、ボクをのあちゃんの横で仰向けにし、すぐさま覆い被さってボクのものを口に含み、フェラチオと手コキを始めた。
のあちゃんは上体を起こして、片手を口に当てて絶句している。
みおはいったんボクのものを口から離して、「のあちゃん、自分だけが気持ちいいのはダメなんだよ。男の人をちゃんといかせてあげないと。それが本物のエッチなんだよ」とどや顔で言い、それから再びボクのものをくわえこんで、フェラチオ手コキを続行した。
みおはダイニングに入って来るなり「お兄ちゃん、週明けにはもうあっちに行っちゃうんだね」とテーブルの向かいに腰を下ろした。
ボクはちょっと身構えながら「ああ。みおとはしばらくお別れだな」と応じた。
みおとボクが身体の関係を持ってしまったのは、去年の夏のことだった。みおはそのとき既に男性経験があって、ボクは童貞だったせいで、みおから誘惑される感じで、あらがえないまま禁断の秘め事に至ったのだった。
その後は受験勉強に専念したいからとみおに告げ、実際みおの身体が何度も頭にちらついたが誘惑を断ちきった結果、ボクは大学合格を果たすことができた。
それからは何度となく、両親にバレないよう細心の注意を図りながら、兄妹セックスをしてしまっている。何か月も我慢していたということだけでなく、もうすぐ遠隔地での生活が始まるので当分会えなくなるので、ボクもみおも、〆切りに追い立てられるかのように暇さえあれば身体を重ねてしまったのだった。
だから、このときもボクは、みおからセックスのおねだりをされるのだろうと思っていた。何しろ、明後日にはボクは旅立つ予定だったから。
しかしみおは、「お兄ちゃん中川のあちゃんってコ、覚えてる?」と言ったので、ボクは「へ?」と聞き返した。
「中川のあちゃん。お兄ちゃんが小六のとき、バレンタインデーにチョコをくれたコ」
「ああ……みおが連れて来て、何も言わないでチョコを差し出して、そのまま走っていなくなっちゃったコだっけ? 色白なコだったことは何となく覚えてるけど」
「そうそう。あの頃はのあちゃん、かなりシャイだったから。でも、サッカーやってるお兄ちゃんがカッコいいからチョコを渡したいって言うから、私が仲介してあげたの。色白なのは、生まれつき色素が少ない体質だからなんだって」
「みおはそのコとずっと友だちなんだ」
「小中学校ではそうでもなかったんだけど、高校で二年連続同じクラスになって、のあちゃんからは私が苦手な英語をよく教えてくれたりするんで、今ではマブダチだね。お互いに他人に言えないような相談事もし合ってるし」
「みお、もしかして……」
「いやいや、お兄ちゃんとのことは教えてないって」
まあ、それはそうだろう。ボクは「だったらいいけど。で、のあちゃんってコがどうしたの?」と聞いた。
「あのコ、見た目はおとなしそうなんだけど、性欲が強くて。まだ処女なんだけど、中一のときからオナニー始めて、本当のセックスをしたくてたまらないんだって」
「小学校のときにちらって見ただけだけど、割とかわいいコだったよね。彼氏なんかすぐにできるんじゃないの?」
「それが、ダメなの」みおはテーブルの上で手の指を組んで、少し身を乗り出した。「あのコの従妹が、最初は優しかった彼氏からひどい暴力を受けたそうで、のあちゃん、彼氏を作るのが怖いんだって」
「男がみんなそんなのばかりじゃないのに」
「私もそう思うんだけど、のあちゃんはダメで。最近も、別れ話を切り出された男が元カノを刺し殺したっていう事件あったでしょ。あれでのあちゃん、ひいいーってなって」
「それは気の毒だね」
「だから私、のあちゃんに教えてあげたのよ。私の兄ちゃん、彼女いないし、絶対に女の子に暴力振るったり冷たいこと言ったりしないよって。大学に進学していなくなっちゃうから、つき合うのは無理だと思うけど、セックスだけでも私から頼んでみようかって」
ボクは飲みかけていたコーヒーを噴き出した。
「な、何? どういうことよ」
「お願いっ」とみおはパチンと手を合わせた。「のあちゃん、本当にもんもんとしてて、かわいそうなの。私の親友のために、相手をしてあげて」
「……のあちゃん自身はどう言ってるの?」
「みおちゃんのお兄ちゃんだったら、あこがれてた人だから、是非って」
「でも、のあちゃんって、処女なんだろ。最初は痛くて、のあちゃんの願いを叶えてあげるのは無理だと思うんだけど」
「そこは心配ないよ。のあちゃん、半年前にメルカリでバイブ買って、毎日のように挿入してるから、お兄ちゃんのが入っても痛がるどころか、もの足りないかもよ」みおはそう言ってから、「あ、ごめん、今のは取り消すね。お兄ちゃんのでもの足りないわけがないよね」と笑って訂正した。
結局ボクは引き受けることとなり、翌日の午後にのあちゃんが家に来ることになった。平日だけれど、僕らの両親は共働きなので不在で、みおたちは春休みである。
のあちゃんは色白で、ちよっと欧米人の血が入ってるんじゃないかと思うぐらいに瞳の色も淡くて、後ろにまとめていた髪も色が薄かった。体型は、みおがどちらかというと華奢なのに対して、のあちゃんは結構なぽっちゃりタイプで、だぶだぶの白いパーカーを着ていても、おっぱいの大きさが判った。性欲が強いと聞いている割には、ボクと目が合うとすぐに恥ずかしそうに視線を外し、耳が赤くなっていた。みおから「どう、お兄ちゃん、のあちゃん、かわいいでしょ」と言われ、ボクも「本当だね。アイドルグループにいてもおかしくないよ」と同意すると、みおは笑顔が消えて「アイドルだったら、もうちょっとスリムにならないとね」と少し不満そうに言った。女子の扱いって難しい。
ボクが念押しで「のあちゃん、本当にいいの?」と尋ねてみると、のあちゃんは小さな声で「はい」とうなずいた。
みおが「じゃあ、私は自分の部屋で待機してるから。のあちゃん、頑張ってね」とのあちゃんと片手のグータッチをし、「お兄ちゃんも頑張って」と呑気に手を振った。
ボクとのあちゃん二人きりになり、ボクが「脱がせていい?」と尋ねると、のあちゃんはまた「はい」と小さな声と共にうなずいた。
パーカーとその下のヒートテックシャツを脱がせると、白いブラからこぼれそうなのあちゃんのおっぱいが出てきた。白いおっぱいには、青い血管が薄く映っていた。
パンツとその下のストッキングも脱がせると、のあちゃんは恥ずかしそうに両手でおなかの辺りを隠すようにして身をかがめた。ウエストがくびれているとはいえないことを自覚していて、見られるのが恥ずかしいようだったけれど、みおにはない魅力がそこにはあった。まさにそそられる身体つきだった。
ボクのものは既にカチンカチンだった。今からこのコとエッチができるのか……。
ボクも服を脱いでボクサーパンツ一丁になり、のあちゃんを引き寄せて、立ったまま一度軽くキスをした。のあちゃんは嫌がってはいないようだったけれど、身を固くして、目をギュッと閉じ、口も強ばっている感じだった。
「キスも初めて?」と尋ねると、「キスはあります」とのことだった。
何度かチュッチュッとキスを重ねるうち、のあちゃんも落ち着いてきてようで、ボクの背中に両手を回してぎゅっと抱きしめて、キスの合間に「ああ……」と吐息を漏らすようになってきた。しっかり歯磨きをしてきたようで、ミントの香りがした。
硬く膨張しているボクのものが、のあちゃんのや柔らかいおなかに当たっていた。
のあちゃんもスイッチが入ったのか、「私、先輩のこと、憧れてたんです。中学のときも。気が小さくて、告白できなかったけど」と言い、ボクが「本当に?」と問い返すと、「はい」とうなずいてから、ぶちゆっと強く唇を合わせ、舌を入れてきた。
舌と舌をからませ合い、互いの唾液を交換し、さらに舌先をなめ合った。
ボクはのあちゃんの背中に手を回して、ブラのホックを外した。
のあちゃんのたわわなおっぱいは、ブラのラインの跡が周囲に残っていて、ベージュ色の乳首は少し乳輪が大きめで、幼いのか大人びているのかよく判らない魅力があった。
ボクはのあちゃんはベッドに横たえ、まずはおっぱいを愛撫した。
「のあちゃん、バイブを使ってるんだって?」
するとのあちゃんは「いやっ、聞かないで」と両手で顔を隠した。かわいい。
おっぱいの方を刺激されたことはなかったのか、ボクが乳首を吸ったりなめたりすると、のあちゃんはそのたびに「ああん」「やん」と顔をしかめて身もだえした。両手で乳首をこりこりしたときには、「ああっ、気持ちいいっ」と身体をびくんびくんと震わせた。
「こっちも下ろすね」とパンティに手をかけ、嫌がる様子がないことを確認してずり下げた。アンダーヘアは髪と同様、色が薄めで、短くきれいに処理されていた。
ボクが手を添えて両腿を広げさせると、のあちゃんは再び両手で顔を覆った。
舌先でひだひだやクリトリスをなめると、のあちゃんは「ああーっ、いやっ」と両手で顔を覆ったまま身をよじった。さらに指先で愛撫をすると、のあちゃんはさらなるよがり声を出してたちまち濡れてきたが、しばらくすると「先輩、入れて……」と言われた。
そうか。バイブを使ってきただけあって、挿入がないともの足りないってことか。恥ずかしそうにしながらの結構大胆な要求に、ボクは妙な興奮を覚えた。
のあちゃんを妊娠させるわけにはいかないので、ボクは素早くコンドームの封を破いて、自分で装着した。みおとのエッチでも使っているので、慣れたものである。
ボクは「じゃあ、入れるね」と伝え、のあちゃんをM字開脚姿勢にして、正常位で挿入した。本当に処女なんだろうかと思うぐらいに、するっと入った。
のあちゃんが「ああっ、入っちゃった……温かくて弾力があって……」と言った。
ボクがゆっくりと腰を動かし始めながら「バイブとは感じが違う?」と尋ねると、のあちゃんは「はい。違います。上手く言えないけど、違います」と答えた。
腰を前後左右に、強弱をつけて動かすうち、のあちゃんは「ああっ、先輩っ」とボクの上体を引き寄せてベロチューを求めてきた。本当のセックスが初めてののあちゃんは「ああっ、先輩っ、私、今、こんなにいやらしいことをしてる……」とボクを見つめた。
「のあちゃん、痛くない?」と聞いてみたが、のあちゃんは「痛くありません。最初にバイブを使ったときに出血してちょっと痛かっただけで」と答えた。
「処女なのにいきなりこんなに気持ちよさそうにして、いけないコだ」
「いやん、先輩。そんなこと言わないで」
最初のうちは恥ずかしがって、目も合わせようとせず、声も小さかったのに、のあちゃんは別人みたいに激しく求めるようになっていた。
ボクがのあちゃんに挿入したまま抱き起こすと、互いの上半身がVの字になった姿勢になり、のあちゃん自ら腰を動かし始めた。のあちゃんが「ああっ」と頭を振るたびに、後ろにまとめた髪が揺れ、おっぱいも揺れた。
続いて騎乗位に移行した後も、のあちゃんの方が腰を動かした。ボクは下からのあちゃんのおっぱいを愛撫しながら「のあちゃん」と声をかけると、のあちゃんは「ああっ、先輩、私、もう……」と言うなり、がくんがくんとなりながら「あーっ、いくぅ……」と叫び、それからボクの上に倒れてきた。
のあちゃんの後頭部をなでながら「いっちゃったの?」と尋ねると、のあちゃんは、はあはあと息をしながら「はい……」と答えた。
そのとき、ドアが開いて「すんごい叫び声が聞こえたよ。ご近所に聞こえるじゃないの」というみおの声が降ってきた。
ボクが上体を起こして「みお、まだ入って来るなよ」と言うと、のあちゃんは「みおちゃん、見ちゃいやっ」と両手で顔を隠した。
みおは、ボクが「ほら、部屋に戻れよ」と言っても聞かなかった。
「みおちゃんはいったけど、お兄ちゃんはまだなんでしょ」と腕組みをしながら意地悪そうな顔をした。「お兄ちゃん、コンドームつけてたら最近いかないもんね」
ボクは「こらっ、みおっ」と睨んだけれど、みおはひるむ様子がなかった。
みおの考えていることが見えてきた。友だちのためだと思ってボクに引き合わせたものの、自分が蚊帳の外に置かれていることが途中から面白くなくなったのだ。
みおはその場で服を脱いで全裸になり、「お兄ちゃん、後は私に任せて」と、ボクをのあちゃんから引き剥がし、コンドームをつまんで外した。
ボクが「ダメだよ、それは危ないって」と頭を横に振ると。みおは「じゃあ、口でいかせてあげると、ボクをのあちゃんの横で仰向けにし、すぐさま覆い被さってボクのものを口に含み、フェラチオと手コキを始めた。
のあちゃんは上体を起こして、片手を口に当てて絶句している。
みおはいったんボクのものを口から離して、「のあちゃん、自分だけが気持ちいいのはダメなんだよ。男の人をちゃんといかせてあげないと。それが本物のエッチなんだよ」とどや顔で言い、それから再びボクのものをくわえこんで、フェラチオ手コキを続行した。
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