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貴方の首筋にかぶりつく
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しおりを挟むけど、やっぱり縛られた両手ではそれは叶わない。
だから、股の間にさっくんの膝があってもなんとかして隠そうと膝同士をくっつけ、できるはんいで脚を閉じた。
(開きっぱなしよりは多少マシだ。)
このままずっとこうしてれば、さっくんだってやりづらいだろ。とびくびく震える両足にできるかぎり力をいれる。
……すると、
「…念のため、こちらも縛っておきましょうか」
「…ぇ、っ、」
どこにあったのか、縄を取り出すさっくんに青ざめる。
「な…ッ…や、…ッ、ぁ、あ…、」
足首を掴まれ、開いて上に持ち上げられる。
…そして、両ひざを折り曲げた状態で、足首と太ももをぴったりくっつけたまま固定された。
動けないように、しかも自分でほどこうと思ってもわからないくらい複雑な縛りかたでがっちりと縛られてるから肌に縄が擦れ、痛い。
「やめろ…っ!も、やめ…っ、こんなの…っ」
大きくM字に股を開かされてる…まるで赤ちゃんみたいな格好に、溢れた涙が熱い頬に落ちていく。
「嗚呼、指を弾くような弾力と瑞々しい張り…白く美しいやわらかな肌に縄が食い込んで、凄く綺麗ですよ。こうしてずっと撫でていたいくらい…」
「…っ、ふ、ぅ、…ッ」
頬を染め、恍惚とした表情で、太腿に、足首を締め付けている縄と肌をすらっとした長い指の先でなぞってくる。
(手は上で縛られてるし、オレがさっくんの主人なのに、なんでこんな…っ)
これではまるでさっくんの方が御主人様で、召使のオレで遊んでるみたいだ。
「…――っ、は、はぁ…っ、やだ…ッ、やだぁ…!」
「縄で手足を縛られ、股を広げさせられることを要求なさるなんて…、無意識にマゾヒストな夏空様は俺をゾクゾクさせるのがあまりにもお上手で困ってしまいます…」
「…っ、ひ、ぅ…ッ、ようきゅ、なんてしてない…っ!勝手にこんな格好にしたのはさっくんだろぉ…っ!」
体勢のせいで、最早完全に無防備になったちんちん。
恥ずかしい。
恥ずかしくて、それに怖くて、…ぼろぼろ涙が零れる。
「や…ッ、ぃ゛…ッ、!?」
ちんちんの根元を指で固定された。
その上に引っ掛かったままの…精液でどろどろに濡れてる皮を指でつままれた。
伸ばすように強く指の腹で握られている。
お風呂で洗ってもらうときと一緒。
…いつもすぐに気持ち良くしてくれるけど、やっぱりそうされると痛い。
だから、いたいからやめて、と言いかけて、
「ぁひぃ゛…ッ?!!」
ぎゅ、と掴んだまま皮を根元側に寄せられ、ぺろんと容赦なく剥かれた。
ビクッビクッ、ひくんっ
(ちんちん…っ、ちんちんのさきっぽ、が…)
「ひ、ひ…っ、や、むけ、むいちゃ…ッ」
……下を見れば、ちんちんのさきっぽの、…中の真紅と、おしっこの切れ込みがはっきりと外に出ていた。
むき出しに…なっていた。
「…ぁ、…あ゛…」
剥かれたことで余計に透明な汁をごぽごぽ穴から溢れ出し、空気が触れるだけでひくんっと腰が痺れ、引けて感じてしまう。
覆っていた皮がなくなったせいで、お湯にずっと浸かってた後みたいにふやけて無防備なおしっこの口がひくっひくっと動いた。
「はぅ、!ぅ、や、…っ、だめ…ッ、そこ、さわ、っちゃ、らぁ…っ!!」
剥かれたばかりのソコに指でぬるぬる滑るように触れられて、刺激が強すぎて目の裏がチカチカして、勝手に腰から大きく波打つようにビクンと跳ねる。
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