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吐き気と、暴力と、
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しおりを挟む本気で俺が水を用意しに行くと思っているのか、やけに簡単に家畜の手は離れた。
見下ろしたまま、家畜に吐き捨てるように命令する。
「そこに跪け」
「っ、…ひ…ざま…?」
「…家畜の分際で、俺に二度も言わせる気か」
「…っ、ご、め…っ、な…さッ」
そんなの無理だとでも言いたげな声を上げるその様子に、苛ついて舌打ちする。
(無理じゃねぇだろうが)
普通なら、こんな状況で起き上るなんて行動は無理だろう。
精神も身体もぼろぼろの状態で、しかも何日も放置されていたら動かせない。
でも、こいつならできるはずだと思った。
これだけ生きる意志の強い奴なら、できないわけがない。
(それに、こういうことをされるのはコイツにとって人生初の出来事じゃないはずだ)
その証拠に、ドスをきかせた声で冷たく吐き捨てれば弱い声で謝りながら必死に震える手で身体を起こそうとしている。
「口、開けろ」
「…はい」
邪魔な服を脱ぎ捨てる。
本気で飲み物を貰えると思っているらしく素直に口を開いている。
なんだかんだ俺の命令通り、不格好だが、跪く体勢に近い姿勢をとっていることに満足する。
やればできるくせに、できねぇなんて言うんじゃねえよ。
家畜の前に立つ。
「おい、今から突っ込むモン、噛んだら殺すぞ」
「…っ、?!!、…っ、は…っん゛…ッ、」
吐き捨て、家畜の欲している”飲み物”を与えるために、手で位置を固定した肉棒をその小さな唇の隙間の奥にぶち込んだ。
「おら、喉渇いてんだろうが…っ、ぁ?!吐き出そうとすんじゃねぇよ…っ」
「ん…ッ、ふ…っう…ッ」
喉を塞ぐように突然奥まで挿入されて苦しいのか、口から吐き出そうとしたのを見て、後頭部を手で押さえて股間に押し付けながら、じゅぼじゅぼと喉の奥を突く。
やはりさっき与えた水のおかげでうまく分泌されるようになったらしい唾液が、ぬるぬるする口内の肉が、精液に絡みついて気持ちがいい。
「あー…っ、…最高…ッ」
「んぐ…ッ、ふ…ッ、ぐ…ッ」
内股が小さく痙攣し始める。
先走りが家畜の喉の奥に流れていく。
苦しいのか、その何度も濡れては乾いてぱさぱさになっている目隠しの縁に涙の色が滲んでいく。
「…っ、は…ッ、」
「…っ、ん゛…ッ、んん…ッ」
ガツガツとオナホの如く乱雑に喉の奥を突く。
ぎゅうと締まるたびに亀頭が擦られて、締め付けられて、身体に快感が走る。
目隠しをしているせいでその苦痛の表情を全部見られないのが残念だが、これはこれで家畜を蹂躙できているようで気分は悪くない。
「…どうする、家畜…ッ、このまま口の中に出さず、外に出してもいいんだぜ…ッ」
「…っ、ふぐ…ッ、ふ…ッ」
「その代わり、また何日か水一滴飲めない日常に戻るだけだがな…ッ」
「……ッ!!んん゛…ッ」
「…ッ、噛むなって言ってんだろうが…ッ」
そんなに俺の言葉が予想外だったのか、ビクっとその身体が揺れて、ガリと歯がちんぽに当たった。
痛みが走って、その怒りをぶつけるように殺す勢いでズボズボと出し入れする。
家畜の目隠しを濡らす色がますます濃くなる。
(泣いたって、死んだって、俺は家畜に譲歩なんかしてやらねえぞ)
元々、これ以上家畜に水を与える気はサラサラなかった。
飲まないなら飲まないで、喉の渇きに苦しむだけだ。
別に家畜なんかがどうなろうが俺の知ったことじゃねぇし。
「は…ッ、イク…ッ、」
「っ、」
声は出せないだろうが、意思は身体で示せるだろう。
選択権をやるために、ビクっと震えたチンポが大きくなった瞬間口の中から出す。
引き抜こうとした瞬間、家畜が狼狽えたように見えた。
「ッ、ぁ…っ、んぐ…ッ」
「なら、しっかり全部飲めよ…ッ」
「ふ…っ」
俺の腰に手を伸ばしてきて、離すまいとその腕を巻き付けてきた。
巻き付けることで、家畜の口と俺のチンポの距離がゼロになる。
しっかりチンポを噛まないようにしながら、口を閉じて奥まで咥え込んでくる。
その期待に応えようと意識するまでもなく、イク寸前だったでかくなったチンポから放たれた大量の白濁液を喉の奥にぶつけてやる。
ビュルッ、ビュルッ。
「…ッ、ほら、お前の望み通りのモンだぞ」
「…――っ!!んく…っん…ッ」
倒れそうになる家畜の髪を掴んで支えてやりながら、必死にごくごくと口いっぱいに注がれた”飲み物”を飲み込む姿を見る。
(…っあはは…っ、こりゃあ、いい)
その喉が上下するのを見て、腹の奥底から笑いが湧き上がってくる。
可愛いペットのできあがりだ。
最後の一滴になるまでほとんど零さず、全部飲み切った家畜は、ぜーっぜーっと肩で息をしながら口の中に残ってるのか軽い嗚咽を漏らしながら地面に突っ伏した。
「うまかったか?」
その様子に満足して髪に触れながら、優しく声をかけてやる。
優しい声を出して髪を撫でる行為をしてやるだけで、この家畜は勝手に心の中で”他の誰か”に重ねて喜ぶということを知っていた。
ホント、ちょろいヤツ。
これだから調教され済みの家畜は扱いやすくて楽だ。
「は…ぃっ、おいし…ッ、かっ…た…です…ッ」
見えない視界の中、俺を見上げながら途切れ途切れに一生懸命答えようとする姿に、ゾクリと興奮で身体が震える。
俺の言う通りに出来る従順なペットは嫌いじゃない。
ずっと前、この家畜を前にした時の感情を、光景を思い出して鳥肌が立った。
……ああ、そうだったっけな。
思えば昔からコイツは強い人間に服従できるヤツだった。
(他の家畜で遊ぼうかと思ったがやめだ。今日はコイツで思う存分遊んでやるか)
俺のお気に入りはアイツだけでもう他にないだろうと諦めていたが、こんな逸材を手に入れられるとは。
丁度従順なペットが欲しかったところだしな。
「もっと飲みたいか?ん?」
「…ぃっ、ぁああ!…ッ、のみ…っ、たい…ッです…ッ」
頭を撫で、わざと傷の部位を軽く指で擦りながら問えば、家畜は痛みにボロボロと涙を流しながらその欲望を口にした。
痛みに歪む表情を見て、また硬くなり始めていたチンポを口に突っ込んで今度は自分で奉仕させる。
「…っ、ん…ッ、んぶ…ッ」
「おい、もっと奥まで入れてしゃぶれ」
「…っ、んぐ…っ!?!…ッ、は…っほ…へん…なさ…ッ」
「謝罪なんかいらねーんだよ」
下手くそが。
吐き捨てるようにそう心の中で付け足す。
優秀な家畜だと思ったのに、その舌遣いの下手さと言ったら言葉にできるものではなかった。
一度目にやったように、家畜の後頭部を掴んで股間に押し付ける。
ジュボジュボと濡れた音が再び聞こえるようになるまで、その頭を道具を扱うように乱暴に前後に揺らした。
「ん…ッ、じゅ…ッは…ッ、ぁ…、ぁ…ッ!!」
「は…っ、は…ッ」
さっきよりも激しい勢いで喉の奥に当てるようにぶちこんでは引き抜く。
あーあ、苦しそうにしやがって。
窒息してもしらねー。
他人事のように上から見下ろして、段々と込みあがってくる快感に身を震わす。
所詮用済みになったら放り捨てるだけのモノだ。
「は…っ、口の中がどんなに良くても、技術がねぇならこうするしかねぇな…っ」
「ん…っ、ふぶ…ッ、んぶ…ッ!!」
自分で道具の頭を持って、イク感覚が訪れるのを待つ。
(チッ、こんなの動かないオナホと変わんねーじゃねーか)
報告ではフェラの経験もあるはずなのに、期待外れにもほどがある。
唯一マシだと思えるのが、この家畜はいくら苦しくても口からチンポを離そうとしないことだ。
他の家畜は、歯で噛んだり、必死に抵抗したりと面倒だったが、やはりコイツは抵抗の意思がない。
「使えねーモンは容赦なく捨てるぞ、お前はいいのか…ッ?!あ゛?!」
「…っ、ぶ…ッ、ぶふ…ッ」
荒げた声でそう脅せば、家畜は微かに首を横に振って、自分で首を前後に動かしながら舌を使ってカリを舐めたり、亀頭を吸ったりして俺をイかせようとした。
下手くそなのに変わりはねーが、まぁ下手くそを俺が躾けて俺色の家畜に作り上げるってのもアリだな。
そう考えなおして、家畜にあれこれ指示を出しながら、ようやくやってきた射精感と、また別のモノをを感じながら、あえて家畜には何も言わない。
「あー、でる…っ」
「っ、ぇ…」
射精しそうになった瞬間、家畜の口の中からチンポを引っこ抜く。
狼狽えたような声が聞こえて、それに構わずに顔に狙いを定めてぶっかけた。
「…っ、う…っ、げ…ッ」
鼻に入ったのか、涙声でげほげほと咳き込みながら責めるように俺を見上げてくる。
白く汚れたみっともない家畜の姿。
「…っは…っ、な、んで…、」
どろりとした粘ついた液体を顎からとめどなく滴らせて、顔全体にかかったせいで口に垂れてくる白濁液によって少し話しづらそうに震えた涙声で訴える。
なんでと言われてもそうしたい気分だったからに決まってる。
「理由を求める権利なんてお前になんかねぇに決まってるだろうが、なぁ?」
「…ッ、ご、ごめ…ッなさ…ッ」
軽くコンと靴でその脇腹を蹴れば、大げさなほど家畜が身体をビクつかせる。
その態度に機嫌を直しつつ、もう一度チンポをその唇につける。
「代わりのモンなら飲ませてやるよ」
「…っ、?!…っぶ…ッ」
「……」
「…っ、な…ッ、ぶふ…っん゛ぐ…っ」
「…あー、スッキリした」
開いた口の中にチンポをつっこんで、ぶるっと身体を震わせてソレを口の中に放射した。
シャ―ッと水のような音がして勢いよく流れ出したのは黄色い尿。
我慢してた分も出たから、量は決して少なくない。
何か言おうとしてその勢いに負けたらしい家畜の言葉を聞かなかったふりをする。
ま、ちゃんと飲んだみたいだし、これで精液の代わりにはなるだろ。
気持ち悪そうに今度こそ吐きそうな声を漏らす家畜を横目で眺めてから、身支度を整える。
身支度を整え終わった直後、何かがぶつかる音がした。
眠るように目を閉じて横たわる家畜。
その胸が上下していることから、生きてはいるらしい。
流石に体力の限界が訪れたのか、それともそれほどショックだったのか気を失って倒れた家畜を視界の隅で見てから、家畜部屋を後にする。
靴を脱いで隅に適当に蹴ってから、ミシミシと軋む木製の板の上を歩く。
報告書によると媚薬使った方が、特に柊真冬にはいい影響を及ぼすらしい。
「仕方ねーな、今度からそれ使って遊んでみっか」
(柊真冬には、その身体だけじゃなく他にも楽しめる要素は多い。道具は使える分だけ惜しみなく使ってやるぜ)
面倒くさげな台詞とは裏腹に、顔に浮かぶ表情はきっと笑っていた。
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