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性行為の果てに
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パンパンッ、にちゅにちゅっ、と卑猥な淫音が玄関に響く。
ずりゅっなんて肚のナカを圧迫していたものが内壁を刺激しながら抜かれ、思わず背筋をのけぞらせながら震えた。
先程まで痛みしかなかった身体に微かに違う感覚が生じているのを感じて、本能的に焦りと恐怖が滲む。
「雅之君って背が高いわりに、腰…モデル並みに細いんだね。顔も綺麗だし…学校でもモテモテなんじゃない?」
「…っ、ッ、ぁ゛、」
冷ややかな微笑と揶揄いを含んだ言葉とは裏腹に、少しだけ不機嫌そうな表情。
履いていた制服のズボンとトランクスは近くに乱雑な状態で放り捨てられている。
「そんな風に逃げようとしないで?はは、可愛いなぁ。やばいぐらい可愛い」
「…ぃ゛、やだ…っ」
汗ばんだ首を優しく愛撫するようになぞっていった指ではなく、違う場所からの刺激によってぴくん、と身体が軽く痙攣した。
「…ほんと、今の君の格好って男に抱かれるのが大好きなセックス好きの女みたい」
「っ、女、ッ、ぁ、じゃ、ない」
「わかってるよ。だって、”ここ”がちゃんと男だもん。さっきまで痛みに萎えてたのに、今は擦れば精液もたくさん吐きだしてる。長さも太さも立派だし、俺が女だったら喜んで抱かれてただろうなぁ」
熱い吐息混じりに囁かれ、昂った性器をにちょにちょと扱かれ、熱が弾ける。
ぱんぱんっ、ずちゅっ、どぴゅっ、
「は…っ、は、ぁーーっ、」
股を限界まで広げさせられているせいで脚も尻も腰もすべてが痛い。
しかもその股の間には男がいて、小刻みに腰を打ち付けてくる。
逃げようにも、さっき刃を突きつけられながらぷすりと刺された薬のせいで自分の意思ではほとんど身体を動かすことができなかった。
「ちょっと体勢変えるよ。ほら、俺の首に手を回す」
「ぇ…は、!!!」
男の首に無理矢理両腕を回させられる。
なんだ、と思った瞬間、膝の下に入ってきた男の腕に両足を持ち上げられ、一瞬、身体を抱き上げられた。
「…っ?!、待…っ」
「思う存分気持ち良くな、ッ、て!!」
「…ッ、ぁ゛ぁぁああ…っ、!!」
ずりゅっ、ぱんぱんぱんっ!!
めいっぱいに肚の中を押し潰していた肉棒で、一際びくってなっていたところを狙ったように激しく擦られ続ける。
「雅之クンは中出しされるのが大好きだもんね?さっきも肚にぶちまけた瞬間に悦んでぶるぶるしてたし」
「ぁ゛あ…っ、ち、が…ッ」
身体を持ち上げられているせいで、全体重がその男の根元にかかって余計に深く、ほんとにそこまで入るのかってくらいに奥まで繋がってしまう。
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