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4-12 闇オークション

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 今世のつかささんが今、目の前で俺の愛撫で喘いでいる。
 
 
 入っているものは無機質な玩具といえど、俺の動き一つで身体を震わせ、赤く小さな口から吐息が漏れる度、濃くなるフェロモン――つかささんの全てが最高に俺の中の雄を滾らせた。
 
 
 ふと、頭上でまとめられた不自由な両手が、捕まる何かを求め自らの掌へ爪を突き立て傷付けている事に気が付くと、考えるより先にその指を絡ませ握りに行った。途端、ぎゅっと握り返してくる健気な存在。
 
 
「っ、――」
 

 もっとこのかわいい姿を眺めていたい気持ちでいっぱいだったが、今は早く終わらせてあげよう。
 
 
 始めよりさらに溢れる下からの愛液を玩具に塗り付けるよう入口をくちゅりくちゅりと滑らせる。
 唯一繋がったつかささんの手が、たかまる興奮を知らせてきた。
 
 
「や、やだ……焦らすの…やめ……」
 
 
 言葉には聞こえない口の動きが、早く挿れて――そう俺にだけ訴えてくる。
 ここまでするつもりは無かったのに、気付けば玩具のスイッチを入れていた。
 
 
 独特なモーター音を響かせながらつかささんの中で暴れるそれに合わせ大きくなっていく喘ぎ声。
 そろそろ限界は近いだろう。
 
 
「イく時は、イくと、皆様に言うんだよ?」
「ひぅっ、」
 
 
 わざと耳元でそう囁いたと同時に、他とは違う手応えの、とある一点を押してしまった。途端、今までの比ではないほど激しく震え、ソコがいいところだと知らせていた。
 
 
「あ―――っだ、め、そこ、」
「ここ?」
「あっあっ、だめっ、だめぇっ」
 
 
 だめと言いながらつかささんの健気な穴は強く玩具を咥えて離さない。ガクガクと激しく痙攣を繰り返し、前も後ろもその蜜を溢れさせていた。
 
 
 
「そろそろ、イきな――つかささん」
 
「ぇ……っあ、ぁ、あぁっんんんんっ」
 
 
 
 呼んだ名前に反応を見せた一瞬。
 
 すぐに襲う強い刺激に気は逸らされ、それどころでは無い様子のつかささんをしっかりその目に焼き付けながら───最後まで導いた。
 

 
 自分の精を顔に受け、頬を伝う白い液体。

 
 
「んぅ……ぁ、ん」
 

 
 拭ったそれをくちゅり、と口に含ませ、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
 
 
 
 
 
 
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