15 / 30
???
?-2
しおりを挟む
あるところに、こどものクマのマモノがいました。
その子はおやにすてられてしまい、いつもおなかをすかせていました。
おなかがへって、へりすぎて、ついにクマはたおれてしまいます。
ですが、そのときにとおりかかった少年に、クマはひろわれました。
おいしいごはんをいっぱいくれて、ねむくなるまであそんでくれます。
けがわがくろいからっと、クロというなまえもあたえてくれました。
クロはおもいます。いつか少年よりもおおきくなって、少年を守ってあげよう。
だって、少年はいつも泣いていて、きっとわるいやつにいじめられているんだ。
やがてクロは、少年をじぶんのかげでおおえるぐらい、おおきくなりました。
でも、少年がだれにいじめられているのかわかりません。
だから、こぶんをいっぱいつくって、少年いがいをこぶんといっしょにぜんぶやっつけようとおもいました。
少年をまもりながら、きょうもいつものようにクロといっしょにあそんでくれました。
ただ、クロのちからがつよかったこともあって、少年はけがをしてしまいました。
なきながらそばにいくと、少年はクロのあたまをなでてくれます。
そして、クロのちからがつよくなったことをしってくれ、はじめてたすけてほしいといってくれました。
それをきいたクロはおおよろこびしました。
こぶんたちになわばりをまかせて、いわれたばしょで少年をいじめていたあいてをまちました。
第三章 ささやかな願い
やっと、あの人はオレを頼ってくれた。
その期待に絶対に応えて見せるぜ!!
そうしたら、あの人の笑顔を初めて見られる気がするんだ。
だから、絶対にオレは負けたりしない!!
笑ったあの人は、きっとすごい可愛いんだろうな。
笑ったあの人と一緒に遊びたい、だから・・・だから・・・
いたい・・あつい・・・なんでだろう・・?
ごめん・・・ごめんなさい・・・オレ・・・負けちゃった・・・
オレ・・・まだ見てない・・・あの人の笑顔・・見てな・・見たい・・見たいよぉ・・・
その子はおやにすてられてしまい、いつもおなかをすかせていました。
おなかがへって、へりすぎて、ついにクマはたおれてしまいます。
ですが、そのときにとおりかかった少年に、クマはひろわれました。
おいしいごはんをいっぱいくれて、ねむくなるまであそんでくれます。
けがわがくろいからっと、クロというなまえもあたえてくれました。
クロはおもいます。いつか少年よりもおおきくなって、少年を守ってあげよう。
だって、少年はいつも泣いていて、きっとわるいやつにいじめられているんだ。
やがてクロは、少年をじぶんのかげでおおえるぐらい、おおきくなりました。
でも、少年がだれにいじめられているのかわかりません。
だから、こぶんをいっぱいつくって、少年いがいをこぶんといっしょにぜんぶやっつけようとおもいました。
少年をまもりながら、きょうもいつものようにクロといっしょにあそんでくれました。
ただ、クロのちからがつよかったこともあって、少年はけがをしてしまいました。
なきながらそばにいくと、少年はクロのあたまをなでてくれます。
そして、クロのちからがつよくなったことをしってくれ、はじめてたすけてほしいといってくれました。
それをきいたクロはおおよろこびしました。
こぶんたちになわばりをまかせて、いわれたばしょで少年をいじめていたあいてをまちました。
第三章 ささやかな願い
やっと、あの人はオレを頼ってくれた。
その期待に絶対に応えて見せるぜ!!
そうしたら、あの人の笑顔を初めて見られる気がするんだ。
だから、絶対にオレは負けたりしない!!
笑ったあの人は、きっとすごい可愛いんだろうな。
笑ったあの人と一緒に遊びたい、だから・・・だから・・・
いたい・・あつい・・・なんでだろう・・?
ごめん・・・ごめんなさい・・・オレ・・・負けちゃった・・・
オレ・・・まだ見てない・・・あの人の笑顔・・見てな・・見たい・・見たいよぉ・・・
0
お気に入りに追加
199
あなたにおすすめの小説
これこそが、ボクの人生史上最高の
金糸雀
BL
ボクは毎朝水をかえる。キミにあげる水を。
いつまでもずっと続くと思っていた、明るくて穏やかな日々。高校で出会ったボクとキミの距離は少しずつ変わって恋になる。
でもその日々は永遠ではなくて。
知らぬ間に、絶えてしまったボクとキミの道。
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。
貧乏貴族の末っ子は、取り巻きのひとりをやめようと思う
まと
BL
色々と煩わしい為、そろそろ公爵家跡取りエルの取り巻きをこっそりやめようかなと一人立ちを決心するファヌ。
新たな出逢いやモテ道に期待を胸に膨らませ、ファヌは輝く学園生活をおくれるのか??!!
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる