84 / 98
ロストソードの使い手編
八十四話 桃奈デート2
しおりを挟む
「今度はここよ」
次にモモ先輩に連れてこられたのは、白黒を基調とする、モダンな外観の店舗だった。窓越しには奥行きのある店内に様々な衣服が並んでいた。
「な、何だかオシャレな感じですね」
「ええ、日本にもこういう感じのお店があったし、少し安心感があるのよね」
僕はまったく逆の感想で、今でも別世界の店に思えるし近づきがたい雰囲気をしている。
「けど、ユーぽんは苦手みたいね」
「未知場所というか、僕みたいなのが入っていいのか、みたいに考えてしまって」
「ふふん、それなら安心なさい。あたしがいるから。ユーぽんの初めては貰うわ」
「い、言い方が……」
躊躇している僕には構わず、腕を掴んできて強制的に入店させられてしまう。そして、そこから瞳を輝かせたモモ先輩のショッピングが開始され、僕もそれに付き合わされる事に。
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
僕達は店内の奥の一角にある、魔法使いが着そうな服が陳列されている所にいる。そこにいたるまでも、何度かモモ先輩の足が止まり気になるものに意見を求められたりしていて、目当ての場所に来ると、さらに聞かれていた。今度は、シックなゴスロリかより子供っぽい明るい物の二択を迫られている。
「どっちも似合うと思いますけど、落ち着いた感じの方がいいのかなって」
「ユーぽんの好みはこっちなのね。あたし的には明るい感じの方が好きなんだけど……せっかくだしユーぽんセレクションの方を買うわ」
「自分の好みの方を買った方が……」
「いいのよ。別に嫌じゃないし、ユーぽんに選んでもらって嬉しかったからね」
気を遣っているとかそういう感じではなさそうで、本当に喜んでいるようで安心する。それに、僕もそう言ってもらえて嬉しかった。
「じゃあ、次はユーぽんの番ね」
「へ?」
そのまま会計をして出る想定が、モモ先輩の言葉で打ち砕かれる。
「ぼ、僕はいいですよ! 着れる服もありますし」
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。モモ先輩セレクションでカッコよくしてあげるわ。それに、色々ユーぽんであそび……じゃなくて試したい事もあるし」
「……」
完全に僕で遊ぶ気だ。モモ先輩は怪しげに目を光らせ、ゆっくり僕に迫ってくる。後ろに下がろうとするが、背後は商品棚で逃げ場はなかった。
「さぁ楽しむわよ」
「はい……」
それから僕はモモ先輩の着せ替え人形となった。この店には、異世界チックな服から馴染みのある洋服や和服など様々あって、それらをモモ先輩は遠慮なく着せてきて。恥ずかしいやら疲れるやらとても大変だったのだけど、着替えた姿を見せると常に好意的な反応をしてくれて、満たされる感覚も少なからずあった。
「それじゃあ、ユーぽんが気に入ったセットを買うわ」
「良いんですか?」
「もちろんよ。じゃあ支払って来るわ」
僕が選んだのは異世界感がゼロの洋服だった。イシリスのお金と同じようなアヤメさんの顔が描かれたシンプルな白のシャツとそれに合わせる黒のジャケット。そして下は黒の少しゆとりがある長ズボン。派手じゃなく普通な感じが僕に合っている気がしてそれらにした。モモ先輩は、金とか銀色の服が良いと言ってきたけど、それは断った。
「おまたせー」
モモ先輩が戻って来ると、これまた店の外装に合わせるようなオシャレな紙袋を二つ持っていた。
「も、持ちましょうか?」
「無理はしないでユーぽん。さっきのを持ってくれてるんだから大丈夫よ。それにあたしのステータスは高いんだから」
完全に忘れていた。エルフの村の一件で、自分は強くなれたという感覚があったけど、そもそもの能力は平凡以下。ロストソードの力で何とかなっていたんだ。僕は身の程を理解してモモ先輩にお願いした。
「疲れただろうし、少し休まない?」
「は、はい。助かります」
「それじゃあレッツゴー」
助かった。正直慣れないことをしていたから、心身共に疲労感が溜まっていたんだ。力を振り絞ってそこへと歩き出した。
「着いたわ」
「……ここは」
「可愛いの宝庫で癒やされるわよ!」
そこは一度訪れた事のあるメイド喫茶だった。僕はモモ先輩のされるがままに入り、愛嬌の塊みたいなメイドさんに案内されて四人がけの席に通される。それから、僕とモモ先輩は呪文付きのオムライスを頼んだ。その品が届くとケチャップでハートを描いてもらい、本当に美味しくなる呪文をかけてもらった。
「ごゆっくりどうぞ」
「はーい。ありがとねー」
そう最後まで笑顔を振りまいてくれたメイドさんに返すようにモモ先輩は笑顔で手を振った。
「……じゃ食べよっか」
「はい。いただきます」
オムライスを食べるとふんわりとした食感に噛めば噛むほど口の中に卵の美味しさが広がって、頬が溶けそうになる。
「改めて思うけど、ユーぽんのメシの顔ってメイドさんレベルで癒されるわ」
「……っ! さ、流石にそれは言い過ぎですよ」
「ううん。ユーぽんが食べてれば世界は平和になると言っても過言じゃないわ」
「過言過ぎます、それは」
最近は、その点に関して皆からそう褒められるから否定はしづらくなっている。それに、それだけで役に立てているなら嬉しいとさえ思えた。
「……ごちそうさまでした」
モモ先輩に見られながらも順調に箸を進めていき、あっという間に完食してしまい、満足感がしばらく残り続けた。
「ねぇユーぽん。良かったらなんだけど、ミズちゃんとあなたのお話を聞きたいのよ」
「僕とアオのですか?」
「ええ。ミズちゃん、昔の事はあまり話してくれなかったから。それに、ユーぽんと仲良くなるためにあなたの事も知りたいし」
モモ先輩は一変して真剣な顔つきに。それは面白半分じゃないと教えてくれるようで。
「わかりました。ちょっと長くなるかもですけど」
「問題ないわ、お願い」
それからモモ先輩に、僕とアオとの関係を出会いから説明した。ちょうどこの世界に来てアオとの思い出を夢に見ていたおかけで、スラスラと言葉にする事が出来て。さらにモモ先輩も聞くのが上手なおかげもあり、過不足なく話せた。
「という感じで、最終的に飛び降りました」
「……ありがとうユーぽん。辛い事もあったのに話してくれて」
「いえ。こういう話、あまり人にした事が無かったんですけど、話したら少し楽になりました」
何か現状が変わった訳じゃないのに、口に出しただけで、少しスッキリとした感覚が得られて。そして、喋り過ぎて乾いた喉に水を流し込むとさらに爽快感が溢れた。
「それに、先にモモ先輩が教えてくれましたから」
「ふふっそうだったわね。あたしも聞いて貰えて同じ気持ちになったわ」
重い話をするのは気が引けるし、カロリーが高い事だけど、互いのそれを知っていると思うと、心を許し許せているような気がして、心の距離も一気に近づけたような手応えを感じた。
「あたし、改めてミズちゃんの事全然知らなかったんだって思い知らされたわ」
「モモ先輩……」
「もっと向き合わなきゃね、依存せず対等な関係で」
「……僕も過去から逃げないよう頑張ります、アオのためにも」
話していく中で、自分の頭が整理されて再度アオを助けたいという想いを認識出来た。
「一緒にミズちゃんのため協力して助けましょうね」
「はい!」
「そのためにも、さらに仲良くなるわよ! えいえいおー!」
「は、はい……えいえいおー!」
モモ先輩に促されて共に右腕を上げた。とても恥ずかしいけれど、不思議な一体感があって、また一つ背中を押された、そんな気がした。
「……」
でも、すぐにメイド喫茶にいた事を思い出して腕は下げた。
次にモモ先輩に連れてこられたのは、白黒を基調とする、モダンな外観の店舗だった。窓越しには奥行きのある店内に様々な衣服が並んでいた。
「な、何だかオシャレな感じですね」
「ええ、日本にもこういう感じのお店があったし、少し安心感があるのよね」
僕はまったく逆の感想で、今でも別世界の店に思えるし近づきがたい雰囲気をしている。
「けど、ユーぽんは苦手みたいね」
「未知場所というか、僕みたいなのが入っていいのか、みたいに考えてしまって」
「ふふん、それなら安心なさい。あたしがいるから。ユーぽんの初めては貰うわ」
「い、言い方が……」
躊躇している僕には構わず、腕を掴んできて強制的に入店させられてしまう。そして、そこから瞳を輝かせたモモ先輩のショッピングが開始され、僕もそれに付き合わされる事に。
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
僕達は店内の奥の一角にある、魔法使いが着そうな服が陳列されている所にいる。そこにいたるまでも、何度かモモ先輩の足が止まり気になるものに意見を求められたりしていて、目当ての場所に来ると、さらに聞かれていた。今度は、シックなゴスロリかより子供っぽい明るい物の二択を迫られている。
「どっちも似合うと思いますけど、落ち着いた感じの方がいいのかなって」
「ユーぽんの好みはこっちなのね。あたし的には明るい感じの方が好きなんだけど……せっかくだしユーぽんセレクションの方を買うわ」
「自分の好みの方を買った方が……」
「いいのよ。別に嫌じゃないし、ユーぽんに選んでもらって嬉しかったからね」
気を遣っているとかそういう感じではなさそうで、本当に喜んでいるようで安心する。それに、僕もそう言ってもらえて嬉しかった。
「じゃあ、次はユーぽんの番ね」
「へ?」
そのまま会計をして出る想定が、モモ先輩の言葉で打ち砕かれる。
「ぼ、僕はいいですよ! 着れる服もありますし」
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。モモ先輩セレクションでカッコよくしてあげるわ。それに、色々ユーぽんであそび……じゃなくて試したい事もあるし」
「……」
完全に僕で遊ぶ気だ。モモ先輩は怪しげに目を光らせ、ゆっくり僕に迫ってくる。後ろに下がろうとするが、背後は商品棚で逃げ場はなかった。
「さぁ楽しむわよ」
「はい……」
それから僕はモモ先輩の着せ替え人形となった。この店には、異世界チックな服から馴染みのある洋服や和服など様々あって、それらをモモ先輩は遠慮なく着せてきて。恥ずかしいやら疲れるやらとても大変だったのだけど、着替えた姿を見せると常に好意的な反応をしてくれて、満たされる感覚も少なからずあった。
「それじゃあ、ユーぽんが気に入ったセットを買うわ」
「良いんですか?」
「もちろんよ。じゃあ支払って来るわ」
僕が選んだのは異世界感がゼロの洋服だった。イシリスのお金と同じようなアヤメさんの顔が描かれたシンプルな白のシャツとそれに合わせる黒のジャケット。そして下は黒の少しゆとりがある長ズボン。派手じゃなく普通な感じが僕に合っている気がしてそれらにした。モモ先輩は、金とか銀色の服が良いと言ってきたけど、それは断った。
「おまたせー」
モモ先輩が戻って来ると、これまた店の外装に合わせるようなオシャレな紙袋を二つ持っていた。
「も、持ちましょうか?」
「無理はしないでユーぽん。さっきのを持ってくれてるんだから大丈夫よ。それにあたしのステータスは高いんだから」
完全に忘れていた。エルフの村の一件で、自分は強くなれたという感覚があったけど、そもそもの能力は平凡以下。ロストソードの力で何とかなっていたんだ。僕は身の程を理解してモモ先輩にお願いした。
「疲れただろうし、少し休まない?」
「は、はい。助かります」
「それじゃあレッツゴー」
助かった。正直慣れないことをしていたから、心身共に疲労感が溜まっていたんだ。力を振り絞ってそこへと歩き出した。
「着いたわ」
「……ここは」
「可愛いの宝庫で癒やされるわよ!」
そこは一度訪れた事のあるメイド喫茶だった。僕はモモ先輩のされるがままに入り、愛嬌の塊みたいなメイドさんに案内されて四人がけの席に通される。それから、僕とモモ先輩は呪文付きのオムライスを頼んだ。その品が届くとケチャップでハートを描いてもらい、本当に美味しくなる呪文をかけてもらった。
「ごゆっくりどうぞ」
「はーい。ありがとねー」
そう最後まで笑顔を振りまいてくれたメイドさんに返すようにモモ先輩は笑顔で手を振った。
「……じゃ食べよっか」
「はい。いただきます」
オムライスを食べるとふんわりとした食感に噛めば噛むほど口の中に卵の美味しさが広がって、頬が溶けそうになる。
「改めて思うけど、ユーぽんのメシの顔ってメイドさんレベルで癒されるわ」
「……っ! さ、流石にそれは言い過ぎですよ」
「ううん。ユーぽんが食べてれば世界は平和になると言っても過言じゃないわ」
「過言過ぎます、それは」
最近は、その点に関して皆からそう褒められるから否定はしづらくなっている。それに、それだけで役に立てているなら嬉しいとさえ思えた。
「……ごちそうさまでした」
モモ先輩に見られながらも順調に箸を進めていき、あっという間に完食してしまい、満足感がしばらく残り続けた。
「ねぇユーぽん。良かったらなんだけど、ミズちゃんとあなたのお話を聞きたいのよ」
「僕とアオのですか?」
「ええ。ミズちゃん、昔の事はあまり話してくれなかったから。それに、ユーぽんと仲良くなるためにあなたの事も知りたいし」
モモ先輩は一変して真剣な顔つきに。それは面白半分じゃないと教えてくれるようで。
「わかりました。ちょっと長くなるかもですけど」
「問題ないわ、お願い」
それからモモ先輩に、僕とアオとの関係を出会いから説明した。ちょうどこの世界に来てアオとの思い出を夢に見ていたおかけで、スラスラと言葉にする事が出来て。さらにモモ先輩も聞くのが上手なおかげもあり、過不足なく話せた。
「という感じで、最終的に飛び降りました」
「……ありがとうユーぽん。辛い事もあったのに話してくれて」
「いえ。こういう話、あまり人にした事が無かったんですけど、話したら少し楽になりました」
何か現状が変わった訳じゃないのに、口に出しただけで、少しスッキリとした感覚が得られて。そして、喋り過ぎて乾いた喉に水を流し込むとさらに爽快感が溢れた。
「それに、先にモモ先輩が教えてくれましたから」
「ふふっそうだったわね。あたしも聞いて貰えて同じ気持ちになったわ」
重い話をするのは気が引けるし、カロリーが高い事だけど、互いのそれを知っていると思うと、心を許し許せているような気がして、心の距離も一気に近づけたような手応えを感じた。
「あたし、改めてミズちゃんの事全然知らなかったんだって思い知らされたわ」
「モモ先輩……」
「もっと向き合わなきゃね、依存せず対等な関係で」
「……僕も過去から逃げないよう頑張ります、アオのためにも」
話していく中で、自分の頭が整理されて再度アオを助けたいという想いを認識出来た。
「一緒にミズちゃんのため協力して助けましょうね」
「はい!」
「そのためにも、さらに仲良くなるわよ! えいえいおー!」
「は、はい……えいえいおー!」
モモ先輩に促されて共に右腕を上げた。とても恥ずかしいけれど、不思議な一体感があって、また一つ背中を押された、そんな気がした。
「……」
でも、すぐにメイド喫茶にいた事を思い出して腕は下げた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

魔道具作ってたら断罪回避できてたわw
かぜかおる
ファンタジー
転生して魔法があったからそっちを楽しんで生きてます!
って、あれまあ私悪役令嬢だったんですか(笑)
フワッと設定、ざまあなし、落ちなし、軽〜く読んでくださいな。


冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる