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5.仕置き

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「なら、そろそろ仕置きを始める。
 こっちに尻を突き出して四つん這いになれ」

 ティーセットが乗せられたカート。
 そこにかけられている布をまくると、下段からあるものを取り出した。
 浣腸器だ。

「これからお前の大好きな浣腸をくれてやる。
 どうだ、嬉しいだろ?」

「は、はい。ありがとうございます」

 尻を突き出しているため、顔は見えない。
 だが、肉厚な尻は震え、薄茶色をした菊孔はエサを求める魚のように口をパクパクさせていた。

 俺はリズエラの股間をまさぐると蜜液を絡めとり、菊孔へと塗りたくった。
 すっかりしつけられたリズエラの肛門なら、この程度の潤滑液で十分だろう。

 俺は浣腸器の先端を肛門に押し当てると、その中身を少しずつ注いでいった。

「っ!」

 リズエラの身体に力が入るのがわかる。
 だが、それでも俺の手が止まることはない。

 リズエラの下腹部が膨れるほど、たっぷりと浣腸液を注いだ俺は、液が漏れ出さないようにしっかりと栓をする。

「今日の仕置きは浣腸我慢だ。日が暮れたら出させてやる。それまで我慢しろ」

「ひっ、そんなの無理ですわ!」

 振り返ったリズエラの顔は真っ青だ。
 早くも浣腸によって腹痛が襲い始めているのだろう。

 現在の時刻は昼を少し回ったところ。
 つまり日が暮れるまでとなると、あと五時間程度はある。
 栓をしているので漏れることはないとはいえ、腹痛を我慢するにはあまりに絶望的な時間だろう。

「無理かどうかを決めるのはお前じゃない。
 それとも、俺の仕置きに文句でもあるのか?」

「そ、そんなことありませんわ……」

「なら、おとなしく我慢することだな」

 俺は全裸に栓をしただけのリズエラを残し部屋を出た。

(服、着替えなきゃな……)

 リズエラに濡らされた身体を見ながら、いったいリズエラはどんな表情で俺を迎えてくれるのか楽しみで仕方なかった。
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