カミシロ様

 中学二年生の万夏《マナツ》と秋乃《アキノ》は双子の兄妹。
 二人には6年前に行方不明になった姉・来々美《ココミ》がいた。
 ある日、来々美に似た人物の目撃情報を得た秋乃は真相を確かめようとカミシロ山へと足を踏み入れる。
 カミシロ山は《男子禁制》の山で男性が足を踏み入れるとその者は呪われると言われていた。
 秋乃がカミシロ山へ向かったことを悟った万夏は自分が男でも構わず急いで秋乃の後を追い、祠の前で秋乃を発見する。
 目撃されたのが来々美なのか確かめたい秋乃と一刻もカミシロ山から離れたい万夏が祠の前で言い合いをしていると、突然辺りが光に包まれて意識を失う二人。
 次に万夏が目を覚ました時、近くに秋乃の姿はなかった。
 その日、万夏は来々美だけでなく秋乃もいなくなってしまうのだった。

 双子の兄妹が主人公のホラー小説です。
 ホラーゲームのような展開を目指して執筆していきます。

⚠️この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

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