【完結】R-18 逃がさないから覚悟して

遥瀬 ひな

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【外伝】貴方にとっては誤算でも俺たちにとっては正に僥倖

♡femtionio

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 ♡そんなの知らない聞いてない!~でもやっぱり三つ子から愛されるのって幸せなんだよね~蜜月初夜の話♡



 《side 梨李》

 初めて巣に連れてこられた、ぼくは「今日からここに四人で住む。」と言われ、きょとんとした。そう言えば、ぼくの荷物を何故か三つ子が持っている。

 まぁ、確かにもうゲレンク-パラは済ませたし。ぼくたちパートナーだもんね。一緒に住むのは当然か。でも。

「おじいちゃんと、おばあちゃんに挨拶してないよ。」
「またねって言ってただろ?」
「気付いてなかったんですか?」
「あっさりしてるなとは思ったけど。」

 口々に言われ、むぅっと唇を尖らせる。

「まぁ、いつでも会えるし。」
「招待したら良いですよ。」
「りぃちゃんが会いに行くなら送っていくよ。」
「……それなら。」

 寂しくないよね。

 うん、と頷くと三つ子に「お風呂用意してるから入っておいで。」と言われた。その間にご飯も用意してくれるらしい。至れり尽くせりだなと、ぽかんとした。

「え?ぼくは?何かすること。」
「「「なにもしなくていい。」」」
「そんな、だって。」
「りぃのことは俺たちがやる。」
「そうですよ、なんなら口移しで食べさせますから。」
「お風呂も入れてあげるよ?」
「~!ご飯も一人で食べれるし!お風呂も一人で入れる!」

 ぷんすこ怒って足音荒くお風呂へ向かった。確かに生活能力低いけど!なんか腹立つな!

 そんな、ぼくに、このあと終わりのない天国地獄が待っているなんて。予想もしなかった。

 バスルームを出るとパウダールームに、ちょこんと着替えが置いてあった。すけすけ。ひらひら。キャミソール。丈なんて短すぎてお尻が半分しか隠れない。ショーツなんて大事なところが、ぱっくり開いてて、それがお尻まで。ぱっくり。え?

 こんな丸見え着る意味あるの?!

 慌てて探し回るけど、着ていた服なんてどこにもなかった。タオルはあるけどフェイスタオル一枚。徹底してる。確かに小柄だから間に合うけど!ここでバスタオルがあれば上から被れたのに!

 くぅっ!と唇を噛み締める。嫌でもこれを着ないと、部屋にすら行けない。さすがに素っ裸はどうかと思う。ずっと男性の振りしてたから、そこらの女子より羞恥心は薄いけど。自分からやるのと、やらされるのとでは全然違う。

 怒りと羞恥で真っ赤になりながら身体を拭くと、渋々キャミソールとショーツを身に付けた。

 心許ない。なんかいろいろ、こんにちわしそう。

 とにかく、部屋まで走ろうとドアを開ける。駆け出そうと一歩踏み出したところで捕獲された。

「ぎゃあ!」
「「「逃がさないよ。」」」

 濫に抱き上げられ、擁と遵が挟み込む。怖い。なんだこれ。包囲網が敷かれてた。

「……おっぱい、すけすけ。」
「ピンクの乳首、よく見えますね。」
「良い匂い~。」

 じろじろ見られて匂いを、かがれる。かぁっと頬に熱が昇った。

「見るなし!なぐな!」
「「「噛んだ。」」」
「うぅぅるにゃあ!」
「「「かわいい。」」」

 パニックになって、びちびち跳ねる。濫に抱き竦められ、すんなり押さえ込まれた。

「始めるか。」
「楽しみです。」
「わーい。」

 すたすた歩き出す三つ子に喚く。

「どこ行くんだよ!」
「「「ベッドルーム。」」」
「は?まだ昼だぞ?」
「三人の番に犯されるんだぞ?夜からしたら明日一日まるまる潰れると思うけど。いいのか?」
「今からすれば、まぁ。明日の夕方には終わりますかね。」
「休憩いれられるよ?そっちの方が、りぃちゃんの負担、減るでしょ?」

 がっくんと顎が外れそうになる。

 今何つった?このエロガキどもぅ!!!

「何考えてるんだ!壊れちゃうだろ!」
「りぃこそ。俺たちがお前を壊すわけないだろ?」
「優しく犯してあげますからね?」
「ずっとセックスしたいって言わせてあげる。」

 恐ろしい。恐ろしすぎる。

「ぼく、そういうの知らないし分かんない!」
「まぁ、そうだろうな。処女だし。」
「教えてあげますから。」
「経験した方が覚えるから。」

 しゃー!と威嚇している間にベッドルームに連れ込まれた。何これ広い。ベッドが部屋いっぱいある。

「でかすぎないか?」
「四人で寝るからな。」
「りぃさんの両隣は交代制になりました。」
「公平、公平。」

 毎日?!

「さ、りぃ。」
「初夜を始めましょう。」
「蜜月初日だよ。」

 ぽすんとベッドに降ろされる。そのまま背後に濫が陣取った。左右に擁と遵が座る。

「ご開帳、な。」
「相変わらず綺麗なおっぱいですね。」
「真っ白おっぱい。ピンちく、かっわい。」

 肩からストラップが、するりと降ろされ乳房がぷるんと溢れ出る。濫が後ろから伸ばした手で持ち上げ揺らした。

「柔らかくて、ふわっふわ。」
「本当ですね。しかも、すべすべです。」
「大きめ乳首、かわいい。ぷっくりした乳輪も、おいしそう。」
「やぁ!」

 濫が持ち上げた乳房を、擁と遵がそれぞれ撫でる。さわさわと動く三つ子の手。少しずつ、指先に力がこもり捏ねられるように動いていく。

 おっぱい、揉まれてる。

 むにゅむにゅと形を変え、三つ子の手で揉まれる。頭がふわふわしてきて、くったりと濫に凭れたまま、されるがままだった。

「かっわい。おっぱい揉まれて大人しくなった。」
「たまりませんね。」
「えっちで最高。」

 掬うように顎が持ち上げられ、ぬるっと濫の舌が入ってきた。丁寧に歯列を端から舐められ口蓋まで辿られる。

 なにこれ、気持ちいい。

 無意識に唾液が溢れ出す。ちゅるっと濫が吸い上げた。ぼんやりしていると、乳首にもぬるっと舌が這わされた。両方とも。

「ふっん!」
「唾液、甘い。」
「おっぱいも。」
「ぷるっぷる。」

 濫に舌を絡められ、唾液を啜られる。乳首をそれぞれ擁と遵が舐め回す。ぬるぬる。気持ちいい。

「ふあわ。」
「かっわいい。ほら、見ろ。」
「気持ちいいですか?りぃさん。」
「全身ピンクだ。」

 擁と遵が乳首を口に含み、ちゅうちゅうと吸いたてる。舌で弾き、舐め上げ、扱く。

「あっ!あん!」

 濫が、たらたらと唾液を流し込む。美味しい。もっと。

 舌を絡めてねだると、ふっと笑った気配がした。

「りぃ。唾液欲しい?」
「ふ、ふぅ。うん。」
「りぃさん、おっぱいは?もっといじめていい?」
「う、ん。」
「りぃちゃん、乳首も。いじめていい?」
「い、い。」

「「「かわいいなぁ。」」」

 濫が唇を舐めまわし、舌を擦り合わせた。歯の裏を舌で辿られ、びくんと跳ねる。

「たまんないな。」
「うぅん、あっ、あっ。」

 遵が乳首を囲むように乳房を掴む。押し出されて硬く勃ち上がった乳首に、舌をぴちぴちと当て舐め回す。かぷりと大きく口を開けると吸い付いた。

「乳輪ごと、ぷっくりしたエロい乳首最高。んー、吸っちゃう。」
「あん!ああ!」

 擁が丹念に下から上へ、ゆっくりと舌で乳房を舐め上げる。乳首に息を吹きかけ、ちろちろと括れに舌を這わせた。散々焦らしてから、吸い付く。

「こりこりですね、かわいい。」
「あっあっあっ!」

「「「唾液垂れてる。」」」

 三つ子が唇に吸い付いた。

「りぃ、口開けろ。」
「あっん!」
「中舐めたいです。」
「んん!」
「ボクも。」
「ふぅん。」


 交互に舌が差し入れられ、口内を舐めまわされる。その間もずっと、乳房は揉みしだかれ、乳首をくりくりと捏ねられていた。

「あん!」
「あー、これから毎日エロいこと。」
「四六時中、触りまくって。」
「一日中犯せるなんて。」
「「「幸せだな。」」」
「やん!あっ!あっ!」
「「「かわい。」」」

 順に舌を絡められ唾液を啜られる。くったりと弛緩して、もう抗う気力が湧かなかった。

 気持ちいい。セックスって、こんなに気持ちいいんだ。

 ぽやんと横たわっていると、背後から濫が動いた。相変わらず擁と遵は乳房に吸い付き舐め回してる。硬く勃ち上がった乳首を時折甘噛みされ、新たに与えられる刺激に、びくんと身体が跳ねた。

 するっと、濫に脚を撫でられる。擁と遵でよく見えない。

「……おい。」
「はい?」
「なに?」

「これ、見てみろ。」

 濫が狼狽えたように声を上げた。夢中で梨李を味わっていた擁と遵が起き上がり、濫の指し示す方を見やる。

「これ。」
 透けたショーツを、じぃっと凝視する。それから梨李に問いかけた。

「りぃ。お前もしかして剃った?」
「ふぇ?」
「本当ですね、剃った後があります。」
「元々薄いみたいだけど。」

 何のことだろ?

 肘をついて上体を起こすと三人が何の話をしてるのか理解した。途端に全身真っ赤に染まり、脚を引き寄せ小さくなる。

「み、みるにゃあ!」
「いや、見るだろ。」
「セックスするわけですから。」
「むしろ触るし舐めるよ?」
「……そ、そんなぁ!」

 そうなの?!見るの?触るの?舐めるの?なんで?セックスってこれで終わりじゃないの?!だって。

「だって!体戻ったら生えちゃったんだもん!」

 幼い頃から無理矢理身体を変えていた弊害か、成長が止まっていたのだ。当然生理も来なければ、毛も生えなかった。それが戻った途端、生えたのだ。こんなところに?!毛が?!恥ずかしいよ、なんで?!

 性教育なんてまともに受けていなかった梨李の知識は大いに偏っていた。毛が生えるのはおかしいことだと。恥ずかしいことだと思ってしまった。だから、こそこそ自分で剃っていた。幸いあまり生えてなくて、ちょちょっと、ぱぱっと、しゃしゃっと、やったら無くなった。あとは時折こっそりやればと。そう思ってたのに。

「や、やぁだ!」
「まじか。」
「どうします?」
「めちゃくちゃクる。」

 きゃんきゃん吠えてたら両足首を掴まれた。ずるっと引き寄せられる。

「やぁ!」

 示し合わせたように、三つ子が太ももを掴む。がばりと左右に割開かれた。するっと濫が指先を恥丘に沿わせる。

「しょりしょりしてんな。」
「いやらしいですね。」
「次からボク剃りたい。」
「いや、俺が。」
「僕も。」
「じゃあ交代にしない?」
「「いいな、それ。」」
「なんの話してんだよ!」

 叫ぶと秘裂を凝視していた三つ子が顔を上げた。

「何って、これからりぃの、まんこに生えた毛を剃る話。」
「ほとんど生えてませんし。すぐ終わっちゃいそうですが。」
「興奮するなぁ。りぃちゃんのおまんこに生えた毛、剃ってもいいなんて。」
「お前ら変態か!!!」
「最初に剃ったの、りぃだろ?」
「見たかったです、剃るところ。」
「今度見せて。見たい。」

 はくはくと口を開け閉めする。次第に瞳が潤んだ。

「は、生えちゃったんだも。ふぇっ。」
「生えるぞ、個人差あるけど。」
「生えますね、大体は。」
「ボクたちも生えてるよ?」

 驚いて涙が引っ込む。

「え?生えるの?」
「そ、だからそれを剃ったとか。エロすぎる。」
「剃毛プレイですか。新鮮ですね。」
「これから出来るの、嬉しいな。」

 ぽかんと口を開ける。ついで開かれた太ももに気付き、じたばたと身体を捩った。

「ひゃん!」

 ぬるっとした感触に、声が出る。びくびくしながら視線を落とすと、三つ子が秘裂を舐め回していた。

「やぁん!」
「あー、たまんない。まんこ柔らかい。剃りあとも、やらしくて興奮する。」
「ヴァギナはとろっとろですよ、奥から溢れてきて。甘くて美味しい。」
「りぃちゃん、クリは?舐めてもいい?まだ、だめ?」
「ひぁ!あん!あああ!」

 ちゅくちゅくと舌が中を舐め回す。恥丘を吸われ、襞にも舌が這わされた。誰が誰だか分からない。三つ子の舌と指が。梨李の中に触れる。

「あん!あっ!」
「まんこ、ちゅるちゅるだな。」
「中狭いのに、柔らかいです。」
「ひだひだ膨らんできたよ。おちんぽに吸い付かれたら気持ちいいだろうな。」
「やぁん!」

 太ももを抱え込まれ、尻が僅かに浮き上がる。両膝頭がベッドに付けられ、後肛まで晒された。ぱっくりのせいだ!

「や!や!」
「「「ひくひくしてる。」」」

 なんでこんな格好!

 しかも話しながら、それぞれが指を交互に差し入れ、中をぬるぬると擦り立ててくる。当たる場所が、ばらばらで気が狂いそうに良い。

「やん!」
「りぃ。まんこ締まってる。」
「イきそうですか?」
「りぃちゃん、イく?」

 ぶるぶるっと身体が震えた。脚に力が入り、息が上がる。擁が、ちらりと濫、遵を見た。そのまま指で恥骨の裏を押す。

「ああん!」

 ぱちんと弾けて、息が詰まった。すぐに心臓が、どくどく跳ねる。頭の中が真っ白で、がくがくっと腰が跳ねた。

「……おい。」
「まさか。」
「え?」

 太ももに掛かっていた手が外れ、脚が降ろされる。ころんと横たわった後、ぱちぱちと瞬きした。なんだろ、すごい。

 開放感?みたいな。

「りぃ。耳と尻尾。」
「出てますよ。」
「わぁ。」

 言われたことを理解するのに時間がかかった。のろのろと頭を触ると、ぴょこんと耳が出ている。ぴるぴるっと動いた。尾骶骨にも触れてみる。しゅるっと長い尻尾が出ていて、それをぼんやりと見つめた。

 薄い、金色?

「ツートンか。めちゃくちゃ可愛いな。」
「桃色の髪に耳と尻尾は金色なんて。」
「え?こんな可愛いの?」

 三人が取り囲み、食い入るように見つめてくる。途端に恥ずかしくなった。耳と尻尾が出るなんて、子供の頃以来だ。

「みちゃやぁ。」
「「「かっわい。」」」

 遵が飛びかかり、わしっと乳房を掴む。やわやわと捏ね、乳首をきゅっと摘んだ。

「あん!」
「かわいい、りぃちゃん。大好き。」

 キスされ、舌を絡め取られる。ぬるぬる扱かれて気持ちいい。その間、濫と擁が服を脱ぎ捨てた。

「んっんっ。」
「おっぱい、ふわふわ。手に吸い付く。乳首こりこり。りぃちゃん、えっちだね。」
「あん!あっあっ。」
「ん、こりこり好き?」
「あ、あん!しゅきぃ。」
「これから毎日してあげる。こりこりって。」

 言いながら乳首を擦り上げる。乳房を持ち上げ、むしゃぶりついた。

「ピンちくエロい。おいしい。」
「あん!」

 ちゅうっと吸い上げた後、唇を離す。ぷるりと乳房が揺れた。

「次僕ね。」

 裸になった擁が、後ろから秘裂に指を這わせる。熱い体温と匂い、硬い胸板を背中に感じ、ぶるりと震えた。

「やっぱり、とろとろ。かわいいな。」

 長く、ふしくれだった指が中に入る。花芽を親指で撫で回されながら、抽送された。

「あん!あっ、やぁん!」
「あ、締まってきた。りぃさん感度いいよね。」

 丸い耳を甘噛みし、くちゅくちゅと出し入れする。遵が避け、服を脱ぎ始める。代わりに濫が正面に座り、梨李の太ももを開いた。擁の指が出入りする様を見つめる。裸になった濫の陰茎が目の前に聳り立ち、てらてらと先走りで光っていた。

 え?え?おっきいけど。あれって。

 後ろでお尻にも、熱くて硬くて、ぬるっとしたものが押し付けられている。もしかして、擁も?

 意識がそれたことを咎めるように、指が抜かれ花芽が摘まれた。

「やん!」
「りぃさん、こっちも弄りますね?」
「あ!や!まって!まってぇ!」
「だぁめ。」

 くりくりと捏ねられる。初めて与えられた快感に息が詰まる。

「やぁ、あ、あ。」
「りぃ。さっきイッただろ?」
「ふ、ぇ。」
「頭真っ白になって、昇りつめたよな?そういう時はイくって言うんだ。」
「あ、あ。」
「ほら、言ってみろ。気持ちいいから。」
 言いながら、濫の指が秘裂に差し入れられた。指を少し曲げ、恥骨の裏に触れる。

「あ!や!やん!」
「クリ、ぷりぷりしてきましたよ。」
「勃起してきたか。」
「ボク、乳首可愛がっていい?」
「好きなだけしゃぶれ。」
「あ、あ、あ。」

 濫が中を押すのと、擁が花芽を弾くのと、遵が乳首を甘噛みしたのは同時だった。

「い、イく!イッちゃう、あん!」

 ぎゅっと濫の指を食い締め、手を伸ばし擁と遵の腕に縋る。ぶるっと身体が震え、弛緩した。

「あ、あん。」
「やばいな、すげぇ中うねってる。搾り取られそ。」
「良いですね、楽しみです。」
「ねね、あれ。やらない?」

 遵が言い出したことは、他の二人も考えていた。興味はある。何より初夜は一度だけ。

 ちらっと梨李を三人で見た。弛緩して、熱い息を吐く梨李はとてつもなく色っぽくて喉が鳴る。口も、秘裂も、後肛も。全部一度に味わえたら。

(出来るんだよな、俺たちなら。)

 答える前に、解放した。三人の五感全てが繋がる。

「「「さあ、りぃ。愛し合おうか。」」」
「あ。」
「「「どろどろに甘やかして溶かして舐めて愛してやるから。」」」

 どくん、と心臓が跳ねる。

「「「一緒に気持ち良くなろうな?」」」

 こくんと唾を飲み込んだ。無意識に尻尾が揺れる。身体が熱って仕方ない。濃いエレミの匂いに酩酊する。擁が後ろから抱きかかえたまま横たわった。遵がサイドテーブルに近寄りラィニゲンを手に取る。

「りぃ。まんこ、ほぐそうな?」
「あぅ。」
 中に入れた指を抜くと、ゆっくり二本まとめて入れる。そのまま花芽に吸い付いた。

「りぃさん、唾液あげますよ。」
 顎を掴み、唇を割って唾液を飲ませる。舌を絡め、喘ぎごと飲み込んで味わう。

「りぃちゃん、よしよし。」
 ぬるぬると先走りで光る陰茎を太ももに擦り付けながら、乳房を舐める。丸く小さな尻の割れ目を辿り、ラィニゲンを後肛へと押し込んだ。そのまま尻尾の根元をくすぐる。

「ん、ん、ん。」
「中柔らかいな。いけそうだ。」
「ん、いつでもいいよ。」
「ボクも。」

 濫が梨李の細い腰を掴む。しゅるりと尻尾が手首に巻き付いた。

「「「可愛すぎる。」」」

 三人で身悶える。親指で柔肉を左右に開くと、とろとろと愛液を溢す秘裂が晒された。濃いピンク色の襞は、ふっくらとして厚みがある。知らず喉が鳴った。

 先端をぬるっと押し当てると、ゆっくり腰を押し出す。狭くきつい隘路。切先に当たる抵抗感。処女膜を感じて、ぶるっと腰が戦慄いた。そのまま、じりじりと進める。やがて、ぷつんと抵抗がなくなり、ぬるんっと滑るように吸い込まれた。そのまま、ずんと奥まで押し込む。

「ああ!」

 梨李の身体が痙攣する。擁が抱き込んだまま、唇を舐め宥める。遵が、乳首に吸い付いた。

「「「りぃ。愛してる。」」」

(〈すげ。擁が舐めてる、りぃの味。口内の感触。一緒に遵が吸い付いてる乳首の感覚まで。〉)
([りぃさんの中。熱くてとろとろに蕩けて。締め付けがすごいです。口の中は、乳首の硬くしこった感触まで。])
(〔わ。りぃちゃんの唾液が。甘くて美味しい。おちんぽは、おまんこの感触。こんななんだ。狭くてきつきつ。最高。〕)

 梨李の身体からは力が抜け、くったりとしていた。秘裂からは多少出血しているが、痛がっている素振りはない。擁のキスに舌を絡め唾液をねだり、遵の腕に縋っている。

 尻尾が、いつの間にか濫の腰に巻きついていた。

 ぐんっと陰茎が反り返る。

「あっ!」

 唇が離れ、喘ぎが溢れる。腰を掴むと前後に抽送を始めた。

「あん!あっ!あっ!あぁ!」
「りぃ、りぃ。」
「ああ、すごく良いです。中がうねってる。」
「すごいね、しゃぶられてる。気持ちいい。」
「たっまんねえな!良すぎて腰とまんね。」
「扱かれてます。」
「えっちな、おまんこ。」

 三人で共有しているため、実際挿入しているのは濫でも擁と遵も同じ感覚を味わっていた。

 気持ちいい。たまらない。

 濫が梨李に覆い被さる。抱き締めるとそのまま持ち上げ、後向きに倒れて上に乗せた。下から突き上げる。

「あ!あん!あ!ふか、ふかいよぅ!おく!いゃあん!」

 遵が梨李の後肛からラィニゲンが滴ったのを確認する。ゆっくり指を差し入れ、くちゅくちゅと抜き差しを始めた。

「ひゃあ!」

 擁が近寄り、キスしながら乳房を持ち上げ捏ねる。

「んっ!んっ!」
「遵、どうだ?」
「すっごい柔らかい。すぐ三本目入りそう。」

 擁が離れ、濫が梨李を引き寄せ胸に抱きかかえる。遵が後肛を優しく掻き回した。ぬぷぬぷと卑猥な音がする。二本、三本と柔軟に飲み込んで、指に吸い付きねだってきた。刺激に膣穴が締まり、媚肉が蠢いて陰茎を締め上げる。

「あん!あ!イく!イッひゃう!」
 びくびくって梨李が震え、媚肉が蠕動する。吸い付いて搾精する動きに射精感が高まった。

「ん、いくよ。」

 ずん、と衝撃が来て梨李の身体が浮き上がりそうになる。腰に腕を回して固定した。

「あ、あ、あん。あ、お、しり。あ。」
「あ、アナルきっつい。すご、吸い付いてくる。」

 秘裂に濫を受け入れたまま、遵が後肛に押し入り梨李の身体いっぱいに熱が溜まっていく。

「はん、あ。ああ。」
「すごいな、イッてる。かわい。」
「蕩けた顔してますね、かわいい。」
「ほんと、かわい。」

 共有しているため、よく見える。死角はない。まぁ多少の負担がある為あまり長時間は出来ないが。

「りぃさん、あーん。」

 擁が頬を撫で促すと、とろん、とした梨李が言われるまま口を開ける。膝立ちして陰茎をぐぷりと咥え込ませた。丸い耳を、すりすりと揉み撫でる。

「フェラチオですよ。歯を立てないように頑張って。咥えられるところまでで、いいですからね?」
「ん、んふ。ん。」
「あー、口の中の感触まで。あったかくていいな。」
「本当にしゃぶられてるから。気持ち良すぎるね。」

 そのまま三者三様、梨李の身体を貪った。もちろん梨李が少しでも嫌がる素振りを見せれば止めるつもりだった。

「ちんぽの締め付け、すごい。自分でやらしく腰振って。搾り取られそうだな。」
「ああ、すっごく美味しそうに。しゃぶって。」
「アナルもきゅんきゅんして、ずっとうねってる。ボクたちのためみたいな身体だね。」
「「「まじそれな。」」」

「~!」

 びくびくっと梨李の身体が痙攣する。陰茎の先に吸い付く子宮口に先端を押し当てた。ねだられるまま吐精する。

 舌で丁寧に舐められ、吸い上げられる。少しえずくたびに喉奥が締まった。涙目で見上げてくる菫色の瞳。ぶるっと腰が震え、ねだられるまま吐精する。

 ぎゅるっと腸壁がうねるように陰茎に絡みついた。出して出してと吸いつかれて、ねだられるまま吐精する。

「「「すごい。良すぎて萎えない。」」」

 さすがに初めてで三人も受け入れさせては負担があっただろう。まだまだ抱きたいが、一旦梨李を休ませることにした。同時に能力も切る。

 三人が抜き取ると梨李が、くてんと濫の胸に突っ伏した。尻尾は変わらず腰に巻きついたままで、荒い息を吐き出す。
 目の前で、ぴるぴる動く丸い耳を甘噛みしながら身体中優しく撫で摩った。

「ん、ん。」
「りぃ、痛いところとかないか?」
「ん、へい、き。」
「そうか。」
 きゅっと抱きしめると、腕を首に回して抱きつき返してきた。愛しさが湧き起こり、耳をしゃぶる。

「ん、それ、すき。」

 両隣に横たわり、擁と遵も梨李を撫でる。尻尾の根元を擽り、艶やかな毛並みを撫で付けた。

「えへ。きもちいい。」

 顔を起こすと、擁と遵それぞれにキスする。

「「「俺たちを受け入れてくれて、ありがとう。」」」
「ん?当然だろ?ぼく、お前たちの番だぞ?」

 きょとんと返される。

「ね、それよりさ。」
「「「?」」」
「今のがセックス、なんだよな?」
「そうだな。」
「はい。」
「うん。」
「……えと、今日はもう。おわり?」
「「「……。」」」
「ぼ、ぼくってほら。体力あるし。一応ヒョウだし。まだその。いけるかなーなんて。」
「「「気持ち良かった?」」」

 聞き返すと真っ赤に全身染めたあと、こくんと頷く。

「ん、もっとしたい……かも。」
「よしきた。」
「腕がなりますね。」
「可愛がっちゃう。」

 セックスって、すっごい気持ちいい。ぼく、はまっちゃったかも。これって、三つ子だからだよね?

 調子に乗った、ぼくは、この後散々三つ子に喘がされる。まだ生理だけは、きてないって言ったら、やっと止まってくれたけど。

 だって知らないよ!狼のちんちんが、孕ませると決めたら瘤が出て抜けなくなるなんて!
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