60 / 238
Hauptteil Akt 5
vierundfünfzig
しおりを挟む
車に乗せてすぐ、すやすやと寝息を立てて眠るウルが可愛くて篤臣は信号で止まるたび唇に吸い付いた。うっすらと開いた間に舌を差し入れ、小さな舌を絡めとる。
「ふっ。んっ。」
漏れる喘ぎ声がいやらしくて止めれない。
「あっ。」
ちゅっと音を立てて唇を離すと走り出す。
その繰り返しだった。
マンションの駐車場に辿り着くと車を停めて助手席に回りウルを抱え上げた。そのままロックして入居者専用エレベーターへと向かう。最上階のワンフロア全てが篤臣の部屋でカードキーが無ければそもそもフロアには停まらないし開かない。
部屋はエレベーターが開くとそのまま玄関フロアになっていて、その場で靴を脱ぎリビングへと向かった。ソファに横たえると靴を脱がせてブランケットを掛ける。玄関に戻り靴を置くと、そのままバスルームへと向かい、ボタンを押してお湯を張った。タオルや着替えの準備をし、再びリビングに戻るとウルがブランケットの端を掴み、きゅうっと丸くなっていた。
キッチンへ向かい、湯を沸かしながらハーブティーの準備をする。ウルはコーヒーや紅茶の苦みや渋みが苦手らしく、あまり飲まない。ローズヒップやミントが好きだと言っていたから予め買っておいたものを出した。湯が沸くと同時にバスルームからメロディが流れる。どうやら湯が張り終わったようで、そっとウルに声を掛けた。
「ウル。ウルちゃん、起きれる?」
「んー。あつおみくん?」
「そうだよ、もうちょっと寝る?」
「んーん。起きるー。」
「そっか。お風呂あるよ?入る?」
「おふろ。」
「そ。」
「ん。いっしょはいる。」
「は?」
「いっしょ。はいる。」
絶対これ寝惚けてるよな?
「あつおみくん、いっしょ。」
「ウルちゃん?」
「んー。」
むず痒って抱きつくウルに固まった。
「いっしょしよ。」
「裸になるよ?いいの?」
「ん。なる。すき。」
ちゅうっと唇に吸いつかれてくらりとした。そのまま抱え上げ、パウダールームへと向かう。うきうきしながら服を脱がせていると目が覚めたウルが「ひきゃあ!」と珍妙な悲鳴を上げてうずくまった。
「ごめんなさい!ぼく!」
「寝惚けてたよね?」
「うぅ。ごめんなさぃ。」
恥ずかしさに身悶えるウルの頭をぽんぽんと撫でる。
「ゆっくりあったまっておいで。」
「うん。ありがとう。」
こくんと頷くウルに笑ってパウダールームを出た。扉を閉めてから、すっかり硬く勃ち上がって前を押し上げているものを見下ろす。
バレなくて良かった。
「ふっ。んっ。」
漏れる喘ぎ声がいやらしくて止めれない。
「あっ。」
ちゅっと音を立てて唇を離すと走り出す。
その繰り返しだった。
マンションの駐車場に辿り着くと車を停めて助手席に回りウルを抱え上げた。そのままロックして入居者専用エレベーターへと向かう。最上階のワンフロア全てが篤臣の部屋でカードキーが無ければそもそもフロアには停まらないし開かない。
部屋はエレベーターが開くとそのまま玄関フロアになっていて、その場で靴を脱ぎリビングへと向かった。ソファに横たえると靴を脱がせてブランケットを掛ける。玄関に戻り靴を置くと、そのままバスルームへと向かい、ボタンを押してお湯を張った。タオルや着替えの準備をし、再びリビングに戻るとウルがブランケットの端を掴み、きゅうっと丸くなっていた。
キッチンへ向かい、湯を沸かしながらハーブティーの準備をする。ウルはコーヒーや紅茶の苦みや渋みが苦手らしく、あまり飲まない。ローズヒップやミントが好きだと言っていたから予め買っておいたものを出した。湯が沸くと同時にバスルームからメロディが流れる。どうやら湯が張り終わったようで、そっとウルに声を掛けた。
「ウル。ウルちゃん、起きれる?」
「んー。あつおみくん?」
「そうだよ、もうちょっと寝る?」
「んーん。起きるー。」
「そっか。お風呂あるよ?入る?」
「おふろ。」
「そ。」
「ん。いっしょはいる。」
「は?」
「いっしょ。はいる。」
絶対これ寝惚けてるよな?
「あつおみくん、いっしょ。」
「ウルちゃん?」
「んー。」
むず痒って抱きつくウルに固まった。
「いっしょしよ。」
「裸になるよ?いいの?」
「ん。なる。すき。」
ちゅうっと唇に吸いつかれてくらりとした。そのまま抱え上げ、パウダールームへと向かう。うきうきしながら服を脱がせていると目が覚めたウルが「ひきゃあ!」と珍妙な悲鳴を上げてうずくまった。
「ごめんなさい!ぼく!」
「寝惚けてたよね?」
「うぅ。ごめんなさぃ。」
恥ずかしさに身悶えるウルの頭をぽんぽんと撫でる。
「ゆっくりあったまっておいで。」
「うん。ありがとう。」
こくんと頷くウルに笑ってパウダールームを出た。扉を閉めてから、すっかり硬く勃ち上がって前を押し上げているものを見下ろす。
バレなくて良かった。
0
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。




淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる