クレジットカードを不正利用されました『この社会は弱者に対して世知辛い！』

ツイてない！いや最早憑いてるのか？

裁判外紛争解決手続き（ADR）

　そろそろ消費生活センターに問い合わせしてみようかな、もうすぐ2週間経つし。

　ソワソワと連絡を待つツーマ。エポ○から不正利用を認めて貰えず、警察署には被害届を受け付けて貰えず。

　最後は訴訟も視野に入れつつ、その前に何か出来ることはないかと弁護士に相談したり、消費生活センターに訴えたりと思いつく限り、やれることはやってきたツーマ。不眠と食欲不振は続き、抜毛症もますます悪化。大分追い詰められてきたツーマ。体重まで落ちてきて心身共にズタボロです。

　そんなツーマに、待ちに待った電話がかかってきました。

　2024.6.13

　10:50、消費生活センターFさんからの電話に出たツーマ。声を聞いた途端、分かってしまいました。

　あ、ダメだったんだ。

　申し訳なさそうに、今回は受け付け出来ないことを告げられたツーマ。もう、完全に心が折れてしまいました。

　Fさんからの説明はこうでした。

　※申し立ての内容でADRを利用出来るか生活センターに問い合わせをしたこと
　※利用履歴を見るに、親のカードを無断で使用し、オンラインゲームの課金に使う未成年者のケースと同じ傾向にあること
　※消費生活センターでは今まで同様のケースをデータとして集めており、その数は膨大で、そのデータと比較しても今までのケースと酷似していることから今回は家族や関係者が利用していると判断した為、受け付けは出来ないと結論づけたこと

　丁寧に説明されても、納得出来ませんでした。

　子供いないのに？唯一の甥ですら10年以上会ってないのに？どこ見ても身近に子供がいないのよ？と言うか、他人が来るのが嫌でオットーのパパとママ以外来客すらないのに。それだって年に1～2回しかないよ？

「子供はいませんし、身近で遊びにくるような未成年者もいません。それでも未成年者が親に内緒でクレジットカードを使った場合のデータと酷似しているから、受け付け出来ないと言うことなんでしょうか？」

　泣きそうになるのを我慢しながら質問してみました。子供なんていないんですよ、どこにも。なんなら戸籍謄本取ってきましょうか？

消費生活センター:『それを証明するのは、難しいですよね。今まで子供が家に来たことがないと証明するのは難しいと思います。』
ツーマ:「ないことを証明することは難しいと。そう言うことですか。」
消費生活センター:『はい、そうです。』

　悪魔の証明って言うあれ？あったことは証明出来ても、ないことは証明出来ないって言う。

　なにそれ。じゃあこっちは殴られ放題じゃない。

消費生活センター:『もし申し立ての通り、どこからかカード番号が漏れて詐欺のプロが使った場合なんですが。最初の不正利用から高額になる傾向があるんです。足がつく前に出来るだけ高いものを買って、さっさと逃げる。それが今までの手口なんです。これもこちらの膨大なデータの裏付けで言えることなんです。半年以上かけて、少額から高額になるような使い方は考えられないんですよね。』

　なんだか、巧妙に嵌められたような気分になりました。何も手が打てない、どっちつかず。隠された落とし穴に嵌ったような。

消費生活センター:『未成年者が使用して、その保護者が取り消してくれるのなら力になれるのですが。』

　子供、いないっていってるじゃん。いないものをどうやって取り消すの。ああ。信じてないってこと？利用履歴見たけど、これ本当は子供が使ってるのを認めたくないんでしょ？って？家庭間や親族間の揉め事に関われないって？そういうこと？

　弱者の味方だと信頼していた消費生活センターにまで断られたツーマ。

　電話を切ってオットーへとLINEしたツーマ。夜話そうね、と返ってきました。

　1人リビングで声を枯らして泣き叫びました。どこにも味方がいない。助けて欲しいと手を伸ばしても、それぞれにそっぽをむかれるなんて。私何か、そこまでのことした？

　不正利用発覚から2ヶ月と1週間。とうとうツーマの心が完全に折れてしまいました。