クレジットカードを不正利用されました『この社会は弱者に対して世知辛い！』

ツイてない！いや最早憑いてるのか？

3人目の弁護士を探す旅

　結局、無料相談では限界があるのではと考えたツーマ。オットーも同意で、やはりクレジットカードの不正利用に強い、弁護士事務所を探そうと再度調べることに。

　2件見つけましたが、1件の大手に問い合わせることにしました。

　無料で受けるとありますが、案件によっては有料になるとのこと。

　質問に答えてメールすると、有料になるとの返信が。それでも良ければ受け付けますと返信を貰いました。お願いしますと返すと折り返し電話が。とても丁寧に手順を説明され、30分ごとに5,500円かかること、相手方を確認して受付できるか判断しますと言われました。所謂利益相反になるかどうかを確認しないことには受けると答えられないのでしょう。

　※利益相反とは、ある取引を行う場合、自己の利益と顧客等他人の利益が対立するような立場に自己がある場合をいう。

　相手を聞かれ、エポ○とGoog○eだと答えると『代表取締役を教えて下さい。』とのこと。

　え？普通知ってる？持ってるクレジットカードの代表取締役の名前とか。Googleの代表取締役とか。聞かれてすぐ答えられる？

ツーマ:「分からないです。」
弁護士事務所:「では分かりましたらご連絡下さい。」

　参ったわ。なんで弁護士と会うだけでこんなに大変なの。

　帰宅したオットーに話すと、呆れるオットー。

「なんでそんな杓子定規かねぇ。エポ○の代表取締役とか調べれば分かるだろうに。Goog○eとか、もうまんまじゃない。」
「ね。なんか間違えたらいけませんからって。」
「もし間違ってたらお客様から聞いたからって言えるからだろうね。何だかなぁ。」
「これ、エポ○にかけて聞くのかな？オタクの代表取締役はなんて名前ですかって。」
「うーん。そこに頼むなら、かけてもいいけど。ネットに出ないの？」
「弁護士事務所の事務員さんが言うにはネットで調べたら漢字は出てくるけど、この読み仮名で合ってますか？って聞くんだよね。知らんがな。」
「普通知らないよ。」
「だよねぇ。」

　オットーが調べると確かに大手で県外にも事務所があり、何かしら実績は見込めるかもしれないとのこと。着手金も成功報酬もそれなりにお高めです。だからこそ、心強いかもしれません。

「ここに頼む？」
「消費生活センターの結果次第かなぁ。」
「はーい。」

　とりあえず保留にしたツーマ。翌日、待ちに待った消費生活センターから連絡が来るのでした。