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最終回 山と花を胸に

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 高校2年の夏、地元のそびえ立つ山に一人で登りたくなり、登山に出掛けた。
稜線にたどり着き、そこからの絶景に感動し、山の自然の素晴らしさを、人々に伝えて行きたいと決心した。
しかし、伝える方法が分からなかった。
大学で日本庭園や、森林レクリエーションを学び、
卒業後、サラリーマン時代は、園芸、
そしてフリーに成って、盆栽、山野草栽培を研究した。
が、自身が本当にやりたい方法が見つからず、悩む日々だった。
そんな中、私の心の中で、それまで抑え込んでいた表現があった。
それは〝絵画〟だった。
美大時代、卒業制作で、先生方から、
「君は絵が上手いな。」
「久しぶりに、君の絵が観れたね。」
と、お褒めの言葉を頂いた。
当時、自分の絵に自信が無かった為、その嬉しさは心に刻み込まれていた。
幼少期から、自然に囲まれながら、絵が好きで、描き続けて来た自分。
やっぱり私は絵が好きだ!
そして、山と花が好きなんだ!と。
山と花から受ける、啓発をテーマに、絵画の表現活動をして行こうと決心した。
あれから14年。
今も諦めずに走り続けている。
山と花は、人を導く力がある。
私はいつも、山と花に励まされて来た。
なのでこれからも、この素晴らしさを、絵画と文章で伝えて行きたい。
私は走る!
いつか多くの人々に、伝わる事を、
信じ、願って。
そして、私は駆ける!
いつも、山と花を胸に!   ─終わり!─

~山と花を胸に~ は終了します。
御愛読の皆様、ありがとうございました。
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