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4 ばいおれんすな機械音痴と巻き込まれる愉快な被害s仲間たち 早瀬 亜弥編1 「色を反転!?つまり不思議でんぐり返し!!」
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私は、思わず、唸り声をあげる。
今、私は大学が休みで、パソコンで絵を描いているのだが、もう何がなんだかわからん。
いつもはアナログ描く私。
高校の頃の後輩、蒼華ちゃんに、「オーバレーイ」という物を使うと良い感じに仕上がるらしいと聞いたのだが、それがよくわからん。
そうだ、高校の頃の先輩亜弥さん、そして、蒼華ちゃんにも聞いてみよう。
そう思い、私は、スマホのラインを開く。
「早瀬 亜弥」の所を開いて、文字を打ち始めた。
私「たすけてくださーい!!オーバレーイとはなんですか??」
私「背景に色を付けると良いと聞いたのですが。意味が分かりません。
何故色を付けると良いんですか?」
亜弥「『オーバーレイ』ね。」
私「そうか、大場麗か。なかなかいい名だ」
亜弥「それは人の名前だね」
私「そうとも言いますが、違う可能性を模索しましょう。」
亜弥「そこを模索する前に、デジタルに慣れる模索した方が良いかと・・・」
亜弥「とにかく、オーバーレイは着色と、全体的な雰囲気を変えるために使うと言うか。」
亜弥「下のレイヤーの色が暗いなら、乗算。明るいなら、スクリーンになるの。」
私「????」
私「ちょっと、日本語でしゃべってくださいよ。謎の単語が多すぎます。」
私「レイヤーしか日本語じゃないですよ!!レイヤーはあれですよね、下が透ける紙みたいなの!!トレーシングペーパーみたいなので、それを重ねながら、絵を完成させる!!不思議な紙!!」
亜弥「んん?うーんとね、そもそもレイヤーが日本語じゃない気がするけど・・。レイヤーはそんな感じかな?????!!!!?」
私「亜弥さん、なんで、『!』が多いんですか。」
亜弥「・・・・。」
私「私の発想に何か驚きのフレーズを見つけたんですか。」
亜弥「乗算は上のレイヤーの色に下のレイヤーの色を足してくれるのね。スクリーンはその逆で、レイヤーの反転色に、上のレイヤーの反転色が足されるの。」
私「スルーですか」
私「反転色ってのは、黒が白になるみたいなことですね。」
亜弥「そうそう。」
私「つまり不思議でんぐり返し。」
亜弥「んん!?」
私「?」
亜弥「そ、そんな感じかな。うん。」
私、「つまり、大場麗は都合のいい女ってことですね。分かります。」
亜弥「そう、かな!!??????」
私「何故、『?』の方が多いんですか。」
亜弥「(いや、流石にここまで独自の解釈をしてくる人初めて見たなとか)」
亜弥「(それで分かってるのかな?なんて不安になってないよ。)」
私「なんだ、そうか。大丈夫ですよ。理解できてます。ちゃんとした日本語に直してるだけです。
亜弥「ひなちゃん国語いくつだっけ?」
私「5しかとったことないですよ。」
私「それにしても、心配してくれたんですね。流石、亜弥さん優しい!!先輩の鏡!!」
亜弥「うん!!ありがとうっ!!!?」
私「なんで、語尾に」亜弥「そ、それでね、背景のレイヤー別にしてた?暗くするなら背景のレイヤーに乗算レイヤーを重ねてちょっと影のあるようにするとかかな?」
私「背景レイヤーとはなんですか?」
亜弥「背景にしてる、レイヤーかな?」
私「なるほど、後ろを取ってくる奴ですね。油断も隙もあったもんじゃねーな。」
亜弥「取りに行ってはいないかな?自分で追加したレイヤーかな。」
私「亜弥さんも気をつけてくださいよ。油断も隙もあったもんじゃねーからな。」
亜弥「そのフレーズ気に入ったのかな?」
私「いや、そんなことは全然」
私「そんな」
私「そんなそんな」
亜弥「気に入ったのね。うん!そういうとこも可愛い!!」
亜弥「でも、私が出会ったばかりの頃のひなちゃんはそんな物騒なキャラじゃなかったけどな!?」
私「物騒だなんて失礼な!!私は、ハードボイルドな紳士を目指しているんです。」
亜弥「ひなちゃん、センターの国語何点だったっけ?」
私「186です。」
亜弥「・・・・・・・。」
亜弥「うーんと、とにかく、私は大丈夫かな。というか狙って来るレイヤーはなかなかいないかな。」
私「よかった。世の中物騒ですからね。」
私「で、話は戻りますけど、一番下を真っ黒にして、一番上を大場麗にしたらこうなりました。」
私は、書いた人物の肌や手の背景を黒くする前は白だった所が黒くなった絵を写真で送る。ここで、いつの間にかキラキラと輝きが写るようになったカメラを使用してしまったが、致し方がない。
亜弥「なんで輝いてんのかなwww」
私「カメラの体調が万全だと、輝きたくなるんだと思います。このカメラは今日人生初の告白を受けました。」
亜弥「設定の問題かと思うけど、おめでとう!!と伝えといて」
私「おめでとう!!」
亜弥「?????」
亜弥「いや、私にじゃなくて、君のカメラに。」
私「亜弥さん知らないんですか?スマホのカメラはスマホと繋がっているんです。」
私「だから、スマホに打ってった一文字一文字がカメラにも伝わるんです。
私「だって彼は『スマホのカメラ』なんだから!!」
亜弥「そんな機能考えたこともなかったな。うん。」
亜弥「・・・・カメラさんいつもありがとう!」
私「yes!yes!」
亜弥「なんで英語・・・」
私「yes!yes!」
亜弥「・・・・・・・・」
亜弥「で、人物レイヤー(画像だと顔と手)と、背景レイヤーは分けた方が分かりやすいよ。」
私「背景って別に書いても重ねられるんだ!!今世紀最大の驚き」
亜弥「レイヤーって重ねられるもんだよね??むしろそこが良いとこだし、自分で言ってたよね!?」
私「そうだったんですか!?不思議だなぁー。」
亜弥「うん不思議かな!!???」
亜弥「ひなちゃんみたいな厚塗りだと、どうしても人物レイヤーに薄い部分が出来て、背景が透けるんだよね。だから、背景が透けないように間に一つレイヤーを挟むの。」
亜弥「例えがあれなんだけど、高校の夏服って下が透けないように間にキャミソールとか着るじゃない?
夏服→人物レイヤー、下着→背景レイヤーなの。
間のレイヤーを人物の形通りに塗りつぶすとすけなくなると思う。」
私「よくわかんないですけど、
大場麗
黒
白い人の形
人物ですか?」
私「これがスクールカーストか・・・」
亜弥「・・・・唐突なスクールだね」
亜弥
「オーバレイ
人物
白い人の形
黒かな」
私「なんでそんなにわかっちゃうんですか。」
亜弥「黒上にすると人がつぶれちゃう。」
私「天才なんですか」
亜弥「えっ」
私「デジタルに強い人は私と頭の出来が違うんだと思うんです。発想があっと驚かされますもん。」
亜弥「私も、今の会話で発想の違いにあっと驚かされたけども。」
亜弥「まぁ、とにかく慣れだよ。慣れれば、わかるよん。」
私「私に慣れる日が来るでしょうか・・・」
亜弥「最初は誰でも、苦戦するもんよ。」
私「プリンターのインク変えるのも、」
亜弥「ん?」
私「ウィーンウィーンと動いている奴を捕まえて、変えてたら、
お兄ちゃんに怒られました。
何故掴んじゃいけないんですか?」
今、私は大学が休みで、パソコンで絵を描いているのだが、もう何がなんだかわからん。
いつもはアナログ描く私。
高校の頃の後輩、蒼華ちゃんに、「オーバレーイ」という物を使うと良い感じに仕上がるらしいと聞いたのだが、それがよくわからん。
そうだ、高校の頃の先輩亜弥さん、そして、蒼華ちゃんにも聞いてみよう。
そう思い、私は、スマホのラインを開く。
「早瀬 亜弥」の所を開いて、文字を打ち始めた。
私「たすけてくださーい!!オーバレーイとはなんですか??」
私「背景に色を付けると良いと聞いたのですが。意味が分かりません。
何故色を付けると良いんですか?」
亜弥「『オーバーレイ』ね。」
私「そうか、大場麗か。なかなかいい名だ」
亜弥「それは人の名前だね」
私「そうとも言いますが、違う可能性を模索しましょう。」
亜弥「そこを模索する前に、デジタルに慣れる模索した方が良いかと・・・」
亜弥「とにかく、オーバーレイは着色と、全体的な雰囲気を変えるために使うと言うか。」
亜弥「下のレイヤーの色が暗いなら、乗算。明るいなら、スクリーンになるの。」
私「????」
私「ちょっと、日本語でしゃべってくださいよ。謎の単語が多すぎます。」
私「レイヤーしか日本語じゃないですよ!!レイヤーはあれですよね、下が透ける紙みたいなの!!トレーシングペーパーみたいなので、それを重ねながら、絵を完成させる!!不思議な紙!!」
亜弥「んん?うーんとね、そもそもレイヤーが日本語じゃない気がするけど・・。レイヤーはそんな感じかな?????!!!!?」
私「亜弥さん、なんで、『!』が多いんですか。」
亜弥「・・・・。」
私「私の発想に何か驚きのフレーズを見つけたんですか。」
亜弥「乗算は上のレイヤーの色に下のレイヤーの色を足してくれるのね。スクリーンはその逆で、レイヤーの反転色に、上のレイヤーの反転色が足されるの。」
私「スルーですか」
私「反転色ってのは、黒が白になるみたいなことですね。」
亜弥「そうそう。」
私「つまり不思議でんぐり返し。」
亜弥「んん!?」
私「?」
亜弥「そ、そんな感じかな。うん。」
私、「つまり、大場麗は都合のいい女ってことですね。分かります。」
亜弥「そう、かな!!??????」
私「何故、『?』の方が多いんですか。」
亜弥「(いや、流石にここまで独自の解釈をしてくる人初めて見たなとか)」
亜弥「(それで分かってるのかな?なんて不安になってないよ。)」
私「なんだ、そうか。大丈夫ですよ。理解できてます。ちゃんとした日本語に直してるだけです。
亜弥「ひなちゃん国語いくつだっけ?」
私「5しかとったことないですよ。」
私「それにしても、心配してくれたんですね。流石、亜弥さん優しい!!先輩の鏡!!」
亜弥「うん!!ありがとうっ!!!?」
私「なんで、語尾に」亜弥「そ、それでね、背景のレイヤー別にしてた?暗くするなら背景のレイヤーに乗算レイヤーを重ねてちょっと影のあるようにするとかかな?」
私「背景レイヤーとはなんですか?」
亜弥「背景にしてる、レイヤーかな?」
私「なるほど、後ろを取ってくる奴ですね。油断も隙もあったもんじゃねーな。」
亜弥「取りに行ってはいないかな?自分で追加したレイヤーかな。」
私「亜弥さんも気をつけてくださいよ。油断も隙もあったもんじゃねーからな。」
亜弥「そのフレーズ気に入ったのかな?」
私「いや、そんなことは全然」
私「そんな」
私「そんなそんな」
亜弥「気に入ったのね。うん!そういうとこも可愛い!!」
亜弥「でも、私が出会ったばかりの頃のひなちゃんはそんな物騒なキャラじゃなかったけどな!?」
私「物騒だなんて失礼な!!私は、ハードボイルドな紳士を目指しているんです。」
亜弥「ひなちゃん、センターの国語何点だったっけ?」
私「186です。」
亜弥「・・・・・・・。」
亜弥「うーんと、とにかく、私は大丈夫かな。というか狙って来るレイヤーはなかなかいないかな。」
私「よかった。世の中物騒ですからね。」
私「で、話は戻りますけど、一番下を真っ黒にして、一番上を大場麗にしたらこうなりました。」
私は、書いた人物の肌や手の背景を黒くする前は白だった所が黒くなった絵を写真で送る。ここで、いつの間にかキラキラと輝きが写るようになったカメラを使用してしまったが、致し方がない。
亜弥「なんで輝いてんのかなwww」
私「カメラの体調が万全だと、輝きたくなるんだと思います。このカメラは今日人生初の告白を受けました。」
亜弥「設定の問題かと思うけど、おめでとう!!と伝えといて」
私「おめでとう!!」
亜弥「?????」
亜弥「いや、私にじゃなくて、君のカメラに。」
私「亜弥さん知らないんですか?スマホのカメラはスマホと繋がっているんです。」
私「だから、スマホに打ってった一文字一文字がカメラにも伝わるんです。
私「だって彼は『スマホのカメラ』なんだから!!」
亜弥「そんな機能考えたこともなかったな。うん。」
亜弥「・・・・カメラさんいつもありがとう!」
私「yes!yes!」
亜弥「なんで英語・・・」
私「yes!yes!」
亜弥「・・・・・・・・」
亜弥「で、人物レイヤー(画像だと顔と手)と、背景レイヤーは分けた方が分かりやすいよ。」
私「背景って別に書いても重ねられるんだ!!今世紀最大の驚き」
亜弥「レイヤーって重ねられるもんだよね??むしろそこが良いとこだし、自分で言ってたよね!?」
私「そうだったんですか!?不思議だなぁー。」
亜弥「うん不思議かな!!???」
亜弥「ひなちゃんみたいな厚塗りだと、どうしても人物レイヤーに薄い部分が出来て、背景が透けるんだよね。だから、背景が透けないように間に一つレイヤーを挟むの。」
亜弥「例えがあれなんだけど、高校の夏服って下が透けないように間にキャミソールとか着るじゃない?
夏服→人物レイヤー、下着→背景レイヤーなの。
間のレイヤーを人物の形通りに塗りつぶすとすけなくなると思う。」
私「よくわかんないですけど、
大場麗
黒
白い人の形
人物ですか?」
私「これがスクールカーストか・・・」
亜弥「・・・・唐突なスクールだね」
亜弥
「オーバレイ
人物
白い人の形
黒かな」
私「なんでそんなにわかっちゃうんですか。」
亜弥「黒上にすると人がつぶれちゃう。」
私「天才なんですか」
亜弥「えっ」
私「デジタルに強い人は私と頭の出来が違うんだと思うんです。発想があっと驚かされますもん。」
亜弥「私も、今の会話で発想の違いにあっと驚かされたけども。」
亜弥「まぁ、とにかく慣れだよ。慣れれば、わかるよん。」
私「私に慣れる日が来るでしょうか・・・」
亜弥「最初は誰でも、苦戦するもんよ。」
私「プリンターのインク変えるのも、」
亜弥「ん?」
私「ウィーンウィーンと動いている奴を捕まえて、変えてたら、
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