4 / 8
1章 ガームルド騎士国編
第4話 世界情勢
しおりを挟む
「世界情勢についてですが、まずこの世界にある大陸から紹介していきます。まず、僕達のいる大陸が、ローマルス大陸です。
このローマルス大陸は、世界にある大陸の中でもかなり小さい方の大陸ですね。主に小麦などを作ってパンなどが主食の国が多いですね。そしてローマルス大陸は、この世界の中央に位置する大陸ですね。」
ローマルス大陸は、日本で言うところヨーロッパの様な感じなのかなどと考えながら話を聞いていた。
「なるほどわかったありがとう。他にも大陸は、あるの?」
「はい。ローマルス大陸の他に後7つ大陸があり通称8大陸と呼ばれています。ローマルス大陸の北にあるペルシア大陸、南にあるマケドニア大陸、東にあるカルダモン大陸、西にあるギルメン大陸この4つの大陸とは、かなりローマルス大陸も行き来がある大陸ですね。その他にもゲルマン大陸、ヨーグル大陸、暗黒大陸があります。」
大陸めっちゃあるんだな・・・
そう思ったがよく考えれば、地球にも大陸は、結構あった。
まあ、そんなものなのかって感じだな
「なるほど。8つもあるんだね。では、ローマルス大陸にある国や勢力争いなどを教えてくれるかい?」
他の7つの大陸の国には、興味ないが、これから生きていかないといけない大陸では、さすがに気になる。
「わかりました。まず、ローマルス大陸に国は大国が3つと中堅国が2つ、小国が多数ある形になっております。」
大国が2つあるのか、詳しく聞きたいな。
「そうなんだ。僕達がいる国はどれくらいの規模なの?」
「僕達がいるのは、小国の1つ、ガームルド騎士国ですね。総勢兵力は、200人程度のかなり小国です。西に領土を接するレグザ王国とは、同盟関係にあります。レグザ王国は、ローマルス大陸の大国の片方ですね。もう片方は、ガームルド騎士国の東に位置するオードメア公国ですね。この国とは、あまり仲良くないようですね。数年前も戦争をしています。その時もレグザ、ガームルド連合軍で戦っていたようです。今は休戦しているようですが・・・他にも国はたくさんありますがガームルド騎士国にいるのであればレグザ王国とオードメア公国の動きを見ていれば大丈夫でしょう。」
すごく似た名前が多いな・・・
しかも、凄い小国にいるのかよ・・・
そんな不安とは裏腹にミケーレは、業務的に説明を続ける・・・
「ちなみに2つある中堅国ですが、レグザ王国の北にあるキメーロ教国とオードメア公国の北にあるヘルムデット領国です。2カ国とも最大兵力は、2000ほど、ですね。レグザ王国の最大兵力は、1万5000ほど、オードメア公国の最大兵力は、1万7000ほど、ですね。ですのでこの大国2国が確実にローマルス大陸の有力国ですね。まあ、他の大陸に行けばペルシア大陸のベルセリム帝国の85万やカルダモン大陸のガルダムーア皇国の145万など超大国は、沢山ありますが、今は、ローマルス大陸のみですしガルムさんは、国の指導者では、ないですので・・・詳しい情勢までは、必要ないでしょう。以上の感じが神様から僕が聞いているこの世界の情勢ですね。」
ミケーレは、必要な部分だけ言ってくれたようだ。
しかし、ローマルス大陸は、オードメア公国とレグザ王国の2カ国がかなり有力なようだ安全に暮らすならこの2カ国なのかもしれない。
僕はこれからどうするが悩んだ。
ふと異世界なら、まず、近くの村で情報集めが必要だなというよく分からない定番が出てきた。
その為には、金だねこの世界のお金について習わないと・・・・
「ミケーレ、情勢は、よくわかった。ありがとう。次はお金について教えて欲しい。」
「お金ですが、わかりました。この世界のお金は、いたって簡単です。下から銅貨→銀貨→金貨→白金貨→聖金貨→龍金貨→魔金貨→神金貨だ、銅貨が10枚で銀貨1枚、銀貨10枚で金貨1枚、金貨10枚で白金貨1枚、白金貨10枚で聖金貨1枚だ。聖金貨以上の金貨も存在するが国関係の貿易や戦争の賠償金などでしか使われません。また、この世界の人間は、聖金貨以上の金貨より穀物や奴隷を欲しがります。聖金貨以上の金貨は一般流通が少ないからです。」
なるほど。要するに銅貨と銀貨よくて金貨くらいしか僕には関係なさそうだな・・・・
まあ、とにかく金の事も分かったから近くに町がないか調べてもらおうか。
「ミケーレありがとう。そしたら、説明をだいぶ聞いてこの世界の事が分かってきたから町に行こうと思うんだけど、ここから1番近い町か村は、どこ?」
「ここから1番近い町は、ガームルド騎士国の首都ガームルドですね。歩いて数時間でつきます。」
歩いて数時間か。
まあ、のんびり歩いて行くか・・・
「わかった。じゃあ、ガームルドの町に行こう。」
これから数時間のガームルドの町までの旅が始まるのだった。
これからこのガームルドと凄く強い縁で結ばれるとはこの時僕は考えてもいなかった。
これが、後にガームルド騎士国をガームルド帝国にまで育て上げる男の初めての旅だった。
このローマルス大陸は、世界にある大陸の中でもかなり小さい方の大陸ですね。主に小麦などを作ってパンなどが主食の国が多いですね。そしてローマルス大陸は、この世界の中央に位置する大陸ですね。」
ローマルス大陸は、日本で言うところヨーロッパの様な感じなのかなどと考えながら話を聞いていた。
「なるほどわかったありがとう。他にも大陸は、あるの?」
「はい。ローマルス大陸の他に後7つ大陸があり通称8大陸と呼ばれています。ローマルス大陸の北にあるペルシア大陸、南にあるマケドニア大陸、東にあるカルダモン大陸、西にあるギルメン大陸この4つの大陸とは、かなりローマルス大陸も行き来がある大陸ですね。その他にもゲルマン大陸、ヨーグル大陸、暗黒大陸があります。」
大陸めっちゃあるんだな・・・
そう思ったがよく考えれば、地球にも大陸は、結構あった。
まあ、そんなものなのかって感じだな
「なるほど。8つもあるんだね。では、ローマルス大陸にある国や勢力争いなどを教えてくれるかい?」
他の7つの大陸の国には、興味ないが、これから生きていかないといけない大陸では、さすがに気になる。
「わかりました。まず、ローマルス大陸に国は大国が3つと中堅国が2つ、小国が多数ある形になっております。」
大国が2つあるのか、詳しく聞きたいな。
「そうなんだ。僕達がいる国はどれくらいの規模なの?」
「僕達がいるのは、小国の1つ、ガームルド騎士国ですね。総勢兵力は、200人程度のかなり小国です。西に領土を接するレグザ王国とは、同盟関係にあります。レグザ王国は、ローマルス大陸の大国の片方ですね。もう片方は、ガームルド騎士国の東に位置するオードメア公国ですね。この国とは、あまり仲良くないようですね。数年前も戦争をしています。その時もレグザ、ガームルド連合軍で戦っていたようです。今は休戦しているようですが・・・他にも国はたくさんありますがガームルド騎士国にいるのであればレグザ王国とオードメア公国の動きを見ていれば大丈夫でしょう。」
すごく似た名前が多いな・・・
しかも、凄い小国にいるのかよ・・・
そんな不安とは裏腹にミケーレは、業務的に説明を続ける・・・
「ちなみに2つある中堅国ですが、レグザ王国の北にあるキメーロ教国とオードメア公国の北にあるヘルムデット領国です。2カ国とも最大兵力は、2000ほど、ですね。レグザ王国の最大兵力は、1万5000ほど、オードメア公国の最大兵力は、1万7000ほど、ですね。ですのでこの大国2国が確実にローマルス大陸の有力国ですね。まあ、他の大陸に行けばペルシア大陸のベルセリム帝国の85万やカルダモン大陸のガルダムーア皇国の145万など超大国は、沢山ありますが、今は、ローマルス大陸のみですしガルムさんは、国の指導者では、ないですので・・・詳しい情勢までは、必要ないでしょう。以上の感じが神様から僕が聞いているこの世界の情勢ですね。」
ミケーレは、必要な部分だけ言ってくれたようだ。
しかし、ローマルス大陸は、オードメア公国とレグザ王国の2カ国がかなり有力なようだ安全に暮らすならこの2カ国なのかもしれない。
僕はこれからどうするが悩んだ。
ふと異世界なら、まず、近くの村で情報集めが必要だなというよく分からない定番が出てきた。
その為には、金だねこの世界のお金について習わないと・・・・
「ミケーレ、情勢は、よくわかった。ありがとう。次はお金について教えて欲しい。」
「お金ですが、わかりました。この世界のお金は、いたって簡単です。下から銅貨→銀貨→金貨→白金貨→聖金貨→龍金貨→魔金貨→神金貨だ、銅貨が10枚で銀貨1枚、銀貨10枚で金貨1枚、金貨10枚で白金貨1枚、白金貨10枚で聖金貨1枚だ。聖金貨以上の金貨も存在するが国関係の貿易や戦争の賠償金などでしか使われません。また、この世界の人間は、聖金貨以上の金貨より穀物や奴隷を欲しがります。聖金貨以上の金貨は一般流通が少ないからです。」
なるほど。要するに銅貨と銀貨よくて金貨くらいしか僕には関係なさそうだな・・・・
まあ、とにかく金の事も分かったから近くに町がないか調べてもらおうか。
「ミケーレありがとう。そしたら、説明をだいぶ聞いてこの世界の事が分かってきたから町に行こうと思うんだけど、ここから1番近い町か村は、どこ?」
「ここから1番近い町は、ガームルド騎士国の首都ガームルドですね。歩いて数時間でつきます。」
歩いて数時間か。
まあ、のんびり歩いて行くか・・・
「わかった。じゃあ、ガームルドの町に行こう。」
これから数時間のガームルドの町までの旅が始まるのだった。
これからこのガームルドと凄く強い縁で結ばれるとはこの時僕は考えてもいなかった。
これが、後にガームルド騎士国をガームルド帝国にまで育て上げる男の初めての旅だった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
鋼なるドラーガ・ノート ~S級パーティーから超絶無能の烙印を押されて追放される賢者、今更やめてくれと言われてももう遅い~
月江堂
ファンタジー
― 後から俺の実力に気付いたところでもう遅い。絶対に辞めないからな ―
“賢者”ドラーガ・ノート。鋼の二つ名で知られる彼がSランク冒険者パーティー、メッツァトルに加入した時、誰もが彼の活躍を期待していた。
だが蓋を開けてみれば彼は無能の極致。強い魔法は使えず、運動神経は鈍くて小動物にすら勝てない。無能なだけならばまだしも味方の足を引っ張って仲間を危機に陥れる始末。
当然パーティーのリーダー“勇者”アルグスは彼に「無能」の烙印を押し、パーティーから追放する非情な決断をするのだが、しかしそこには彼を追い出すことのできない如何ともしがたい事情が存在するのだった。
ドラーガを追放できない理由とは一体何なのか!?
そしてこの賢者はなぜこんなにも無能なのに常に偉そうなのか!?
彼の秘められた実力とは一体何なのか? そもそもそんなもの実在するのか!?
力こそが全てであり、鋼の教えと闇を司る魔が支配する世界。ムカフ島と呼ばれる火山のダンジョンの攻略を通して彼らはやがて大きな陰謀に巻き込まれてゆく。

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。

世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる