ガームルド帝国記

豹鬼

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1章 ガームルド騎士国編

第3話 ステータス

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ステータスと念じると先程叫んだ時と同じようにステータスが出てきた。

前と変わらず名前はガルムだったがさまざまな能力が付け加えられていた。


『ステータス』


『レベル』                Lv1

『名前』                  ガルム

『称号』                  転生者、プレゼントその2、その3

『眷属』                   案内猫ミケーレ


HP         1000
MP        100
攻撃力   100
防御力   100
魔法       火魔法Lv1、水魔法Lv1、土魔法Lv1、風魔法Lv1
              光魔法Lv1、闇魔法Lv1

転生者・・・世界神より名前を与えられた者
案内猫ミケーレ・世界神より与えられた眷属
(ミケーレは、実は魔物、ランクでいえばSクラスの魔物ゴッドキャット)

ステータスは、こんなに感じだ。
僕にはこのステータスが強いのか弱いのかもわからないが、称号のとこにあるプレゼントその2とその3がすごく気になる

ミケーレに聞いてみた。
「ステータスの中にプレゼントその2とその3があるけどこれは、どうしたらどんなプレゼントかわかるの?」
「プレゼントその1と同じようにタップしてみて下さい。そしたら新しい称号が表示されるはずです。』
ミケーレに言われるままに、プレゼントその2とその3をたっぷりした。
すると2つの称号があらわれた。




『ステータス』


『レベル』                Lv1

『名前』                  ガルム

『称号』         転生者、ゴッドマスター、デーモンヘッド

『眷属』                   案内猫ミケーレ


HP         1000
MP         ∞
攻撃力   100
防御力   100
魔法   火魔法Lv1、水魔法Lv1、
          土魔法Lv1、風魔法Lv1
          光魔法Lv1、闇魔法Lv1、
          神魔法Lv∞、暗黒魔法Lv∞


ゴッドマスター・・・神気を使用できるものの総称。
(別名天使、神魔法が使える天使もさまざまな天使に別れる)

デーモンヘッド・・・魔気を使用できるものの総称。
(別名悪魔、暗黒魔法が使える悪魔もさまざまな悪魔に別れる)



なんと、ステータスの称号が増えた途端、MPは、無限になり、新しく神魔法と暗黒魔法を使えるようになっていた。

「ミケーレ全くなにがどうなっているわからないんだけど・・・・ゴッドマスターとデーモンヘッドってなんなの?説明じゃ天使と悪魔みたいだけど」
僕は、とにかく驚きミケーレにたずねた

「ゴッドマスターとは、天使のことです。天使には、さまざまな階級があります。階級には、天使→下級天使→中級天使→上級天使→神級天使に分かれます。見分け方は、ステータスの神魔法のレベルです。Lv1が天使です。魔法は、普通レベルが上がりますが、神魔法と暗黒魔法は、レベルが固定です。ガルムさんの神魔法Lv∞は、神級天使を表してますね。神級天使は、すごく珍しいのでかなり驚きました・・・」

「なるほど。ゴッドマスターは、天使の事なのか。デーモンヘッドも詳しく説明お願い。」
ミケーレをせかすように、聞いた。

「デーモンヘッドは、悪魔の事です。悪魔にも、階級があります。しかし、悪魔社会は、単純なので天使ほど、様々な階級は、ありません。悪魔にある階級は、2つ下級悪魔と上級悪魔です。どちらも見分け方は、上級悪魔なら暗黒魔法、下級悪魔なら黒魔法を使えるというところです。ガルムさんは、暗黒魔法なので上級悪魔という事ですね。」
ミケーレは、悪魔と天使について説明してくれた。
しかし、僕は、チートなのか???
僕はチートなのかどうかはもう少し話を聞いてから決めようと考えた。

「ミケーレありがとう。要するに僕は、転生者で上級悪魔で神級天使ってことなんだね?」
「はい。そうですね。ガルムさんは、素晴らしいステータスを持ってますからね。そしてガルムさんにもう一つアドバイスです。神魔法と暗黒魔法以外の魔法は、練習によりレベルが上がります。他の魔法も使って見てくださいね。」
ミケーレにそう言われ少し照れてかなり嬉しくなった。



「わかったありがとうなんか照れるね。ミケーレ次の疑問なんだけど、この世界が異世界って事は、分かったんだけど、具体的な国の名前や世界情勢を教えてよ。」
世界情勢は、大事だ。
いきなりこの場が戦場なんかになるんなら速く逃げなくちゃいけないからね。

「わかりました。では、この世界の情勢とさまざまな勢力について説明します。」
「ありがとう。よろしくたのむよ。」
僕はミケーレを覗き込むように話を聞いていた。
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