2 / 8
1章 ガームルド騎士国編
第2話 案内猫ミケーレ
しおりを挟む
緑の草原の風感じながら僕は、先程起こった事を頭の中で整理する事にした。
まず、神様は、本物だったとわかった。
そして、彼が言っていたことは、本物なのだと思った。
しかし、説明下手で説明不足だ、こちらの世界に来ても何からしていいかも全くわからない。
そして、神様の言っていたことを一つ思い出した。
そう三つのプレゼントである。
僕は、とりあえず言わたとおり叫んでみる事にした。
それがこれからのこの世界での生き方に繋がるのでは、ないかと考えられたからだ。
「ステータス」
言われた通り叫ぶすると目の前にゲームの世界の様なステータスが出てきた。
しかし、よく僕がゲームなどで見るステータスと違う何が違うかというと、名前とプレゼントその1としか書いていない。
あの爺さん、本当にまともなプレゼントなのか・・・
少し疑いもあったがとりあえずプレゼントその1の前に一つ気になる事がある。
僕の名前は、市川龍騎のはずだった・・・
しかし、このステータスには、そんな名前は一つもない、そしてその代わりに、ガルムとだけ書いている。
ガルム?少し困惑した。
ただ、名前が説明も無しに変わっているこの状況が少し不思議だったが、何故か嫌ではなかった。
そして、次にプレゼントその1と書いてある部分を押してみた。
すると、柔らかい光と共にそこには、1匹の猫がいた。
僕は、状況が読めず困惑していた。
ふとステータスを見るとプレゼントその1という部分が消え、変わりに案内猫ミケーレと書いている。
「案内猫ミケーレ?」
疑問をとっさに口に出してしまった。
「何でしょうご主人様」
すると目の前の猫が話し出したでは、ないか・・・
「え?え?え?話せる猫!!!」
僕は驚きのあまり話す言葉が出てこない。
「そんなに驚かないでください。まあ、そう言っても無理ですね・・・あの神様全く説明もしないで全部案内役の僕に投げるんだから」
ミケーレは、神様の愚痴を言いながら僕に話しかけてきた。
(1分間の沈黙が続く)
「ごめん。あまりの事に少し驚いてた・・・」
「いえいえ、半分くらい神様が悪いですから・・・」
ミケーレは、申し訳なさそうに僕を見ている。
「そうなのか・・・とにかくいろいろ説明して欲しい事が沢山ある聞いていいか?」
「もちろんです。」
ミケーレは、嬉しそうにこちらを見ている。
「いろいろ気になることあるんだけど、まず、このステータスの事と名前の事を教えてほしい。」
「なるほど、確かにその通りですね、いきなりガルムなんて書かれてても困りますもんね。まず、市川龍騎さんあなた死にました。そして、今生きているあなたはガルムさんです。その証拠に、見た目が変わってるでしょ?」
そう言われて僕は初めて自分の体の変化に気づいた。
たしかに目線が高校生にしては、低いとは、感じていたがそこまで気にしていなかった。
ミケーレは、魔法で水の鏡を作り僕に渡してきた。
そこには、驚くほど済んだ水色の瞳と銀色の髪をした小学校3年生くらいの少年が写っていた。
「驚いて、言葉も出ないようですね、ガルムさんあなたはいわゆる転生者です。神様から名前を直接貰った者を転生者と呼ぶんです。そして、あなたのステータスは、あなたが転生者である事を理解した時に初めて決まります。要するに今です」
僕は、え?え?え?と混乱と期待が入り交じった。
「どうしたら、ステータス見えるのまた、叫ぶの?」
誰かが見てる前で叫ぶのは嫌だなと思いながらも聞いた。
「いえ、念じるだけで大丈夫です。ステータスと念じてください。神様が初めてだったのでガルムさんに叫ばせたんでしょう神様にもいろいろ事情があるようですし」
事情で叫ばされるのかと思いながらも僕は、ステータスと念じた。
そこには、沢山の文字が書かれていた。
まず、神様は、本物だったとわかった。
そして、彼が言っていたことは、本物なのだと思った。
しかし、説明下手で説明不足だ、こちらの世界に来ても何からしていいかも全くわからない。
そして、神様の言っていたことを一つ思い出した。
そう三つのプレゼントである。
僕は、とりあえず言わたとおり叫んでみる事にした。
それがこれからのこの世界での生き方に繋がるのでは、ないかと考えられたからだ。
「ステータス」
言われた通り叫ぶすると目の前にゲームの世界の様なステータスが出てきた。
しかし、よく僕がゲームなどで見るステータスと違う何が違うかというと、名前とプレゼントその1としか書いていない。
あの爺さん、本当にまともなプレゼントなのか・・・
少し疑いもあったがとりあえずプレゼントその1の前に一つ気になる事がある。
僕の名前は、市川龍騎のはずだった・・・
しかし、このステータスには、そんな名前は一つもない、そしてその代わりに、ガルムとだけ書いている。
ガルム?少し困惑した。
ただ、名前が説明も無しに変わっているこの状況が少し不思議だったが、何故か嫌ではなかった。
そして、次にプレゼントその1と書いてある部分を押してみた。
すると、柔らかい光と共にそこには、1匹の猫がいた。
僕は、状況が読めず困惑していた。
ふとステータスを見るとプレゼントその1という部分が消え、変わりに案内猫ミケーレと書いている。
「案内猫ミケーレ?」
疑問をとっさに口に出してしまった。
「何でしょうご主人様」
すると目の前の猫が話し出したでは、ないか・・・
「え?え?え?話せる猫!!!」
僕は驚きのあまり話す言葉が出てこない。
「そんなに驚かないでください。まあ、そう言っても無理ですね・・・あの神様全く説明もしないで全部案内役の僕に投げるんだから」
ミケーレは、神様の愚痴を言いながら僕に話しかけてきた。
(1分間の沈黙が続く)
「ごめん。あまりの事に少し驚いてた・・・」
「いえいえ、半分くらい神様が悪いですから・・・」
ミケーレは、申し訳なさそうに僕を見ている。
「そうなのか・・・とにかくいろいろ説明して欲しい事が沢山ある聞いていいか?」
「もちろんです。」
ミケーレは、嬉しそうにこちらを見ている。
「いろいろ気になることあるんだけど、まず、このステータスの事と名前の事を教えてほしい。」
「なるほど、確かにその通りですね、いきなりガルムなんて書かれてても困りますもんね。まず、市川龍騎さんあなた死にました。そして、今生きているあなたはガルムさんです。その証拠に、見た目が変わってるでしょ?」
そう言われて僕は初めて自分の体の変化に気づいた。
たしかに目線が高校生にしては、低いとは、感じていたがそこまで気にしていなかった。
ミケーレは、魔法で水の鏡を作り僕に渡してきた。
そこには、驚くほど済んだ水色の瞳と銀色の髪をした小学校3年生くらいの少年が写っていた。
「驚いて、言葉も出ないようですね、ガルムさんあなたはいわゆる転生者です。神様から名前を直接貰った者を転生者と呼ぶんです。そして、あなたのステータスは、あなたが転生者である事を理解した時に初めて決まります。要するに今です」
僕は、え?え?え?と混乱と期待が入り交じった。
「どうしたら、ステータス見えるのまた、叫ぶの?」
誰かが見てる前で叫ぶのは嫌だなと思いながらも聞いた。
「いえ、念じるだけで大丈夫です。ステータスと念じてください。神様が初めてだったのでガルムさんに叫ばせたんでしょう神様にもいろいろ事情があるようですし」
事情で叫ばされるのかと思いながらも僕は、ステータスと念じた。
そこには、沢山の文字が書かれていた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説

150年後の敵国に転生した大将軍
mio
ファンタジー
「大将軍は150年後の世界に再び生まれる」から少しタイトルを変更しました。
ツーラルク皇国大将軍『ラルヘ』。
彼は隣国アルフェスラン王国との戦いにおいて、その圧倒的な強さで多くの功績を残した。仲間を失い、部下を失い、家族を失っていくなか、それでも彼は主であり親友である皇帝のために戦い続けた。しかし、最後は皇帝の元を去ったのち、自宅にてその命を落とす。
それから約150年後。彼は何者かの意思により『アラミレーテ』として、自分が攻め入った国の辺境伯次男として新たに生まれ変わった。
『アラミレーテ』として生きていくこととなった彼には『ラルヘ』にあった剣の才は皆無だった。しかし、その代わりに与えられていたのはまた別の才能で……。
他サイトでも公開しています。
鋼なるドラーガ・ノート ~S級パーティーから超絶無能の烙印を押されて追放される賢者、今更やめてくれと言われてももう遅い~
月江堂
ファンタジー
― 後から俺の実力に気付いたところでもう遅い。絶対に辞めないからな ―
“賢者”ドラーガ・ノート。鋼の二つ名で知られる彼がSランク冒険者パーティー、メッツァトルに加入した時、誰もが彼の活躍を期待していた。
だが蓋を開けてみれば彼は無能の極致。強い魔法は使えず、運動神経は鈍くて小動物にすら勝てない。無能なだけならばまだしも味方の足を引っ張って仲間を危機に陥れる始末。
当然パーティーのリーダー“勇者”アルグスは彼に「無能」の烙印を押し、パーティーから追放する非情な決断をするのだが、しかしそこには彼を追い出すことのできない如何ともしがたい事情が存在するのだった。
ドラーガを追放できない理由とは一体何なのか!?
そしてこの賢者はなぜこんなにも無能なのに常に偉そうなのか!?
彼の秘められた実力とは一体何なのか? そもそもそんなもの実在するのか!?
力こそが全てであり、鋼の教えと闇を司る魔が支配する世界。ムカフ島と呼ばれる火山のダンジョンの攻略を通して彼らはやがて大きな陰謀に巻き込まれてゆく。

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。

飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる