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第25話 早く倒すモ
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ん、っとのんびりしている場合じゃあないな。
気がついたのはカエデと同時だった。お互いに目配せし、カエデは左右の小刀の柄に手を乗せ、俺はスキル発動のため息を吸い込む。
気配は突き当たりT字路の右手だ。
「スキル『縮地』」
縮地を発動し一息にT字の壁際まで駆ける。
と同時にもう一つスキルを使う。
「スキル『光あれ』」
敵が動き出す前に閃光で目くらませさせ、そのまま敵の元へ飛び込む。
が、カエデは既に小刀を振るった後でモンスターのうち一体が光と化していた。遅れてヌタもハンマーで一体を仕留める。
俺は俺で巨大トカゲ――ファイアリザードの首元をファングで突き刺した。時を同じくしてもう一体のファイアリザードの首をカエデが落とす。
「今度こそいないな」
「今の歩法、見事でござる」
「歩法? 修練で習得できるものなの?」
「某の流派では取り入れてござらん。歩法を極めた流派ならば、でござる」
「俺のはスキルなんだ」
「そうでござったか! クラウディオ殿のスキルは底なしでござるな」
スキル数は限定的だけどな、と余計なことは言わなくていいか。
彼女らとパーティを組むにあたって俺の攻撃系スキルは事前に伝えている。(行ったことのある階層だったのでスキルが入れ替わらないように全てロックしている)といっても、全てのスキルを全て開示しているわけではない。縮地やランナーはパーティ戦では、必要ないと思い伝えていなかった。更に状態異常に対する耐性も同じく知らせていない。
パーティを組むのだから手の内を晒すべきなのだが、自分の特殊性を理解しているのでなるべく開示しない方がいいと思ってね。
パーティを組むのなら初対面でも全てネタバレするものなのだろうか?
普段パーティを組まないからよく分かってないんだよなあ。自分が隠していることもあって、二人からも彼女らの持つ固有スキルはどのようなものかとかを敢えて聞いてないんだよね。聞けば詳しく教えてくれそうだけど……。
まあ、今のところ
◇◇◇
「ヌタが一度もタヌキに戻ることなく着いたぽん」
「クラウディオ殿と共に進んだからこそでござる」
「三人だからだよ。これだけ楽々だと探索者がこぞってパーティを組むのも分かる」
二人に向け首を振り、正直に自分の気持ちをを伝えた。
当たり前だけど、一人より二人、二人より三人の方が強い。パーティの総合力を足し算で計算できればよいのだが、話はそう単純なもんじゃないんだよな。
メンバーの中にブルーノのような奴がいたら、いつ後ろから叩かれるか分からんし、メンバーの役割が重なっていたら1足す1が2にならない。
たとえば、二人とも強化魔法バフの使い手として、バフの重ねがけはできないので二人も要らないとなる。
そうそう、パーティに求められるのは何も直接的な戦闘力だけではない。宝箱の罠を外したりできる人は貴重な戦力になるからね。
ヌタの言葉通り、目的の階層まで辿り着いた。ボスの控える110階にね。一戦一緒に戦って、こいつは楽々進めるぜ、と思っていたが、これほど早く110階に到着するとは驚きである。道中ほぼ遠距離攻撃していただけという簡単なお仕事だった。
さあて、いよいよボスだ。やるぞお。
『早く倒すモ』
「いつもより時間がかかってないじゃないか」
いよいよだ、というところでマーモが水を差してきた。本当に気が抜ける奴だぜ。
彼にとってボス部屋とはお食事タイムである。だがしかし、ボスを倒さないとボーナスタイムはやってこないぞ。
『早く倒すモ』
「……」
同じことを何度も繰り返し、俺のふくらはぎを頭でつついてくるマーモに「はいはい」と適当に応じる。
焦らし過ぎると立派な前歯で齧ってくるから注意が必要だ。俺の皮膚など易々と貫くあの牙、結構痛い。幸いスキル「自己修復(中)」があるから、多少の怪我ならすぐ治療できる。治療できるからといって痛くなくなるわけじゃあないので……。
気を取り直して、気合い十分な二人へ向け右手をあげる。
「まずは遠くから一発叩きこむよ」
「機を見て切り込みます」
「どんな相手なのか楽しみぽん」
110階のボスって何だったかなあ。虫系か爬虫類系のどちらかだったと思う。
どっちでも来いだ。
『グガアアアア』
……階段から出るなり吠えてきたのは獣型のモンスターだった。
あれえ、虫系は120階だったかなあ。
獣系と一口に言っても見た目は様々だ。110階のボスは獣系で真っ先に想像する犬を巨大化したような姿をしている。
青黒い毛に二本の尻尾と二つの頭を持つ。
名前はオルトロスというそうだ。パワーとスピードを兼ね備えた肉弾系が得意なモンスターだったかな。
『ゴアアアア』
「おっと、スキル『アクアブレス』」
吐き出された青い炎に水流をぶつけ相殺する。
ここはそうだな。
「スキル『鳴動』」
右腕を振ると緑の刃が前方に射出され一直線にオルトロスへ向かう。
間髪入れず左からも緑の刃を追従させる。
音と同じくらいの速度がある緑の刃であったが、オルトロスはひょいっと右へステップし緑の刃を回避した。
しかし、そこにカエデが待ち構えており、小刀がきらりと二度舞う。
不意を打たれたオルトロスがよろけ反対向きになったところをヌタのハンマーが奴の右の頭を横から叩く。
素晴らしい連携だな。
「スキル『縮地』」
一息に迫りつつ、右脚から緑の刃を射出する。
頭を叩かれ感覚が狂い身じろぎしていたオルトロスは緑の刃に気を払うことができず、緑の刃に左の首を飛ばされてしまった。
首が落ちるか落ちないかの刹那の時間にカエデ、ヌタが左右から攻撃を加える。
俺が到達するのとほぼ同時にオルトロスは光と化し消えていった。
「一瞬だったなあ」
「的確な遠距離攻撃があってこそでござる」
「いやいや、お互い様だよ」
「やったぽんー」
『箱を開けるモ』
すかさず餌のことを押し込んでくるマーモはブレない。常にこんな感じなので、どんな敵を前にしてもリラックスして挑めているのかもな。
かといって別にこいつへ感謝するわけではないのだがね。急かすし、待たせたら齧ってくるし、なわけで。
気がついたのはカエデと同時だった。お互いに目配せし、カエデは左右の小刀の柄に手を乗せ、俺はスキル発動のため息を吸い込む。
気配は突き当たりT字路の右手だ。
「スキル『縮地』」
縮地を発動し一息にT字の壁際まで駆ける。
と同時にもう一つスキルを使う。
「スキル『光あれ』」
敵が動き出す前に閃光で目くらませさせ、そのまま敵の元へ飛び込む。
が、カエデは既に小刀を振るった後でモンスターのうち一体が光と化していた。遅れてヌタもハンマーで一体を仕留める。
俺は俺で巨大トカゲ――ファイアリザードの首元をファングで突き刺した。時を同じくしてもう一体のファイアリザードの首をカエデが落とす。
「今度こそいないな」
「今の歩法、見事でござる」
「歩法? 修練で習得できるものなの?」
「某の流派では取り入れてござらん。歩法を極めた流派ならば、でござる」
「俺のはスキルなんだ」
「そうでござったか! クラウディオ殿のスキルは底なしでござるな」
スキル数は限定的だけどな、と余計なことは言わなくていいか。
彼女らとパーティを組むにあたって俺の攻撃系スキルは事前に伝えている。(行ったことのある階層だったのでスキルが入れ替わらないように全てロックしている)といっても、全てのスキルを全て開示しているわけではない。縮地やランナーはパーティ戦では、必要ないと思い伝えていなかった。更に状態異常に対する耐性も同じく知らせていない。
パーティを組むのだから手の内を晒すべきなのだが、自分の特殊性を理解しているのでなるべく開示しない方がいいと思ってね。
パーティを組むのなら初対面でも全てネタバレするものなのだろうか?
普段パーティを組まないからよく分かってないんだよなあ。自分が隠していることもあって、二人からも彼女らの持つ固有スキルはどのようなものかとかを敢えて聞いてないんだよね。聞けば詳しく教えてくれそうだけど……。
まあ、今のところ
◇◇◇
「ヌタが一度もタヌキに戻ることなく着いたぽん」
「クラウディオ殿と共に進んだからこそでござる」
「三人だからだよ。これだけ楽々だと探索者がこぞってパーティを組むのも分かる」
二人に向け首を振り、正直に自分の気持ちをを伝えた。
当たり前だけど、一人より二人、二人より三人の方が強い。パーティの総合力を足し算で計算できればよいのだが、話はそう単純なもんじゃないんだよな。
メンバーの中にブルーノのような奴がいたら、いつ後ろから叩かれるか分からんし、メンバーの役割が重なっていたら1足す1が2にならない。
たとえば、二人とも強化魔法バフの使い手として、バフの重ねがけはできないので二人も要らないとなる。
そうそう、パーティに求められるのは何も直接的な戦闘力だけではない。宝箱の罠を外したりできる人は貴重な戦力になるからね。
ヌタの言葉通り、目的の階層まで辿り着いた。ボスの控える110階にね。一戦一緒に戦って、こいつは楽々進めるぜ、と思っていたが、これほど早く110階に到着するとは驚きである。道中ほぼ遠距離攻撃していただけという簡単なお仕事だった。
さあて、いよいよボスだ。やるぞお。
『早く倒すモ』
「いつもより時間がかかってないじゃないか」
いよいよだ、というところでマーモが水を差してきた。本当に気が抜ける奴だぜ。
彼にとってボス部屋とはお食事タイムである。だがしかし、ボスを倒さないとボーナスタイムはやってこないぞ。
『早く倒すモ』
「……」
同じことを何度も繰り返し、俺のふくらはぎを頭でつついてくるマーモに「はいはい」と適当に応じる。
焦らし過ぎると立派な前歯で齧ってくるから注意が必要だ。俺の皮膚など易々と貫くあの牙、結構痛い。幸いスキル「自己修復(中)」があるから、多少の怪我ならすぐ治療できる。治療できるからといって痛くなくなるわけじゃあないので……。
気を取り直して、気合い十分な二人へ向け右手をあげる。
「まずは遠くから一発叩きこむよ」
「機を見て切り込みます」
「どんな相手なのか楽しみぽん」
110階のボスって何だったかなあ。虫系か爬虫類系のどちらかだったと思う。
どっちでも来いだ。
『グガアアアア』
……階段から出るなり吠えてきたのは獣型のモンスターだった。
あれえ、虫系は120階だったかなあ。
獣系と一口に言っても見た目は様々だ。110階のボスは獣系で真っ先に想像する犬を巨大化したような姿をしている。
青黒い毛に二本の尻尾と二つの頭を持つ。
名前はオルトロスというそうだ。パワーとスピードを兼ね備えた肉弾系が得意なモンスターだったかな。
『ゴアアアア』
「おっと、スキル『アクアブレス』」
吐き出された青い炎に水流をぶつけ相殺する。
ここはそうだな。
「スキル『鳴動』」
右腕を振ると緑の刃が前方に射出され一直線にオルトロスへ向かう。
間髪入れず左からも緑の刃を追従させる。
音と同じくらいの速度がある緑の刃であったが、オルトロスはひょいっと右へステップし緑の刃を回避した。
しかし、そこにカエデが待ち構えており、小刀がきらりと二度舞う。
不意を打たれたオルトロスがよろけ反対向きになったところをヌタのハンマーが奴の右の頭を横から叩く。
素晴らしい連携だな。
「スキル『縮地』」
一息に迫りつつ、右脚から緑の刃を射出する。
頭を叩かれ感覚が狂い身じろぎしていたオルトロスは緑の刃に気を払うことができず、緑の刃に左の首を飛ばされてしまった。
首が落ちるか落ちないかの刹那の時間にカエデ、ヌタが左右から攻撃を加える。
俺が到達するのとほぼ同時にオルトロスは光と化し消えていった。
「一瞬だったなあ」
「的確な遠距離攻撃があってこそでござる」
「いやいや、お互い様だよ」
「やったぽんー」
『箱を開けるモ』
すかさず餌のことを押し込んでくるマーモはブレない。常にこんな感じなので、どんな敵を前にしてもリラックスして挑めているのかもな。
かといって別にこいつへ感謝するわけではないのだがね。急かすし、待たせたら齧ってくるし、なわけで。
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