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42.蟲の女王
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彼女の手から束になった糸が噴出され、家全体を包み込む。
「まとまりなさい」
彼女の言葉と共に糸がシュルシュルと動き壁という壁に糸が絡まり張り付いた。
続いて彼女は腰から下げているエメラルドグリーンの宝石がはめ込まれた杖を握り、両目を閉じる。
「蟲の女王が命じる。熱風よ」
ふわりとした風が壁に吹き付ける。まるでドライヤーで髪を乾かしているかのようだ。
見る間にくすみ、所々剥げていた漆喰の壁が、純白の壁に変わった。
模様も漆喰を使ったものに似ていて、南欧風の漆喰模様とでも言えばいいのだろうか。なんだかおしゃれな感じになっている。
「柱もついでに囲んでおいたわよ」
「中も?」
彼女の答えを待たず、家の中に入ってみた。
「お、おおおおお!」
天井、柱、階段まで全て純白に変わっているではないか!
それだけじゃないぞ。床は白の木目調のフローリングみたいになっているし、天井も内壁も白の壁紙を貼ったかのようになっている。
まさか、二階も?
と二階に登ってみたら、同じように綺麗になっていた。
埃まで綺麗さっぱりなくなっているじゃあないか。
出窓を開き、顔を出しアリアドネに向けて手を振る。
「すごいよ! こいつはすげえ!」
「気に入ってくれたかしら?」
「もちろんだよ。他にもいろいろ頼みたい」
「あなたといると楽しめそうだし、気が向いたらね。それと、一つお願いがあるのだけど?」
出窓から飛び降り、着地する。
お願いって何だろうかと思ったら、自分も巣が作りたいんだって。自分の家を自作してくれるなら、全然問題ない。
土地という意味では無限と言えるまでにあるからな。
「それじゃあ。作るわね」
「え?」
これからショッピングに出かけるくらいの気軽さで言うものだから、しばしの間を挟んで変な声が出た。
固まる俺に対し、ギギギギとした音を出しながら彼女は家の裏手に回り込む。
ハッとなって動き出したのはベルヴァと同時だった。
ちょうど裏手に差し掛かった時、先ほどとは比にならないほどの糸束が膨れ上がる。家の高さを超えるほどの糸束は渦を巻くようにして生きているかのように動く。
螺旋状になった糸は中心部が空いていくとこちらからは見えない壁となる。
円柱の塔……いや、塔というには高さが無いか。家より僅かに高い位の円柱がそそり立つ。
続いてアリアドネがエメラルドグリーンの宝石がはめ込まれた杖を振るう。
先ほどと同じように熱風が円柱を撫で、カチンコチンに固まった。
「色は別の方がいいかしら?」
「色も変えることができるの?」
「魔法よ。そこのドラゴニュートもできるんじゃないかしら」
クイッとコケティッシュに顎をあげたアリアドネに対し、ベルヴァが「一応は……」と頷く。
アリアドネもベルヴァも「言葉の赤」を装着しているから、お互いに言葉が通じるようになったのだ。
やっぱりこうじゃなくっちゃね。アリアドネにしばらく待っていてもらった甲斐があったってもんだよ。
「ベルヴァさんもできるんだ。すげえ。俺も魔法を使いたい……」
「服を染める魔法は生活魔法の一種としてございます。一応は使えるのですが、余り得意ではありません」
「色も自由自在なのかな?」
「私は五色ほどです。均一に染めるのでしたら問題ないのですが、柄を描いたりは私には難しいです」
「絵心がいるってことか」
「そんなところです」
「一色で青色に、とかならできるの?」
「服ならば……になります」
そういうことか。ベルヴァが使うことができるのは服を染める魔法である。
円柱の塔は糸でできているから染める魔法で染色できるのかな?
「ドラゴニュートの娘、やってみる?」
「い、いえ。これほど大きな建物を染めることは……」
「あなたの魔力ならできると思うわ」
「私に? ご教授頂きたいです!」
「ご教授って?」
「も、申し訳ありません。不遜な願い」
「あ、ああ。ご教授って、教えて欲しいってことね。新鮮だわ。私の眷属って群体だから、そういうのってないの。面白いわね。竜の眷属も」
ギギギギギと先ほどより甲高く大きな音を出したアリアドネの口が耳まで裂ける。
ご機嫌なのだろうと分かっていても怖いってそれ。
種族格差とはかくも恐ろしいものだ。彼女が愉快であることは明らかなのだけど、何も知らない人が見たら威嚇しているようにしか見えん。
「あ、あの……」
戸惑うベルヴァにアリアドネが応じる。
「あなた、名前は?」
「ベルヴァ・ランドルフィンです」
「そう、ベルヴァね。これからはベルヴァと呼ばせてもらうわ」
「よ、良いのですか!? 私など名で呼んで頂いても」
「うん。弟子ってやつよね。私、弟子なんて初めて。弟子なら名前で呼ばないと」
「あ、ありがとうございます。で、ですが……」
竜の巫女だけにまだ駄竜のことを気にしているのか?
と思ったが、そうじゃなかった。
何を思ったのか、彼女は俺の前で膝を地面につけ、見上げてくる。
「いきなりどうしたんだ?」
「私はあなた様に仕える身。必ずや、今よりもあなた様の役に立つとお約束いたします」
「その先は言わなくていいって。俺には気にせず、ベルヴァさんのやりたいようにやるのがいい。アリアドネが教えてくれるってんなら断る理由もないよ」
「ありがとうございます!」
いずれハッキリと言わねばならぬと心に誓う俺であった。
これまで何度かそれとなく匂わせているのだけど、どうにも理解してくれないんだよな。
いつまでも「ベルヴァさん」と呼びたくないのだが、当分このままかなあ。
それはともかく、ちょうどいい俺も以前から聞きたかったことをこの流れで聞いてしまおう。
「アリアドネも駄竜……じゃなかったファフサラスと同じで名に特別な意味があるの?」
「ヨシタツにはないの? 名を呼ぶということは自分が認めた相手ということよ。ファフサラスだってそうでしょ?」
「俺は名前があれば名前で呼ぶかな。人間はそんなもんだよ」
「そうなの。面白いわね。私があなたの名を呼ぶのはあなたが私より強いからよ。まるで歯が立たないと思ったのは初めて」
「そ、そうだったんだ……」
「見逃してくれたことは分かっているわ。同行も許してくれたことも」
「正直、君がいてくれて幸運だったと思っているよ」
「あはは。ありがと」
ギギギギと音を出すアリアドネ。
ギギギにはどうもまだ慣れないけど、俺が人間だから仕方ないことよな。
「じゃあ、染めるわね。ベルヴァ、また今度教えてあげる。今は見てて」
「承知いたしました!」
ベルヴァが深々と頭を下げる。
一方でアリアドネは杖を胸の前で構え、目を瞑った。
「蟲の女王が命じる。我が絵を描け」
円柱の塔が一瞬光ったかと思うと、下から上へ見る間に色が変わって行く。
複雑な模様がモニター上で色を貼り付けたかのように染まっていくのは爽快だな。
「茶色迷彩……よくこんな複雑なのを頭の中で描くことができるな」
「巣は目立たぬ方がいいでしょ。派手にも見えるけど、これが案外隠れるのよ」
アリアドネの口が耳まで裂け、パチリと片目を瞑る。
彼女は経験則で迷彩柄がカモフラージュになると理解している様子。
「アリアドネ。魔力に問題がないなら、もう一つ巣を作って欲しいんだけど、いいかな?」
「いくつでもいいわよ。巣作りは大して魔力を消費しないわ」
お、おお。言ってみるもんだ。
「まとまりなさい」
彼女の言葉と共に糸がシュルシュルと動き壁という壁に糸が絡まり張り付いた。
続いて彼女は腰から下げているエメラルドグリーンの宝石がはめ込まれた杖を握り、両目を閉じる。
「蟲の女王が命じる。熱風よ」
ふわりとした風が壁に吹き付ける。まるでドライヤーで髪を乾かしているかのようだ。
見る間にくすみ、所々剥げていた漆喰の壁が、純白の壁に変わった。
模様も漆喰を使ったものに似ていて、南欧風の漆喰模様とでも言えばいいのだろうか。なんだかおしゃれな感じになっている。
「柱もついでに囲んでおいたわよ」
「中も?」
彼女の答えを待たず、家の中に入ってみた。
「お、おおおおお!」
天井、柱、階段まで全て純白に変わっているではないか!
それだけじゃないぞ。床は白の木目調のフローリングみたいになっているし、天井も内壁も白の壁紙を貼ったかのようになっている。
まさか、二階も?
と二階に登ってみたら、同じように綺麗になっていた。
埃まで綺麗さっぱりなくなっているじゃあないか。
出窓を開き、顔を出しアリアドネに向けて手を振る。
「すごいよ! こいつはすげえ!」
「気に入ってくれたかしら?」
「もちろんだよ。他にもいろいろ頼みたい」
「あなたといると楽しめそうだし、気が向いたらね。それと、一つお願いがあるのだけど?」
出窓から飛び降り、着地する。
お願いって何だろうかと思ったら、自分も巣が作りたいんだって。自分の家を自作してくれるなら、全然問題ない。
土地という意味では無限と言えるまでにあるからな。
「それじゃあ。作るわね」
「え?」
これからショッピングに出かけるくらいの気軽さで言うものだから、しばしの間を挟んで変な声が出た。
固まる俺に対し、ギギギギとした音を出しながら彼女は家の裏手に回り込む。
ハッとなって動き出したのはベルヴァと同時だった。
ちょうど裏手に差し掛かった時、先ほどとは比にならないほどの糸束が膨れ上がる。家の高さを超えるほどの糸束は渦を巻くようにして生きているかのように動く。
螺旋状になった糸は中心部が空いていくとこちらからは見えない壁となる。
円柱の塔……いや、塔というには高さが無いか。家より僅かに高い位の円柱がそそり立つ。
続いてアリアドネがエメラルドグリーンの宝石がはめ込まれた杖を振るう。
先ほどと同じように熱風が円柱を撫で、カチンコチンに固まった。
「色は別の方がいいかしら?」
「色も変えることができるの?」
「魔法よ。そこのドラゴニュートもできるんじゃないかしら」
クイッとコケティッシュに顎をあげたアリアドネに対し、ベルヴァが「一応は……」と頷く。
アリアドネもベルヴァも「言葉の赤」を装着しているから、お互いに言葉が通じるようになったのだ。
やっぱりこうじゃなくっちゃね。アリアドネにしばらく待っていてもらった甲斐があったってもんだよ。
「ベルヴァさんもできるんだ。すげえ。俺も魔法を使いたい……」
「服を染める魔法は生活魔法の一種としてございます。一応は使えるのですが、余り得意ではありません」
「色も自由自在なのかな?」
「私は五色ほどです。均一に染めるのでしたら問題ないのですが、柄を描いたりは私には難しいです」
「絵心がいるってことか」
「そんなところです」
「一色で青色に、とかならできるの?」
「服ならば……になります」
そういうことか。ベルヴァが使うことができるのは服を染める魔法である。
円柱の塔は糸でできているから染める魔法で染色できるのかな?
「ドラゴニュートの娘、やってみる?」
「い、いえ。これほど大きな建物を染めることは……」
「あなたの魔力ならできると思うわ」
「私に? ご教授頂きたいです!」
「ご教授って?」
「も、申し訳ありません。不遜な願い」
「あ、ああ。ご教授って、教えて欲しいってことね。新鮮だわ。私の眷属って群体だから、そういうのってないの。面白いわね。竜の眷属も」
ギギギギギと先ほどより甲高く大きな音を出したアリアドネの口が耳まで裂ける。
ご機嫌なのだろうと分かっていても怖いってそれ。
種族格差とはかくも恐ろしいものだ。彼女が愉快であることは明らかなのだけど、何も知らない人が見たら威嚇しているようにしか見えん。
「あ、あの……」
戸惑うベルヴァにアリアドネが応じる。
「あなた、名前は?」
「ベルヴァ・ランドルフィンです」
「そう、ベルヴァね。これからはベルヴァと呼ばせてもらうわ」
「よ、良いのですか!? 私など名で呼んで頂いても」
「うん。弟子ってやつよね。私、弟子なんて初めて。弟子なら名前で呼ばないと」
「あ、ありがとうございます。で、ですが……」
竜の巫女だけにまだ駄竜のことを気にしているのか?
と思ったが、そうじゃなかった。
何を思ったのか、彼女は俺の前で膝を地面につけ、見上げてくる。
「いきなりどうしたんだ?」
「私はあなた様に仕える身。必ずや、今よりもあなた様の役に立つとお約束いたします」
「その先は言わなくていいって。俺には気にせず、ベルヴァさんのやりたいようにやるのがいい。アリアドネが教えてくれるってんなら断る理由もないよ」
「ありがとうございます!」
いずれハッキリと言わねばならぬと心に誓う俺であった。
これまで何度かそれとなく匂わせているのだけど、どうにも理解してくれないんだよな。
いつまでも「ベルヴァさん」と呼びたくないのだが、当分このままかなあ。
それはともかく、ちょうどいい俺も以前から聞きたかったことをこの流れで聞いてしまおう。
「アリアドネも駄竜……じゃなかったファフサラスと同じで名に特別な意味があるの?」
「ヨシタツにはないの? 名を呼ぶということは自分が認めた相手ということよ。ファフサラスだってそうでしょ?」
「俺は名前があれば名前で呼ぶかな。人間はそんなもんだよ」
「そうなの。面白いわね。私があなたの名を呼ぶのはあなたが私より強いからよ。まるで歯が立たないと思ったのは初めて」
「そ、そうだったんだ……」
「見逃してくれたことは分かっているわ。同行も許してくれたことも」
「正直、君がいてくれて幸運だったと思っているよ」
「あはは。ありがと」
ギギギギと音を出すアリアドネ。
ギギギにはどうもまだ慣れないけど、俺が人間だから仕方ないことよな。
「じゃあ、染めるわね。ベルヴァ、また今度教えてあげる。今は見てて」
「承知いたしました!」
ベルヴァが深々と頭を下げる。
一方でアリアドネは杖を胸の前で構え、目を瞑った。
「蟲の女王が命じる。我が絵を描け」
円柱の塔が一瞬光ったかと思うと、下から上へ見る間に色が変わって行く。
複雑な模様がモニター上で色を貼り付けたかのように染まっていくのは爽快だな。
「茶色迷彩……よくこんな複雑なのを頭の中で描くことができるな」
「巣は目立たぬ方がいいでしょ。派手にも見えるけど、これが案外隠れるのよ」
アリアドネの口が耳まで裂け、パチリと片目を瞑る。
彼女は経験則で迷彩柄がカモフラージュになると理解している様子。
「アリアドネ。魔力に問題がないなら、もう一つ巣を作って欲しいんだけど、いいかな?」
「いくつでもいいわよ。巣作りは大して魔力を消費しないわ」
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