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第19話 冒険者と取引
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ガイアたちの息が整うまで、俺はポチのお腹に寝そべりながら彼らと歓談している。
巨大化したポチの毛並みはふわっふわで油断するとそのまま寝てしまいそうなほど快適だ。幸せ。
彼らはここから徒歩で二日ほどの距離にある小さな街からやって来たそうだ。彼らの話は俺にとって物語の中の世界のようで聞いていてとても興味深い。
なんと彼らは冒険者ギルドに所属してるというのだ!
冒険者ギルドだよ、冒険者ギルド! ファンタジー世界といえばこれだよな。この世界の冒険者ギルドは俺の想像に近い物で、冒険者にはランクがありそれぞれのランクにあった依頼(クエスト)をこなして日々の糧を得ている。
クエストは採集、モンスター討伐から果ては掃除まで様々なものがあるとのこと。
「そんなに面白い話でもねえんだが……」
戸惑ったようなガイアの声に俺は勢いよく起き上がりかぶりを振る。
「いや、そんなことないって! 冒険の話とか聞かせて欲しいな」
嬉々とした俺の態度に二人は面食らったようで、顔を見合わせこそこそ何か囁きあい始めた。
「大魔法使い様はきっと隠棲されていらっしゃって世間のことはご存知ないのですよ」
「いや、それにしても隠居? する前は街にいたんだろう? それに、良介は見た感じ三十にも届いてないぞ」
「ガイア、何を言ってるんですか。あれほどの魔法を使うのです。きっと『永遠の時の魔法』も使いこなしているに違いありません」
「なんだそりゃ」
おいおい、とんでもない方向に話が進んで行ってるじゃねえか。しかし、会ったばかりの二人に俺の素性を話すのは非常に危険だ。
街で噂が広まり、珍しい魔法を使う俺を捕獲しに来られても困る。
「あ、えっと。この近くで自給自足しているんだよ。物心つく前に親が森に入っちゃったからさ」
俺はあからさま過ぎる話題転換を行うが、ガイアが話に乗っかって来てくれた。
「そいつあ面白れえ出自だな。街へ行こうとは思わないのか?」
「ほとんど人に会うことがないから、街の場所も分からないんだよ。それに、父さんが戻って来るかもしれないし」
「あんたにも事情があるってことか。街へ行きたくなったら案内するぜ!」
ガイア、善意かつ本気で言ってくれているのは声色から分かるんだけど、俺とどうやって連絡を取り合うつもりなんだ?
きっとそこまで考えが及んでいないんだろうな……。でも、こういう単純明快な人は嫌いじゃない。
ついつい、父さんをダシに使ってしまったけど、彼は今何をしているんだろう。俺と同じようにこの世界に来ているのか、それとも地球にいるのか……。
父さんの顔が思い浮かんで、急に郷愁を感じてしまいポチをモフることで気持ちを誤魔化した。
「それでしたら、大魔法使い様。ヒュドラの鱗はどうされるおつもりなんですか?」
ヨハン、その疑問はもっともだ。ジャングルで自給自足している俺にあれだけの量の鱗が必要なわけはない。もし加工する技術を俺が持っていたとしても必要な量はごくわずかだ。
しかし、ヨハンの質問は俺にとっていい流れだぞ。
「ガイア、ヨハン。正直なところ鱗はほとんど必要ないんだ」
「そいつあもったいねえな」
ガイアは水袋を口に運びながら倒れているヒュドラへ目を向ける。
「もし、ガイアたちが協力してくれるならヒュドラの鱗と俺の欲しいものを交換してくれないかな。もちろん、手間賃は鱗で支払う」
「悪くない話だ。あんたには恩もあるしな。どんなものが欲しいんだ? 言ってみてくれ」
お、おお! うまくいきそうだぞ。
落ち着け、落ち着け俺……ヒュドラの鱗の価値と俺の欲しい物の価値がどれくらか分からない。あまりにズレたことを言うと……いや、問題ないな。
俺は世間知らずのジャングル暮らしだと彼らは思っているから。よおし、そうとなれば――。
「父さんがしばらく帰ってこないから、日用品がまるで足りないんだ」
「おいおい、そんなものが必要なのかよ。こいつが『大魔法使い』とか言うから、とんでもねえもんが欲しいのかと思っちまったじゃねえか」
ガイアはヨハンの背中をバシバシ叩き、ガハハと豪快に笑う。
「本当にそのようなものでいいのですか? ルビーや水晶などの宝石類や、バシリスクの瞳といった希少部位などは?」
ヨハンはせき込みながらも自らの考えを述べた。
そんな大層なものをもらっても食べていくのにまるで役に立たないじゃないか。それならノコギリの一本でもあった方がありがたい。
「本当に基本的な道具でいいんだ。あとできれば布や服……それに靴なんかも欲しい」
「それだけじゃあ、鱗とまるで釣り合わねえぞ。解体と運搬を俺たちがやったとしても、なあ」
腕を組み真剣に悩み始めるガイアを見て俺は確信した。彼は信用できる。彼らは俺が世間の常識を知らないことを知っている。
それでもなおかつ、ガイアは「釣り合わない」からと戸惑っているんのだ。
「ガイア、いずれにしろ馬もなしじゃあ全部の鱗は持って帰られないよな?」
「ああ、そうだな。俺とヨハンで背負ったとしても十枚くらいが限界だぜ」
「じゃあ、解体も報酬に含めるとして、残りの鱗はいずれにしても俺がしばらく保管しておくことになるよな」
「そうなるな」
「それだったら、次に来た時に追加で欲しい物を考えておいていいかな?」
「そうすっか。じゃあ、四日後にここに戻ってくるって感じでいいか?」
「分かった。目印とか無くて平気かな?」
「俺たちゃ問題ない。木に目印をつけていくから分かるぜ」
「俺も大丈夫だ」
ガイアの目印という言葉で、思いついた。俺もブロックを使って目印を作っておこう。
この後、ガイアたちにヒュドラを解体してもらって彼らと別れることになった。
残されたヒュドラの肉と鱗はどうやって持ち運ぶかなあ……。
あ、そうか。肉はともかく鱗は動かす必要はない。
肉は食べられるのか食いしん坊カラスに聞いてみるとするか。そんなわけで、俺は解体されたヒュドラをブロックで取り囲んで完全に密閉すると一旦この場を後にした。
◆◆◆
空が綺麗な茜色に染まる頃、俺たちはようやく窪地の家まで帰還する。
袋と籠しかなかった俺たちは、葉っぱに肉をくるんで蔦で縛り、葉っぱで包まれた肉を俵上に積み上げて蔦で固定した。
一メートルほどの俵になったんだけど、ポチが軽々と運んでくれたので徒歩で窪地まで戻ってきたというわけだ。
実のところ、この作業にそれほど時間がかかったわけではない。余った肉を遠くに捨ててくるのに時間がかかったんだよ……。
何で遠くに運んだのかって? それは……ブロックで密閉したら肉食動物が集まってくることはないけど、熱帯雨林だけに肉はすぐに腐りとんでもない悪臭を放つようになるからだ。
ともあれ、拠点に戻った俺とライラは今日食べる肉へ塩を振りかけて焼き始めた。まずはご飯だ。ご飯。
残りはやれる限り燻製にしよう。
ウォルターとポチに焼けた肉をやってから、次の肉が焼けるまでじーっとゆらゆら揺れる炎を眺めているとライラが目を輝かせて話しかけてきた。
「良介さん、ヒュドラをやっつけるなんてビックリしました!」
「ポチの脚力あってこそだよ」
「あ、あう、良介さん! 私、ヒュドラの肉を食べるのなんて子供の時以来です!」
俺の返しが微妙だったのか、ライラは焦ったように手をワタワタさせて話題を変えてくる。
俺はそんな彼女が微笑ましくなってしまいクスリと声を出して笑ってしまった。
「い、いえ、子供みたいにヒュドラの肉へはしゃいでいるわけじゃないんですよ?」
拗ねたように頬を膨らませるライラが可愛くてつい頭を撫でてしまった。しかし、彼女は子ども扱いされたと思ってしまったようで、顔を真っ赤にしてぷしゅーと膨らんだ頬が萎む。
「あはははは」
これに大きな声を出して笑ってしまった。だって、まるで漫画みたいな反応をするんだもの。
「良介さん、初めて笑ってくれました」
それに対しライラはやけに大人びた表情で嬉しそうにボソリと呟いたのだった。
ライラ、聞こえないように言ったつもりかもしれないけどしっかり俺の耳に入っているからな。
確かに、本気で笑ったことがなかったことに気が付かされる。ここに来てからというもの、毎日が緊張の連続だったもんなあ。
今日だって波乱万丈だったと思う。もう数日も前の出来事のように思えてくるけど、昼前にヒュドラを倒してるんだぞ……俺……。
しんみりとした気持ちになってしまったが、ヒュドラの肉を口にした俺はそんな気分が吹き飛んでしまう。
だって……ヒュドラの肉は――
――鹿肉よりはるかにまずかったからだ……。
巨大化したポチの毛並みはふわっふわで油断するとそのまま寝てしまいそうなほど快適だ。幸せ。
彼らはここから徒歩で二日ほどの距離にある小さな街からやって来たそうだ。彼らの話は俺にとって物語の中の世界のようで聞いていてとても興味深い。
なんと彼らは冒険者ギルドに所属してるというのだ!
冒険者ギルドだよ、冒険者ギルド! ファンタジー世界といえばこれだよな。この世界の冒険者ギルドは俺の想像に近い物で、冒険者にはランクがありそれぞれのランクにあった依頼(クエスト)をこなして日々の糧を得ている。
クエストは採集、モンスター討伐から果ては掃除まで様々なものがあるとのこと。
「そんなに面白い話でもねえんだが……」
戸惑ったようなガイアの声に俺は勢いよく起き上がりかぶりを振る。
「いや、そんなことないって! 冒険の話とか聞かせて欲しいな」
嬉々とした俺の態度に二人は面食らったようで、顔を見合わせこそこそ何か囁きあい始めた。
「大魔法使い様はきっと隠棲されていらっしゃって世間のことはご存知ないのですよ」
「いや、それにしても隠居? する前は街にいたんだろう? それに、良介は見た感じ三十にも届いてないぞ」
「ガイア、何を言ってるんですか。あれほどの魔法を使うのです。きっと『永遠の時の魔法』も使いこなしているに違いありません」
「なんだそりゃ」
おいおい、とんでもない方向に話が進んで行ってるじゃねえか。しかし、会ったばかりの二人に俺の素性を話すのは非常に危険だ。
街で噂が広まり、珍しい魔法を使う俺を捕獲しに来られても困る。
「あ、えっと。この近くで自給自足しているんだよ。物心つく前に親が森に入っちゃったからさ」
俺はあからさま過ぎる話題転換を行うが、ガイアが話に乗っかって来てくれた。
「そいつあ面白れえ出自だな。街へ行こうとは思わないのか?」
「ほとんど人に会うことがないから、街の場所も分からないんだよ。それに、父さんが戻って来るかもしれないし」
「あんたにも事情があるってことか。街へ行きたくなったら案内するぜ!」
ガイア、善意かつ本気で言ってくれているのは声色から分かるんだけど、俺とどうやって連絡を取り合うつもりなんだ?
きっとそこまで考えが及んでいないんだろうな……。でも、こういう単純明快な人は嫌いじゃない。
ついつい、父さんをダシに使ってしまったけど、彼は今何をしているんだろう。俺と同じようにこの世界に来ているのか、それとも地球にいるのか……。
父さんの顔が思い浮かんで、急に郷愁を感じてしまいポチをモフることで気持ちを誤魔化した。
「それでしたら、大魔法使い様。ヒュドラの鱗はどうされるおつもりなんですか?」
ヨハン、その疑問はもっともだ。ジャングルで自給自足している俺にあれだけの量の鱗が必要なわけはない。もし加工する技術を俺が持っていたとしても必要な量はごくわずかだ。
しかし、ヨハンの質問は俺にとっていい流れだぞ。
「ガイア、ヨハン。正直なところ鱗はほとんど必要ないんだ」
「そいつあもったいねえな」
ガイアは水袋を口に運びながら倒れているヒュドラへ目を向ける。
「もし、ガイアたちが協力してくれるならヒュドラの鱗と俺の欲しいものを交換してくれないかな。もちろん、手間賃は鱗で支払う」
「悪くない話だ。あんたには恩もあるしな。どんなものが欲しいんだ? 言ってみてくれ」
お、おお! うまくいきそうだぞ。
落ち着け、落ち着け俺……ヒュドラの鱗の価値と俺の欲しい物の価値がどれくらか分からない。あまりにズレたことを言うと……いや、問題ないな。
俺は世間知らずのジャングル暮らしだと彼らは思っているから。よおし、そうとなれば――。
「父さんがしばらく帰ってこないから、日用品がまるで足りないんだ」
「おいおい、そんなものが必要なのかよ。こいつが『大魔法使い』とか言うから、とんでもねえもんが欲しいのかと思っちまったじゃねえか」
ガイアはヨハンの背中をバシバシ叩き、ガハハと豪快に笑う。
「本当にそのようなものでいいのですか? ルビーや水晶などの宝石類や、バシリスクの瞳といった希少部位などは?」
ヨハンはせき込みながらも自らの考えを述べた。
そんな大層なものをもらっても食べていくのにまるで役に立たないじゃないか。それならノコギリの一本でもあった方がありがたい。
「本当に基本的な道具でいいんだ。あとできれば布や服……それに靴なんかも欲しい」
「それだけじゃあ、鱗とまるで釣り合わねえぞ。解体と運搬を俺たちがやったとしても、なあ」
腕を組み真剣に悩み始めるガイアを見て俺は確信した。彼は信用できる。彼らは俺が世間の常識を知らないことを知っている。
それでもなおかつ、ガイアは「釣り合わない」からと戸惑っているんのだ。
「ガイア、いずれにしろ馬もなしじゃあ全部の鱗は持って帰られないよな?」
「ああ、そうだな。俺とヨハンで背負ったとしても十枚くらいが限界だぜ」
「じゃあ、解体も報酬に含めるとして、残りの鱗はいずれにしても俺がしばらく保管しておくことになるよな」
「そうなるな」
「それだったら、次に来た時に追加で欲しい物を考えておいていいかな?」
「そうすっか。じゃあ、四日後にここに戻ってくるって感じでいいか?」
「分かった。目印とか無くて平気かな?」
「俺たちゃ問題ない。木に目印をつけていくから分かるぜ」
「俺も大丈夫だ」
ガイアの目印という言葉で、思いついた。俺もブロックを使って目印を作っておこう。
この後、ガイアたちにヒュドラを解体してもらって彼らと別れることになった。
残されたヒュドラの肉と鱗はどうやって持ち運ぶかなあ……。
あ、そうか。肉はともかく鱗は動かす必要はない。
肉は食べられるのか食いしん坊カラスに聞いてみるとするか。そんなわけで、俺は解体されたヒュドラをブロックで取り囲んで完全に密閉すると一旦この場を後にした。
◆◆◆
空が綺麗な茜色に染まる頃、俺たちはようやく窪地の家まで帰還する。
袋と籠しかなかった俺たちは、葉っぱに肉をくるんで蔦で縛り、葉っぱで包まれた肉を俵上に積み上げて蔦で固定した。
一メートルほどの俵になったんだけど、ポチが軽々と運んでくれたので徒歩で窪地まで戻ってきたというわけだ。
実のところ、この作業にそれほど時間がかかったわけではない。余った肉を遠くに捨ててくるのに時間がかかったんだよ……。
何で遠くに運んだのかって? それは……ブロックで密閉したら肉食動物が集まってくることはないけど、熱帯雨林だけに肉はすぐに腐りとんでもない悪臭を放つようになるからだ。
ともあれ、拠点に戻った俺とライラは今日食べる肉へ塩を振りかけて焼き始めた。まずはご飯だ。ご飯。
残りはやれる限り燻製にしよう。
ウォルターとポチに焼けた肉をやってから、次の肉が焼けるまでじーっとゆらゆら揺れる炎を眺めているとライラが目を輝かせて話しかけてきた。
「良介さん、ヒュドラをやっつけるなんてビックリしました!」
「ポチの脚力あってこそだよ」
「あ、あう、良介さん! 私、ヒュドラの肉を食べるのなんて子供の時以来です!」
俺の返しが微妙だったのか、ライラは焦ったように手をワタワタさせて話題を変えてくる。
俺はそんな彼女が微笑ましくなってしまいクスリと声を出して笑ってしまった。
「い、いえ、子供みたいにヒュドラの肉へはしゃいでいるわけじゃないんですよ?」
拗ねたように頬を膨らませるライラが可愛くてつい頭を撫でてしまった。しかし、彼女は子ども扱いされたと思ってしまったようで、顔を真っ赤にしてぷしゅーと膨らんだ頬が萎む。
「あはははは」
これに大きな声を出して笑ってしまった。だって、まるで漫画みたいな反応をするんだもの。
「良介さん、初めて笑ってくれました」
それに対しライラはやけに大人びた表情で嬉しそうにボソリと呟いたのだった。
ライラ、聞こえないように言ったつもりかもしれないけどしっかり俺の耳に入っているからな。
確かに、本気で笑ったことがなかったことに気が付かされる。ここに来てからというもの、毎日が緊張の連続だったもんなあ。
今日だって波乱万丈だったと思う。もう数日も前の出来事のように思えてくるけど、昼前にヒュドラを倒してるんだぞ……俺……。
しんみりとした気持ちになってしまったが、ヒュドラの肉を口にした俺はそんな気分が吹き飛んでしまう。
だって……ヒュドラの肉は――
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