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第63話 次善の策
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「解説は任せた。晴斗」
「そういうと思ったよ……」
全く……。
やれやれと思いつつも懐かしい気持ちに口元が綻んだ。
しかし、膝が笑ってきており立っているのが辛い。
「すまないが、座らせてもらう」
一応、断りを入れてからその場にゆっくりと腰を降ろし膝を片方立てた状態で座り込む。
「おっと、尼の姉ちゃん。晴斗とそこの龍を治療してもらえないか」
私が説明すべく口を開くのに被せるように十郎が呟く。
「もちろんです。まずは晴斗さんから」
「ありがとう。このまま喋るがよいか?」
「はい。動かぬようお願いしますね」
シャルロットが私の後ろで膝立ちになり祈りを捧げ始めた。
「それでは、治療する時間の間、先ほどの戦いについて説明するぞ」
「うむ」
『うむ』
片腕を失っているが、古代龍は平気なのだろうか?
不安に思い彼へ目を向けてみると、切り口からは血が流れておらず何等かの手段で出血を止めているのだなと分かる。
腕は無くしたものの、治療を急ぐ必要はなさそうだな。
「私がいることに気が付いてから、十郎はこちらを『殺す気』で動いていなかったのだ」
『右腕を落とされたのじゃが?』
「それで分かったんだよ。十郎は私たちの気配に気が付いていた。貴君の腕を落とす前に。そうだろ? 十郎?」
「ああ、その通りだぜ」
十郎もその場で座り込み、膝に右腕を乗せた体勢で頷きを返す。
「わざわざ右腕を落としたんだよ。『首』ではなく」
「妾たちからはジュウロウと古代龍の動きは見えなかったからの。どうなのじゃ? 古代龍よ」
『……理解できた。我からはもう聞くべきことはない』
一対一で十郎と対峙していた古代龍は察したようだ。
しかし、リリアナとシャルロットはまだ理解が及んでいない。
「続きを話すぞ」
「うむ」
リリアナよ。はやる気持ちは分かるが、肩を揺らしに来るんじゃない。
現在シャルロットの治療の光に包まれている最中なのだから……。彼女の術が解けてしまっては元も子もない。
しかし、彼女は日ノ本の一流の僧に比べても遜色がないどころか、それ以上の治療の力を持っているように思える。
既に体の痛みは抜け、失った体力が回復しつつあった。
「シャルロット。私はもう大丈夫だ。古代龍を頼む」
「まだ完全には治療しきれてませんが……」
「古代龍は腕を失っているのだ。彼は彼で早急な措置が必要なのでは?」
「腕をつけるには、わたくしの力だと持ち上げることもできませんので……」
「腕をくっつけることができるのか! 素晴らしい治療能力だ!」
なんとシャルロットの治療術は切れた腕を修復するほどの威力を持つらしい。
これほどの治癒能力を持つのなら、あれだけ街の人から慕われている理由も分かる。
聖女が尊敬されていたのは、宗教的なシンボルというだけでなく偉大なる力も併せ持っていたからだったのか。
「俺が持つ。指示をくれ。姉ちゃん」
十郎が立ち上がり、ニヤリとした笑顔をシャルロットへ向ける。
「あ、あの。シャルロットとお呼びいただけませんでしょうか……」
シャルロットは恥ずかしいのか消え入りそうな声で顔を伏せた。
「えっと、シャルロッ……ああ、発音が難しいな。シャルでいいか?」
「は、はい」
名前を呼ばれただけで耳まで真っ赤になっているが、十郎に手伝ってもらって大丈夫なのか心配になってくる。
「こっちはこっちでやるから、説明を続けてくれ」
「分かった」
気だるそうに手を振る十郎へ頷きを返し、再び説明を始めることにした。
あの様子だとシャルロットは私の声など耳に入らなさそうだし、リリアナだけに向けて話すとするか。
「リリアナ。順を追って説明していくぞ」
「うむ」
「十郎はあの時、古代龍の首を落とすことができた。古代龍のさきほどの反応を見れば理解できるだろう?」
「そうじゃな。あやつはそれで察しがついた様子じゃったし」
「私はこの時点で十郎の立ち位置を想定し、動くことにしたのだ」
十郎がどうでるのか見極めるため、先手をうちリリアナへ青龍で横撃してもらった。
その時点で十郎が殺す気でくるなら、青龍を放置し私の元へ駆けてくるはずなのだ。しかし、彼は青龍を相手どり小狐丸を振るう。
この動きから彼は目的のためには動かざるを得ないことを察する。つまり、彼は戦闘行為を停止させることはできないというわけだ。
目の前の敵は滅ぼさなねばならない。だが、どう攻めるのかは彼の意思で決めることができるのだと判断した。
こうなれば、立て続けに攻め、十郎が自らに大きな隙ができる状況を演出すればよい。
きっと十郎なら、自ら大きな隙を作る好機を伺っているはずだと。
「――と。ここまではよいか?」
「うむ。ジュウロウに敵を与えておけばよい。そのために古代龍をも利用したのじゃな」
「利用とは人聞きが悪い。協力したのだよ。古代龍と」
「……まあ、そういうことにしておいてやろうかの。それで、青龍と古代龍の同時ブレスを放ったわけじゃな」
「そうだ。戦いを止められずとも、彼の意思が介在できるのならきっと彼はブレスを真っ向から受けに来ると思った」
「それでジュウロウが滅したらどうするつもりじゃったんじゃ……」
呆れたように顔をしかめるリリアナへ十郎が陽気な声で割り込んでくる。
「それならそれでいいんだって。俺は滅びたかったんだからな。操られていいようにされるのは癪に障る」
「私も正直なところ、あの攻撃で仕留めることができるのなら……と思っていたフシがある」
「お主ら友人同士なのじゃろう?」
友人だからこそだよ。リリアナ。
もし私が十郎の立場ならば、自らの滅びを願う。友人の私ならば彼は自分を滅ぼしてくれるだろうと考えるに違いない。
「次の一手が効果を発揮し十郎を呪縛から解放できたからいいものを。効果を示さなかった時、私にその次の手はなかったんだ」
「最善より次善というやつかの。呪縛が解けなかったらどうするつもりじゃったのか……」
「簡単なことだぜ。どちらかが滅するまで戦う」
十郎が当然だと言った風にリリアナへ向け呟く。
「呪縛が解けなかった場合、十郎の事情からこちらは負けぬにしても、大損害は免れなかっただろうな」
「お主ら……」
得体のしれない者を見るように私と十郎へ交互に目を向けた後、リリアナは「はああ」と大きなため息をついた。
「あんま気にすることじゃねえよ。エルフの姉ちゃん。うまくいったんだから万事解決だろ?」
「お主の気楽さが羨ましいわ……」
カラカラと悪びれず笑う十郎へリリアナは乾いた声で返す。
そうこうしているうちに、古代龍の治療が終わったようだな。
「にわかには信じられないな……」
古代龍の切れた腕が本当にくっついているではないか。彼は切れていた腕の様子を確かめるように手を動かしている。
くっつくだけでなく、完全に元通りに機能するというわけか。
聖属性とはこれほどのものだったのだな……。
これには私だけでなく、十郎も感嘆のため息をついている。
『感謝する。聖女よ』
「いえ、わたくしではなく神の御心です」
シャルロットは聖女の微笑みを古代龍に返し、上品に礼を行った。
『ジュウロウとやら。いくら操られていたとはいえ、我を傷つけ、我が眷属を滅ぼした罪……忘れはせぬぞ』
ギロリと十郎を睨みつけ、地の底から出るような声で古代龍。
「そういうと思ったよ……」
全く……。
やれやれと思いつつも懐かしい気持ちに口元が綻んだ。
しかし、膝が笑ってきており立っているのが辛い。
「すまないが、座らせてもらう」
一応、断りを入れてからその場にゆっくりと腰を降ろし膝を片方立てた状態で座り込む。
「おっと、尼の姉ちゃん。晴斗とそこの龍を治療してもらえないか」
私が説明すべく口を開くのに被せるように十郎が呟く。
「もちろんです。まずは晴斗さんから」
「ありがとう。このまま喋るがよいか?」
「はい。動かぬようお願いしますね」
シャルロットが私の後ろで膝立ちになり祈りを捧げ始めた。
「それでは、治療する時間の間、先ほどの戦いについて説明するぞ」
「うむ」
『うむ』
片腕を失っているが、古代龍は平気なのだろうか?
不安に思い彼へ目を向けてみると、切り口からは血が流れておらず何等かの手段で出血を止めているのだなと分かる。
腕は無くしたものの、治療を急ぐ必要はなさそうだな。
「私がいることに気が付いてから、十郎はこちらを『殺す気』で動いていなかったのだ」
『右腕を落とされたのじゃが?』
「それで分かったんだよ。十郎は私たちの気配に気が付いていた。貴君の腕を落とす前に。そうだろ? 十郎?」
「ああ、その通りだぜ」
十郎もその場で座り込み、膝に右腕を乗せた体勢で頷きを返す。
「わざわざ右腕を落としたんだよ。『首』ではなく」
「妾たちからはジュウロウと古代龍の動きは見えなかったからの。どうなのじゃ? 古代龍よ」
『……理解できた。我からはもう聞くべきことはない』
一対一で十郎と対峙していた古代龍は察したようだ。
しかし、リリアナとシャルロットはまだ理解が及んでいない。
「続きを話すぞ」
「うむ」
リリアナよ。はやる気持ちは分かるが、肩を揺らしに来るんじゃない。
現在シャルロットの治療の光に包まれている最中なのだから……。彼女の術が解けてしまっては元も子もない。
しかし、彼女は日ノ本の一流の僧に比べても遜色がないどころか、それ以上の治療の力を持っているように思える。
既に体の痛みは抜け、失った体力が回復しつつあった。
「シャルロット。私はもう大丈夫だ。古代龍を頼む」
「まだ完全には治療しきれてませんが……」
「古代龍は腕を失っているのだ。彼は彼で早急な措置が必要なのでは?」
「腕をつけるには、わたくしの力だと持ち上げることもできませんので……」
「腕をくっつけることができるのか! 素晴らしい治療能力だ!」
なんとシャルロットの治療術は切れた腕を修復するほどの威力を持つらしい。
これほどの治癒能力を持つのなら、あれだけ街の人から慕われている理由も分かる。
聖女が尊敬されていたのは、宗教的なシンボルというだけでなく偉大なる力も併せ持っていたからだったのか。
「俺が持つ。指示をくれ。姉ちゃん」
十郎が立ち上がり、ニヤリとした笑顔をシャルロットへ向ける。
「あ、あの。シャルロットとお呼びいただけませんでしょうか……」
シャルロットは恥ずかしいのか消え入りそうな声で顔を伏せた。
「えっと、シャルロッ……ああ、発音が難しいな。シャルでいいか?」
「は、はい」
名前を呼ばれただけで耳まで真っ赤になっているが、十郎に手伝ってもらって大丈夫なのか心配になってくる。
「こっちはこっちでやるから、説明を続けてくれ」
「分かった」
気だるそうに手を振る十郎へ頷きを返し、再び説明を始めることにした。
あの様子だとシャルロットは私の声など耳に入らなさそうだし、リリアナだけに向けて話すとするか。
「リリアナ。順を追って説明していくぞ」
「うむ」
「十郎はあの時、古代龍の首を落とすことができた。古代龍のさきほどの反応を見れば理解できるだろう?」
「そうじゃな。あやつはそれで察しがついた様子じゃったし」
「私はこの時点で十郎の立ち位置を想定し、動くことにしたのだ」
十郎がどうでるのか見極めるため、先手をうちリリアナへ青龍で横撃してもらった。
その時点で十郎が殺す気でくるなら、青龍を放置し私の元へ駆けてくるはずなのだ。しかし、彼は青龍を相手どり小狐丸を振るう。
この動きから彼は目的のためには動かざるを得ないことを察する。つまり、彼は戦闘行為を停止させることはできないというわけだ。
目の前の敵は滅ぼさなねばならない。だが、どう攻めるのかは彼の意思で決めることができるのだと判断した。
こうなれば、立て続けに攻め、十郎が自らに大きな隙ができる状況を演出すればよい。
きっと十郎なら、自ら大きな隙を作る好機を伺っているはずだと。
「――と。ここまではよいか?」
「うむ。ジュウロウに敵を与えておけばよい。そのために古代龍をも利用したのじゃな」
「利用とは人聞きが悪い。協力したのだよ。古代龍と」
「……まあ、そういうことにしておいてやろうかの。それで、青龍と古代龍の同時ブレスを放ったわけじゃな」
「そうだ。戦いを止められずとも、彼の意思が介在できるのならきっと彼はブレスを真っ向から受けに来ると思った」
「それでジュウロウが滅したらどうするつもりじゃったんじゃ……」
呆れたように顔をしかめるリリアナへ十郎が陽気な声で割り込んでくる。
「それならそれでいいんだって。俺は滅びたかったんだからな。操られていいようにされるのは癪に障る」
「私も正直なところ、あの攻撃で仕留めることができるのなら……と思っていたフシがある」
「お主ら友人同士なのじゃろう?」
友人だからこそだよ。リリアナ。
もし私が十郎の立場ならば、自らの滅びを願う。友人の私ならば彼は自分を滅ぼしてくれるだろうと考えるに違いない。
「次の一手が効果を発揮し十郎を呪縛から解放できたからいいものを。効果を示さなかった時、私にその次の手はなかったんだ」
「最善より次善というやつかの。呪縛が解けなかったらどうするつもりじゃったのか……」
「簡単なことだぜ。どちらかが滅するまで戦う」
十郎が当然だと言った風にリリアナへ向け呟く。
「呪縛が解けなかった場合、十郎の事情からこちらは負けぬにしても、大損害は免れなかっただろうな」
「お主ら……」
得体のしれない者を見るように私と十郎へ交互に目を向けた後、リリアナは「はああ」と大きなため息をついた。
「あんま気にすることじゃねえよ。エルフの姉ちゃん。うまくいったんだから万事解決だろ?」
「お主の気楽さが羨ましいわ……」
カラカラと悪びれず笑う十郎へリリアナは乾いた声で返す。
そうこうしているうちに、古代龍の治療が終わったようだな。
「にわかには信じられないな……」
古代龍の切れた腕が本当にくっついているではないか。彼は切れていた腕の様子を確かめるように手を動かしている。
くっつくだけでなく、完全に元通りに機能するというわけか。
聖属性とはこれほどのものだったのだな……。
これには私だけでなく、十郎も感嘆のため息をついている。
『感謝する。聖女よ』
「いえ、わたくしではなく神の御心です」
シャルロットは聖女の微笑みを古代龍に返し、上品に礼を行った。
『ジュウロウとやら。いくら操られていたとはいえ、我を傷つけ、我が眷属を滅ぼした罪……忘れはせぬぞ』
ギロリと十郎を睨みつけ、地の底から出るような声で古代龍。
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