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第47話 繋がらないピース
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彼らの姿が見えなくなっても、ジワリとにじんだ汗が全身に滲み出す。
五分くらい札を指に挟み立ち波打ち際を睨みつけるが、彼らが戻ってくることは無かった。
「術を解いていいかの?」
リリアナも私と同じように眉間に皺を寄せている。彼女の額からは玉のような汗が浮かんでいた。
これは、緊張から来る汗ではない。
新緑の巨人を維持すべく、彼女はずっと集中したままだったのだ。いつ敵が現れてもいいように。
しかし、巨人を現界させているだけで霊力を消費する。
「リリアナ。ありがとう。もう術を解いてくれ」
「うむ」
リリアナが複雑に組み合わせた両手を外すと、サラサラと砂のように緑の巨人はその姿を消す。
彼女はほううと長い息を吐き、体の力を抜く。
「霊力の消費はどれほどのものだ?」
「まだまだ大丈夫じゃ。森なら無尽蔵に行けるのじゃが」
「そういえば、リリアナは大森林だと霊力の補正がとかステータスに出ていたな」
「そうじゃ。褒めてよいぞ!」
どういう理屈でリリアナの霊力は大森林で補充されるのだろう。
通常、霊力(MP)とは、睡眠をとることで疲労と同じように回復する。
私が睡眠以外で霊力を回復させるなら……霊力の供給を受けるくらいしか手がない。
「大森林と何か因果関係があるのか?」
つい疑問を口にすると、褒めてもらいたかったのだろうリリアナの口が尖る。
「人間の言葉で言うと『地形効果』ってやつらしいぞ」
「ふむ……仕組みはまるで分らないが、疑似的に大森林を作り出せばリリアナの霊力は無尽蔵になるのか」
「それは不可能じゃろう。通常の森では妾のMPは回復しないからの。大森林の守り人たるハイエルフの特性じゃよ」
「そうか……。うまくすれば絶大な効果を発揮できると思ったが……」
そもそも、疑似的な大森林の力場を作り出せるのならリリアナが先にやっているか。
納得する私に対し、彼女はまだ何か言いたいことがあるらしく顎へ手を当てて思案顔だ。
「どうした?」
「いや、仮想敵とあの優男……それにお主の旧友、先日倒した真祖……一体何が起こっているのじゃろう」
リリアナが苦笑しながら呟く。
私も同じことを後で考察しようと思っていた。
「一体は夜魔だが……力は同格……話ぶりから全て何らかの繋がりを持っているのは確かだろうな」
「一度に四体とか、有り得ないことじゃぞ」
「確かに……ずっと倒されぬまま数十年経たとしたら有り得ない話ではないが……いや」
「いや?」
「真祖はともかくとして、人の世に大災害をもたらさないまま動き続ける方こそ異常事態だよ」
一体は夜魔だから手出ししないこともあり得るが、ミツヒデも十郎も魔将なのだぞ。
魔将とは本来、生まれ出でると人里へ襲い掛かる。
それが理性的に振舞い、何やら目標まで持っている様子だ。
人であった頃のように破壊衝動が無く、潜伏できるのだとしたら数十年知られぬまま生き残っていても不思議ではない。
これまで出会った魔将は、すぐに大災害をもたらす。それ故、すぐに討伐されてきたわけだ。
「ふむ。なるほどのお。確かに十年に一度の出現であっても、あの魔将のように暴れず人里離れた大自然の中で生活していれば気が付かれぬか」
「その通りだ」
リリアナは私の言わんとしたことをすぐに察してくれ、うんうんと頷く。
続いて彼女は次の疑問を口に出した。
「お主、仮想敵はともかく、もう一人は知っておるような素振りを見せておったな。お主と同じような装束を着ておったし」
「ミツヒデのことだな……彼の名前と顔は見たことある気がするんだ」
「スキルに陰陽術と出ておったの」
「リリアナもステータスを見たんだな」
「うむ。ゴーレムに集中しながらじゃったが、ステータスを見るくらいならの」
ミツヒデ……秀麗であるが軽薄さを覚える顔貌、そして元陰陽師……。
喉元まで出かかって出てこない。
なんだったか。彼と直接会ったわけではない。彼は過去の陰陽師で間違いないだろう。
陰陽師は国から与えられた神職。それ故、毎年年始に一同に会するのだ。もし、私が彼と同時代の陰陽師であれば、直接顔を合わせている。
「何か思いついたかの? お主の眉間に皺が寄り目を細めている姿もなかなか良いの」
「そんなことを見ていたのか。生憎、出てきそうで出てこない。そのうち思い出すかもしれない」
「そうか。一旦帰るとしようかの?」
「そうだな」
ここにいても仕方がない。私とリリアナは帰路へつくのだった。
◇◇◇
自宅に戻り、汗を流してから自室へ入る。
リリアナも今日ばかりは要らぬちょっかいをかけてこようとはせず、すぐに自分の部屋へと戻って行った。
リュートが気を利かせて置いていてくれたハーブティの入ったポットとコップを机の上に置き、中身を注ぐ。
一口飲んだだけで、彼の細やかな思いが伝わってくるようで疲労した頭脳へ柔らかな暖かさが染みわたる。
「きっと何か大きなことが起こっている……」
コップを机の上にコトリと置き、一人ごちた。
十郎とミツヒデは日ノ本出身だ。政治の中枢においてさえ、誰も知らぬこの大陸に彼らは現れた。
それにドレークの街にも交易を行いに来ている者もいる。
魔将と商人……まるで繋がりがないとは思うのだが、どうも懸念が抜けきれない。
十郎は……余り深く考える性質ではないから、目的を真っ直ぐに実行した結果、この大陸に来たと推測できる。
じゃあ、ミツヒデはどうなのか?
彼と私はこれまで出会ったことが無いため、彼の性格や素質は分からない。
しかし、過去から今に至るまで、最前線で働いていた陰陽師たる私が捕捉することがなかった魔将なのだ。
十郎以上に、ミツヒデは異質に過ぎる。
彼ならば……権謀術数を張り巡らせ日ノ本へ何かを起こそうとしていても不思議ではない。
ひょっとすると、日ノ本の官吏なんかと接触していたりするのかも……いや、余りに空想が過ぎた……。
「魔将と人が手を取り合って何か企む……なんてことはあり得ることではない」
だが、懸念が捨てきれぬのだ。
繰り返しになるが、魔将とは人の世を破壊する観念に囚われ、破壊衝動のままに行動する存在である。
少なくともこれまで私が出会った魔将はそうであった。
それに対し、ミツヒデは――。
考えが堂々巡りしてきたところで、ハーブティを飲み干しベッドに寝転がる。
「考えても仕方がない。まずは調査できるところから当たってみるか」
それに、一度に三体もの魔将クラスを相手にすることも視野に入れねばならぬ。
本日、リリアナと協力することで一つの道は見えた。私たちも力を増さねば、とてもじゃないが彼らを同時に討ち果たすことなどできはしないだろうから。
――翌朝。
リュートとリリアナへ港街ドレークへ行ってくると告げ、外出することにした。
煙々羅に乗ると、数時間でドレークに到着する。
向かう先は、ノーム族のサガラーンのところだ。
彼に日ノ本の商人について知っている限りのことを詳しく聞こうと思っている。
この前は、そういう人たちもいるのだなあと驚き軽く流していたが今回は違う。
何か一つでも分かればいいのだが……。
五分くらい札を指に挟み立ち波打ち際を睨みつけるが、彼らが戻ってくることは無かった。
「術を解いていいかの?」
リリアナも私と同じように眉間に皺を寄せている。彼女の額からは玉のような汗が浮かんでいた。
これは、緊張から来る汗ではない。
新緑の巨人を維持すべく、彼女はずっと集中したままだったのだ。いつ敵が現れてもいいように。
しかし、巨人を現界させているだけで霊力を消費する。
「リリアナ。ありがとう。もう術を解いてくれ」
「うむ」
リリアナが複雑に組み合わせた両手を外すと、サラサラと砂のように緑の巨人はその姿を消す。
彼女はほううと長い息を吐き、体の力を抜く。
「霊力の消費はどれほどのものだ?」
「まだまだ大丈夫じゃ。森なら無尽蔵に行けるのじゃが」
「そういえば、リリアナは大森林だと霊力の補正がとかステータスに出ていたな」
「そうじゃ。褒めてよいぞ!」
どういう理屈でリリアナの霊力は大森林で補充されるのだろう。
通常、霊力(MP)とは、睡眠をとることで疲労と同じように回復する。
私が睡眠以外で霊力を回復させるなら……霊力の供給を受けるくらいしか手がない。
「大森林と何か因果関係があるのか?」
つい疑問を口にすると、褒めてもらいたかったのだろうリリアナの口が尖る。
「人間の言葉で言うと『地形効果』ってやつらしいぞ」
「ふむ……仕組みはまるで分らないが、疑似的に大森林を作り出せばリリアナの霊力は無尽蔵になるのか」
「それは不可能じゃろう。通常の森では妾のMPは回復しないからの。大森林の守り人たるハイエルフの特性じゃよ」
「そうか……。うまくすれば絶大な効果を発揮できると思ったが……」
そもそも、疑似的な大森林の力場を作り出せるのならリリアナが先にやっているか。
納得する私に対し、彼女はまだ何か言いたいことがあるらしく顎へ手を当てて思案顔だ。
「どうした?」
「いや、仮想敵とあの優男……それにお主の旧友、先日倒した真祖……一体何が起こっているのじゃろう」
リリアナが苦笑しながら呟く。
私も同じことを後で考察しようと思っていた。
「一体は夜魔だが……力は同格……話ぶりから全て何らかの繋がりを持っているのは確かだろうな」
「一度に四体とか、有り得ないことじゃぞ」
「確かに……ずっと倒されぬまま数十年経たとしたら有り得ない話ではないが……いや」
「いや?」
「真祖はともかくとして、人の世に大災害をもたらさないまま動き続ける方こそ異常事態だよ」
一体は夜魔だから手出ししないこともあり得るが、ミツヒデも十郎も魔将なのだぞ。
魔将とは本来、生まれ出でると人里へ襲い掛かる。
それが理性的に振舞い、何やら目標まで持っている様子だ。
人であった頃のように破壊衝動が無く、潜伏できるのだとしたら数十年知られぬまま生き残っていても不思議ではない。
これまで出会った魔将は、すぐに大災害をもたらす。それ故、すぐに討伐されてきたわけだ。
「ふむ。なるほどのお。確かに十年に一度の出現であっても、あの魔将のように暴れず人里離れた大自然の中で生活していれば気が付かれぬか」
「その通りだ」
リリアナは私の言わんとしたことをすぐに察してくれ、うんうんと頷く。
続いて彼女は次の疑問を口に出した。
「お主、仮想敵はともかく、もう一人は知っておるような素振りを見せておったな。お主と同じような装束を着ておったし」
「ミツヒデのことだな……彼の名前と顔は見たことある気がするんだ」
「スキルに陰陽術と出ておったの」
「リリアナもステータスを見たんだな」
「うむ。ゴーレムに集中しながらじゃったが、ステータスを見るくらいならの」
ミツヒデ……秀麗であるが軽薄さを覚える顔貌、そして元陰陽師……。
喉元まで出かかって出てこない。
なんだったか。彼と直接会ったわけではない。彼は過去の陰陽師で間違いないだろう。
陰陽師は国から与えられた神職。それ故、毎年年始に一同に会するのだ。もし、私が彼と同時代の陰陽師であれば、直接顔を合わせている。
「何か思いついたかの? お主の眉間に皺が寄り目を細めている姿もなかなか良いの」
「そんなことを見ていたのか。生憎、出てきそうで出てこない。そのうち思い出すかもしれない」
「そうか。一旦帰るとしようかの?」
「そうだな」
ここにいても仕方がない。私とリリアナは帰路へつくのだった。
◇◇◇
自宅に戻り、汗を流してから自室へ入る。
リリアナも今日ばかりは要らぬちょっかいをかけてこようとはせず、すぐに自分の部屋へと戻って行った。
リュートが気を利かせて置いていてくれたハーブティの入ったポットとコップを机の上に置き、中身を注ぐ。
一口飲んだだけで、彼の細やかな思いが伝わってくるようで疲労した頭脳へ柔らかな暖かさが染みわたる。
「きっと何か大きなことが起こっている……」
コップを机の上にコトリと置き、一人ごちた。
十郎とミツヒデは日ノ本出身だ。政治の中枢においてさえ、誰も知らぬこの大陸に彼らは現れた。
それにドレークの街にも交易を行いに来ている者もいる。
魔将と商人……まるで繋がりがないとは思うのだが、どうも懸念が抜けきれない。
十郎は……余り深く考える性質ではないから、目的を真っ直ぐに実行した結果、この大陸に来たと推測できる。
じゃあ、ミツヒデはどうなのか?
彼と私はこれまで出会ったことが無いため、彼の性格や素質は分からない。
しかし、過去から今に至るまで、最前線で働いていた陰陽師たる私が捕捉することがなかった魔将なのだ。
十郎以上に、ミツヒデは異質に過ぎる。
彼ならば……権謀術数を張り巡らせ日ノ本へ何かを起こそうとしていても不思議ではない。
ひょっとすると、日ノ本の官吏なんかと接触していたりするのかも……いや、余りに空想が過ぎた……。
「魔将と人が手を取り合って何か企む……なんてことはあり得ることではない」
だが、懸念が捨てきれぬのだ。
繰り返しになるが、魔将とは人の世を破壊する観念に囚われ、破壊衝動のままに行動する存在である。
少なくともこれまで私が出会った魔将はそうであった。
それに対し、ミツヒデは――。
考えが堂々巡りしてきたところで、ハーブティを飲み干しベッドに寝転がる。
「考えても仕方がない。まずは調査できるところから当たってみるか」
それに、一度に三体もの魔将クラスを相手にすることも視野に入れねばならぬ。
本日、リリアナと協力することで一つの道は見えた。私たちも力を増さねば、とてもじゃないが彼らを同時に討ち果たすことなどできはしないだろうから。
――翌朝。
リュートとリリアナへ港街ドレークへ行ってくると告げ、外出することにした。
煙々羅に乗ると、数時間でドレークに到着する。
向かう先は、ノーム族のサガラーンのところだ。
彼に日ノ本の商人について知っている限りのことを詳しく聞こうと思っている。
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