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第37話 信仰
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すぐに騎士へ指示を出そうと踵を返したジークフリードへシャルロットが後ろから呼び止めた。
「ジークフリードさん、そこに座っていただけますか。治療します」
「む。傷のことが頭から抜け落ちておりました。かたじけない」
嘘だな……脇腹へ痛そうに手を当てていたではないか。
ジークフリードはこれ以上、シャルロットの手を煩わせたくなかったのだろう。
しかし、少なくともアバラ骨へヒビが入っているのだ。放置していい怪我ではあるまいて。自ら治療するつもりだったのかもしれないが……。
私が苦笑している間にもジークフリードはドカリと地面に腰を降ろし、胡坐をかく。
シャルロットは彼の真後ろに立ち、胸の前で自分の両手を握りしめる。
「神よ。敬虔なるかの者の傷を癒したまえ。キュア・ウーンズ」
シャルロットの聖なる願いに応じた偉大なる何かによって、ジークフリードの脇腹辺りがぼんやりとオレンジ色の光を放つ。
すぐに光は消え、ジークフリードは体の様子を確かめるように体を思いっきり伸ばした。
「お、おお。聖女様。ありがとうございます。怪我が一瞬で癒えました」
「全ては神の御心です。敬虔なるジークフリードさんだからこそ、傷が癒えたのですよ」
ジークフリードは立ち上がると、感激したように膝をつきシャルロットへ頭を下げる。
「リリアナ。敬虔なる信徒でないと傷は癒えないのだろうか?」
二人の様子を眺め、つい思っていたことが口をついて出てしまう。
偉大なる何かを信仰する二人の間だからこそ術の効果が発揮されたのだろうか?
それとも、「業に導きを」のように習慣的な挨拶みたいなものか、気になるところだ。
「さてな……妾の治療術は信徒ではなくとも癒せるが?」
「私の陰陽術も信じる神は何であろうとも癒える」
「そうか……なら、妾が怪我をしたらお主に頼もうかの」
「任せておけ」
ん、リリアナは不満そうに眉をしかめ口を尖らせているじゃあないか。
今の応答のどこに気に障るところがあったというのだ? 私には治療されたくないのか。
「ハルト。そこは『僕も怪我をしたら美しいリリアナへ頼みたい』って言うところじゃろ?」
「そんなことだったのか」
「そんなこととは何じゃ!」
ガアアアっとすごい勢いで顔を近づけてきたリリアナは、恨めしそうに私の二の腕辺りをポコポコと叩く。
「いや、私が気にしていたのは信じる神が異なることによる弊害だよ」
私の意図を察したリリアナは、すぐに怒りがなりをひそめ困ったように目を細める。
「そういうことか。確かに宗教の問題は根が深くなることか多いからの。普段は柔軟な者でも宗派の理となると途端に頑迷になりよる」
「リリアナも精霊? を信仰しているのだろう。私もよく似たものだ。偉大なる何かを信じることは同様だろう?」
「うむ。しかし、妾の信仰は妾の中だけで完結するものじゃ。他の何者にも自らの習慣を強要せんよ。大森林で火を使うこと以外はの」
「それなら、私も同様だ。なら、僕が怪我をした時は美しいリリアナへ治療を頼もうかな」
「ハルトおおおお!」
顔を真っ赤にして耳元で叫ばないで欲しい。耳が痛いじゃないか。
それはそうと、リリアナの信仰は私に似ている。
日ノ本には神や仏を崇拝する宗教が多数あるが、私の信仰は自己完結型なのだ。
神や仏は自分の心の中で信じ、八つの徳を行動規範に自己を高めていく。
人は産まれながらに困難を持つ、生きていく中でも困難に出会うことは必然で、これら避けられない困難のことを業という。
業は人にとって良くも悪くも作用し、困難に真っ向から挑み打ち克つには徳を実践することが必要なのだ。
「何か言ったらどうなのじゃ。黙ったままでいられると辛いものがあるのじゃが」
「すまない。信じる神(宗教)のことで少し考えていた」
「『カルマに導きを』ってやつじゃの」
「そうだな」
「なんじゃその顔は。微笑ましいような顔をするでない!」
「いや、つい」
「むうう」
私の顔真似をしたのか分からぬが、リリアナが「カルマに導きを」って言ったときの顔ったらもう……。
無理やり笑いを抑えたが、もう我慢が。
「こらあ! ハルト!」
「すまんすまん」
だから、耳元で叫ぶなと。
なんてやり取りをしている間に、ジークフリードはすっかり回復したようで騎士の指示へ向かったようだ。
後に残されたシャルロットが私とリリアナの様子を眺め、口元に微笑みを浮かべている。
「シャルロット。これはじゃの……」
私の目線からシャルロットに見られていることに気が付いたリリアナは、頬を指先でカリカリしながらしながら、言葉を紡ごうとした。
が、しどろもどろになっている。
「お二人は仲がよろしいのですね」
シャルロットはにこおっとこの上ない聖女の笑みをリリアナへ向けた。
まるで邪気や裏の無い彼女へさすがのリリアナも何も言えず、結果――。
「何故、私の背中を叩く」
「この気持ちをぶつけるところが無かったからじゃ」
「そうか……」
「うむ」
深く考えることはやめておこう。時間の無駄だろうから。
「ハルトさん。私の祈りは信じる神が違おうとも、効果を発揮します」
「聞こえていたんだな。いや、貴君の術をけなそうとかそのようなつもりはなかったのだ。気分を害してしまったのなら申し訳ない」
「いえ。ハルトさんは異邦人だとお聞きしてます。ですので、その疑問は尤もだと。私の祈りは魔獣であろうとも癒します」
「シャルロット。万が一の時は、私にも癒しを頼む」
「もちろんですわ」
む。何やら左手からじとーっとした視線を感じる。
きっと気のせいだ。
そのまま帰るのも気が引ける。ジークフリードと騎士たちへ声をかけに行くとするか。
「ハルト……」
歩きだそうとした私の服の裾をリリアナが引っ張る。
「どうした? リリアナ。戦友の騎士殿たちへ挨拶にと思ったのだが」
「シャルロットにはやけに素直なのじゃのお」
「そうだな。リリアナと違って、それほど長く付き合いがあるわけじゃないから」
「そ、そうなのか!]
[そうだとも」
ぱああっと表情が一変するリリアナをよそに、私はスタスタと騎士たちの元へ向かう。
歩きながらも私はリリアナが変な輩にすぐ騙されるのではないかと心配になってきた。
◇◇◇
ジークフリードは野営地の中心地に部下の騎士たちを全て集合させている。
見た所、立てないような怪我をしている者はおらず、彼らは無事先ほどの襲撃を凌ぎ切ったということを示していた。
それでも、先手必勝とばかりにMPの残量を気にせず使ったため、消耗が激しいとジークフリードは言う。
そんなわけで、ジークフリードと騎士たちはこの日ここで一夜を明かしMPが回復する翌朝にラーセンの街に残るアンデッドを掃討しに向かうとのこと。
ここまで付き合ったのだからと私はジークフリードへ掃討戦にも参加したい旨を伝えると、彼は恐縮しつつも快く応じてくれた。
リリアナとシャルロットも私と同じように、協力を申し出て結局誰一人、ここから帰る者はいなかったのだ。
翌朝になり、ラーセンの街へ入る。
デュラハンクラスの妖魔は数体いたが、これだけの猛者が集まる私たちにとって妖魔程度障害にもなりはしなかった。
結果、日が天高くあがる前にラーセンの街からアンデッドを駆逐することに成功する。
「最後まで感謝いたす。この礼は必ずや」
「全て倒すことができて何よりです」
私とジークフリードはガッチリと握手を交わし、お互いの健闘を称え合う。
「それでは、戻るとしようか。リリアナ」
「そうじゃの」
私とリリアナは、煙々羅に乗りティコの村へと向かったのだった。
「ジークフリードさん、そこに座っていただけますか。治療します」
「む。傷のことが頭から抜け落ちておりました。かたじけない」
嘘だな……脇腹へ痛そうに手を当てていたではないか。
ジークフリードはこれ以上、シャルロットの手を煩わせたくなかったのだろう。
しかし、少なくともアバラ骨へヒビが入っているのだ。放置していい怪我ではあるまいて。自ら治療するつもりだったのかもしれないが……。
私が苦笑している間にもジークフリードはドカリと地面に腰を降ろし、胡坐をかく。
シャルロットは彼の真後ろに立ち、胸の前で自分の両手を握りしめる。
「神よ。敬虔なるかの者の傷を癒したまえ。キュア・ウーンズ」
シャルロットの聖なる願いに応じた偉大なる何かによって、ジークフリードの脇腹辺りがぼんやりとオレンジ色の光を放つ。
すぐに光は消え、ジークフリードは体の様子を確かめるように体を思いっきり伸ばした。
「お、おお。聖女様。ありがとうございます。怪我が一瞬で癒えました」
「全ては神の御心です。敬虔なるジークフリードさんだからこそ、傷が癒えたのですよ」
ジークフリードは立ち上がると、感激したように膝をつきシャルロットへ頭を下げる。
「リリアナ。敬虔なる信徒でないと傷は癒えないのだろうか?」
二人の様子を眺め、つい思っていたことが口をついて出てしまう。
偉大なる何かを信仰する二人の間だからこそ術の効果が発揮されたのだろうか?
それとも、「業に導きを」のように習慣的な挨拶みたいなものか、気になるところだ。
「さてな……妾の治療術は信徒ではなくとも癒せるが?」
「私の陰陽術も信じる神は何であろうとも癒える」
「そうか……なら、妾が怪我をしたらお主に頼もうかの」
「任せておけ」
ん、リリアナは不満そうに眉をしかめ口を尖らせているじゃあないか。
今の応答のどこに気に障るところがあったというのだ? 私には治療されたくないのか。
「ハルト。そこは『僕も怪我をしたら美しいリリアナへ頼みたい』って言うところじゃろ?」
「そんなことだったのか」
「そんなこととは何じゃ!」
ガアアアっとすごい勢いで顔を近づけてきたリリアナは、恨めしそうに私の二の腕辺りをポコポコと叩く。
「いや、私が気にしていたのは信じる神が異なることによる弊害だよ」
私の意図を察したリリアナは、すぐに怒りがなりをひそめ困ったように目を細める。
「そういうことか。確かに宗教の問題は根が深くなることか多いからの。普段は柔軟な者でも宗派の理となると途端に頑迷になりよる」
「リリアナも精霊? を信仰しているのだろう。私もよく似たものだ。偉大なる何かを信じることは同様だろう?」
「うむ。しかし、妾の信仰は妾の中だけで完結するものじゃ。他の何者にも自らの習慣を強要せんよ。大森林で火を使うこと以外はの」
「それなら、私も同様だ。なら、僕が怪我をした時は美しいリリアナへ治療を頼もうかな」
「ハルトおおおお!」
顔を真っ赤にして耳元で叫ばないで欲しい。耳が痛いじゃないか。
それはそうと、リリアナの信仰は私に似ている。
日ノ本には神や仏を崇拝する宗教が多数あるが、私の信仰は自己完結型なのだ。
神や仏は自分の心の中で信じ、八つの徳を行動規範に自己を高めていく。
人は産まれながらに困難を持つ、生きていく中でも困難に出会うことは必然で、これら避けられない困難のことを業という。
業は人にとって良くも悪くも作用し、困難に真っ向から挑み打ち克つには徳を実践することが必要なのだ。
「何か言ったらどうなのじゃ。黙ったままでいられると辛いものがあるのじゃが」
「すまない。信じる神(宗教)のことで少し考えていた」
「『カルマに導きを』ってやつじゃの」
「そうだな」
「なんじゃその顔は。微笑ましいような顔をするでない!」
「いや、つい」
「むうう」
私の顔真似をしたのか分からぬが、リリアナが「カルマに導きを」って言ったときの顔ったらもう……。
無理やり笑いを抑えたが、もう我慢が。
「こらあ! ハルト!」
「すまんすまん」
だから、耳元で叫ぶなと。
なんてやり取りをしている間に、ジークフリードはすっかり回復したようで騎士の指示へ向かったようだ。
後に残されたシャルロットが私とリリアナの様子を眺め、口元に微笑みを浮かべている。
「シャルロット。これはじゃの……」
私の目線からシャルロットに見られていることに気が付いたリリアナは、頬を指先でカリカリしながらしながら、言葉を紡ごうとした。
が、しどろもどろになっている。
「お二人は仲がよろしいのですね」
シャルロットはにこおっとこの上ない聖女の笑みをリリアナへ向けた。
まるで邪気や裏の無い彼女へさすがのリリアナも何も言えず、結果――。
「何故、私の背中を叩く」
「この気持ちをぶつけるところが無かったからじゃ」
「そうか……」
「うむ」
深く考えることはやめておこう。時間の無駄だろうから。
「ハルトさん。私の祈りは信じる神が違おうとも、効果を発揮します」
「聞こえていたんだな。いや、貴君の術をけなそうとかそのようなつもりはなかったのだ。気分を害してしまったのなら申し訳ない」
「いえ。ハルトさんは異邦人だとお聞きしてます。ですので、その疑問は尤もだと。私の祈りは魔獣であろうとも癒します」
「シャルロット。万が一の時は、私にも癒しを頼む」
「もちろんですわ」
む。何やら左手からじとーっとした視線を感じる。
きっと気のせいだ。
そのまま帰るのも気が引ける。ジークフリードと騎士たちへ声をかけに行くとするか。
「ハルト……」
歩きだそうとした私の服の裾をリリアナが引っ張る。
「どうした? リリアナ。戦友の騎士殿たちへ挨拶にと思ったのだが」
「シャルロットにはやけに素直なのじゃのお」
「そうだな。リリアナと違って、それほど長く付き合いがあるわけじゃないから」
「そ、そうなのか!]
[そうだとも」
ぱああっと表情が一変するリリアナをよそに、私はスタスタと騎士たちの元へ向かう。
歩きながらも私はリリアナが変な輩にすぐ騙されるのではないかと心配になってきた。
◇◇◇
ジークフリードは野営地の中心地に部下の騎士たちを全て集合させている。
見た所、立てないような怪我をしている者はおらず、彼らは無事先ほどの襲撃を凌ぎ切ったということを示していた。
それでも、先手必勝とばかりにMPの残量を気にせず使ったため、消耗が激しいとジークフリードは言う。
そんなわけで、ジークフリードと騎士たちはこの日ここで一夜を明かしMPが回復する翌朝にラーセンの街に残るアンデッドを掃討しに向かうとのこと。
ここまで付き合ったのだからと私はジークフリードへ掃討戦にも参加したい旨を伝えると、彼は恐縮しつつも快く応じてくれた。
リリアナとシャルロットも私と同じように、協力を申し出て結局誰一人、ここから帰る者はいなかったのだ。
翌朝になり、ラーセンの街へ入る。
デュラハンクラスの妖魔は数体いたが、これだけの猛者が集まる私たちにとって妖魔程度障害にもなりはしなかった。
結果、日が天高くあがる前にラーセンの街からアンデッドを駆逐することに成功する。
「最後まで感謝いたす。この礼は必ずや」
「全て倒すことができて何よりです」
私とジークフリードはガッチリと握手を交わし、お互いの健闘を称え合う。
「それでは、戻るとしようか。リリアナ」
「そうじゃの」
私とリリアナは、煙々羅に乗りティコの村へと向かったのだった。
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