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第78話:夜道の出来事(その4)

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帰宅後、二人で夕飯を食べていたが、
お互い気まずいのか、黙ったままだった。
「・・・」
ユキヤは黙々と食事を進める。
(うう・・・やっぱり怒ってるよな)
すみれも気まずくて、お互い箸が進まない。
「・・・あのさ」とすみれが口を開く。
「な、何?」ユキヤは思わず身構える。

「変質者の被害って私だけじゃなかったんだよ・・・」
「そ、そうだったんだ・・・」
すみれのバイト先である塾付近はマンションから
少し離れたところにあるので、ユキヤはその辺の情報に
あまり詳しくない。

「だからあの辺、最近警察の巡回も多くなってたの。」
「へえ・・・って!!」
ユキヤはようやく気付いた。
先程の行動で運が悪ければあの格好で警察官に出くわす・・・
なんて可能性も十分にあったという事だ。
(・・・だからあんなに怒って、急いで服を着せようとしていたのか)

「下手したら君は捕まってたかもしれないんだよ?」
すみれが珍しく真面目な顔になり、
声のトーンも少し低く厳しい感じになる。
「・・・」
「だから、もうあんな事しないで」とすみれがユキヤを叱る。
「・・・わかった」
ユキヤも今回ばかりは素直に返事をする。

「まったく・・・君がここまで何も考えてないと思わなかったよ」
すみれが今日何度目か分からないため息を吐くが
「一応考え抜いた上だったんだけどな・・・」
「はぁ?」
ユキヤの言葉にすみれが思わず声を上げる。

「お前、暗いの怖いって言ってただろ?」
「・・・まぁ」
「だから少しでも何とかなればと思って・・・」
とユキヤが言う。
「・・確かにお前の事ばっかで自分のことは後回しだった気もするけど」
と言って気まずそうに頭を掻くユキヤを見て、すみれは赤面する。
しかしすぐに頭を振って冷静になり
「もう・・・君って人は・・・まったく・・」

と呆れたようにすみれが呟く。
「本当にバカだよ」と言ってため息を吐いた。
「・・・」
ユキヤは照れくさそうに顔をそむけた。
「・・・もう一度言うけど、もうこんな事しないでよ」
とすみれは大きな溜息とともに言った。
「・・・分かったよ」とユキヤは返すのだった。
(う・・・結局また説教されてしまった)

「そうそう、君が変態だと知っているのは私だけでいいんだから」
とすみれの顔と態度が少し緩む。
「な・・・!」
「私のためにと言ってるけど君自身はどうだったのかな~って?」
絶句するユキヤを見て機嫌を直したのか
すみれは更にからかうようにニヤニヤし始めた。

「だって、普通は思いつかないよ?コートの下裸で外歩くとか。」
と ニヤニヤしながらユキヤの顔を見る。
「・・・あほ!恥ずかしくて死にそうだったわ!!」
ユキヤは顔を赤くしてそっぽ向いた。
「でも実行したよね?」
「うっ・・・」
すみれがニヤニヤしながら言うと、ユキヤは言葉に詰まる。

(こいつ・・・いつの間にか調子を取り戻してやがる)
すっかりいつもの感じに戻ったすみれを見て
ユキヤはげんなりとするが、
「まぁでも・・・ありがと」とすみれが小声で呟く。
「・・・え?」
ユキヤは驚いてすみれの顔を見る。

「だから・・・ありがとうって言ったの!」と照れながら言う。
「お、おう・・・」
ユキヤも照れくさそうに返事をした。
「それに、君を可愛がる材料がまた増えちゃったしね」
「・・・・え?」
いつもの笑顔でそう言ったすみれにユキヤは冷や汗を流す。

「ま、まさか・・・」
「うん!私の見てる前だけならいくらでもやっていいし、
私が一緒にいるならいくらでも責任持てるし!」
とすみれが笑う。
「・・・勘弁してくれよ」
ユキヤは頭を抱えた。

「特に今日は私の頑張ってくれたし、沢山可愛がっちゃおうかなって
思ってたんだけど・・・」
すみれが耳元でユキヤに囁く。
「・・・」
(そういえばあの事件以降、夜の方もご無沙汰だったな・・・)
ユキヤは無言のままそんな事を考える。

それが彼女の方からこんな事を言い出すあたり、
これはすみれの調子が完全に戻ってきたといっていいのだろう。
「ねぇ、いいでしょ?」
すみれは少し上目遣いにユキヤの方を見る。

「・・・」
(・・・・ぐ、この目には勝てない)
「わかった・・・」

「やった!」とすみれは嬉しそうに笑った。
「でも、その前に」
「何?」
「飯食おうぜ」とユキヤが言って食事を再開した。
「・・・そうだね」とすみれは笑い、食事を再開した。
(・・・やっぱりこいつはこうじゃないとな)
とユキヤは心のどこかで安堵していた。

***

「ほら、もっと可愛く鳴いていいよ~」
「あ・・・ああん!」
すみれはベッドの上で手足を拘束したユキヤを可愛がり続けていた。
「まって・・・こんなんってぇ・・」
「あれ?やっぱり恥ずかしいのかな」
「だってぇ・・・こんなの、聞いてないし」

ユキヤの視線の先では三脚の上にカメラが
こちらを向いて回っていた。
これはすみれが用意したものだ。
曰く『あんなことしたお仕置ね』という事だった。

「へへ、あとで二人で見ようね」
とすみれは笑って言った。
「うう・・・あぁんっ!!」
ユキヤの身体が大きく震えた。
「えへへ、もうイっちゃいそう?」
すみれが笑って言った。
置かれたカメラの角度ははピンポイントで彼を捕らえ、
痴態を撮影し続けている・・・。「うう・・・」
ユキヤは赤面して顔をそらす。
(なんでこいつはこう次から次にこんな事を・・・!)

「・・・ダメ、こっち見て」とすみれが彼の顎を掴む。
「あ・・・」と彼の抵抗も虚しくすみれに顔を戻される。
「ふふっ、可愛い・・・もうこここんなになってる」
「くぅぅぅ・・・!」

カメラが回っているのを意識するとと、まるで誰かに
見られているような無いはずの視線をどうしても感じてしまう。
「ふふ、カメラ意識しちゃってる?」
とすみれがユキヤの耳元で囁く。
「ぐぅぅ・・・」
ユキヤは赤面して何も言い返せない。

「ふふ、可愛いなぁ。もっと可愛がっちゃおうっと」
すみれはユキヤにキスをすると、彼の身体に手を這わした。
「ひゃううっ・・・!」
ユキヤの身体が大きく震える。
「・・・あはっ!もうこんなになってる」
すみれの指は彼の股間をそっと撫でていた。
「あひゅっ・・・!」
「カメラに見られて興奮しちゃった?」

「うぐ・・・」
ユキヤは赤面して黙ってしまう。
確かにすみれの言う通り、彼の股間は悲しいほどに
反応してしまっている・・・。

「ふふ、誰かに見られてるみたいで恥ずかしいね」
すみれはユキヤの股間を優しく撫でる。
「うう・・・」
ユキヤは赤面して顔をそらす。

「・・・こっち見て?」とすみれが彼の顎を掴む。
「あ・・・」と彼の顔が彼女の方に向けられた。
(・・・やっぱり可愛い)とすみれは思った。
そんな彼にキスすると、彼は抵抗せず受け入れた・・・。

「カメラに撮られて興奮しちゃうなんて、変態さんだね」
すみれはそう言いながらユキヤの顎の下をそっと撫でる。
「あう・・・!」
ユキヤは赤面して何も言い返せない。
彼自身この倒錯的な空気に充てられてしまったようだった。

「ふふ、可愛い。もっと可愛がっちゃおうかな」
すみれはユキヤにキスをすると、彼の身体に手を這わした。
「ひぅっ・・・はぁぅぅっ・・・!」
ユキヤの身体が大きく震えた。

「すごい、さっきよりも大きくなってる・・・」
すみれの指は彼の股間に手を伸ばしそっと撫でる。
(うう・・・恥ずかしいよぉ)
自分がカメラに撮られて興奮してしまうなんて・・・。
彼自身も己が信じられなかった。

しかしそうは思っても、この異常な状況に自身が胸を高鳴らせてるのは
紛れもない事実であった・・・。

「ねぇ、すみれぇ・・・はずかしい・・」
とユキヤが涙目になりながら言う。
「ふふ、可愛い。もっと可愛がっちゃおうかな」
(あれ?もうよわよわになっちゃった・・・)
すみれはユキヤにキスをすると、彼の身体に手を這わした。
「うう・・・!」
ユキヤの身体が大きく震えた。

「すごい、また大きくなったよ・・・」
すみれの指は彼の股間にそっと触れる。
(うう・・・恥ずかしいよぉ)
カメラに撮られて興奮してしまうなんて・・・。
そうは思っても、この倒錯的な空気に充てられてしまったようだ。

「ふふ、Hの時は本当に素直でかわいいね君は」
すみれはユキヤにキスをすると、彼の身体に手を這わした。
「ううっ・・・!」
ユキヤの身体が大きく震えた。
「ダメダメ、そんな顔しててもこっちは正直だよ~」
(ゴメンね、ちょっと意地悪したくなっちゃった・・・)
すみれが指でカリ首の部分をツツツっとなぞった。

「うひゃうううっ・・・!」とユキヤは悲鳴を上げた。
「カメラの前でこんなに感じちゃって・・・
誰かに見られながらするのが好きなんだね」
すみれは意地悪くクスクス笑ってそう言う。
「うう・・・ち、ちがう・・おれは」
ユキヤは反論しようとするが、こんな状態では何の説得力もない。

「ふふ、そんな事言っちゃっていいのかな~」
すみれはユキヤの亀頭を優しく撫でた。
「うあっ・・・!」とユキヤが悲鳴を上げる。
「ホントに可愛いねぇ・・・君は」
すみれは意地悪な笑みを浮かべると、
彼のアナルに手を伸ばした。
「うう、ダメぇ・・・そ、そこは」
ユキヤの身体が大きく震える。

「せっかく撮影してるんだし、いっぱい気持ちよくなろうよ」
すみれはそう言うと、ユキヤのアナルを指先で優しく撫でた。
「ひゃぅぃ!」
とユキヤが悲鳴を上げた。
「ダメだよ・・・よそ見しちゃ」
すみれはカメラに撮られているのを意識させるように、
わざと彼の耳元で囁く。

「ユキちゃん、ここも弱いもんね」
すみれはもう片方の手でユキヤの乳首を強く摘まんだ。
「ふぁ・・・だからだめだってばぁ!」
ユキヤは身体をのけぞらせて切ない声を上げた。
しかしそれでもすみれの手は止まらなかった。
「ひぐ・・・」
とユキヤが苦痛の表情を浮かべる。

「じゃ、そろそろいいかな・・・」
すみれそういうと指用スキンを嵌めた指をユキヤのアナルへと
滑り込ませた・・・。
「あ、あぁ・・・」
ユキヤは情けない声を上げた。
「ふふ・・・もう準備万端だね」

すみれの指はローションで濡れており、
彼のアナルに抵抗なく入っていく。
そして彼女の指はユキヤの前立腺を的確に捉えて刺激する。
「やぁっ!そ、そんなとこ!そんなにしないでぇ!!」
とユキヤがまたも悲鳴を上げる。

「ふふ、ここ弄られるとユキちゃん大変なことになっちゃうもんね」
(カメラに撮られてるだけでこんなによわよわになってるのに・・・
こんな時前立腺まで弄られたら、ユキちゃん
一体どうなっちゃうんだろう・・・?)
すみれは好奇心でドキドキながら、ユキヤの前立腺を指先でぎゅっと押した。

「あ、ああぁぁぁぁっ!」とユキヤが殊更大きな悲鳴を上げる。

その瞬間、ユキヤのモノがそれまで以上に勢いよく大きく強く
まるで何かを求めるように立ち上がった・・・。

漫画だったら「ギンッ!」と言う擬音が入ったかもしれない。

「ユキちゃん・・・お〇ん〇ん、なんなすごいよ」
流石のすみれも驚きを隠せない。
「だって・・・きもち・・よすぎて・・・」
ユキヤは荒い息で途切れ途切れに言う。
もう彼のモノは完全に勃起しきっていた。

「ねぇ、こんなにおっきくして、ユキちゃんはどうされたいの?」
すみれは意地悪く笑ってそう尋ねる。
「あぁ・・・もっとぉ・・・きもちよく・・」
とユキヤが涙目で言う。
もう理性など欠片も残っていない様子だった・・・。

(うーんどうしようかな?このまま後ろの方を苛めてあげたいし
こっちのギンギンのお〇ん〇んかわいがってもあげたい・・・)
すみれはしばし思案する。そして
「ユキちゃんはどうしてほしいの?」と再度尋ねてみた。
「うぅ・・・いじわるぅ・・・」とまた顔を紅潮させ涙声になる。
(ふふ、やっぱり可愛いなぁ)

すみれがそう思っていると、彼のモノの先から
透明な液体がポタポタと垂れてきた・・・。
「・・・もうっ!しょうがない子だなぁ」
すみれはそう言うと、ユキヤの陰茎を口に含んだ。
「うあっ!」と彼が声を上げる。
彼はもう完全に出来上がってしまってるようだ・・・。

「はぅん・・・あんっ!ひゃうん・・・」
すみれがユキヤのモノに優しく舌を這わせると、ユキヤの口から
甘く切なげな声が漏れる。
「ふふ、ユキちゃん気持ちいい?」とすみれが尋ねる。
「う・・・うん」とユキヤが答える。

「ねぇ、すみれ・・・」
「うん、どうしたの?」
トロトロになった顔でユキヤが絞り出すようにすみれに声をかける。

「おれ・・・決められない」

つづく
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